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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

春の雪 

『 春の雪 少女の夢を のせてくる 』  藤田千代子(句)


春先に降る雪は、すぐ後ろに暖かな春を連れて来る、と云われる。

今朝起きると雪が降り出し、庭先も薄らと雪化粧。 当地では二回目の積雪。と云っても5ミリぐらいか。


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我が家の玄関先から眺める、「船橋オートレース場」のコースも雪化粧。

今日はレース開催日なのだが、急遽“レース中止”となったようだ。

『 淡雪の つもるつもりや 砂の上 』  久保田万太郎(句)


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この方向は、ベランダから見える、レース場の売店風景だ。

アトラクション見物客用のベンチにも雪が積もっている。

“開催中止”の知らせを確認しないファンの車が駐車場を埋めていた。


話は変わるが、明日3月1日(旧暦1月20日)は、「生類憐みの令」廃止の日。

お犬様にとっては哀しい悲しい日。お犬様天国の終焉の日なのだ。

今は何も考えずに新暦(太陽暦)を使っているが、明治5年12月2日までは旧暦だった。

今年は閏年という事で、2月29日まであったが、一年は12ヶ月のままだ。

旧暦の時には、閏月があり、一年13ヶ月の年もあった。

新暦に変わった年も13月がある年だった。旧暦から新暦に急遽変更した政府の事情に、

新暦に変えれば、“一か月分の給料を支払わなくてもイイ”という明治政府の考えがあったからだ。

現政治家と役人ならば、決して自分の給料が減る事など考えもしないだろうが、

明治政府は、財政難を乗り切るために、早速新暦に切り替えたのだ。


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早咲きの寒桜にメジロがやって来た。

日差しに誘われ、蜜を啄む姿が可愛らしく映る。


『 三月三日は うらうらと のどかに照りたる。桃の花の いま咲きはじむる 』

枕草子に出てくる一節だ。

3月3日といえば“桃の節句”お雛様だ。桃は一体何処に咲いていると云うのでしょうか?

旧暦3月3日ならば、桃も満開を迎えていることでしょうが、新暦では梅が満開なのだ。

農耕民族の日本人ならば、新暦では無く旧暦を生活の中に取り入れるべきだ。

何もハイカラ(太陽暦)が良いと云う訳では無いと思うが・・・

意識と現実が食い違う新暦を使うのか? 季節感に合う旧暦を使うべきと思うが・・・

現代の日本人の感覚って、「こんなものなの~?」





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category: 雑感

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腑割り地蔵 

『 親思う 心にまさる親心 けふのおとずれ何ときくらん 』   吉田松陰


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松下村塾で弟子たちに講義する吉田松陰像。復元された塾は松陰神社の中にあり、

此の直ぐ近くの石碑にこの句が刻まれている。

“親”という字は、「木のうえに立って見る」と書く・・・と、子供の頃よく言われたものだ。

夕暮れ時、帰宅しない子供の姿が待ちどおしく、親は木の上に立ってでも探すのだ・・・とね。

そんな思いと、親心に対する感謝の念をつい忘れていた自分に気付かされる。

昨日のブログの捨て猫ではないが、親猫の心配はいかばかりのものだったろうか?

松陰は、“人であれば、親孝行を第一に”と説いたのだろう。忠義こそ一番!!


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松陰の出身地:萩市。萩城は今は影も形も無い。只ただ、兵どもが夢の跡。

指月山の麓に築城された萩城は石垣のみを残している。

天守閣も矢倉も全ての建物は解体されている。左奥の少し出っ張った所に天守閣はあった。

城址一体は桜の名所で、四月になれば多くの人々が花を愛で、お弁当を楽しむ光景が見られる。


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鬱蒼と木が茂り石灯籠が立ち並ぶ「東光寺」。珍しく黄檗宗の古刹である。

元禄四年、萩藩三代藩主・毛利吉就が建立し、後に毛利家の菩提寺となる。

廟所の門を潜ると、此の沢山の石灯籠が立ち並ぶ墓所へと続く緩やかな石段に出る。

此処で毎年行われる盆の送り行事、「万燈会」は厳かで幽玄な事で有名だ。

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萩市から瀬戸内海の防府市へと続く路を“萩往還”と云う。

萩市内から少し行くと、山越えの道になり、此の地から城街を振り返れば、此処が見納めの地となる。

此処に、また一つ石碑が立っている。“涙松”の地で、

『 帰らじと 思ひさだめし旅なれば ひとしほぬるる涙松かな 』  吉田松陰

松陰が萩から江戸への最後の旅立ちの折、別れを惜しむかのように詠んだ句である。

此のお地蔵さん!! どんな訳あって立てられているのでしょうか、ご存知ですか?

私の記憶が正しければの事ですが、

罪を負った女性が、此の地で“腑割り”にあった場所なのです。

生きたまま、全身を解剖されたのですね。此の地は元々、罪人の処刑場だったのです。

萩往還の中でも、もっとも凄惨で悲しみに包まれた場所なのです。

其の霊魂の供養の為に建立された、“お地蔵さん”だったのです。

どんな罪を背負っての“腑割り”の罰なのか? なぜ女性だったのか?

大罪と云うより不義密通ぐらいの罪であったのではないか?

昔も今も、女性の業って、 「こんなものなの~?」




category: 雑感

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猫にも仏性 


IMG_1449マイ ピクチャー


『 世の中に なほいと心憂きものは 人に憎まれむ事こそ あるべけれ 』

とても嫌な物は、人に憎まれることだろう。

捨て猫とはなったが、親は此の子をとても可愛いと思っていることだろうに。

顔を見ていると、親の気持ちがしみじみと身にしみて感じられる。

清少納言は「枕草子」の中で、こんな気持ちで詠んだのか?


IMG_1383マイ ピクチャー


見よ!!この子猫の不安に怯えた顔を・・・

「動物の遺棄・虐待は犯罪です」

この様な看板が散歩の途中、あちこちで見受けられる。 何と哀しい事なのか。


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警戒と憎しみに満ちたこの顔、見てる私が悲しくなってくる。

『 わが心 慰めかねつ更級や 姥捨山に照る月を見て 』 詠人知らず

痛々しい捨て猫を見ていると、私の心はついに慰められなかった。

我が家のペットを見ていると、その思いは更に深くなる。哀しい事だね~。


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哀しいかな、此の心の思いが、茶道などで言われる、「わび・さび」と同じとはね~。

空虚な心にポッカリと浮かぶ“空しさ”なのか?

人は心を響き合す事が大切な事なのに、

果たして此の子猫たちは、心を通わす事の出来る飼い主と巡り合えるのか?


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『 へだつとて 何かはあらんをしなえて 一切衆生・悉有仏性 』

一休禅師は言う。此の世の万物には仏性ありと。

遺棄・虐待は、仏性ある生き物を痛めつける事に他ならない。

一般家庭で多くの犬や猫、他にも色々な動物がペットとして飼われている。

飼いはじめの子供の頃は、仕種も可愛さ一杯であろうが、やがて大きくなると面白さは半減。

其のうちに、飼うのも邪魔だし“もう要らない”って事になり兼ねない現実が目の当たりに転がっている。

ペットを飼う人の気持ちって、「こんなものなの~?」

category: 雑感

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初恋に似て 

『 ふりかくす 雪うちはらひ仙人の 名もかぐはしき花を見るかな 』

                                     江戸中期の歌人:千種有効


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鋸南町の水仙郷に咲く水仙を愛でに行った。

観光目的なのか? 段々畑に咲き誇る水仙は、それはそれは見事の一言でした。


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『 色匂ひ 品をあらそふ春秋に 我あづからぬ花の仙人 』  橘 曙覧(句)

野一面に咲く水仙、微かではあるが匂い立つ野辺を散歩すれば、この世の憂さも何処かへ・・・


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『 白鳥が 生みたるもののここちして 朝夕めづる水仙の花 』 与謝野晶子(句)

真っ白な可憐な花は、あたかも白鳥が産み落とした卵なのか?

余りの香し高貴な匂いに、朝と云わず夕べと云わず、愛でたくなるものよ・・・

此処、南房総は気候温暖で、水仙も梅をも楽しむことができる。

爽やかでこの上ない上品な香りが匂い立つ。

この香りは、初恋の香りなのか? 古を偲ばせる。

『 初恋とは 少しばかりの愚かさと あまりある好奇心のことだ 』

バーナード・ショーがいみじくも言った此の言葉。

“トンボの眼に鉢巻”ならぬ、初恋に少しばかりの愚かさは付き物なのか?

