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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

芝 ”うかい” 

『 行商は、流通の最先端?』

一昨年前の事だったか? 何十年ぶりに東京タワー展望台から東京の街の景色を楽しんだ。

帰り道すがら、近くの高級料理屋が目に入った。 其処が豆腐料理や 「芝・うかい」 であった。

車寄せを見るだけで、近寄りがたい高級料理屋という事は理解出来る。

”何時か食べに来たいね” と話しながら帰途に就いたのであるが・・・

此の度、手土産にと 「芝・うかい」 の ”くみあげとうふ” を頂いた。

豆腐や納豆が日常の食卓に上るのは当たり前の時代だが、

「とーふ~、とーふ~」 とラッパを吹きながら天秤棒を担いで売り歩く行商人の姿は、見なくなって久しい。

冷蔵・冷凍技術がなかった江戸時代、朝食の材料は行商人が毎朝運んで来てくれた。

江戸時代には、”あんかけ豆腐” と言い、塩と茶汁で炊いた飯に” あんかけ豆腐” をかけた料理もあった。

今で言うところの、一膳飯屋の移動販売であったらしい。


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        東京 芝 ”うかい” ”うかい” HP より転写


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        ”うかい” 庭園風景  ”うかい” HPより転写


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          頂いた ”くみあげとうふ”


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  笊に盛り付けられた ”くみあげとうふ” 直径18cm


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        図柄も可愛い、江戸の ”とうふ売り”

『 日本最初のレシピ本は・・・”豆腐百珍” ?』

情報過多の現在、料理に関してレシピ本は世に溢れ返っている。

白米を主食にしていたのは江戸人ぐらいのもので、地方では玄米が主食であった。

江戸に上る楽しみの一つに、白米を食べる事が目的でもあった。

江戸時代のファストフードと言えば、細く麺状に切った蕎麦であろう。

初鰹で代表されるように、「初物を食べると、75日長生きできる」 なんて事も言われ、”初物” を食す文化もできる。

技術の進歩は凄まじく、商才に長けた生産者や商売人は少しでも早くと、ハウス物の栽培に着手。

余りにもの過熱気味に「初物禁止令」まで発令された。 外食産業花盛りという江戸時代であった。

『 お茶漬け一杯、九万円也?』

食生活も急速に変化した江戸時代であるが・・・

「八尾善」 という料理屋が、お茶漬け一杯 ¥90,000 、途方も無い高級茶漬けを販売していた。

「八尾善」 は江戸の高級料亭のはしりだったのであろうか。

豆腐料理屋は数々あれど、「芝・うかい」 程の超高級とうふ料理屋は少ないであろう。

確かにスーパーの豆腐を日々食しているが、「芝うかい」の豆腐は ”超” が付く程の豆腐である。

水も大豆も ”超” 一級品であろう。 味も香りも確かに・・・絶品!!

”うかい” の ”くみあげとうふ” を楽しみながらの豆腐一考なんて、「こんなもんなの~?」


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誕生寺 ② 

『 鳥と虫とは鳴けども、涙おちず。 日蓮は泣かねども、涙ひまなし 』

国家権力 政権と腐敗堕落した仏教教団に激しく立ち向かった日蓮。

「妙法蓮華経」 を唯一の経典とし、心理と如来にひたすら帰依する日蓮。

鎌倉仏教の開祖は数多あれど、国家権力に対する仕方は、日蓮は独特な思想の持主であった。

鎌倉時代の日本を、仏国土とする理想に燃えた 孤高の宗教者であった。


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             「大田稲荷堂」 向拝に架かる彫刻

武志伊八郎信美(三代伊八)の作で、波間に複雑に身をくねらせる龍の姿が勇壮。

裏側には、大小の魚が波間に泳ぐ姿は、飛び跳ねそうに思われるほどだ。

漁業が盛んであった安房小湊の、漁村の土地柄を表すように、伊八が精魂込めて彫り上げたもの。


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鯛塚 (妙浦鯛のお墓)  毎月六日に鯛の精霊供養が行われる

日蓮聖人誕生の時刻に、生家前に広がる浦では、大きな山が崩れるかと思われるほどの轟音と共に、

金色に輝く五尺余りもある雌雄二匹の鯛が海中から飛び跳ねた。

その後も、お七夜の日まで毎日続けとやって来て、聖人の誕生を祝ったと言われる。

妙の浦の鯛は聖人の化身とか、使者であると言われ、古くより手厚く保護されてきた。


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          「日蓮大聖人ご幼像」 京仏師・瑞岑作

善日磨と称していた12歳の折、修行出家の為、清澄山に登られた時のお姿。


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「誕生寺」 の絵馬は・・・鯛の浦だけあって、”絵鯛” なんだよね~

何処の神社仏閣を尋ねても、いつも思うのは、”絵馬” で願いが叶えばね~、苦労はしない!!と。

家内安全 商売繁盛 学業成就 病気平癒 志望校合格 結婚できますように・・・等々

”絵馬” が ¥300なのか?¥500なのか? 知らないが、こんなもんで願いを叶えて欲しいと?

