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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

角館“侘び”と“寂び” 

2011-10-08 華1426

角館駅前。

車窓より積雪残る岩手山を横目に眺め、サクラは未だかいな?と心に思いつつ角館に。


2011-10-08 華1417

「角館」の由来が書いてある看板が駅前広場に建っている。

両川が交わる“角”に“館”が作られた事に由来しているそうだ。


『 あはれとて 花見し街に名を留めて 

              枝垂れぞ今日は 共にふりける 』


少しばかり変更しているが、西行の心境が伝わってくるような気がする。


2011-10-08 華1418

「みちのくの小京都」角館。

武家屋敷通りに降り注ぐ“枝垂れ桜” 桧木内川・桜堤を彩る桜のトンネル。

心に描いた古き町並みだが、少々時期が早過ぎて歩く人々もまばらだ。


2011-10-08 華1424

桜が全く咲いていないので、観光客は買い物に心奪われ・・・

諦め心を内に秘め、与謝蕪村のこんな一句を思い出した。

『 春の海 ひねもすのたり のたりかな 』

今日は一日のんびりと散策でも楽しもうか!! “のたりのたり”とね!!


2011-10-08 華1423

人力車の人夫も客待ち顔で、如何にも手持無沙汰のようだ。

僅かな蕾を付けた枝垂れ桜。桜の木なのか?柳の木なのか?

『 雪解けの 中にしだたる柳かな 』

共川龍之介のこんな一句が良く似合う角館だった。


2011-10-08 華1420

「お気の毒ですね~」との声が聞こえてくる。 耳に入るは僅かな椿の囁きか?

慰めの声に頭を傾ければ、赤い椿がにっこりと・・・


2011-10-08 華1421

外町資料館「田鉄」。藏造りの古民家で、庭の体裁も整っている。

とは云え、まぁ云えば“お土産屋”という所か。


2011-10-08 華1422

雪の残った庭を、和服姿の女性が買い物を済ませ・・・

暖かな日差しに、着物の艶やかさが眩しく目に入る。


2011-10-08 華1419

駅に近い、第二の武家屋敷という所か。

「西宮家」が厳かな佇まいを構えている。

地主として繁栄を極めた当主が建てた、五棟の藏と母屋が立ち並ぶ。

大正時代の古き良きロマンを今に伝えている。

「たてつ家」「西宮家」などを楽しめば、こんな所に角館の“侘び”“寂び”を感じることが出来る。

2011-10-08 華1425

「西宮家」の前を、呉服姿の女性が、しゃなりシャナリと・・・

翌日は盛岡に行く予定なので、此処角館に泊まり夜桜でも楽しもうと思っていたが、

生憎、何処の宿も空き室は無く、田沢湖畔に足を延ばすことに。


『 ひと恋し 灯ともし頃を 桜散る 』  加舎白雄(句)

東京では満開のサクラが散り始め。

角館でも、こんな情景が見られれば・・・と、僅かな期待を抱いてはいたが・・・


2011-10-08 華1427

昼の枝垂れ桜も、怪しげな黒塀に枝垂れる夜桜も、諦めるより仕方がなかった。

タクシーで、30分程の田沢湖畔へと急ぐ。

宿に着く頃には、湖が夕日に照らされ綺麗だった。


2011-10-08 華1428

宿の部屋から眺めると、月と金星が煌々と輝いていた。

『 いかでわれ 心の雲に塵すべき

        見る甲斐ありて 月をながめむ 』
  西行(詩)

心を憂いし未咲のサクラ。せめて月でも見るとしようか。

花と月・・・共に愛でる事を望んだ自分が悪いのか? それとも花の裏切りなのか?

季節任せ、天候任せの旅って、 「こんなものなの~?」


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category: 雑感

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角館寸描 

『 石をもて 追わるるごとくふるさとを 出でしかなしみ消ゆる時なし 』
                                                  

2011-10-08 華1403

『 かにかくに 渋民村は恋しかり おもひでの山 おもひでの川 』

新幹線の車窓から見る岩手山。  啄木も見ただろう故郷の、此の山。

雪が麓まで残っている光景は、何となく嫌な予感を感じさせる。桜は、未だかいな~、と。


2011-10-08 華1404

角館駅広場には、皐月の空に鯉のぼり。人力車に満開のサクラ!!

早過ぎるのか?と心では思うが、期待は早くも「枝垂れ桜に黒塀」へ・・・


2011-10-08 華1405

『 こつこつと 空地に石をきざむ音 耳につき来ぬ家に入るまで 』

何も言う事なし。

只々、角館の此の寂しい雰囲気を感じてもらえれば、何も言う事なし。


2011-10-08 華1406

黒漆喰の藏に人力車。

中は民具の展示場となっている。


2011-10-08 華1407

『 空の青に雪は融け 光る風のかけら舞い 私の足もとに小さな花ふるえ 』

肌に気持ちの良い暖かな日。爽やかな風が心地よいのだが、サクラは何処にも見えない。

2011-10-08 華1408

『 梅も咲かず この雪の里侘し 』

雪国の秋田、雪は融け梅は満開を迎えていたが、サクラは姿を見せない。

ただ赤い郵便ポストが、目に痛い。


2011-10-08 華1409

『 飴売りの チャルメラ聴けばうしなひし をさなき心ひろへるごとし 』

“比内地鶏”と“きりたんぽ”の店先で、手持ち無沙汰なご主人が・・・

啄木でなくとも、此の地の出身者には、“比内地鶏とキリタンポ”チャルメラに似て懐かしい響きだろう。


2011-10-08 華1410


“稲庭うどん”で有名な「古泉洞」の店先。 欅の看板板にも風格を感じる。


2011-10-08 華1411

『 思うことなし 山住みの炬燵かな 』

古民家の囲炉裏端。

囲炉裏に火鉢、そして炬燵・・・雪深い地方の農家では、此れが三種の神器なのか?


2011-10-08 華1412

『 あゝいゝな せいせいするな風が吹くし 農具はぴかぴか光ってゐるし・・・』

大きな木樽が店先に置いてある。

農具はピカピカ光っているし・・・樽のタガが錆だらけ。

この赤さびが何とも言えない風情を感じさせる。


今日は、石川啄木と宮沢賢治の詩を借用した。

満開のサクラの花見は、期待を裏切られたけれど、角館の街を歩いて思う事は、

古い町並みの心地よさと、暖かい人情に触れられた事だ。

旅の楽しみ方って、「こんなものなの~?」

category: 雑感

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どれが枝垂れ桜? 