初恋の人と一生を連れ添う事が出来る幸せ、

此の幸せを知らずして、途中下車する夫婦の多い昨今だが、

兼好法師は「徒然草」の中で斯くも言っている。

恋を抱いた時には気も付かないが、

「女性が表面を飾っている事は、男の智恵より優っているかと思えば、

其の取り繕いが後からバレテしまう事は分かっていない。

素直でなく、つまらないものは女である」


嫌な男だね~、兼好法師って。

素朴で純情な男心と、複雑怪奇な女心とでも言いたいのだろうか?

初恋の人と結ばれ一生を共にする・・・何と素敵な事でしょうか。

でも、兼好法師は続けて言う。「つまらぬ結婚は、愛を卑しくする」とね。

清々しい気持ちに浸っていて、つい兼好法師の事を想い出した。

初恋はカルピスの味・・・とは、コマーシャルだが、

本当に初恋が結婚へと繋がり、其の挙句愛情も薄れ、〇婚へと続くのか?

人生、終わり良ければ、全て良し、と云う。

法師は、男は純情、女は複雑怪奇とまで言ってるのか。

女の気持ちって、「こんなものなの~!」

category: 雑感

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傘ひとつ 

『 傘ひとつ 片方は濡れる 時雨かな 』

傘は一つしかありません。どうしても片方は濡れます。

扨て其処で、傘をどう差すか?が問題となります。

傘が一本しかないから濡れるのだ。もう一本探して来い!という発想では、

老いを無くせ、病気を無くせ、死をも無くせ、という事に他ならぬ。

寒さも和らぎ、過ごし易くなった今頃です。寒いのは嫌だ、暑いのも嫌だ・・・

と、理不尽で叶わぬ事ばかり言っても仕方ない事です。

「傘は一本だけ」と諦める事こそ大切なのです。


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此の世の娑婆世界は耐え忍ばなければ、生きては行けない世界と知るべきなのです。

キッパリと諦められれば、耐え忍ぶことも満足感へと変わることでしょう。

傘一本で充分満足ですし、一本だからこそ労り合って歩んで行けるのです。

『 晴れてよし、雨もまた良し 路傍の花 』と云う事でしょうか・・・


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今日は昨夜からの雨も降り続き、街中では傘の行列が見受けられました。

傘を差さなければならないのは、濡れるから嫌だ。

折角咲き誇っている花々が可哀そうだ。

色々と人は不平不満を口にするが、雨が降らないとどれだけ困る事が起きるのか?

雨の中、犬を散歩させている何人もの人に出会ったが、

“雨がうるさく、嫌だね~”と、こぼしている犬は一匹もいなかった。

宮沢賢治も言っているではありませんか。

『 雨にもマケズ 風にもマケズ…』 と

『 ミンナニデクノボウトヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ 

 サウイフモノニ ワタシハナリタイ 』


いやいや、人間っていう生き物は、本当に厄介な存在だね~

生きて行く煩わしさ・哀しさを知る事こそ、生きる歓びを感じ得る第一歩となる。

叶わぬ事ばかり願っていても、到底無理と知りながら・・・

『 はだかにて、生まれてきたに、何不足 』 小林一茶

雨の打たれても衣は濡れるが、体が溶ける訳でもないだろうに、

どうして人間は不平不満を云う。人間って、「こんなものなの~?」

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春が来た!! 

『 白桃や 莟うるめる 枝の反り 』  芥川龍之介(句)


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春になったね。

梅が咲き、桃が薫り、桜が艶やかさを見せる季節。

近くの公園では、今まで咲き誇っていた椿が、命を次へ託すために花びらを落としていた。

『 赤い椿 白い椿と落ちにけり 』 河東碧梧桐(句)


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昨日は、小学四年生の男の子と、四歳の男の子に出会った。

一人は大変大人しく気持ちの優しい子であった。

小さな子は、利発で活発な男の子、と云うより、昔で云うところの“どうかん坊主”と云う事か。

上の子と30分ばかり色々と話をした。

もう此の歳になると、人生の悲哀も判り、世の中が思うに任せられない事も理解している様だった。

下の子は、一時も落ち着く事なく、動き回る。

昔より「七歳までは、神のうち」と云われてきた。 其の事を話し、動き回る子は荒れている。

荒れる子で、神様ならば、『荒神様』だよね~と、教えると、

神様・神様・・・神様が荒れているとしきりにはしゃいでいた。

子供の此の無邪気さを見ていると、自分も子供心に立ち返り、暖かな気持ちにもなれた。


『 我が国は 草も桜が咲きにけり 』  小林一茶(句)


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“草も桜”・・・芝桜の事である。


『 春の花 紅匂ふ桃の花 下照る道に出で立つ少女 』 大伴家持(句)

桃の香の元、明るい日差しの中、乙女の姿も何とイイものだ。とでも云えるのか?

『 春が来た 春が来た どこに来た 山に来た 里に来た 野にも来た 』 

寒く長い冬も終わりを告げ、暖かな日差しに恵まれる春、人の心も浮き浮きと・・・

春は、誰隔てる事なく、何処にでもやってくるのだ。

昨日は朝からの小雨が降りしきり、肌寒い日ではあったが、小さな子供と話をしていると、

子供の無邪気さの中に、幸せを見るようだった。

幸せって、本当に身の回り、直ぐ近くに在るのだとつくづく感じ取る事が出来る。


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『 花の色は うつりにけりな いたずらに わが身世にふる ながめせしまに 』 

世界三大美女の一人と云われた、小野小町の和歌である。

恋に人生を費やすも、花と同じく色褪せる己を恨めしく

ジッと物思いに耽る哀れな小野小町・・・

本来ならば、暖かい春の日差しを感じると同時に、色恋も更に色を深める季節なのだが、

そうは言っても、春先はなんと“もの憂い”事よ、春って、「こんなものなの~?」






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地獄の沙汰も・・・ 

『 地獄の沙汰も、金次第 』

何事をするにも此の世では、金次第で思うようにもなる、との言い方で使われるが、

実は、此の謂れは中国の『剪燈新話』に出てくる地獄の冥府を非難した物語なのだ。


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此処は、地獄の一丁目、「三途の川」である。

人が亡くなり一週間目に、渡らなければならないあの世の川。

青森は、あのイタコで有名な“恐山”に、あの世の世界を見に行った事がある。


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話の内容は、「強欲で評判の悪い金持ちの物語。病気で急死したが、三日目に生き返ったという。

訳を聞けば、“死んでから家族が法事をしてくれ、盛んに紙銭を沢山焼いてくれたから、冥途の役人が喜んで、

生き返らせてくれたのだ。」と答えた。

是を聞いた剛直な士人が大いに憤慨し“現世の貧官汚吏どもが賄賂を受けて法を曲げるから、

金持ちは賄賂で身は安全。貧乏人だけが金が無いために罪を蒙ると思っていた。

ところが冥途では、それよりも一段と酷いそうな”と云い、

貧しき者は入獄して災いを受け、富める者は罪を免れる」と、冥府を非難した。


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上の二枚のカット写真は、恐山にある入浴施設だ。

泉質も大変良く、のんびりと気持ちよく入れる温泉だ。

地獄にも温泉があるのか?って、思わぬ事ですよ。賄賂を使っても入れないよ。

冥途の社会にも現世と同じく貴賤貧富が存在し、貧者は生活難に苦しみ常に飢寒に悩まされるという。

仏説『飢鬼』からの連想があり、入冥から閻魔大王の審判を経て、次の世に転生するに至るまでの

手続きは、その都度、冥吏・鬼卒に袖の下を贈って手心を加えてもらう必要が有る。


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願わくば餓鬼・畜生ではなく、再び人身に受生したい。

それには万事につけて金がものをいう事は現世と変わりなく、必要なものは一にも二にも金なのだ。

しかしこの世の遺族・親族から送金してもらわない限り、冥途では亡者が自力で稼ぐ手段は無い。

こうした考えから、葬祭の時、路銀の意味も含め棺の中に充分な紙銭を入れる必要なものとなった。

此れが転じて、『地獄の沙汰も、金次第』 と、言われるようになった。


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日本でも古来より葬儀の折、棺桶の中に六文銭を入れ冥途に旅立たせるのは、あの世で、賄賂として使い、

少しでも楽に・早く良い所に云って欲しいとの願いからである。

貴方も身内を亡くした時には、賄賂を亡者に持たせますか? いやいや、必要ないのかも?


