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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

横浜からクッキーが 

『 鬼燈に 託す心は 父母の供華 』

鎌倉の聖人(?)から、毎年お盆と暮に心遣いの品が届く。

私の健康を気遣って、糖質の少ないチョコレートやクッキー、そして偶に和菓子などが。

お中元とお歳暮を頂いた折には、ハガキで礼状を出すのだが・・・

度重なると、礼状のカット写真と俳句と文面に一苦労する事がある。

とは言え、此の度はどんな写真にお礼の俳句を付けようかと、思案するのも楽しいものである。

お中元を頂いた方々には、今年は上 の一句に、鬼燈のカット写真を添えて恐縮の思いを届けさせていただいた。


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        ベルギー王室の特別なおもてなし WITTAMER のクッキー



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      ガトー・アンプール(皇帝)を紅茶で楽しむ

”ガトー・オ・ノワ” ”ノーブル ショコラ” ”フィユタージ・アマンド” ”フィユタージュ・ノワゼット”

四種類の焼き菓子が、スマートはボックスに収まっていた。

タルトレットに、キャラメリゼしたアーモンドとカシューナッツも香ばしく、

カカオ生地にチョコチップとミルクの絶妙な組み合わせ、

サクサクに焼き上げ、バターとアーモンドが軽い歯ごたえを楽しませ、

焦がしバターとヘーゼルナッツがカソナードでコクと風味が味わえる。

和菓子には和菓子の楽しみ方が、西洋菓子には又べつの楽しみ方がある。

ベルギーの首都ブリュッセルで1910年の創業し、

ベルギー王室の特別なおもてなしにも採用さる程、有名で愛されている焼き菓子と言われる。

PCの前で、紅茶で喉を潤し、ヴィタメールの焼き菓子を楽しむなんて少々贅沢過ぎるかもね。

心を込めて贈る品々、有難く頂く品々、贈り物は普段は口にできない物(高級過ぎて)が殆どだが、

感謝の気持ちを伝える贈り物って、「こんなもんなの~?」



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category: 雑感

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デザートは、”メロン” 

『 過ぎたるは、なお及ばざるが如し 』

八か月にわたって、甘口ワインを楽しんで来たものの・・・

甘口ワインがとっつき易く美味しいと思ったけれど、”甘ったるい” と思うようになった。

何事も、”過ぎない” 事が大切なんだよね~!!

ポリフェノールが体に良いとは言われるが、タンニン(?)の渋さと濃厚さには未だに馴れない。

肉料理でも魚料理でも、そしてサラダにも飲み易いワインは、白のやや甘辛口ワインなのか?

赤ワインに氷一欠片入れてみたが、此れがまた乙な味だった。 「そんなバカな~!」 とのお叱りが?

好きなワインを、好きなように飲んで、何が悪い? と言いたいけれど、やはり邪道なんだろうね。


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   キング・サーモン には、ロゼ・ワインがよく合う



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        O氏から頂いた、”特秀 5L” タカミメロンのお味は・・・