『 さくら咲く 春は夜だになかりせば 夢にも物は思はざらまし 』
                                           能因(詠)

さくら咲く春の頃は夜も無いのがいい。 夜が無ければ夢にでも思はないですむだろうに。

心のどこかに、満開でなくともサクラが楽しめればと、僅かな期待を胸に角館へ・・・


2011-10-08 華1395
                              パンフレットより拝借

黒塀に見事な枝垂れ桜!!

是ほどまでの満開を期待していたわけではないが、サクラは見事に私を裏切った。


2011-10-08 華1396

深い木立と、重厚は屋敷構えで其の名を馳せている角館。

みちのく三大桜名所、弘前公園・北上展勝地・そして秋田・角館。

遠目に見ればサクラなのか?はたまた柳なのか?


2011-10-08 華1400

パンフレットと同じ場所なのだが、余りの違いに声も出ない。

此処、角館の枝垂れ桜は、1664年、京都の公家三条西家・実号のお姫さまが角館佐竹家に嫁いできた。

その際、嫁入り道具の中に、枝垂れ桜の苗木が三本入っていた。

枝垂れ桜は、京の都を偲ぶ女の物語を語り継いでいると云われる。


2011-10-08 華1398

みちのくの小京都・角館「桜まつり」 4月20日~5月6日 

武家屋敷を彩る枝垂れ桜の筈なのだが、蕾も未だ堅く、満開には程遠い状態だ。

人力車での観光を楽しんでいる人もチラホラと見受けられるが、何とも寂しい限りだ。


2011-10-08 華1399

『 千年の糸を垂れてる桜はその長きこと百尺、

 霧を帯び雲を裁って下に向かう、

 恰も万片の雪が軽く綿のように風前に舞い、

 又千仞の飛瀑大空に翻って半天にかかる 』


国学者・益戸滄洲は斯く角館の枝垂れ桜を褒め称える。

只々、声に出るのは“あぁ、そうなんだ~!!”ばかり・・・


2011-10-08 華1401

桧木内川堤の桜並木・・・国名勝指定

此処には、ソメイヨシノが2㎞にわたり花のトンネルをつくる。

昭和9年に、現・天皇陛下誕生記念として植えられたものだ。

一斉に散る様は、当に絢爛たる「花の舞」と云う。

清流に映える夜桜の景観も、心ときめく春の風情を盛り上げる・・・(パンフレットより転載)

夜桜も楽しみにしていたので、今夜の宿は田沢湖畔にしていたのに。


2011-10-08 華1397

史料館の前に咲いてる満開の枝垂れ桜。

せめても、此れが本物であればと羨むばかり。


2011-10-08 華1402

駅ホームにある柱に張り付けたポスター、

「角館は、日本一の綺麗な駅を目指しています」

駅も街中も、ゴミは見当たらない。最近は観光客のマナーも一流になったと云う事か。


『 折らばやと なに思はまし桜花 なつかしからぬ匂ひなりせば 』
                          西行の詩。(梅と桜を入れ替えた)

旅宿の花を、愛する女性が隣に伏す訳でもないのに、旅の独り寝の枕に匂ってくる花の香り、

愛する女性の移り香のように感じられることよ・・・

出家の身である西行、女性同伴とはいきません。それでも女性の香りが愛おしく・・・

私は妻同伴の旅。

桜の香りを楽しむ事も出来ず、只ひたすら残念な夜を迎える。

土日を避け、人込みを避けた旅なんて、 「こんなものなの~?」


category: 雑感

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乗り鉄? 

2011-10-08 華1388

東京ー青森 「はやて」


2011-10-08 華1392

東京ー秋田 「こまち」


2011-10-08 華1393

「はやて」10両編成  「こまち」6両編成

東京ー盛岡間は、「はやて」と「こまち」が連結されていた。


2011-10-08 華1390

「こまち」車内。

東京ー角館間を乗車する。


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「こまち」車内。

今朝、乗車したばかりなので、元気溌剌。 乗車記念に一枚パチリ・・・


2011-10-08 華1394

帰りの「はやて」車内。 盛岡ー東京間 乗車

疲れ切っていたので、撮影意欲全くナシ。

女房も疲れ切っていたので、写りたくナイと逃げだした。

まぁ、乗った記念にと、東京駅手前で一枚・・・

列車のカットばかりですが、私って“乗り鉄”という訳ではありませんよ~


角館・盛岡に桜を観に行ったのだが、全く咲いていない、蕾がちらほらと云うほど・・・

今日は疲れて元気が出ず、ブログも手抜きでゴメン!!

明日から、角館・・・盛岡と何枚かづつUPの予定です。

撮影だけは288カット進みましたが、現像しただけです。


『 見て素晴らしいものは 桜・藤・秋の紅葉 』

曇り日に、枝垂れ桜も寒さに震えていたのか? 蕾も難く殻を閉じていた。

黒塀に淡く可憐なピンクの桜と期待してはいたのだが、残念至極という事か。

年一回ぐらいの久しぶりの旅だったが・・・次は藤の花でも見に行くか? それとも秋の紅葉になるのか?

私の旅って、いつも 「こんなものなの~?」



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久しぶりに・・・ 

『 花は散り その色となくながむれば むなしさ空に春雨ぞ降る 』
                                     式子内親王(歌)

船橋でも、桜の花は散って、しみじみと寂しさを噛みしめている今日この頃ですが・・・


2011-10-08 華1385

昨夜からの春雨に南風の影響もあってか、芍薬が夜露を浴びて綺麗な花を咲かせた。


2011-10-08 華1386

我が家のマンションの、アトリュームを飾る花壇の両側には、つつじも咲き始めた。


2011-10-08 華1387

ソメイヨシノはすっかり花びらを散らしたが、桃色の花蕊が哀れにも可愛さを見せている。

今は、八重桜が満開を迎え、白・薄紅・紅・薄緑、と道行く人の目を楽しませている。


明日から、一泊二日で角館と盛岡に行く。

普段は家を空ける事は出来ないが、年に一回は一泊で小さな旅行を楽しむ事にしている。

角館では、武家屋敷に“しだれ桜”を、果たして咲き始めたのか?心配だ。

盛岡では岩手公園の桜や、啄木・賢治青春館を・・・

楽しみにしているのだが、天候の方は少々気になる空模様のようだ。


2011-10-08 華1384

快晴を望んでいる訳ではないが、晴れ時どき曇りであって欲しいと願うばかりだ。

雨が降っても“お花見”が出来るように、花模様の雨傘でも持って行こうかと思っている。

晴れ男(女)とか、雨男(女)とか、よく云われるが、果たして私はどちらなのか?