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『熊野観心十界曼荼羅』図にも、三途の河原に懸る橋が描かれています。

お地蔵さんが、夫婦を“さぁ、此方へ”と、導く姿でした。

此処、『恐山』でも、いたる所にお地蔵さんが祀られている。

子供ばかりでなく、三途の川が無事に渡れない人を、助けに来る・・・

閻魔大王は其れはそれは怖い顔をしているが、実はお地蔵さんが変身した姿なのです。

賄賂が無くても、いつまでも地獄に堕ちている事もないのです。

やがて三回忌が来れば、極楽浄土・蜜厳浄土へと導かれる。

それも、これも、遺族の暖かい供養のお蔭という事なのか?

仏教では、地獄・極楽を説きますが、こんな極端な世界よりも、苦も楽もある此の世で、

精一杯生きなさいよと、何処からともなくお釈迦様の声が聞こえませんか

『 死んで花実の咲くものか。 やはり人間世界、この世が一番!!』 


あの世の冥府、賄賂のある人だけ助ける冥途って、「こんなものなの~!」

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別れは悲し 

『 うらみっこなしで別れましょうね さらりと水にすべて流して

 いたわり合って別れましょうね こうなったのもお互いのせい

 二人でお酒を飲みましょうね 飲みましょうね 』
梓みちよ(唄)平尾昌晃(詩)


「愛別離苦・会者定離」は仏祖の訓戒。

知り合うのも運命、分かれるのも運命なのか?


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夜のネオンの元、愛し愛され合った二人でも、未来永劫に添い遂げられる保証はない。

辛い別れを、少しでも明るく・楽しく、出来ればイイね!!

種田山頭火は言う。

『 春の雪 ふる女は まこと美しい 』  “ふる女”は、“振る女”

逃がした魚は、大きい・・・どうも未練たらしいね~!!

綺麗さっぱりと別れるって、そんなにも難しいのでしょうか?


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ここは一つ、美味しい料理でも頂きながら、過ぎし日の想い出でも語れば、縒りも戻るのか?

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酔った弾みのこの言葉、“も一度、やり直そう!!”なんて言わない事。

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『 酒を呼んで 酔わず明けたり 今朝の春 』  夏目漱石(句)

美味しい料理を頂いても、美味いお酒をいくら飲んでも、

彼女or彼との別れ話、花も咲くはずもないだろう。悲しい別れに、酔うはずもない。

『 恋に理想はない、詩を詠むのと同じこと。上手くも出来、拙くも出来る 』

勘違い・行き違いは世の常。 綺麗さっぱりと諦めるが勝!!

別れ話は自分から・・・先手必勝だから。


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                           丸山久子さん(詩・画)


「優しが 時には愚かに思える。でもね、どう思われようと づっとづっと優しい心でいたい」

“逢うは別れの始まり”なんて言葉があるが、優しい気持ちだけは失いたくないものです。

愛する人との別れ、こんな時の気持ちって、 「こんなものなの~?」

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春の海 

『 春の海 終日のたり のたりかな 』  与謝蕪村

昨日・今日と青空がのぞき、暖かな日が続いている。

今日の散歩は近くの公園ではなく、家から10㎞・車で15分の所「稲毛ヨットハーバー」だ。


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駐車場では、料金徴収所が閉まっており、今日はタダと思いきや、何と「本日休館日」ときたもんだ。

先日、「マザー牧場」に行った時にも「本日定休日」。何となんとね~。


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昨日、逆光にヨットの帆が映えるシーンを想像していた。

来て観て少々落胆の思いがした。ハーバー全体に色が無い!!のだ。


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金網が一周巡らされ、撮影場所が無い状態だが、無理やり金網の編み目から・・・

ディンギーというのか?小さく薄べったいヨットが沢山横たわっている。

遠目に見ても本館は立派な建物のよう。


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まぁ、一番の目的は、チワワの“らら”を歩かせる事だから・・・と、少々諦め気味。

此処、ヨットハーバーに続く検見川の浜は緑も多く、砂浜もある。

この一帯は千葉市の中でも一番綺麗な所。

ご存じ『千葉国際駅伝』の選手が走るのも、直ぐ横の海浜大道りだ。


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芝生の上では走り回るのだが、貝殻が多く歩き難いのか水辺まで付いてこない。

リードで引っ張られ、いやいや歩いているようだ。

向こうに見える堤防では、魚釣り人が沢山棹を垂れている。


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幕張のビル群。 正面のビルは元「全日空ホテル」今「APAホテル」展望階は“まんが喫茶”らしい。

左下に薄い建物がある。此処が「ロッテ・マリンスタジアム」だ。


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砂浜が歩き難そうだったので、公園の散歩に切り替えた。

小さな蕾を付けた桜の木の下を・・・満開だと綺麗なのですが。

『 ねぶたさの 春は御室の 花よりぞ 』   蕪村

花は未だ咲いてはいないが、長閑な陽光を浴びて、睡魔が襲ってくる。


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松林の中、“ツワブキ”が往時の勢いも衰え、あの美しかった黄色の花も、

いまは只、命を明日へ引き継ぐ時なのか。あぁ、輪廻転生だね~。

『 春眠暁を覚えず・・・』

散歩から帰り、お昼ご飯を頂く。

ゴロンとソファーに横になり、気が付けばPM3:30.

どうして春先はこんなにも眠いの? 皆さんも、春先は 「こんなものなの~?」

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故郷を・・・ 

『 霞立つ 長き春日を子供らと 手まりつきつゝ 今日もくらしつ 』良寛


寒く長い冬も終わりを告げ、春の声を聞く今日この頃になると、心は底から浮き立つようだ。

寒さが一段落した今朝、散歩がてらにチワワの“らら”を連れていつもの公園へ。


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すぐ横の「青少年会館」の運動場で、サッカーに興じる若者達を見た。

いつもテレビでサッカー観戦をしていると、若者たちのサッカーがまた格別に面白い。


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冬の寒さから未だ目覚めていないのか?芝生は枯れた状態だ。

此の芝生は直線距離にして400mぐらいはありそうだ。其の一番奥で、

父親と小さな娘たちがサッカー? ボールを蹴り遊んでいた。


良寛は言う、「 子供の楽しむところが楽しい。 子供が楽しみ わしが楽しむ

     一度に双方とも楽しむ 」
と、ニコニコ笑う。

是こそ当に、“親心”というものだろう!!

昔、私は妻にこの様に言われた事がある。 「 貴方の楽しみが、私の楽しみ。貴方の歓びが、私の歓び 」 と。

皆さん!!この様に言われると、どんな気持ちになりますか?


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隣り合わせの、若松団地の広場では、幼子たちが水の無い噴水の周りで、何をしているのか?楽しそう。


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此の広場の沿って、「若松保育園」があり、壁一面に楽しそうな絵が描いてある。

その前を、一人の奥さんが自転車で通り過ぎた。昔は園児、今奥さんですね~。


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小学校の校庭では、女の子たちが縄跳びに心弾ましていた。

『 夕暮れになれば 一人帰り 二人帰りして みんな帰ってしまう

 家が恋しくなる 初春の夕暮れ 』
 という事でしょうか。

昔の子供は、外に遊びに出れば、夕暮れを過ぎ真っ暗になるまで遊んだものだ。そんな記憶が呼び起こされた。

故郷を想う。過ぎし日に思いを馳せる楽しみ・・・歳を取った証拠でしょうか?