『 ”デカメロン” じゃ~ないよ、”でかいメロン” だよ~ 』

ボッカチョの作品で有名な 「デカメロン」 は・・・

七人の貴婦人と三人の紳士が、十日間に亘り百話を夜な夜な繰り広げる艶話で、

騙し、騙される修道女・修道士が主人公、心の奥底に潜む欲望や嫉妬の物語。

虚々実々の人間模様を展開する興味ある名作であるが・・・今回の主人公は、「でかメロン」 なのである。

5L玉の特秀という飛び切り美味しい 「でかいメロン」 の事である。

 コラソン デ メロン、デ メロン ・・・ の歌い出しで有名な、森山佳加代子・高橋真梨子 の歌が昔流行った。

”露に濡れた 青いメロン”  ”とっても美味しい 可愛いメロン” ・・・とセリフが続く。

二つ頂いた 5L玉のメロン、 一つはお仏壇に、も一つは冷蔵庫に、

程よく冷え爽やかな黄緑色の果肉が、むしむしとしたこの季節に一服の清涼感を与えてくれる。

「 メロンの想い出 」

夏の暑い日を迎えるこの時期になると・・・

井戸水で冷やした、ラムネや瓜やスイカが子供たちの昼のお八つだった。

戦後は食べたいものに、卵や肉そしてバナナも盆と正月ぐらいしか食べさせてもらえなかった。

メロンなんて、お目にかかる事もない食糧難の時代だったが、

静岡のマスクメロンを手土産に持って来てくれた人がいて、食べられる喜びで一杯だった事もあった。

あの食糧難の時代を思い起こせば、現在の贅沢には考えさせられる事が多すぎる。

物の無い時代を経験しないから、物の有る幸せに感謝する気持ちも起こらない。

頂いたメロンを楽しみながらの想い出って、「こんなもんなの~?」
 


category: 雑感

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”雅” と ”粋” 

『 火事と喧嘩は、江戸の華 』

江戸の時代を知るには、「江戸博物館」 がいい。

屋根の上であの重い纏いを振る勇ましさ、

農家では、農薬の無い時代の農作物への肥料とは、

街中では、人力車で行き交う人々の生活風景、 などなど色々と懐かしいものが展示されている。

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      これ振り回すの~? 重すぎるぅ~

「江戸博物館」 の中には、”大名籠” ”人力車” ”纏” ”おわい担ぎ” などがあり、

”おわい桶” 担ぎの重さに驚いている女性がいた。


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   う~ん重い!!   (許可を頂いてUPしています)

『 上方の ”雅” に、江戸の ”粋” 』

京都と江戸では、”雅” も ”粋” にも大きな違いがある。

”おじゃる言葉” ”女房言葉” と言われる平安時代の名残言葉が残る京都。

鎌倉時代以後の、”侍の精神” を血に引く江戸の庶民言葉であるが・・・

”粋だね~” とはしばしば口にするが、では ”粋” は上方と江戸では少々意味合いが違うようだ。

歌舞伎一つとっても、上方歌舞伎では、伊左衛門で代表するように、柔和で軟弱な女々しい男(にやけ)。

そこへいくと江戸歌舞伎では、助六のような喧嘩っ早く悪態を突き強気な性格(勇み肌)が持て囃される。

最近しばしばTVで浴衣姿の女性を見かけるが、着こなしが ”粋だね~” とは決して思わない。

”粋だね~” と感じるのは一体どんな時なのであろうか?

江戸庶民は、あろう事か ”喧嘩” と ”火事” が大好きだった。

江戸の火消し若集が、屋の上で纏いを振り、威勢よく掛け声をかける心意気に人々は、”粋” を感じた。

「 隠しつつ、一部を見せる ”粋” の精神 」

芸妓の正装は黒紋付であり、帯も上品で襟元の半襟も白である。

赤い帯揚げと袖口から覗く赤い色に、長襦袢からチラリと見える赤色に・・・隠すことに ”粋” がある。

木綿の着物に裏地は正絹、緋縮緬の襦袢を着、何気ない仕草に緋色がチラリ、妖艶な ”粋” である。

江戸の女性は髪を結う時、わざわざ ”おくれ毛” を残す。

風にチラリ ”赤いケダシ” に、 揺れる ”おくれ毛”、此れを ”粋” と言わずに何と言う。

先日、ホテル・コンセルジュを目指している孫娘が、浴衣を買った。

初めての浴衣、粋に着て欲しいと思うが、果たしてどうなる事やら?