若い頃には旅行と云えば、前の晩から心は浮き浮きだったが、

この歳になると、浮き浮きどころか、心配ばかり。

年寄りの旅前夜なんて、「こんなものなの~?」


category: 雑感

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夏も近づく・・・ 

『 夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る

   あれに見えるは茶摘みぢゃないか あかねだすきに菅の笠 』


小学生の頃、よく唄った唱歌「茶摘み歌」。

今年は閏年なので、八十八夜は5月1日である。

この日に摘んだお茶は上等で、この日にお茶を飲めば長生き出来ると云われた。



fuji1.jpg

今日のテレビで、静岡県では早くも新茶の競り市がたったとの事だ。

今年は天候不順が永く続いたが、新茶の出来は上々との事らしい。


常茂恵外観03

新茶が我が家に有る筈はないのだが、雰囲気でもと久し振りに緑茶を淹れた。

白萩の茶器に、緑のお茶が美味しそうに・・・出過ぎで、渋いかな?


『 あくびした 口の中にも 春いっぱい 』

永谷園「新俳句大賞」での入選句。

春の香りと云うよりは、新茶を楽しんだ後には、口の中にも初夏の薫りが・・・


2011-10-08 華1383

新茶に西洋ケーキ?

お茶には和菓子が似合うのだが、今日はケーキで・・・

此れには訳があっての事なのだ。 今日は妻の〇〇歳の“お誕生日” 30?40?、いやいや、も少し!!

娘が、ケーキをプレゼントしたものだ。


新茶が飲めるのは「立夏」を過ぎる頃。あの“とろりとした甘味”は格別だ。

去年のお茶は、「古茶」と呼ばれるようになる。

『 新茶汲むや 終わりの雫汲みわけて 』   杉田久女(句)

行く春を惜しみ、来たる初夏に心を躍らす八十八夜の頃、

此の頃になると、緑も色鮮やかになり、そよぐ風も心地よい。

「薫風」という言葉からは、五感を目覚ませてくれる響きがある。

淡く透き通った衣装を身に纏う女性の香り、浮き足立つ男心・・・

新茶の香りって、「こんなものなの~?」


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大量死 

今日はAM11:00~ 「船橋競馬場」駐車場で、昨年3・11の被災地:福島県の激励のため、

『船橋よさこい祭り』が開かれた。福島県の物産も直売された。

復興の応援に少しでも役立つのならと出掛けたが、生憎の雨模様。

ViVitのアトリューム広場では、昨日に引き続き、キャンプのテント設営会もあった。


最近、娘が和裁と舞踊を習い始めたので、本人は食べもしない和菓子を土産に持って帰る事がある。

2011-10-08 華1338

私も女房も洋菓子より、どちらかと云えば和菓子が好きなので、ありがたい話ではある。

私は此処一か月の間、甘い物の摂取を控えている。血糖値A1cを下げる為に・・・願わくは7,0に。

好きな物には、つい手が出るのは人情なのか? ついつい一ツつまむ事となる。

人間の意思なんて弱いものだな~!と、思いながら。


2011-10-08 華1381

菓子を楽しみながら、テレビを見ていると、『像の大量死』の報道が目に入る。

“不審死”との事だが、何とも悲しい出来事だ。

象牙は国際的にも取引不可なのだが、一向に後を絶たないとの報道もある。

自然死なら致し方ないのだが、殺戮なら起こってはいけない事件だ。

動物園でしか見た事はないが、あの地上最高の巨体で“円らな瞳”の象の大量死、

原因は不明だが、あと味の悪い報道だ。


折角、美味しく頂いていた和菓子の味も、あと味の悪いものと化した。

人間の味覚なんて、周りの状況によっては、美味しくも・不味くにも成るものだ。

そう云えば、最近の若者は“味オンチ”が多くなったとも言われている。

テレビの放映で、繁盛店・行列の出来る店とか、流しているが、

その影響でもって、美味い・不味いを判断しているのか?

人間の味覚の曖昧さなんて、「こんなものなの~?」

category: 雑感

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天空を楽しむ 

『 見えずとも 誰れ恋ひずあらぬ山の端に 

         いさよう月を外に見てしか 』
  万葉集・満誓沙弥

深窓の令嬢を恋慕い、月を見ては嘆くのか? 何とも日本的で風情がある。


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今日は、暮らしのサポート館「ViVIt」南船橋 1階アトリューム広場で、

コールマン・テント設営会が開かれていた。


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アウト・ドア専門店「A-Campers」主催の催しだった。

キャンプという響きから想像するのは、『銀河鉄道の夜』の物語。

“銀河に魅せられるもの”・・・漆喰の夜空に、いつまでも時の経つのを忘れて、

ぼんやりと眺める満天の夜空。 是ほどの贅沢な時間の楽しみ方が、他にあるのだろうか?


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未だ早い時間なので見学者も少なく、テントの設営方法も始まったばかりだった。


二階の回廊から眺めていて、ふと、こんな物語を思い浮べた。

「 いまは昔、竹取の翁というもの有けり・・・」 の書き出しで始まる、

天空の物語『竹取物語』だ。日本最古の作り話と云われている。


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『 おのが身は この国の人にもあらず 月の都の人なり・・・』

満天の夜空に、煌々と輝く月を見て、誰がこの様な想像をしたのか?

近代科学が発展したお蔭(?)で、想像力を喪失した現代人には、到底無理な物語。


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                      三階にある、「A-Campers」の店頭

『 今はとて 天の羽衣きるをりぞ 君をあはれと思ひいでける 』

成就する恋物語には面白味は無い。

悲恋物語なればこそ、後ろ髪引かれる未練に涙するものだ。


『 逢ふことも 涙にうかぶ我が身には 死なぬくすりも何にかはせむ 』

幾ら長生き出来る長寿薬でも、貴方が居ないのなら涙に暮れるだけだ・・・憐れを誘うね~!!

