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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

男は黙って・・ 

『 ミュンヘン・サッポロ・ミルウォーキー 』

世界のビール三大生産地の一つ、「サッポロ・ビール」の工場に見学。


2011-10-08 華1881

『 男は、黙って“黒ビール”』

一世を風靡した名文句。三船敏郎が渋く・苦くポスターを飾っていた。


2011-10-08 華1876
                 サッポロ・ビール 千葉工場

芝生の上に建てられたウエルカム看板。左のマリンハウス案内板には現在の気温がデジタルで表示。

何と気温37℃と表示が出ていた。 こんな時には先ずビールで喉を潤すのが一番だろう。

2011-10-08 華1877
    中央の建物が展示・工場見学用の建物。右端はレストランの建物。

飲めない私が工場見学! 有料で¥500とあったので、見学はしなかったが、

40分のコースで、最後はビール2杯の試飲付だそうだ。

『 酒は涙か溜息か 心の憂さの捨てどころ 』

この暑さ、飲めればビールを2杯飲んで、憂き世の憂さを晴らしたいのだが・・・


2011-10-08 華1878

展示館とレストラン館の間には、螺旋階段を昇ると其処が展望台になっている。

すぐ横は船橋港で、南極観測・砕氷船「しらせ」が、お勤めを終え静かに停泊。


2011-10-08 華1882

黒ラベル・ギャラリーを歩いてみる。

『 酒と女は、気の薬。とかく憂き世は色と女 』

黒一色の中に「黒ラベルGALLERY」の文字が浮かび上がり、高級感を醸している。


2011-10-08 華1885

黒ラベルのビール瓶が歴史順に並べてあり、飲めない私でも思わず手が出そうになる。

『 今宵また 諭吉と別れの 酒を飲む 』 (旅姿一万円札)

言い得て妙ですな~!!

諭吉殿との別れは辛いけれど、酒と女とギャンブル・・・ついつい手が出るもんね。


2011-10-08 華1883

「芸術は、爆発だ~!!」で有名な、岡本太郎画伯の作品。


火野葦平の詩に、『ビールの歌』 がある。

 「ビールこそ よろしきものか白き泡  かみつつあれば 世界はいらか

  エジプトのナイルのほとりピラミッド 築ける昔 ビールは生まれぬ

  ビールと共に 早や三十年は経ちにけり 女房と別れてもビールとは別れず

  ビール飲めば 喧嘩の種の二つあり  論ずべからずと女と平和

  この若さなにに たとえんビールこそ 古ぼけ恋の消えぬ味かも

  わが友の ビールびんの九分ほどは  税金なりと知れば悲しき」


2011-10-08 華1879

売店では色々なグッズを売っている。当然サッポロ・オリジナル!!


林 芙美子 (下関市出身作家) の詩に『命の酒』 がある。

「私は淋しくも酔いしれる 強く!甘く!  琥珀の色に輝く酒 酒は淋しき人の命

 悩める者の慰め 命の酒!

 淋しからずや運命 呪わしき運命よ  命の酒よ 芳醇な命の酒に 我は酔いしれて

 しびれるまで」


2011-10-08 華1880

黒ラベルのグラスより、冷えたビールには此方のカップが良く似合う。

何とも古風なラベルが、サッポロの歴史を偲ばせる。


2011-10-08 華1884

『 大 人 の 人 生 』  “人” の文字に、金星を使うとは心憎いね~!!

「しっかりとした考えを持っている そんな大人たちが

 “うまい!”と、うなるビールづくりを目指して

      丸くなるな

      ☆星になれ              」

星は星でも、生まれたばかりの星もあり、 もうすぐ消え行く星もある。

歳を重ねて、丸くなりすぎ

行く先短く、☆星にも成れず・・・

私の人生って、「こんなもんなの~?」



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category: 雑感

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貴婦人が・・・ 

『 春は花 夏は風鈴 秋は果実 冬は雪冴えて涼しかりけり 』 
                            (道元に捩る)