ふと、そんな事を思う爺心って、「こんなもんなの~?」





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五軒目のスーパー 

『 何事も、近いがイイ? 』

年寄りにとって、駅・銀行・郵便局・病院 等々、全てが徒歩圏内にあると言う事は日々の生活の必須条件だ。

「遠くの身内より、近くの他人」 なんて言葉があるが・・・近くに良いスーパーがあると言う事は・・・

年寄りには、日々のお買い物に便利な大変重要な事である。

我が家から徒歩10分内に、五軒目のスーパーが出来た。

”ららぽ・ロピア” ”ビビット・スーパーバリュー” ”O K” ”アコレ” そして、五軒目が ”せんどば” が。

毎日必要な生鮮食品である、近くに色々なスーパーがあれば有難い。

最近できた業者向けスーパー ”せんどば” は、野菜より鮮魚に魅力を感じる。

真鯛・ヒラメ・マグロ・ウニをはじめ、魚介類すべて鮮度が良く価格は安い。

二種類の ”湯葉” が並んでいるが、此の ”湯葉” は他に類を見ない程美味しい!!

「日光東照宮御用達・日光ゆば」 で少々おぼろ諷。 充分4~5人前の量がある。

”真あじ” の干物は、他の何処のスーパーより味は一段の二段も上であろうか。


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          業者向けの格安スーパー ”せんどば” でお買い物



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    明石のタコ? 船橋のアサリで酒蒸しを・・・

”たこ刺” に ”アサリの酒蒸し” そして ”イカの煮付け” とくれば、ワインは ”周五郎のヴァン” が?

タコは明石と言われるが、瀬戸内海物であれば間違いなく美味しい。但し湯がき方はコツが要る。

アサリは熊本・玉名で五分通しの大きな物がいいが、最近は小さな哀れなアサリばかり。

「肴は、炙ったイカでいい~」 なんて歌もあるが、煮付けでも結構・結構。

『 目出度いのは、鯛の ”三つ道具”』

「日に三箱散る 山吹は江戸の華」 なんて戯言があるが・・・

江戸では千両箱が散る処が三つある。吉原・歌舞伎・魚河岸の三つ道具と言うが、

三つ道具と言えば、「結構なお宝は、鯛の三つ道具」 で、

鯛の頭の骨の中に、鍬・鋤・鎌の形に似た骨があり、あら煮や潮煮で酒を楽しむと言う。

田植えも終わり農閑期となれば、農家では三つ道具を持つ鯛を大切にし、神棚に備え豊穣を祈る。

鯛に纏わる戯言は色々あるが・・・

「目出度いのは、隠居達者な三つ道具」 と、眼・歯・マラは元気がイイと言うが、

「目も耳も歯も良けれども、ただ残念なのは・・・」 肝心なも一つが欠けていると悔しがる。

今回はスーパー ”せんどば” で、生きのいい鯛は買わなかったが、極上の鯛を売っている。

刺身に良し、焼きに良し、煮付けてもまた良しの天然鯛だが、今夜のオカズは揃っていたので。

大好きな鯛の事を想いながら、思う事って、「こんなもんなの~?」




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”らら” と ”ルイ”  

『 ”トム” と ”ジェリー”、仲良く喧嘩しな~ 』

な~んて言う、ディズニー・アニメで有名な歌があるが・・・

我が家のペット、”らら” と ”ルイ” も、大変仲良しで二匹が遊ぶ姿は見ていて飽きない。

”らら” の方が一方的にジャレたいので、”ルイ” に手出しをするが、

其のうち、”ルイ” は煩いので、”らら” の鼻頭に噛みつこうとする。

負けるのは、いつも ”らら” の方である。


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       ”らら” (チワワ)        ”ルイ”( フェレット)


『 仲良きことは、美しきかな 』

武者小路氏の色紙でよく見る名言であるが・・・

”仲良き事” が、この世から失われ始めている事に危惧するのは、私だけなのか?ね~。

『 貞女、二夫にまみえず 』

な~んて、儒教の教えもあるが・・・

一夫一婦制・一夫多妻制・一妻多夫制、と世の中様々だが、いずれにしても ”仲良き事” が大切。

動物の世界でも、一度ツガイになれば一生を共にすると言われるが、

オスが巣を守っている間に、メスが他のオスと交尾をし、オスは其れに気が付かず子を育てると言う。

人間の世界では、動物の世界より頻繁にこんな事が起きるのは珍しくもなくもない。

婚姻生活中に、不純交際をするのは男性とばかりではないのですね~。

男性諸氏よ!! 夢ゞ安心は禁物だよ。 子供は、本当に貴方の子ですか? 大丈夫ですかね~?