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肌寒くなった夕刻、ペットを連れて散歩中の女性に出会った。

此処は芝生の丘が作ってあり、いつもは子供達が草スキーなどを楽しんでいる。


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昼間の日差しは暖かく心地よい。

お弁当を食べながら、何やら楽しそうな会話が・・・何を話しているのかな~

晩冬の日差しではあるが、昼間は暖かい。 夕暮れの肌寒さが郷愁の念を誘う。


48歳の時、小林一茶は江戸から生まれ故郷の信濃に、9日間も歩き続けやっとの思いで辿りつく。

其の折に詠んだ句がある。

『 故郷は 蠅すら人を さしにけり 』

『 故郷や よるも障るも 茨の花 』


幼い頃、共に遊んだ友達。懐かしい言葉。お世話になった人々・・・あぁ、懐かしいな~、逢いたいな~、

こんな思いに急き立てられ、辿り着いた故郷。

そんな故郷も、あのか弱い蠅までが私を刺しに来る。全てが茨の如く私に刺さる。

草履も脱ぐ事なく、消沈した心に鞭打って江戸へと引き返した事でしょう。

何だろうね~、故郷って、「こんなものなの~?」





category: 雑感

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寒い朝 

『 おっと とっと 危ないよ~!!』


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朝の通勤の一コマ。

朝日に氷も解け始めてはいるものの、地面はアイスバーン状態。

気を付け・気を付けながら駅へと急ぐ。

“危ない事”って、沢山あるよね。

氷の張った路面、原子力発電所の暴走、電車の中で隣に座った変な男。

まだまだ有るよ!!部屋の中で変な事してて、突然入って来る母親。ハルマゲドンならぬ“ママゲドン”。



『 雪の朝 二の字二の字の 下駄のあと 』    田 捨女(俳句)



船橋市でもうっすらと雪が積もった。 二回目である。

先日も雪が降り、子供達が雪合戦をし、雪だるまを作り楽しそうに遊んでた。


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“下駄”、最近では履いた事も無く、見たことも無い子供も多い事だろう。

うっすらと積もった雪では、二の字にもならないが・・・

『 初雪と 是をいはばや若白髪 』   斉藤德元

若白髪ね~、とは言っても、私も白髪交じり。年相応だがね・・・


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『 おもひきや 花こそ雪とちるうへに かさねて雪の積べしとは 』 (看聞日記)

最後の命を、寒い寒い雪のなかでも、力強く生き生きと・・・

こんな状況も、船橋市で見られるのも珍しい。 昔の詩を想い出した。

『 貴方は私の体を抱いて 冷たいねって言ったのよ

  若かったあの頃 何も怖くなかった。 ただ貴方の優しさが怖かった 』
 

かぐや姫が唄った歌で、何とも優しい色気が漂う詩

“ただ、貴方の優しが怖かった”・・・いい言葉だね~。

最近の世相を見るに、“優しい言葉には棘がある”だけでは済まされない。

甘い言葉に誘われ美人局に逢ったり、なけなしの金を取られる詐欺に遭ったり・・・


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『 犬は喜び庭駆け回り 猫はコタツで丸くなる 』

3・11、東日本大震災時、此処野球場も液状化現象で凸凹になり、無残な姿を晒していた。

復旧工事がやっと始まり、機器がアチコチに・・・

あまりに寒いのか、我が家のチワワ“らら”は、外駆け回らない。

猫の“ポテト”は、床暖を入れろと、ニャ~・にゃ~と泣きまわる。


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午後からはカラリと晴れ渡った。犬猫ならぬお散歩へと近くの港まで出かけた。

夕日に照らされ金色に輝く波間に、多くの鴨が羽を休めていた。


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寒いのか?寒すぎるのか? 車に彼女を残し、一人魚釣りに勤しむ男性がいた。


『 ぎんぎん ぎらぎら 夕日が沈む。 ぎんぎん ぎらぎら日が沈む

 まっかかっか 空の雲。 みんなのお顔も まっかっか

 ぎんぎん ぎらぎら 日が沈む 』
     童謡:葛原しげる(作詞)


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当に此の童謡のようなシーンに出会う。

夕焼けの中に微かに富士山のシルエットが浮かび、その中を足早に家路につく会社員姿。

ポニー・テールを風になびかせ、ジョギングをしている女性。

山の端:富士山に沈む太陽。日差しは空も海も金色に染め上げ、温かく見えるのだが・・・

私の心の中に、何故か?寒さが遠のかず、 貴方の心も、「こんなものなの~?」

















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藁をもつかむ 

『 三十三に御身を変え 色で導き情けで教え 恋を菩提の橋となし

渡して救う観世音 誓いは妙に有り難し 』
   近松門左衛門 


“観音さま”は、“お不動さん”や“お薬師さん”と並んで親しみのある仏さまでしょう。

近松門左衛門が謳う観音さまの功徳とは、

仏の世界と欲に塗れた煩悩だらけの人間世界とを、橋渡しをしてくれると云う事でしょう。


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先日、暖かそうだってので「マザー牧場」に行った。

たまたま休園日だったので、此処から見える「東京湾観音」に行った。


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左上に見えるのが、雪をかぶった富士山。 右下に「東京湾観音」が望める。

10年ぐらい前に一度行った事があるが、行く当てもないので参拝しに・・・


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『 万の仏の願よりも 千手の誓ぞたのもしき

枯れたる草木も忽ちに 花さき実なるとこそきけ 』
 
 平家物語


「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり」 此の書き出しで有名な平家物語。

最後に拝んだ仏さまは、観音菩薩でした。どの佛よりも頼もしいからでした。

『 藁をもつかむ 』  この思い、貴方は一度も経験ありませんか? 無かった人は幸せな方ですね。



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此の「東京湾観音」を建立発願された方の夫婦像と“顕彰碑”が立っていた。


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その横には、何とも不似合いな場所に、「浦島太郎」像がある。

「東京湾観音」の原型となる塑像を造られた方なのだ。

それにしても「浦島太郎」とはね~。山のてっぺんに亀に乗った浦島さんか~?


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『 過去は永遠に帰らず 悔いは永遠に残る 』

水子供養はしっかりと、しなさいよ!!と云う事だろう。

『涅槃教』では、「胎内において三十八転、二百六十六日を経ずして死産や流産・人口中絶した子供、

並びに胎内五位中、第一嬰子・孩児を水子』と説く。

“すべて父母、この子知る事なく、この子、父母を知る事なし。

       小さき命、いずくんぞ行かんや知る由もなし”
  と、云う事だろう。

報われない小さき命「水子」は、冥界で彷徨っている。供養をどうぞ!!


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此の看板が目に留まったのは、帰る直前の事だった。

最後に、此処からの遠望で、「富津岬」と木更津工業地帯を・・・


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一体、『観音経』って、どんな事がかいてあるの~?

「若し、大火があったとしても、観音の名を呼べば、火の恐怖に振り回される事はないでしょう。

 若し、山賊に出会い殺されそうになっても、観音の名を呼べば、山賊の刀は折れるでしょう。

 若し、大海原で暴風雨にあっても、観音の名を呼べば、雨風も止むでしょう」

こんな事が延々と書かれている。

な~んだ、観音さまって「こんなものなの~?」

いやいや違うよ!!人助けの観音菩薩、それは、「貴方が観音さまですよ!!」と云っている。

宮沢賢治も云うではありませんか。

「雨にも負けず 風にも負けず 東奔西走してでも、人助けを・・・」と、ね。










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誘われて・・・ 

『 春たてば 花とや見らむ白雪の かかれる枝に うぐひすの鳴く 』 素性法師

春が来たのかと 雪の積もる枝で 鶯も鳴いているよ・・・との風情か。

今朝、窓を開ければ陽が燦々と。久し振りの天候に恵まれ、思わず散歩へと出かけた。

それほどの当てもなく歩いて、近くの船橋港まで。往復9000歩をぶらり・ぶらり。


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長閑な日の光を浴びて、幼稚園児が親水公園でお散歩。

走ったり、しゃべったり、記念写真を撮ったり・・・

“春って、本当にイイな~!”と実感するシーンであった。


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風邪も無い水面に映る船のゆらぎ。

まったり、ねっとり、如何にも春の長閑さ。


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枯れ杭で休んで居たカイツブリ。

足音に驚いたのか? 水の中にチャプン。せっかくの休憩を邪魔したのかしら。

漁港の傍にはかの有名な「ららぽーと」がある。

先日から、一番奥の西館が建て替え工事に入っている。


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帰り道の途中、消防車2台・救急車1台が・・・そして多くの消防署員が目に飛び込んだ。


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消防訓練なのか?非常時救急訓練なのか?あるいは消防点検なのか?

横断歩道を渡る姿もゆっくりと・・・


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何が目的なのか?見ていても分からない。

長閑な春の陽の中での訓練。 “のんびりとやる”としましょうか、という訳なのか?