神も仏も、「こんな金額ではね~虫が良すぎるのではないかね~」 と、苦笑しているかもよ。


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        誕生寺山門より徒歩2分、「鯛の浦」 遊覧船乗り場へ

派手な看板に迎えられ、観光船乗り場乗り場へと行ってみるが・・・

強風のなか天候不順で観光客もいなく、観光船も客待ち顔であった。


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  二隻いる観光船はグラスボートなので、泳ぎ回る鯛の姿が楽しめると言うが・・・

『 高額な ”戒名料” が、寺の収入源なのか?』

人が亡くなった場合、一般的には ”戒名” なるものを頂く?・・・いやいや金銭で買うことが多い。

”戒名” とは、現に生きている人間が、出家または在家として得度を享けた時に頂く法名である。

昨日までの俗人との決別をし、仏法上の名前として頂くものである。

釈迦も日蓮も、死後の人間に法名(戒名)を付けたなんて、聞いたことがない。

ましてや、生きている人間が弟子になっても、戒名代なんと言う銭金を受け取ったという事実も無い。

現在、死後の葬儀において、寺院より ”戒名” を受ける習慣が一般的だが、

此れは、寺と僧侶の収入源に他ならないからである。

釈迦の教えは仏教哲学の筈と思われるが、経済活動と成り果ててしまった事に、疑問を抱くのは・・・私だけ?

”日蓮”・・・そのアク強き強烈なエネルギーはファンが少ない原因であるが、また一方では、

”涙ひまなし” と言わしめるだけあって、感受性の豊かさと優しさに共感を覚える信者も数多い。

そんな事ばかり考えながら、境内を散策するって、「こんなもんなの~?」


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誕生寺 ① 

『 まず臨終の事を習うて、のちに他事を習うべし 』

”法華経” 信奉者:日蓮聖人の名文句である。

悲しい哉 生者必滅の掟、痛ましい哉 会者定離の理。 

往生極楽の勝用は法華経の功力、即身成仏は六根懺悔なのか?ね~。

日蓮聖人には、有名な 「立正安国論」 がある。

旅客と主人という二人の人物が登場、動作や心理を織り込んだ文学的な構成作品だ。

そんな日蓮聖人の誕生地。 一度は訪ねてみたいと思っていた 「誕生寺」 だったが・・・ 


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        「総門」 を潜れば、「仁王門」 が・・・


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          石灯籠が並ぶ参道を・・・右は常夜灯か?


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        「仁王門」 を潜り裏からの眺め


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        ただ今、平成の大修理中、「祖師堂」 堂内は拝観可能


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        道を隔てた奥まった処に 「本堂」 が


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        「小湊修行林」 (布教殿堂) 僧侶の行院なのか?

一時間半の電車の旅は、車窓からの眺めを楽しみながらの旅でしたが・・・

寒風の中、海岸沿いに20分は少々辛いものでした。

タクシーもいたのですが、景色を見ながらと思い徒歩で。 うら寂しい短い参道の先に 「誕生寺」 が見えた時には、

えぇ。此処が 「誕生寺」 と思わず。 だって、本当に寂れた商店街を思う出すような寂しさでした。

身延山の本山 「久遠寺」 とは違い、日蓮聖人誕生地だからこんなもんなのでしょうがね。

真っ白な石灯篭の参道を進み平成の修理中の建物が本堂か?と思ったが、「祖師堂」だった。

「本堂」は、その奥にあり、「修行林」 と 「客殿」 が並び建てられている。

現、日本仏教宗派は八宗があるが、開祖の個人名をもって宗派としているのは、「日蓮宗」 だけだ。

開祖・日蓮の個性が如何にバイタリテーに富んでいたかを思わせる宗派である。アク強き性格だったのである。

鎌倉仏教・開祖は八人と言うが、日蓮聖人だけは、国家権力に対する対応の仕方は格別で、

世の中の平安と幸福は、国家権力による強力な方策が必要と説いた。

日本をそのまま仏国土と化す建設の理想に燃えた聖であった。

とは言え、後光厳天皇から” 大菩薩” の称号を貰い,武田信玄からは、土地の寄進を何度も受け、

徳川秀忠からは、身延山久遠寺の本山権・判物を喜び、後に東山天皇からは紫衣を喜び貰い、

徳川綱吉からは、十万石の禄を寄進され、二つ返事で受け取った。

なんやかんや言っても、権力には人は弱いと言う事なのか?