幸い?に、”らら” も ”ルイ” も、避妊手術をしているので其の心配はないのだがね。

仲良き二匹を見ながら、ふとそんな事を考える事って、「こんなもんなの~?」



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冷やして 

『 お江戸を立って二十里上方・・・』

相州小田原一色町 欄干橋虎屋藤右衛門・・・』 と口上は続く。

外郎は、元々中国から伝来の薬であったが、二代目・市川團十郎が歌舞伎十八番 「外郎売」 の名セリフで有名。

咳と痰との持病で悩んでいた團十郎は、外郎を服用したところ、其の薬効から再び舞台で活躍できたと言う逸話が。

團十郎は薬屋を尋ね、歌舞伎に 「外郎売」 という芝居をしたいと申し出、懇願の末上演にまで漕ぎつけたと言う。


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   山口県・銘菓 「外郎」 、”おいでませ” とは・・・

「おいでませ」 とは、山口県で、「よくいらっしゃいました」 という方言である。

一期一会を大切にし、お客をもてなす気持ちを丁寧に暖かく表現した言葉と言う。


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          「冷やして、お召し上がりください」 一言添えて・・・

外郎 ”おいでませ” と、外郎 ”抹茶と白隠元豆” の詰め合わせを頂いた。

”ういろう(外郎)” は、米粉などに砂糖を混ぜた蒸し菓子であるが、

山口県の ”ういろう(外郎)” は、わらび粉を用い、枯淡の味に拘った逸品。

漉し餡と抹茶を練り込み、滑らかな舌触りは薄茶にも良し、冷やした緑茶にもよく合う絶品。

”外郎” ・・・團十郎の口上で 「相州小田原」 とあるので、小田原が本場でしょうが・・・

有名な名古屋の ”外郎” は口当たりがボソボソしていてイマイチに感じるが、

山口の ”外郎” は原料が 「わらび粉」 なので、口当たりも柔らかく舌触りも好きである。

それはさておき、「冷やして、お召し上がりください」 との心遣いが嬉しい、夏の贈り物。

”外郎” は薬だった事を、歌舞伎の 「外郎売」 で初めて知った。

銘菓の謂れを知る楽しみって、「こんなもんなの~?」



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”道” が好きな日本人 

『 この価格差、どう思いますか? 』

妻がネットで香水を注文した。 LANVIN のシンボル的名品 「アルベージュ」 を。

エレガントで洗練された、現在的な女性の香りを表現した香水と言われる。

メイド・イン・スランス 100mL (プラケースに印刷) は良いのだが、一つ気になる事がある。

正規品は ¥12,060 だが、並行輸入品なので ¥3,170 とは少々可笑しいと思いませんか?