『 見物は 臨時の祭り 行幸。祭のかへさ 御賀茂詣で 』 枕草子


見て素晴らしいものとして祭りが有ある・・・と述べているが、

消防訓練なんか、見ても面白くも無く、素晴らしくもナイ、と云う事だろうか?。

それにしても只々のんびりと、訓練なんて「こんなものなの~!」



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美しい国って・・・ 

古事記の書き出は、諸々の神の出現から始まる。

伊邪那岐命と伊邪那命の件を見てみれば、

イザナキノ命が、イザナミ命に尋ねるに、「お前の体はどのように出来ているか?」と、

女神が答えるに、「だんだん成り整って、成り合わない所が一か所あります」。

そこでイザナキノ命は、「私の身体はだんだん成り整って、成り余った所が一か所ります」と、

「成り余った所を、お前の成り合わない所に差し塞いで、国土を生むことはどうだろう」とイザナキノ命。

イザナミノ命は、「其れは結構な事でしょう」と・・・

問題なのは、此の後なのだ。

女神が最初に、「なんと素晴らしい男性でしょう」

言い終わると、男神が、「なんと素晴らしい乙女なことだろう!!」と続く。

結果、水蛭子が生まれるが、原因は女性が先に言葉を発したからだ。

そこで今度は、男神から女神に問いかけ、此れに女神が返事をする。

この様に言い終わって、生まれた子が“淡路島”・・・と云う話。

古事記を見ても判るように、“日本は男性原理”を取り入れた文明なのだ。


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写真は、青森県・三内丸山遺跡です。

縄文時代で今から遡る事、4500年ぐらい前の遺構と思いますが、

農業中心の営みが行われていたようだ。


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竪穴住居や高床住居が散見される。


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此の建物は、食料庫として使われていたのでは?

4500年前の木造建造物として、驚く程大きな物である。


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村落の住居を中心に外側に、素焼きのツボに入れられ埋葬されたらしい。大人は穴を掘り直に埋葬。


此の遺跡を見て感じた事がある。

“美味し國”という言葉をよく耳にするが、“美味し水の国”とは聞いた事が無い。

森を愛し・森を育てる・・・森と水田と漁場を大切にする伝統。

四季折々の変遷の中に、命の循環を見、豊かな人間性を形成してきたのだろう。

日本人は元来、畑作牧畜民ではなく、“稲作漁労民”だったのだ。

此の女性原理を大切にした“命の重要性”を育んできたのだろう。


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先日、「ふるさと農園」に行った折にも、「何か違うよね~」という気持ちを抱きながら帰路についた。

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昭和の初め頃(?)の千葉県の農業・農村風景が、写真で見せている。


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静まり返った館内。 通路の横に、この様な模型があった。昔の農家だ。


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最近の千葉県の食品模型が、プラスチックの中に小さく入れてある。何だか分からない!!

日本人は、川の上流・中流・下流、そしてやがては海へ流れ込む、

この水の循環を上手に生活に生かしてきたはずだ。

川の流れによって、豊富な栄養が運ばれ、漁師の生活も潤った。

だからこそ、漁師は率先して植林活動をもしてきた。

この様な“水の循環”に恵まれた国は日本以外では見当たらない。

農業を大切にする事は、美しい国を作る事にも通じる事なのだ。

最近の日本を振り返ると、森の民・日本人の幸福感とはかけ離れているようにも思える。

そんな中、莫大な投資をし、多額の維持費を使い続ける「公立資料館」に、何の意味があるのか?

民間事業では絶対に見られない愚行としか思えないのだ。

多額の費用を投資するのなら、此れからの農業の先行きを考え・考えさせる“ハコモノ”を、

そして、若者が農業に興味を持ち、未来の農業が発信できるものを・・・

やがては取り組まなければならない、TPP問題も控えているのだから。

お役所仕事って、「こんなものなの~?」

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“ ポポ ”で~す 

『 鳥の音も 秘密の山の 茂みかな 』

上田秋声著「雨月物語」に、ブッ・ポウ・ソウ(仏・法・僧)と鳴く鳥の話が出てくる。

夜に鳴く“フクロウ”だと云われていたが、実はこの鳥は“コノハズク”であった。

弘法大師:空海が、此の“コノハズク”の鳴き声を聴き詠んだ句が、「性霊集」にある。

『 高野山・龍光院にて 後夜に仏・法・僧を聴く 』 と。


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「ららぽーと」が改装のため一部のショップが、隣の「ビビット」に移転中。

我が家の チワワの“らら”と、フェレットの“ルイ”の故郷、

「犬ごころ」と「フェレット・ワールド」も只今移転仮店舗で営業中。

店先では、アメリカン・オオコノハズクがお出迎えしてくれる。


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吾輩の名は、“ポポ”ちゃんである。

生後一歳半のお嬢ちゃん?お坊ちゃん? どちらかな~

フワフワの羽毛は、触ると気持ちがいい。

ま~るいお目眼は、キョロキョロ。


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優しく可愛いお目眼も、鋭く見える。

オレンジ色の白目?が、グレーの羽毛と美しいコントラストをみせる。



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触ってみたくもあり、恐ろしくもあり。

鋭い嘴で甘噛み。これでも猛禽類なのか?と思う程、噛まれて気持ちがイイ。


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店舗内で見つけた、なんと“白蛇”さん!!いや君かな?

頭を持ち上げ目が合っても、色白のせいか気持ちも悪くはナイ。

それどころか、可愛らしささえ感じる。

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中国の民間伝説に『白蛇伝』なる物語が有る。

四川省・峨眉山に棲む白蛇が、人間界が恋しくなり、

美しい娘・白素貞となり、お供の小青を連れて杭州の西湖に行く。

そこで、良き仲の人が出来、結婚し円満な家庭を築くが、

金山寺の和尚に、人間ではないことを見破られ、雷峰塔の下に幽閉される。


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此の物語は、端午の節句と絡んでいる事から、中国では芝居として人気も高い。


蛇は「神の使い」とも言われ、縁起が良い生き物の一つ。

宗教的造形物には、必ず蛇が描かれてもいる。

昔、岩国市の吉川公園で、白蛇を見て以来、久し振りのご対面。本当に懐かしかった。



『 手をついて 歌申し上ぐる 蛙かな 』 山崎宋鑑(句)

手をつき歌う姿は・・・ひょっとすると、蛇に睨まれた蛙が、“お助けを~”と懇願する姿なのか?

蛇・トカゲ・イマリにヤモリ、爬虫類はとにかく嫌い、と云う人も多いようだ。

嫌われなければならない程の生き物、私って、「こんな生き物なの~?」




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怖いですね~ 

『 昨日今日とあすと うつろう世の人の心に 似たるあじさいの花 』
                                          佐久間象山



人の心は刹那刹那に変わるものだ。

奈良の大仏、毘盧遮那仏の経に「華厳経」がある。 その佛曰く。「心如巧画師」と・・・

“心”を中心に据えた画に、「熊野觀心十界曼荼羅」という、掛け軸がある。

今から遡ること500年前、熊野比丘尼は此の絵を持って、全国を絵解きして訪ね歩いた。

当時の時代特徴として、夫婦・子供という所謂“家”というものが確立した。

絵解きは、婦人・女子が対象で、戦国時代から江戸時代の初めにかけて、

“女性の救済”が主な役目だったのであろう。


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比叡山の僧侶、恵心僧都:源信が著した『往生要集』では、

厭離穢土・・・この世で造り重ねた罪の大きさ

欣求浄土・・・地獄に堕ちず、極楽往生する方法  

を説いたもので、この教えが後の地獄・極楽の概念が生まれる。

此の『往生要集』を元として、『熊野観心十界曼荼羅』図も出来上がった。


絵図は、上半分が“人の一生で此の世”が書かれている。下半分はあの世で“六道”だ。


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多くは書けないが、2・3面白い部分だけ説明しようと思う。

虹のような、橋のような部分は、人生の登り坂・下り坂である。

右下には、夫婦が居て赤子が描かれ、人生のスタート地点になっている。

やがて人生の半ばになり(この部分の拡大図)、

夫は、“いや~、私も出世したもんだ!!”と金扇を振る。

ところが妻は来た道振り返り、“あ~ぁ、私はこの人と共に歩いたが、果たしてこれで良かったのか?”と。

私もそうだが、貴方は妻に“そう”言われはしませんか?