そんな事を思い浮かべながら 「誕生寺」 参詣なんて、「こんなもんなの~?」

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安房小湊へ 

『 そうだ ”誕生寺” 行こう・・・と思いたったが 』

少々風はあるものの、天気も良く閑を弄んでいるので、急遽 「そうだ 誕生寺に行こう」 と思い立った。

特急「わかしお3号」に乗れば、途中一回の乗り換えはあるものの一時間半の電車の旅だ。 

車だと二時間半は掛かかり、運転していれば景色も楽しめないが、

ゆったりしたシートで寛ぎ、広々とした車窓からは田園風景を眺めながらの楽しい小旅行である。


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        JR特急”わかしお3号” 異常に広い窓と足元に驚き


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        あまりにも寂しい安房小湊駅。 気持ちは早くも誕生寺へ


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           徒歩20分 誕生寺に着いたものの・・・


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         小湊温泉一階に足湯。 疲れた足でも癒そうかね~


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          一時間を弄ぶ間に・・・ポスターでも見ましょうか

人影も疎らな小湊駅に降り立つと、早速観光案内図を見るのだが、此の地の観光といえば・・・

「誕生寺」 と 「鯛の浦」 しか見当たらないが、帰りの予定を午後四時と思っていたが、果たして時間がつぶせるか?

誕生寺までは徒歩15分程と観光案内図にあるが、15分とは思えないのでタクシーししようか?と。

広々とした駅前には人影も無く、タクシーは二台ほど客待ちだが運転手は暇なのか居眠り状態。

折角来たのだから、小湊漁港風景でも眺めながら歩く事としたが、余りの強風に歩が進まない。

なんとか20分ばかりで誕生寺にとう~ちゃこ!! えっ、此処が誕生寺?と思う程寂しい門前通り。

左右に店並みがあるが、どうみても門前通りとは思えないが、「小湊温泉」なる立派な建物が。

観光写真に舞祝の法被が壁に懸かってはいるものの、「どうぞ、足湯を楽しんで」と言われてもね~。

取り敢えず誕生寺を拝観しましょうと・・・ここから先は、次回のブログにUPしますが、期待しないでね?

一応拝観した後、鯛の浦へ足を延ばし、昼の食事を摂り、帰路へ着いたのであるが・・・

調べてみれば駅まで15分しか余裕が無い。 タクシーに乗ろうと思ったが、タクシーは運休と張り紙が。

仕方なく強風の中、急ぎ足で駅へと。 焦る気のお蔭で、狭窄症の痛みも忘れていた次第。

駅に着き乗車券を買っていると、電車がホームに。 駅員さんが「あぁ~あ、来ちゃった」と。

乗り遅れたのはいいが、次の電車は一時間待ち。 コンビニでサンドイッチと飲み物を買い駅待合で腹ごしらえ。

ホームの待合で、ポスターでも眺めながら電車を待つ事としたが、なんとも寂しい小旅行と相成った。

知らない先への旅の楽しみ? いやいや寂しい寂しい旅の想い出って、「こんなもんなの~?」

※ 次回は、「誕生寺」 を・・・



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亥の子餅 

『 源氏の君 若紫に託す 亥の子餅 』

長女が、「もう直ぐ ”亥の子祝い” の日になるよね。何時までも元気でいてね」 とプレゼント。

”亥の子餅” は、陰暦10月の亥の日に新穀で作る餅で、この餅を食べると無病息災でいられるという。

中国の俗信が我が国に入った餅もので、平安時代以来イノシシの多産にあやかって朝廷などで産育祈願に用いた。

近年、茶道の炉開きにも用いられる伝統のお菓子で、鶴屋吉信製の ”亥の子餅” は、🐗に似せてゴマを用いている。

漉し餡を求肥で包んだもので、🐗よろしく黒ゴマを混ぜた餅で、上品な味と姿に思わずにっこり。


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            京菓子匠 「鶴屋吉信」 製、”亥の子餅”

「源氏物語」 ”葵” の帖に・・・

雀の子を逃がして駄々をこねた美少女 ”若紫” もすっかり成人し、若き日の ”藤壺” そっくりに成長。

源氏の君は、何時の間にか姫君の横に滑り込み、一日中二人で御帳台の中に籠りっきり出てこない。

源氏は、紫上と新枕をしたのである。 この時に、惟光が、”三日夜の餅” を持ってきた。

ある話によれば、光源氏と紫上の新婚二夜に ”亥の子餅” を食べたと言うが・・・

果たして、”三日夜の餅” が ”亥の子餅” だったのでしょうか?ね。

源氏の君は、紫上との間に、多産を望んだのでしょうか? ”亥の子餅” を食べたなんてね。

新婚三日間に ”三日夜の餅” を・・・無病息災を祈るのは良いけれど、

育産祈願となれば、この歳の私とは無関係なんだが、娘は何時までも若々しくと願っているのであろう。

”亥の子餅” に舌鼓しながら、源氏と紫上に想いを馳せるって、「こんなもんなの~?」


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