価格は安いほど歓迎するが・・・粗悪品でなければイイがね~?と。


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     LANVIN エクラドゥアルベージュ

『 戒香・聞香・施香は、仏道修行の三香 』

”香” が日本に伝来した時期は平安時代より古い。

当時は香木が齎され、其の良き香は、死臭を消すために用いられた。

その後、自己を認識する仏道修行時に香を焚くようになった。

真実の生き方を歩んでいる人が焚く香を、「戒香」 と言い。

香を嗅ぎ、実相を見極める事を、「聞香」 と言う。

戒香と聞香の中、尊敬する人(佛)に捧げる香を、「施香」 と言う。

平安時代に貴族たちが楽しんだものに、「聞香」 なるものがあり、

焚かれる香の薫りを聞き、香木の名前を当てる優雅な遊びだが・・・

元々の 「聞香」 とは、鼻根の重罪を清浄にする為と、天台大師・智顗が六根清浄の為の行法であった。

『 何事につけても、”道” が好きな日本人 』

仏道をはじめとして、武士道・弓道・柔道・華道・茶道・書道・香道など、”道” と言う字が付くものは多い。

そもそも、”道” という字は、首を掛けて(首) 進む(之)と言う事であり、

趣味娯楽で遊ぶという意味ではナイ。

佛”道” は、心の深淵である 「マナ識・アーラヤ識」 の自己を発見する為の修行で命がけの ”行” だ。

現在みられる、〇〇”道” は、”行” ではなくして ”遊び” にとしか思えないが・・・

日本人は、本当に何事につけても、”道” という字を付けたがるものですね~。

正規品か? 並行輸入品なのか? は別として、香水は心を擽り楽しまさせてくれる。

香水を嗅ぎながら、「聞香」 の事を想い出すって、「こんなもんなの~?」


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想いを馳せて 

『 ”周五郎のヴァン” に想いを馳せる 』

イージ-リスニングジャズを聴きながら、”周五郎のヴァン” を楽しむ一時、

”周五郎のヴァン” をこよなく愛したと言う山本周五郎っていう作家を想像する楽しみ。

多くの有名な作品を残した作家の、何冊かは読んだのだが・・・

「没後50年 周五郎展」 に自筆の原稿が展示されたようだ。 借用してアップさせて頂いた。

小岩井農場の ”レーズンバター” との相性がバツグン!! とは言え、少々濃厚すぎかな?


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          原稿用紙は、「没後50年 山本周五郎展」より拝借         

『 赤ワインは男性 白ワインは女性 ?』

ワインで有名な喩えに、「ボルドーは女性 ブルゴーニュは男性」 と言うが、

ポリフェノールとタンニンの味と香りがガッツリとした濃厚な味の赤ワインは、男性的に思え、

サッパッリとした飲み口のやや甘口で口当たりの優しい白ワインは、女性的に思える。

どちらが、どうと言う事はないのだが、私の勝手な解釈なのである。

「周五郎のヴァン」 は、私にはタンニンとポリフェノールが強すぎて、やや甘口・白ワインとブレンドしてみた。

此れが実に私の好みの一杯となった。

物の本によれば、その昔、赤ワインは未だ改良される前で、味がイマイチだったと言う。

そこで、甘口・白ワインでブレンドしたところ、味も香りも最高の飲み物となったと言う。

”ブレンド”・・・ワインでは邪道なのかも知れないが、私は赤・白ワインをブレンドして飲むことがある。

理屈抜きで、好きなワインと好みの料理とで楽しめば、其れはそれでケッコウではないのか?