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誰でも興味ある「地獄の大釜」だ。

煮炊きされ身はぐちゃぐちゃに千切れるが、また元に戻され何度も煮炊きされる。

此処は八大地獄と云い、八つの地獄が有る。 六道の中でも一番苦しい地獄なのだ。


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絵図の右下に描かれているのは、『血の池地獄』と云い、女専用の地獄なのだ。

この時代になると男尊女卑の思想が蔓延り、女性は不浄な生き物と扱われ出した。

月の物やお産による経血は忌み嫌われた。

此の為に、女性は死後必ず此の「血の池地獄」に堕とされる。

右上の蓮の台に座すのは“如意輪観音”で、『血品教』を説いている。

此の『血品教』を書いた紙を貰うと救われ、蓮の台に乗る事ができる。

拡大図は無いが、女性にはも一つ特有な地獄がある。

その地獄は「石女地獄」が待ち受けている。

家制度の確立と共に子供の存在が重要になった。

子供を産むことが出来なかったか、または一人しか産めなかった女性が堕ちる地獄だ。


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朱塗りの橋が登場する。此の橋は三途の川に懸っている。

お地蔵さんが、夫婦を“さぁさ、此方へ”へと誘っている図だ。

地獄の中で、三度救いの手が差し伸べられる図がある。

女性に、此の世の因で、あの世では地獄に堕とされるが、心配するな!!救済される、と。


少ない説明だが、中央に“心”と書かれ、其の下には何やら供養のようなものが書かれている。

“心”は、何事も貴方の心次第という教え。

供養のようなものは、貴方自身の有り方を教えている。

其れは「先祖・両親をしっかりと供養せよ」と・・・盂蘭盆会の施餓鬼法要の重要性を説く。


時代を背景に仏教も変遷を重ねてきたことだろう。

心の持ち方の大切さ、供養の大切さと・・・

それにしても、地獄って、あな恐ろしや!!ですね。

人間って(女性って)、こんなにも罪深い生き物なのでしょうか?  私も「こんなものなの~?」


誰だぁ、「そんなもんだよ~!!」って言うのは・・・







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春 遠からじ 

『 梅一輪 一輪ほどの暖かさ 』

昨日の強風とは打って変わって、今日は暖かく散歩日よりだった。

近くの公園に愛機EOSとチワワの “らら” を連れて、散歩へと洒落込んだ。


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桜の木々は固い蕾を付け、春の到来を待ちわびている。


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“木瓜”の花は、微かなピンク色した蕾が目立ち始める。

もう春ですか?と、言わんばかりに一輪ほど咲きかけていた。


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“つばき”の木々にも、蕾が膨らみ始め春の到来を教えるようだ。


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“アネモネ”の花? でしょうか、薄紫の花びらを「私って、高貴でしょう!」とばかりに咲き誇っていた。


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“ヒヤシンス”も、もう咲いてもイイですか、とばかりに咲き始める。


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『 柔らかな陽が差して コートを脱ぐように

  桃色の蕾たちが 春を連れてくる 』
   由紀さおり(唄)







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(2011/10/12)
由紀さおり

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今年の冬ほど寒さが厳しい年も珍しい。春を待つ気持ちも自然と高まる。

色の無い世界かと思わせる公園だが、よくよく見れば、あちこちに春の兆しが目に飛び込んでくる。

“さざんか”は冬の終わりを告げ、“つばき”が春の訪れを告げる。

柔らかな桃色の花びらに、思わずシャッターを押した。 


『 春めくや 藪ありて雪ありて雪 』   小林一茶(句)


ゆるむ寒さに季節の移ろいを感じ、もうすぐ其処まで来ている春の訪れ、

春めく季節に浮き足立つこの頃だが、一向に先の見えない豪雪地帯の人々の事を思うと、

“春よ来い・春よ来い”この言葉を雪かきする方々に贈りたくもなる。




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我儘だね~ 

『 東風吹かば 匂いおこせよ梅の花 主なしとて春なわすれそ 』 菅原道真


春の気配が感じ取れる昨今。春風にのって、確実に春はやってくる。

今日は強風が吹きすさぶ肌寒い日であった。


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青空のもと、「イケア」の旗も風に揺れ、寒さを誘う。

今日、多くの子供達と大人との出会いがあった。

風の中での会話も、風に飛ばされとぎれとぎれに・・・

誰でも、“そう”であるように、「寒いですね~」如何にも風が寒さを連れてくる。

春らしい青空の元でも、風が吹けば寒さを誘う。


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我が家のペット、チワワで女の子。名は「らら」です。

こんな寒い日でも、何一つ不満を言う訳でもない。

それどころか、散歩は大好き。 暑さ・寒さにはお構いない。


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左側で背を向けているのは、フェレットの「ルイ」です。 誰だ!!「イタチ」と云うのは。

つい最近、我が家に来た。まだ未だ「らら」との面会は出来ない程の幼さです。

右に居る大きな猫は、歳は16歳。体重7㎏の巨漢だ。

寒い日も、元気いっぱいに遊び回る。


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昼から近くの公園で「水仙」に出会った。

風に吹かれて“ゆらゆら”。其れでも精一杯に顔を陽に向け頑張っている。

犬にしても、猫にしても、フェレットにしても、風に揺られる花にしても、

何一つ、不平・不満は漏らさない。

我々、人間だけが、やれ暑いだの、寒いだの、不平を言う!!

雨が降らなければ、農家が困り、晴れなければ、漁師が困る。

風が吹かなければ、誰が困るの? 「風が吹けば、桶屋が儲かる」と云うではないか。

こんなバカ話をして、皆と別れた今日の朝でした。


『 智に働けば角が立つ 情に棹させば流される 

     意地を通せば窮屈だ 兎角に人の世は住みにくい 』
 夏目漱石


人と人との付き合いも、自然の天候も、思う侭にはならないものなのだ。

そうだとすれば、何事にも“上手く付き合う”術を身に付ける事が肝心だろう。

動物の世界で、不満を口にするのは、人間だけ!! 困ったものである。

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我が家の猫、「ぽてと」と云います。

幼子のフェレット「ルイ」と遊ぶにも、老体に鞭うって頑張っています。不平・不満は言いませんよ。

だが、しかし、人間様よ!! 何故そんなに君たちは身勝手な事ばかり言うのだ?

四苦八苦は世の常ではないか。其れが解かれば我慢も出来るだろう!! 「喝~ツ」!!!

『 裸にて 生まれてきたに 何不足 』 小林一茶

我が家のペットも言っている。“何も欲しい・欲しいとは云わないよ”生まれたままの姿が一番と。


どうして人間は、不平・不満を・・・人間って「こんなものなの~?」





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どうしよう? 

『 秋深し 隣は何をする人ぞ 』


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我が家は、22階建てマンション(免震構造)の9階部分にある。

4年間住んで居るが、果たして何人の住人と挨拶し話を交わすのだろうか?

通路でも、エレベーターの中でも、挨拶しても返事が無い事も多い。

マナーに至っては、かなり乱れてきている。 余りにも悲しい世の中になったものだ。

2・3年前より、田舎暮らしがしてみたいと思い、ネットで千葉県中央部を見ている。

素朴な田舎の人々との交流を夢見る日が、ここしばらく続いている。

そんな日常生活の中で、先日茨城県桜川市は真壁町に、

文化財に指定された古民家が、沢山ある。と云うので出かけてみた。


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言葉も出ないので、写真を連載する。


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無残にも打ち砕かれた屋根と壁。


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店舗を兼ねた休憩所。 やがて来る「だるま市」のポスターも悲しげに・・・


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白壁の藏。ビニール・シートで覆われた瓦屋根。

雨漏りなど無いのだろうか?と心配になる。


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見るも無残な、家・家・家・・・

3・11に東日本大震災の折に、震度6に見舞われた結果、此の様子となった。

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マンションと謂えども、定期的な清掃・修理手入れは必要だ。

当地でも震度5を経験したが、免震のお蔭で大きく揺れはしたが、物の落下は免れた。


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千葉での田舎暮らしの望みも絶たれたのか?

やがてやって来る関東大地震。沖合が震源の場合、海岸付近の町街は大津波に見舞われる。

無難なところで、貧乏人は“マンションに棲め”と云う事なのだろう。

心が殺伐としたマンション住人ではなく、心温まる田舎の人々との付き合いの中、

余生をのんびりと・・・こんな夢も儚く消え失せるのか?