不死の薬を、山の頂上で火をつけて燃やした。此の不死の山こそ“富士山”なのだ。


2011-10-08 華1378
                店内には、キャンプ用品が沢山展示されている

キャンプ用品は、キャンプの為だけに非ず。

最近は関東大震災も近く必ず来る、との報道がテレビなどで、しきりにされている。

其の為か?キャンプ用品を震災時非常備品として買いに来る客も多いと聞く。

帰り際に、『七夕』の事を思いながらカメラを肩に懸けた。


『七夕』・・・日本と中国の話の合作だが、内容は少々違う。

日本に古くから伝わる“棚織津女”の物語と、中国の“牽牛星”と“織女星”との伝説と合作。

棚織津女の物語は、村の災厄を除いてもらうため、機織津女が機屋に籠り、

天から降りてくる神の一夜妻になる、という話。

天の川を挟んで引き離された牽牛と織女が一年に一度だけ、

七月七日の夜に天にかかる橋で会う事を許されたという、有名な伝説。


大震災用の備品では無く、純粋にキャンプを楽しむ・・・

満天の星空に思いを馳せる自由な時間!!

想像は無限に広がり、この上ない至福の一時が送れる事でしょう。

キャンプの楽しみ方って、「こんなものなの~?」

 

category: 雑感

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森と水は守れるか? 


『 経済的に豊かでも、心は貧弱。それで本当にいいの?

          本当の“楽園”は豊かな心にあるのでは・・・』



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水は人間にとって生命の維持をするのには、不可欠なものである。

水田耕作の農耕民族国家としては、田畑に豊かな水を貯えておく必要があった。

幸いに国土は北から南へと細長く、急峻な山々は、其の森が栄養豊富で美しい水を貯める役目を果たしてくれた。

日本の森は美しい水の文明を育み、水田耕作は森林からの清らかな水があっての事である。


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『 我々の行いが、環境の歴史と人間の歴史を変える 』

近い将来、「水の戦争」が始まるとさえ叫ばれ始めている現状を見るにつけ、

特徴的な日本の国土に感謝をする必要があると思われる。

幸いにも、日本の国土の70%は森林に覆われている。水田耕作に必要な水は、此の豊かな森のお蔭なのだ。

日本こそ、『森と水の大国』なのである。

CO2 等、環境問題が声高に叫ばれている昨今だが、

その前に自然の恵みである「森と水の環境問題」への取り組みは果たして充分なのか?


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『 日本人は本当に“幸せ”か? “環境を創る民”となれ!!』

姉・弟なのか? 幼子が今を盛りに咲き誇っている“木瓜”の花を摘み・拾い、楽しそうにしていた。

此の子らに、豊かで希望の持てる将来を、我々は残してやる事が出来るのだろうか?

森を無残に伐採し、綺麗な水を汚したいだけ汚し、

只々、今が楽しく・面白ければ、それでイイとばかりに、

環境破壊を繰り返してきた事には振り返らないで・・・

願わくば、此の子らに明るい日本を残してやりたいものだ!!

日本の環境問題への関心なんて、「こんなものなの~?」

category: 雑感

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どんな草なの~? 

『 つれづれなるままに 日ぐらしすずりにむかひて

       心にうつりゆくよしなしごとを・・・』

                                                         吉田兼好

「徒然草」って、どんな草なのか? 散歩がてら探しに行ってみた。


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今日は、11,700歩彷徨い続けてみたが、結局はどれが「徒然草」なのか?判らなかった。

兼好法師が「徒然草」の中で言いたいと思った事を勝手に想像してみる。


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撮影した草花のカットは、徒然草とは関係は無い。手当たり次第・見つけ次第パチリと・・・

ところで、「徒然草」は多くの事に気付かせてくれる言葉が探せる。


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陰口・無駄口・差し出口・・・お互いの心の中で、無益な事だと理解していない。

「見ざる・言わざる・聞かざる」 に限るのだが・・・


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人の賢さを見て羨むのは、世の常である。恨み・悪口を言う。

「たとえ偽善と言われても、“しない”より“する”方がよい」


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「世間の関心は、儚く寂しい」


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付き合っては、いけない人・・・政治家・悪役人・嘘をつく人・欲の深い人

付き合っても、良い人・・・金品をくれる人・智慧のある人・医者


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「人の不幸は、蜜の味」

他人をいじめる・・・心の痛みは、肉体の痛みより酷い


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「豊かな感受性が、人間らしさを養う」

人生の、自然の機微に心を動かすのは最も人間らしい


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「話し上手は、聞き上手」

品位髙い人の話は高尚だが、無教養の輩はゲラゲラ笑う。全く品は無い


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「会うは別れのはじめ」

人の心ほどう移ろい易いものは無い。丁度サクラが風に散るように


2011-10-08 華1367

「死を見つめ、丁寧に正直に真摯に生きる」

災難と死は突然やってくる。その時慌てふためき後悔しないように、日々丁寧に生きろ!!


取り止めも無い事を考えながらの散歩だった。

兼好法師が云うような人生って、送れそうで・送れないのではなかろうか?

せめて、冥途へ旅立つ時には、過ぎた日を後悔しないで済むように、生きたいものだ。活き活きと。

人生を生きるって、「こんなものなの~?」



category: 雑感

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ゆく春 

『 杏 あまさうな人は 睡むそうな 』   室生犀星(句)

バラ科・サクラ属の木に、プラナスがある。漢字の「杏子」の唐音から “あんず” となった。

中国原産で奈良時代には、梅と共に渡来したようだ。

「杏林」の故事は、呉の国に董奉(とうほう)という仁医がいて、

貧乏人からは治療代を取らずに、代わりに症状の軽い人には、杏を一株、重病人には杏を五株植えさせた。

数年後には、家の周りには杏の林が出来、それ以来「杏林」は医者の尊称となった。


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         千葉県・習志野市、「さくら広場」のパンフより

以前、此処に「さくら広場」がある事は通り掛かりに見て知っていた。

隣のレジャ-・センターの駐車場に車を入れ、散歩がてら入園した。

サクラの時期は過ぎようとしていて、既に葉桜に成ろうとしていたが・・・

天気予報では二日後には雨模様と予想が出ていた。

杏の花が咲く此のころに降る雨を「杏林雨」と言うそうだ。何となく風情を感じるのだが・・・


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『 初恋は 杏子の花の 匂いする 』  小寺燕子花(句)

初恋の女性と、いま愛する“らら”をお供に、「さくら広場」へと・・・

杏子の香りはなく、サクラの香りも薄れた時期ではあったが。


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管理棟を過ぎると、右手には休憩所が設えてある。其の向こう左手には“お手洗い”がある。

「さくら広場」は、日本を代表する建築家・安藤忠雄氏の設計によるものだ。

総面積31,500㎡に、ソメイヨシノが505本植えてある。

何と云っても壮観なのは、サクラ一色で全体がピンクに染まると云われる。


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葉桜になっているので来訪者は殆んどなく、4・5人の人と出会うだけだった。

安藤忠雄氏のメッセージには、

「桜は人の心をとらえる。なぜか?