「周五郎のヴァン」 が、も少しタンニンとポリフェノールが軽ければ、更に更に私好みなのだが・・・

そんな事を想いながらワインを楽しむって、「こんなもんなの~?」



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”父の日” に・・・ 

『 遅らばせながらのUP。 ”父の日” のプレゼント 』

今月 18日の夕方、ピンポ~ンと玄関のチャイムが鳴った。

今頃、何が届いたのか? ネットでも注文はしていないのに? 真四角で長細い段ボールの箱が。

開けてみれば娘・三姉妹より手紙が添えられていた。”父の日オメデトウ” と。そして ”これからも宜しく!!” とね。

ワインを嗜み始めて半年が経ち、どのワインが一番の恋人に相応しいかと色々飲んでみたが・・・

甘口・白ワインも好みの彼女はいるが、何と言っても理想の彼女は 「周五郎のヴァン」 が一番である。

コクのある甘口・赤ワインだが、甘口と言うのが何と言っても気に入っている。

早速頂く事とした。 明治製菓のカカオ95%、極辛口チョコとの相性が実に良い。

講釈を垂れるワイン通もいるでしょうが、わたしは ”好きなものを飲めばイイ” と言う主義である。

さて此のワインは、果たしてレーズン&バターとの相性はどんなものかな? 気になるところだ。


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三姉妹からのプレゼント。 三本の 「周五郎のヴァン」

『 比翼の鳥? それとも連理の枝だったのか? 』

”父の日” に貰ったワインを楽しみながら、ふと夫婦で来し方を振り返った。

若くして結婚し、金婚式もとっくに過ぎた今となっては、昔の事を後悔しても始まらないのだがね。

雌雄二羽胴体の鳥で、常に一体で飛んでいると言われる比翼の鳥。

二本の木の枝が繋がり茂っていると言う連理の枝。

玄宗皇帝が楊貴妃に誓った、”何時までも一緒に・・・” と贈った愛の言葉。

私もこの歳になるまで、何とか無事に人生を乗り越えて来たようにも思えるが・・・ 夫婦一心同体で?

其処で想い出したのは、芭蕉の滑稽な此の一句。

「地にあらば 石臼などと 誓ひてし」

「天にあらば 願わくは 比翼の鳥となり 地にあらば 願わくは 連理の枝とならん」。 玄宗の言葉の借用である。

面白いのは、「石臼などと・・・」 と色っぽく表現した芭蕉の粋さ?

石臼は上下の石一組で役に立つもの。

真ん中に穴があり、其処に心棒を通して石を回転させる。

穴と棒がなければ役には立たない石臼なのである。

何となく永遠の愛を誓い堅く結ばれた夫婦を連想させるではないか。

俳人:芭蕉でも、白居易の長恨歌に学んだ(真似した)と言う事であろう。

紆余曲折があったにせよ、今日まで何とか夫婦で過ごせた事は幸せな事には違いない。

甘くて濃厚な 「周五郎のヴァン」 と、この上ない苦い 「カカオ95%」 のチョコレートを楽しみながら、

愚亭を支える妻と、親思いの娘たちにも、感謝する一時って、「こんなもんなの~?」



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”雅” と ”婆紗羅” 

『 櫻の唐の綺の御直衣 葡萄染の下襲 裾いと長く引きて・・・』 (源氏物語)

さすが色男・光源氏だね~。 普段着の直衣を、桜色に染めてのお洒落!!

”桜の色に”・・・と女性が憧れるのも無理はない。

平安時代の女性は、春爛漫・桜の花の風情を衣装に染めて、お洒落を楽しみたいと。

櫻の襲は表が白で、下には蘇芳や紅花の染で、透き通るような美しさにご満悦だった。

季節の移ろいを敏感に受け止め、淡く美しい襲の衣を着ることに喜びを感じていた。

時代とともに襲の衣も複雑になり、女性の衣装は十二単へと複雑発展を見る。

十二単は、”風流の美” の極致なのであった。

やがて十二単は女性の嗜みとなり、その美しさに男性は心惹かれた事に違いない。


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          季節の風雅を、十二単に


『 花魁衣装の原型は、”丹前” 』

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         花魁の衣装は、 ”婆紗羅” の極致

蝶が羽を開いたような横兵庫の髪型、何本もの鼈甲の簪に笄や櫛を指した、華々しい遊女の姿、

男性諸氏憧れの吉原遊女の美しさである。

花魁道中を許された一握りの高位の遊女、”おらがの姉女郎” とか ”おらがの姉女郎” とか禿が呼んでいた。

人々の注目を浴びる花魁の雄姿に、男性はもとより一般の女性までが憧れていて、

お洒落の手本のような存在だった。

”婆紗羅 の美” の極致。 衣装やアクセサリー、ヘア・メイクに憧れたのであろう。

茶屋の外にいる客を迎えに通りを練り歩く ”花魁道中” ・・・

貴女も八文字を踏み、練り歩いてみませんか???

”風流の美” と ”婆紗羅の美” に思う事って、「こんなもんなの~?」



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