所詮、夢なんて、「こんなものなの~?」

誰です、「そんなものなのよ~!!」と云ってる人は・・・


真壁町の皆さん、また震災を蒙りお困りの方々、

少しでも早い復旧・復興を、心よりお祈り致します。




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あぁ、夫婦 


『 花の命は短くて 苦しきことのみ多かりき 』 林 芙美子(句)


山口県・下関で生を享ける。身内に恵まれず不幸な幼少期を経験。

底辺に棲む、一般庶民を愛しむかのように、優しい眼差しを向けた作品を残す。


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芙美子は好んで此の句を、色紙などに書いた。

力強く咲き誇る “つばき” だが、首からポトリと落ちるのを嫌う風習もある。

精一杯生きたからには、潔く散るのが日本人の魂ではないのか?


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『 花は世の ためしに咲くや 冬ごもり 』 田ステ子(句)


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草木は、なぜ綺麗な花を咲かすのか? 見て美しく・楽しいから?

いえ・いえ、そうでは無いでしょう。

これ見よがしに咲き誇る花々は、蜜蜂の蜜を与えるため。

そして蜜蜂は、“受粉” 云うお礼を残すため。


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『 難波津に 咲くやこの花冬ごもり 今日は春べと咲くやこの花 』古今和歌集(王仁)


寒い寒い冬は 花も苦手なのか? 今か今かと待ちわびて、春が来たかと勘違い?

待ちわびた “ぼけ” の花が、一足お先にと・・・


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『 唐土も 夢に見しかば近きなり 思わぬ仲ぞ はるけかりける 』 兼芸法師(和歌)


遥か遠い唐の国。夢なら近くに思えるよ。

男女の仲も、思わぬほど近く、何とイイものなのだろうか、と云うほどなのか?


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『 冬ごもり こらえこらえて一時に 花咲きみてる春はくるらし 』 野村望東尼(句)


花の命は短くて・・・芙美子は斯く詠った。

望東尼は、人生も花と同じように、ジッと我慢していれば、やがて春が来る・幸せが、と。

下関出身の、高杉晋作は自由奔放な生き方をしたように思えるが、

『 面白きこともなき世に 面白く 』 と、愚痴をこぼす。


望東尼(晋作を匿った尼僧)は、晋作を斯く諭す

『 すみなすものは 心なりけり 』


不平・不満は、決して人生を明るくもしない。楽しくもしない。・・・と。


2011-10-08 華0975


今朝の散歩の途中、谷津干潟に流れ込む水路で、夫婦の鴨が遊ぶのを見た。


『 風邪の妻 声かけてやる他になく 』 久保康輔(句)H16年キリギリスに掲載


鴨の夫婦を見ていて感じた事は、

アァ、夫婦。 だまし合い・ばかし合い・・・そして労り合い。


花の命は短くて 苦しき事のみ多かりき。 芙美子が切な訴える此の言葉。

人生に幸・不幸は当然の事あるだろう。

だからこそ、心の持ちようが意味を持ってくるのだ。

芙美子が云うように、本当に人生って、「こんなのもなの~?」



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此れで、いいの~? 


『 ふるさと農園 』

東関東自動車道「千葉北」インターを降りると、5分の所にある。

科学技術の発展と共に、第一次産業に携わる若者が少なくなった。

漁業は、運が良ければ高級魚の大漁で、大金も転がり込むが、

方や農業は、早朝から日没まで汗水たらして働けど、漁業のようにはいかない。

全国の農地は、多くが放置され雑草を大量に生産しているのが現状だ。

そんな農業に、少しでも関心を持って貰うべく造られたのが、「ふるさと農園」だろう。


2011-10-08 華0921


駐車場を離れ、1・2分歩くと、此の立派な長屋門が迎え入れてくれる。

内部には、昔農家で使用していた農機具が展示されている。


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門を潜ると、池が目に入る。その向こうは花壇になっている。

寒さが残るこの頃、蓮池では、薄氷が張っていた。


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黄色の花(花名は知らないが)が、色の無い風景の中に、僅かな暖かさを与えてくれる。


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昔の農家が造ってある。

確か?一部がトイレになっていたような気がする。

2011-10-08 華0945


花園を通り過ぎ、移築(?)された農家を見ながら歩を進めれば、

“コットン・コットン”と心地よい音を奏でる水車小屋がある。

内部では水車の構造が解かるようになっており、穀物を挽く様子も理解できる。


私が訪ねて行った時には、一組の夫婦が見物に来ていただけだった。

園内を清掃する従業員は、県が依頼した契約でしょうが、

是ほどの人数が要るのか? ふと、そう思った。

一年を通し、何人の見学・鑑賞人が訪れるのか?

農業振興が目的で造られたのか?どうなのか?

考えされられる「ふるさと農園」だった。


行政が大金は叩いて、効果があるの?

所詮、行政の仕事って、「こんなものなの~?」



category: 雑感

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夫婦喧嘩 

『 結婚生活は、まるで鳥籠のようなものだ
     外にいる鳥は、鳥籠に餌に憧れて入ろうとし
         鳥籠の中の鳥は出ようともがく 』
    モンテーニュ

鳥も人も、無い物ねだりをする生き物なのだ。

今ある現状に満足する事には、馴れていないようだ。

「隣の庭の芝生は緑」 と云う事なのでしょう。



2011-10-08 華0848


過日、ご主人を亡くされた二人のご婦人に逢う機会があった。

ご婦人方が云われる事には・・・

『 主人を亡くして初めて分かった事がある。
  夫婦喧嘩が出来なくなり、少し淋しい思いです 』


若い時には愛し愛され、バラ色の人生のように思えても、時と共に、お互いに“我”が芽生え、

其のうちに夫婦喧嘩へとエスカレートするものだ。



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『 ただ今、0匹 』

大分県・高崎山の猿・・・自然公園には、朝になれば山から猿が降りて来る、

観光客に分かるように、その匹数が国道沿いの看板に書かれている。

此のカット写真の場所は、山口県はナベ鶴の飛来地:八代盆地。

早朝に、塒からやって来る鶴を待っているのだが、  『 ただ今、0羽 』


籠の鳥にしても、夫婦喧嘩にしても、鶴の鑑賞にしても、

思いは“侭ならぬ”という事だ。

『 幸せは、弥生三月 花の頃  おまえ十九で、わしゃ二十歳

 死なぬ子三人 親孝行 ・ 使っても減らぬ 金百両

 死んでも命があるように 』


叶わぬ望みを欲しがるのが人間なのか?

夫婦と云えども、どちらかが先にあの世に旅立つ事になる。

失って知る、本当に大切なもの!!

夫婦喧嘩も、命あっての 物種!!

ア~ァ、夫婦って、『 こんなものなの~? 』










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鍋料理 

『 鍋料理 あばら屋敷の 極楽か 』


2011-10-08 華0741


立春大吉のこの頃は、東風が優しく氷を解かすと云うけれど、

今年の冬は極寒と云えるほどの寒さだ。

菅原道真の有名な詩に、

『 東風吹かば 匂いおこせよ梅の花 主なしとて春を忘れそ 』

本来なら、春の暖かさが感じ取れる頃なのか? 

寒さだけでなく世の中、経済的にも寒々しく、身も縮みそうな思いだ。

こんな時こそ、鍋料理に舌打ちするのも一興だろう。


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冬の寒さを乗り切る為なのか? この頃の食材は栄養豊富で美味しい物が多い。


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鍋を囲み談笑すれば、体も温まり日頃の憂さ晴らし。

これこそ我等一般庶民の極楽なのか?


『 鍋喰や 七日干ざらん 鍋料理 』

江戸時代の大阪の仏師 : 伊勢村重安(句)

毎日毎日 7日間も鍋料理をしてしまった。鍋の乾く暇がない事よ。と云う意味だろう。


二月は如月(きさらぎ)と云われ、寒さが厳しいので更に衣を重ね着する・・・「衣更着」と呼ばれる。

3・11の東日本大震災で東京電力の原発の倒壊で絶大な被害を我々は蒙っている。

省エネをするにも限が有る。車を始め電化製品も買い変えた人も多かろう。

この寒さの中、暖房生活とは遠く離れ、寒々しい生活を強いられているのが現状だ。



2011-10-08 華0692


そんな中、西行法師の詩を想い出した。

 『 願わくは 花の下にて春死なん その如月(二月)の望月のころ 』


お釈迦さまが亡くなった如月の満月の頃、花の下にて死にたい。と云う辞世の句だが、

暖かい花の下・・・なんて、及びもつかぬこの頃なのだ。

せめて、冷え切った此の体、鍋料理で温まりたい。


一般庶民の望みなんて、「 こんなものなの~?」



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此のレベル? 