古来、わたしたちは自然を愛し、四期の変化に敏感に生活してきた。

梅や桜の開花時期を心待ちにする国民性は他国にはない。


気候異変が多発しているいま、地球環境を保全するために、

一人ひとりが考えなければならない時期にきている。


この桜の公園を訪れた人々の感動が、地域から、そしてアジア、

世界各地へと広がり、地球環境を大切にする思いにつながってほしい。」と。


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水路の一角に淀んだ水溜り。花弁が気怠そうにくるくると回っていた。

残念なのは、スロー・シャッターが切れないので、流れ動く花びらの雰囲気を出せない。

此の「さくら広場」には噴水池があり、周囲がマウンドになっておりスロープが一周している。

スロープの一番上から眺める広場は、サクラの香りに蒸れ、見事なピンク一色になることだろう。

6年前に開園したばかりなので、木々は小さく枝々の空間も広く、写真に撮るより見る方が遥かに綺麗。

来春には、再度訪ねて花見に興じ、満開の又、散るサクラを撮影したいものだ。

『 花は 白いの。薄紅。薄墨もおもしろい。

       風が吹く折の群雲もまたおかし 』
  “てんくら”


来春への私の思いって、「こんなものなの~?」



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孤独って、な~に? 

“孤独”を、広辞苑で引いてみた。

「みなし子 と 老いて子なき者」とあり、引き続き「仲間のないこと・一人ぼっち」とある。

今朝は昨日の好天と打って変わって、どんよりとした何とも憂鬱な朝だった。

近くの「船橋・親水公園」に出かけてみた。

人影もまばらな中、


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このお年寄りは、何処から自転車で来ているのか?

船橋港の防波擁壁に向かい、何やら大きな声を発し、歌の様なものを歌っていた。

最近、街を歩いていても、独り言をブツブツ呟きながら歩く人を見かける事が多い。

ふと頭を過る思いがした。 “孤独”って、一体何なのだろうか?・・・

以前、友が云った言葉を思い出した。

「 俺は女がいないから、孤独だ 」 と。

その時、ふと思った事がある。「女がいても、男はいつも孤独のままだ 」 と。

男女の仲に“愛”があれば孤独ではナイのか?

“愛”は決して“孤独”の反対語ではない。“孤独”という言葉には反対語すら存在しない。

“孤独”という言葉、そのものまでもが“孤独”なのだろう。

“孤独”の反対語は、社交的でも、無知でも、傲慢でもないだろう。 どれも反対語にはならない。


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少し離れた所に、若い女性と中年のご婦人が、夫々犬を連れての散歩に来ており仲良く談笑していた。

作家・アルベール・カミュはこうも言った「孤独と連帯は、見分けがつかない程よく似ている」 と。

壁に一人向い何やら呟くのも“孤独”。 二人で談笑するのも“孤独”なのか?

一人で居ても、“孤独”を感じず楽しい時間を過ごし、

多くの人と居ても、何だか“孤独”を感じる時もある。

“孤独”・・・哲学的には形而上の事なので、反対語の答えは無いのだろうか。

恰も、「生」と「死」とが明らかに反対語とは違うように・・・


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谷津干潟に潮が出入りする水路に、久しぶりにエイの親子が現れた。

“孤独”で無い一番の時とは、親と一緒に居る事なのか。

子供は親の背中に、また腹の下にと、嬉しそうに泳いでいた。

此の光景を見ながら思う事は、

幾ら“孤独”では無いと云っても、これでは何時まで経っても親からの独立は出来ないし、

自立すれば“孤独”に陥ち入る事になる。

いずれにしても、人もエイも“孤独”からの脱出は出来ないのだろう。


「光と影」「白と黒」「良い悪い」「上と下」と云う様な対語には、“孤独”には反対語は無い。

“孤独”って、本当にどっちつかずの言葉なのだ。

仏教の教えに、「空・仮・中」がある。

“孤独”って、「中」という事なのか?


少し前のテレビ・コマーシャルに、

『 すこし愛して、なが~く愛して 』 と、大原麗子さんが素敵なセリフを・・・

こんな気持ちになるのも“孤独”なのか?

“孤独”って、「こんなものなの~?」


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新しいものへ・・・ 

『 身勝手な性質として 自分に都合のいい事は 

      何はともあれ“当りまえ”として受け取りがちである 』



現代は“生き甲斐”を喪失した時代としばしば言われる。

人は、“生き甲斐”という心の世界に“新しい生き甲斐”を求める生き物である。

古い物から、新しい物へと。携帯電話はスマートフォンへと変わり、パソコンにしてもテレビにしても

車にしても、然りである。


“生き甲斐を求める心”とは、自己実現への欲求・自由への欲求・未来への欲求・・・等などだろう。

其の“生き甲斐”を喪失させるものとしては、愛する人との死別・人生の夢が壊れる時・・・

心のコントロールって、本当に難しい事と常に実感させられる。


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此のカット写真は、今まで乗っていた車の一部分。

今はやりのハイブリットであった。燃費は確かに良かった。


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今月初めから乗っている車の一部分。

昔どおりのガソリン車。燃費は幾ばくか悪くなった。


以前、車の雑誌を立ち読みしていた時の記事だが、

ハイブリット車は、30~60万円ぐらい価格が高くなる・・・と。

1ℓ 150円のガソリンで、一か月1000㎞走るとすれば、

価格差は、一か月で5000円程度と云う。 一年で6万円だ。

単純に計算しても、5年~10年乗らないとハイブリットのメリットは無い事になる。

環境問題を考えれば、ハイブリットにすべき!!と、盛んに言われるが、

果たして、ハイブリット化する為の、制作上環境汚染は語られない。

色々考えた上で、今回車を乗り換える事にした。

扨て・扨て、ハイブリットからの乗り換えが、吉と出るか?凶と出るか?

車を新しく買い換える。無ければ仕事に支障をきたすから乗り換える。

若者が車を欲しがるのは、利便性も当然ある事だが、見栄も幾ばくかは・・・

それとも、車が“生き甲斐”なのであろか?

人其々、“生き甲斐”は違うのが当然だが、

改めて自分の“生き甲斐”を考え、振り返ってみれば、

“生き甲斐”=“如何に、死ぬか”此れが正直な答えだろう。

取るに足らない、私の”生き甲斐”って、 「こんなものなの~?」


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サクラ、咲いたか? 

『 桜舞う 皐月の空に 差し切るヒーロー、ゴールドシップ 』 

今日は、中山競馬場でG1レース「皐月賞」が開催されていた。



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此の競馬場は中山競馬場ではなく、船橋競馬場の朝の追い切り(?)風景です。

競馬場は開催日でなくても、お弁当を持って遊びに行くのも楽しい所という。


今朝の新聞で「皐月賞」の出走枠順を見てみた。私は競馬を見るのは大好きだから。

も一つ大きな目的があって。

其れは、北海道の知人(未だお会いした事はないのだが)が、大の競馬ファンだから・・・

予想では、馬連「18-9」が本命という事らしかった。

夜のテレビ報道では、結果は「14-9」の様だった。ゴールドシップが一着という結果。


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桜吹雪が舞う「中山競馬場」での皐月賞。

果たして、私の知っている友人は「14-9」の馬券を買い、『サクラ、咲く』 となったのか?


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いやいや、大穴狙いで 『サクラ、散る』 となったのか?


果て扨て、結果は如何に?

其のうちにお知らせがある事と思うのだが・・・

汗水流し働き、手にした金子を競馬に。

「趣味にお金は付き物」とは言うが、見返りは幾許のものなのか?

そうか! 100円が10,000円になる時もあるのだろう。

しかしJRAへの貯金は直ぐ出来そうだが、なかなか引き出させては貰えそうもないうようだ。

私も、お弁当と3,000円ぐらい持って、『中山競馬場』に一度は行ってみようか。

ヒョットすると、3,000円が 10,000円に成るかもね。

サクラのUPは昨日で終わりと考えていたが、友の結果が「サクラ、咲く」を期待して・・・

細やかでも、友情って、「こんなものなの~?」




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下町風情 


『 春の海 ひねもすのたり のたりかな 』   与謝蕪村(句)

長閑な春の陽を浴び下町を散策してみた。


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『災難は忘れた頃にやって来る』と言われる。

東京にも震度7以上の大地震が近い内にやって来るのだろう。

そんな思いを抱きながら下町を散策した。

モルタル造りの長屋が立ち並ぶ光景は、どこか懐かしく思われ心に安堵感が漂う。


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路地のいたる所で猫に出会う事が出来る。

小林一茶の句に、 『 寝て起きて 大欠伸して 猫の恋 』

こんな句を思ひ出しながら猫を見ていたら、何となく可笑しく思えた。

此の猫はお坊ちゃんなのか?お嬢ちゃんなのか? 恋はしたのだろうか?と・・・


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『 ただもうひたすら 過ぎに過ぎて行くもの 

       町の笑い声、人の年齢、春、夏、秋、冬 』

                                清少納言「枕草子」242段を借用

階段の多い下町。

通行する人は年配者ばかり。 ご多分に漏れず此処も若者が居ない町となったのか?


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今となっては古井戸と人は呼ぶだろうが、

その昔には、此処でご婦人方の井戸端会議が開かれ、情報交換が行われた事だろう。

夏になれば、スイカや瓜やキュウリが冷やされた事だろう。

『 古井戸や 西瓜切るよ!!に 人の寄る 』

こんな光景が見受けられた事だろう。

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細い路地裏に、草木に囲われた小さな休憩場所・喫茶店があった。

観光客が疲れた足を癒しに入るのか? 地元の人の社交場となるのか?

思いを巡らせていると、こんな句が頭を過った。

『 みのむしの 音を聞きに来よ 草の庵 』  松尾芭蕉(句)

清少納言は言う、ミノムシは“ちちよ ちちよ”と鳴くそうだ。

芭蕉は、侘しい草庵ですが、ミノムシの声でも聴きに来ませんか? と・・・

幼い頃育った下町の我が家だが、社会人となり遠くに・近くに、移り住む子供達に、

懐かしい想い出を楽しみに帰っておいでよ!!と街が叫んでいるかのようでもあった。

そうだ、私にも故郷はあったのだ。

海や野山が呼ぶ、故郷の想い出って、「こんなものなの~?」


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桜は散ったか? 


桜のシーズンだったので、三日も桜の事を書きましたが、まだまだ書き足らないのが“桜”なのでしょう。

華やかに咲き誇っていた桜の花も、儚くも終わりを告げ、残るは“桜蕊”だけになりそうです。

淡く美しい薄桃色の花びらとは違い、散り去った後の桜蕊があだっぽい色香を感じさせ、妖艶でもある。


今年はブログを書き始めたので、桜の撮影を楽しんだ。

城と桜で観光客を集める、関宿城址に車を走らせた事もあった。


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『  さくら さくら 弥生の空~に~・・・  』

思わず口ずさんでしまう程、桜と城とは相性がいい!!


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可憐であり、妖艶でもあった桜。

花弁が散り去ったあとに残されるのが「花蕊」

古来、日本人は桜の花に殊の外、愛情を注いできたのでしょう。

散り行く姿に、「花吹雪」「飛花」「落花」そして風流なのは「花筏」。その後にも「葉桜」と。

桜と日本人との縁の深さを感じずにはおれません。

花弁が散るとは言うが、「花蕊」は散るとは言わず、“降る”という。

過ごし易い春から、夏への季節の移ろいを感じさせる“花蕊が降る”素敵な言葉です。


過ぎゆく春を惜しむかのように、桜の花を和菓子に託して・・・という事なのか?

娘が、普段は食べもしない和菓子を買ってきた。


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桜、三色すみれ、菜の花・・・そしてスズラン

和菓子は職人の芸術作品。

ショートケーキなど、洋菓子もイイが、和菓子の方が健康には良いと言われる。

コレステロールが少ないからだろう。

私は糖尿病でもあるので、洋菓子よりは和菓子を好んで食べるようにしている。


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スプーンにフォーク・・・その物ずばりの言い回し。

「黒文字楊枝」・・・何とも色気のある言い回しではありませんか。

こんな処にも、“風流”を感じるね~!!