『 木より木に かよへる風の 春浅き 』臼田亜浪(句)

節分・立春が過ぎ、春浅いこの頃なのだが、

今年は厳しい冬の寒気に見舞われ、春はいずこに・・・


永い冬眠から目覚めたように、久しぶりに朝早く近くを散歩した。


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何時もは沢山の鳩が集まる「イケア」の広場、

寒さのせいか?たった一羽が餌を求めてアチコチへ。



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早朝のバス停、企業専用のバス乗り場。

是ほど多くの乗客を乗せ切れるのか? 他人事ながら気にかかる。

温度計は外気温度 4℃ を示してる。


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ゴミは、ネットに入れて下さい!! 

こんな注意書きが必要なのか?悲しい現実なのだ。


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早朝の国道は万年渋滞。

此処は湾岸を東西に貫く産業道路なのでトラックばかりが目に入る。



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見よ!!此のゴミの山。

トラックの窓から、次から次へとゴミの袋が投げ捨てられる。



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「イケア」の広場に立っている看板。

お買い物は「マイカーで簡単に!!」

そう、ゴミは車で簡単に持って帰る事が出来る。

「ポイ捨てはダメよ!!」 とは、誰でも知っている筈、

其れなのに、何故“ポイ捨て”が無くならないの??


日本人のマナーって、「こんなものなの~?」


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袈裟まで憎い? 

文字色
『 ふりかくす 雪うちはらひ仙人の 名もかぐはしき花を見るかな 』

              江戸時代末期の歌人、千草有功(和歌)


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冬晴れの房総路に車を走らせ、国道16号線より国道127号線に入り、しばらく行くと新上総國

三十三観音札所の十七番目のお寺にたどり着く。

其の少し手前の土手で見かけた名も無き「お地蔵さん」?「道祖神」?に出会う。


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此処、札所は真言宗のお寺、『白雲山・寶龍寺』だ。


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山門のすぐ右側には、六地蔵が祀られている。

綺麗に手入れされているのか、すっかり汚れを洗い流され、真新しい真紅の前掛けが目に眩しい。

左側には大きなお地蔵さんの石造が建立され、子安地蔵なのか子供を抱いている。

石柱には、「無縁萬霊菩提」と彫刻されている。全ての霊魂の菩提を祈る心の優しさか?


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山門の右傍には、山からの清水が引かれ、「白雲水」と命名された水で、乾いた喉を潤す事が出来る。

此の清水はご詠歌に、

「 甘露水 あまねくふらす寶龍寺 草木までも善に染めがい 」 と詠われる。 


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道端の水仙に気を取られ、つい車を止める。

この土手一面には、今を盛りとばかり水仙が咲き誇っていた。

ものの本によれば、水仙はギリシャ神話にも登場する。

水に棲む仙女に喩えられ、“水仙”と名付けられたそうだ。

長閑な陽の光を受け、本堂前にと足を運ぶと、竹箒で庭の落ち葉の手入れをされているご住職と会う。

10分ばかり話し込んでいると、「ご本尊に、お会いになられますか?」との言葉に誘われ本堂へ。


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『寶龍寺』のご本尊は、「十一面観音」である。

ご住職が灯明に火を灯し、お線香を手向けて頂いたので、私もついつい『般若心経』を唱えた。

ご住職と一緒に唱える「般若心経」は又格別なものだった。

「願以此功徳 普及於一切 我等與衆生 皆共成仏道」と願いを込め、“菊一輪”とお礼を・・・


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手入れされた庭には色々は草木が咲き誇る。

『 梅よりも なほさきだちて山人と 名におふ花や花のこのかみ 』 
本居宣長(和歌)


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『 このたびは 熱もとれずに洟たれて 咳もしきりの風邪のまにまに 』 菅原咳真(和歌)

時期外れか?夏ミカンがたわわに実っていた。

キンカンやミカン等、柑橘類は喉に良い・・・昔の人の生活の智慧なのだろう・・・


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帰り際に、も一度可憐な水仙にお別れを・・・

『 坊主憎けりゃ 袈裟まで憎い 』

確かに寺と僧侶離れが叫ばれているご時世でしょうが、

大衆と“共に歓び、共に悲しめる”僧侶が居る事も事実でしょう。

此処、『寶龍寺』のご住職がそうであるように・・・

多くのお寺と僧侶僧侶は、お布施・お布施と走り回るようだが、

お寺と僧侶って、『 こんなものなの~? 』

いやいや、捨てたものでもないよ!!


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たん たん 狸の~ 

『 幼な時 集めしからに なつかしも 信楽焼の狸を見れば 』


昭和天皇が近畿地方に行幸の折、信楽に立ち寄り詠った和歌


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浄土真宗の古刹「證誠寺」に狸に逢いたくなって行ってみた

この手前には大駐車場があり、どんな狸に逢えるのか?心も弾む・・・


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駐車場に車を止め歩を進めれば、山門は無いが車止めに差しかかる

此処が寺への入り口で、すぐ左側には「證誠寺境内図」と「證誠寺の狸塚」の看板が迎えてくれる



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「證誠寺の狸囃子」の童謡碑が目に飛び込む


  證 證 證誠寺 證誠寺の庭は
   
   ツ ツ 月夜だ みんな出て 来い来い来い

   おい等の友達ァ ぽんぽこ ぽんの ぽん
 

野口雨情(作詞) 仲山晋平(作曲) でよく知られた童謡だ

幼い頃、田舎育ちの子供達は夜になると皆で歌い楽しんだものだ


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反対側に目を遣れば、松本斗吟の詠んだ句碑が立っている

『 朝蝉の 鳴いている也 爽やかに 』

爽やかな朝日を浴びて、蝉の声も高らか その時、狸は何処に居るのだろうか? 朝寝坊?


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庭の一番奥に「狸塚」が建立されている

月夜の晩に集まる狸たち お腹を叩いてポンポコ ポンの ホイ

さぞかし和尚さんも、眉を細め笑みを浮かべ狸たちの踊りを楽しんだ事でしょう


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「狸塚」の看板の横に佇む狸

口を尖らせ、お腹はペッチャンコ 何も食べてはいないのだろうか?


『 腹つづみ 打つほど狸 食うていず 』 帆船(句)


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「狸囃子」の句碑 斗吟の句碑 「狸塚」・・・と、色々な狸に出会い

少し進むと、本堂の前に出る。大きくはないが風情のある本堂だ

不景気なご時世、気持ちだけはと100円玉を投げ入れる

奥から“阿弥陀如来”さんの声が聞こえた

「お前さん!!  100円で極楽浄土を望むのか?」と


640px-Manhole_cover_of_Kisarazu.jpg


此処、木更津市は證誠寺の“たぬき”に負うところが大きいのでしょう

市内のマンホールの蓋・・・狸囃子の絵柄なのだ!!


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親子狸の信楽焼 何とも可愛いではアリマセンカ!!

天皇も信楽を行幸されたようですが、私も30年前に一度、信楽を訪ねました

その夜、雨が降り道端に蛇がニョロニョロ・・・

思わず車のハンドルを切り交通事故

信楽鉄道の踏切の信号機をなぎ倒し、車は3メートルの土手を駆け上り全損

そんな苦い経験を思い出しながら、證誠寺を後にした


『世の中は兎角狸の泥の舟 漕ぎ出さぬがカチカチ山』 高橋泥舟(句)


今の世の中、“狸の泥舟”でしょう

銀行利息も無いに等しい 其処で一つ金儲けを

儲けた積りが、銭失い!!

世の中って「こんなものなの~?」


そう、「そんなものなのよ~」


  


YouTubeでみつけました
日本昔話 『しょじょ寺の狸ばやし』








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初めまして 


このたび、FC2さんのお世話になる事に致しました。


以前のblogを読んで下さっていた方々

長らくお待たせいたしました!


FC2ユーザーのみなさま

宜しくお願い致します!



『てんくら』が日々感じたことを、写真と共にお届けいたします。



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覗き見、冷やかし、大歓迎です!!


『てんくらの戯言』に共感なさった、あなた! 

そーっ!  そこの貴方ですっ!!


コメントなんか、残してくれると・・・うれしいです

blogなんて・・・こんなもんよね~?






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