『 サクラチル 』 『 サクラサク 』 という電報が流行った時期がある。

東大生が、受験者の合格発表をいち早く知らせる電報文だった。

受験に合格すれば『サクラサク』 残念な結果の時には『サクラチル』。


今日、一年に一度の胃癌検査の為、胃カメラを飲みに近くの病院に行った。

私は悲しいかな酒は飲めないので、せいぜい胃カメラでも飲むとしましょうか?と云う事か・・・

ここ三か月ぐらい、食事の後、胃が重苦しい事が多かった。

毎年春先からは体力も低下するので、この時期に毎年検査に行く事にしている。

AM9:00~検査に入り、9:40には終了し、検査結果を映像写真を見ながら聞くことになる。

果たして結果は、「サクラサク」か? 「サクラチル」なのか?

結果は予想通り『サクラサク』 だった。

結果に一番安心したのは、女房かな? 

だって、健康ならまだまだ働けるので・・・年金では生活が、ね。

女房の一番の願いって、果たして 「こんなものなの~?」



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死ぬ目的と意味 


『 うき世には とどめおかじと春風の 散らすは花を惜しむなりけり 』
                                          西行(句)


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『 惜しむとて 惜しまれぬべき此の世かは 身を捨ててこそ身を助けめ 』
                                         西行(句)

無明の娑婆世界、物事に執着すればするほど煩いは生じるものだ。

出世欲・名誉欲・金銭欲・所有欲・・・つまらぬ煩悩は捨ててこそ、人間成就は達成できる。

上の、西行の二句をじっくりと味わって欲しいものです。


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散る桜並木の中を“らら”を連れて散歩した。

小林一茶は、散る桜にこう詠んだ。

花の命の短さに気付き、人の無常を悟り、いつ死が訪れようとも悔いの無い、

人生の燃焼と充実を計れ!! と、言わんばかりに。


『 死にしたく いたせいたせと 桜かな 』


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『 散る桜 咲く桜も 散る桜 』 

釈迦の教えに、「生死即涅槃」という言葉がある。

生きるのも、死ぬのも、是即ち“涅槃”悟りなのだ。という意味でしょう。

今は元気でも、いずれは死ななければならない此の身。

生きているからとて歓ぶな。死んでいくからとて悲しむな!! どちらも涅槃なのだから・・・


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『 人の世は 哀しく儚く夢の中 悟れ悟れと散る桜 』

散る桜を観ながら“てんくら”は、こう詠んだ。

四方八方を向いて咲く桜。「八方美人」と云われる所以だろうが、

春爛漫、酒とカラオケの饗宴で人は花見シーズンを浮かれているのかも知れないが、

散り行く桜の花は、我々に何かを問いかけているような気がしてならない。

散る桜に『死ぬ目的と意味』を考えよ、と諭されている様な気持ちでした。

人の人生って、散る桜と同じようなもの、「こんなものなの~?」




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今生の別れ 

『 限りあらむ 道こそあらめこの世にて 別るべしとは思はざりしを 』
                        兵衛(句)

中宮・璋子に仕える女官・兵衛が詠んだ句である。

「死別するという事があるよね。この世にあって別れなければならないとは、思いもしませんでした」

愛別離苦は世の常とは解かっていても、やはり死別は辛いものがある・・・と云う詩でしょう。

人との別れもさることながら、散る桜に別れを告げられるのも、悲しいものでしょう。


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すぐ近くの団地の公園でも桜の花が満開になり、人々の目を楽しませている。

園内の広場には幼稚園があり、先日入園式が行われたようだ。

親御さんは子供がここまで大きくなった事を嬉しく思いお互いの談笑にも花が咲く。

子供達は桜を楽しみ、はしゃぎ回っていた。


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花の下を行き交う人は、立ち止まり花の香りを楽しみ、記念写真を撮る人も沢山いる。


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お昼の休憩を終えた、保育園児を乗せた手押し車が通り過ぎる。

子供は花を見るより食べる事に夢中になっていた。“花より団子”という事なのでしょう。


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お昼には、団地の奥さん方が子供を連れて、桜花の下“お花見弁当”に舌鼓を打っているのか?


『 春風の 花を散らすと見る夢は さめても胸のさわぐなりけり 』 
                                        西行法師(句)

“お花見”とは、現代では弁当を頂き、お酒を楽しむ事が習わしとなっているようだ。

23歳で出家をした西行は、「白川の桜」に殊の外、心寄せていたようだ。

此の句にも、西行の心の心象が強く感じ取る事ができる。

毎年の事だが、“お花見”には浮かれ楽しむというより、散る花に無常を感じ取るのは私だけだろうか?

桜を愛で楽しむ現代人の心とは、「こんなものなの~?」




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花見に酒って・・・ 

 『 花散らで 月は曇らぬ世なりせば ものを思はぬわが身ならまし 』
                                         西行(句)

花と月に心を尽くし続けた遍歴の歌人・西行法師の句である。


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好天に恵まれ気分も爽やかだったので、八柱に桜を観に出かけた。

幾ばかりでも、西行の心境に浸れればとの思いもあった。

満開の花の元、茣蓙に座り弁当を食べていると、子供連れの若夫婦が乳母車を押しながら通り過ぎる。


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広場では、“炭坑節”踊りを、昔の娘さん達が踊っていた。

昔、盆踊りで“炭坑節”を踊る連中を見た事はあるが、桜の花の下での“炭坑節”とはね~?


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薄紅色の花びらと、黒く太い幹とのコントラストはいつ見ても美しい物である。

桜の花は意外と写真になり難いように思う。

写せるものなら、写してみろ!!とでも言われているのか? 何だか絵にならない・・・


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テレビでは盛んに花見の宴を放映しているが、

私は花の下での「ドンチャン騒ぎ」は大嫌いな方だ。

此処では多くの人出があり、楽しそうな話し声は聞こえるが、バカ騒ぎの嬌声は聞こえない。

花見は花を楽しむもの。酒を飲み騒ぐのでは“花見”ではナイ!!

嬉しくて飲み、悲しくて飲み、何かにつけて飲む機会は多い事と思うが、

せめて“花見”の時ぐらいは、疲れた心を解き放ちたいものである。

西行のように、桜と月に心を寄せる事など出来ないのは判るが・・・

どうして日本人の花見は、「こんなものなの~?」


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一休み 


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『 万物発して 清浄明潔なれば 此の芽は何の草としれるなり 』

草花は咲き乱れ、鳥たちは歌い、優しい風に心も軽くなり、

生命の息吹も聞える今日この頃ですが、

春の陽気に遊び過ぎたのか? 少し私は疲れているようです。

心の中にある「青春」を取り戻すべく、少しの間休憩を取りたいと思います。

今日から2・3日、ブログをお休み致します。

此れに懲りずに又、訪ねて来てください。

私からも又、訪問させて頂きます、何卒宜しく。


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ちょっと、小休止 

皆さん!!今晩は、

今日は大変“お疲れ様”なのです。小休止させて下さいね。


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今日は千葉大付属病院に行ってきた。

毎月一回、和漢と代謝内科に通っている。

和漢では、脈を計り、舌を観る。そして指診。漢方薬の処方箋をもらう。

歳を重ねたので体調も不純に成るのだろう。

長引くのは、体質が“冷え症”と“オケツ”だそうだ。

“オケツ”って、お尻の“オケツ”ではありませんよ。“汚血”らしいです。

昔より、「血は汚い」と云うのだから、“汚血”でも仕方ないか?と諦めている。意味が一寸違うかな?

糖尿病の方は、町の医院に行くと、A1c の数値ばかりを気にし、6,5まで下げないとと云われる。

千葉大の教授は7,5迄なら、多目に見てくれる。低血糖だけは気を付けるようにと。

どちらが良いのか?それは患者が判断すれば良い事と私は思っている。

A1c をうんぬん言うのには気を使いたくないと思う。WHY? 糖尿病そのものでは死にはしないから・・・

そんなこんなで、千葉大にお世話になっているが、

今日は疲れが残っているのか? 眠くて・眠くて・・・

ブログのUP 簡単に誤魔化してしまおうと、思っている次第です。

『 ちょっと一杯 気分転換 』  という事です

まぁ、どなた様も何がしかの体の不調をお持ちかも?

私の体調って、「こんなものなの~?」




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春を探しに 


『 君ならで 誰にか見せむ梅の花 色をも香をも知る人ぞ知る 』
                                     紀 友則(句)

此の梅の花、誰に見せましょうか色にせよ香にせよ・・・

経済や科学が発展し、其の恩恵は計り知れないけれど、

足元に咲く草花を愛でる心は失われてきたようだ。


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お彼岸の頃咲く“彼岸坊主”が、近くの公園で元気な姿を見せていた。

忙しかった2・3日だったが、好天に恵まれた今日は、公園を散歩した。


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名も知ら~ぬ、紫色の花が目に留まる。

平安時代より此の方、“紫”色ほど高貴な色はナイとされてきた。

名は知らねど、“古代紫”の此の花を観ていると一句捻りたくなるが、その才能は私には無い!!


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先日まで堅い蕾を付けていた桜も、この暖かさに一輪・一輪と咲き始めたようだ。

『 たれこめて 春のゆくへも知らぬまに 待ちし桜も移ろひにけり 』
                               
いく春の暖かさも知らぬ間に、あんなに待ち焦がれた桜も、散り始めた事よ・・・

満開の花見も良いだろうが、咲き始めの初々しい桜の花。

この時期の桜は誠に風流ではないか。深い思い遣りで眺める桜の美しい事!!


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学校の前の小道に密やかに咲いてた花。此の花の名前も私は知らない。

知らなくても、優しい眼差しで愛でる事は出来るのがアリガタイ!!

今日は足元に、どんな花々が咲き誇っているのか?楽しみに出かけた。

目に付くハシから撮影しただけの事だが、こんなにも多くの草花が咲いている事に驚いた。


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『 人見るもよし 人見ざるもよし 我は咲くなり 』

以前の我が家にも小さな小さな花壇があった。

地中でヒッソリと身を屈めていた種が、暖かい陽を浴び目を出し、

やがては見て!見て!咲いたよと誇らしげに・・・

人生の花を咲かす歓びもあるだろうが、咲く花と共に歓ぶ喜び方もあるだろう。

『 生ける者 遂にも死ぬるものあらば この世にある間は楽しくをあらな 』
                                    万葉集 大伴旅人(句)


生まれてきたからには、いつかは死ぬと定められた命だから、

此の娑婆世界にある間は、花でも眺め・酒でも飲んで、楽しくやるとしましょうか?

人生の幸せって、こんなにも小さな所に転がっているんだと、貴方は気づいていましたか?

所詮、人生って、「こんなものなの~?」


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そうなんだ~ 

秘密の仏教・真言宗の秘密の経典に、『理趣経』がある。

奈良の大仏・毘盧遮那仏の経典『華厳経』と、此の二つの経典は大好きなものである。

我々俗人は煩悩塗れだから、悲しみや・悩みや・苦しみからは抜け出す事が出来ないと言う。

誰が?・・・お釈迦様が。

煩悩の最たるものは愛欲・淫欲だろうか?

ところが、此の『理趣経』は言う。煩悩も愛欲も是みな菩提心と

『理趣経』は十七清浄句を説くお経と云っても過言ではない。

初っ端に「妙適清浄の句」があり、何を言わんとしているのか?

「妙適」・・・男女の交合による快楽・恍惚の境地は此れ、菩薩の境地と。

以下、延々と続く悟りの世界をお説きくださる。

愛しい人には触れてもみたい・身も心も全身込めて心地よくしてあげたい。

触れられたいし触れもしたい・心の底まで愛撫したい。

触れ・匂いを嗅ぎ・撫で回し・舐り合い・味わい・噛み合い・見つめ合い満たされる。

お互いの肉と肉が熱く溶け合って、恍惚の世界へ落ち込む。

この時こそ、悟りの世界・彼岸が見えてくる・・・と説く。


そう云えば、大日如来の御姿を見れば、

左手の人差し指を一本だけ立て、右手で其れを優しく包み込んでいる。

正しく是は、左手は男性で右手は女性に他ならない。

男性が女性に包み込まれ、身も心も融け合っている姿ではないだろうか!!

この様な事が延々と綴られている『理趣経』だからこそ、

長い間、一般人には解放されなかった秘密の中の秘密だったのだ。


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堅苦しいだけが経典ではない。

『理趣経』は、表面だけを面白く可笑しく読めば、この様な解釈も出来るだろうが、

そこは秘密の経典たる理由もある。

凡人は誤解するから説明はしない。精進し悟りに近づけば、師匠が教える口伝方法なのだ。

信楽楽焼の“たぬき”さんは、本当に『理趣経』は愛欲を肯定しているの?と首を傾げる。

皆さんは『理趣経』をどう思われますか? 

『理趣経』って、本当に。「こんなものなの~?」



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