猛暑が続く関東、一昨日私用があって出掛けていた。

夕方帰宅すると、何と・何と岡山の貴婦人から、岡山名産・貴婦人の “桃” が届いていた。


桃の原産は中国だが、日本の桃の元祖は岡山県の「白桃」と言われ、改良を重ね種類も多くなったが、

ジューシーでとろけるような食感の白い果肉は、世界的にも評価される逸品と言う事だ。

花言葉は、「天下無敵」「チャーミング」「私はあなたの虜」とあり、

桃割れ(日本髪の形)、桃源郷(理想郷)・・・等言葉は多い。


2011-10-08 華1875

『 春の苑 くれない匂ふ桃も下 照る道に出で立つ乙女 』 万葉集

桃は、万葉の時代から美しい女性に喩えられるようだ。

そして男心はうつむき加減。胸の内が素直に云えなかったのでしょう。

中国では、桃は “仙果”(神仙に力を与える果実)と呼ばれ、

邪気を払い、不老長寿を齎してくれる果実と信じられていたようだ。


2011-10-08 華1873

『 桃の花 君に似るとはいふかねて ただただ美しくと愛でてやみしか 』 
                            金子薫園(句)

男性が歌を詠むと、どうも男心のシャイな歌になるのだね~。

『古事記』では、伊弉諾尊が桃を投げつけ、鬼女・黄泉醜女を退散させ、

童話「桃太郎」では、桃から生まれた男児が鬼を退治する事で面白く、

3月3日の「桃の節句」は、桃の加護力によって健やかに長寿を祈る・・・

桃にまつわる話は数限りなく多い。


2011-10-08 華1874

『 桃の花 鏡を知らぬ 娘かな 』 子規(句)

桃は、男性にとっては格別な思いを巡らし、ややもすると卑猥性をも帯びてくるようだ。

生まれ立ちの赤子のお尻の、あの瑞々しさを桃に思い出し、英語圏でも言われることは、

桃は傷み易いが美味しい果実から、古くは「若く魅力的な女性」を表し、

そこからして、「ふしだらな女」「乳房」などの意味を持つようになった。

日本でも変わった用い方をしている言葉もある。

「桃尻」桃の実は座りが悪い事から、乗馬が下手で鞍に尻が落ち着かない事をさし、

桃の様に美しい形をした女性の尻を、「桃尻」とさえ言う。


岡山の貴婦人から頂いた、岡山の桃 “貴婦人”を眺めながらつくづく思った。

暑い暑いと言う8月は旧暦では7月だが、もう秋の始まりなのだ。

実りの秋。桃・梨・柿のシーズン到来だ。

果物が好きな私が「秋が待ちどうしい」って言う心って、「こんなもんなの~?」


category: 雑感

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神仏への嘆願書 

『 護 符 は、祈 念 の 増 幅 』

「護符」は、霊符・呪符・秘符などとも言われるもので、古くより民間信仰を通して、

日常生活の中に取り入れられ現在に至っている。

「護符」は、“祈念の増幅” を期待・希求するもので、

人間が本来持っている潜在能力を高める為の強力な “お守り” の一種でもある。

「護符」は、神仏のシンボルである梵字・記号・図形などを組み合わせて書かれている。

祈願者が肌身離さず身に着ける物、家屋に張り付ける物、飲むもの等、種類は沢山あるが、

何れの物も、“神仏への嘆願書" なのです。


代表的な面白い護符をご紹介しましょう。


2011-10-08 華1864

此の符は、痴漢やストーカーなど、悪質な異性から身を守る為の霊符。

効能効果は、祈願者である貴方次第のもので、「ただ持っているだけで願いが叶う」ものではない。

願望達成を強く心に念じ、信じる事が一番大切な事だ。

行者(護符の制作者)は、「絶対に叶えてやる」、祈願者は「必ず叶う」と信じる事だ。


2011-10-08 華1865

此の符は、人知れず日々所持することで、良き仕事を招き寄せ、良き就職を加護する霊符。

何となく護符に頼り切って、努力もせず・行動力を怠ったりしていると、神仏に願いが届かず、

結果も出ず 「符を書いて効無く、鬼に笑われ」になり兼ねない。

護符そのものに叶える力があると云うより、行者が念を込めて謹写し、祈願者が強い願望を持つ事により、

強力な念力が起り、良き結果を生むのだ。


2011-10-08 華1866

此の符は、家庭内の争い、口説や周人からの災厄を除き、家族の和合を加護する霊符。

「護符」は、神仏に通じる呪力の有る行者が、その祈願者の為にだけ気を入れて一枚一枚手描きするものだ。

「護符」は、起源を密教の中に見る事が出来る。

法の中心佛である大日如来を念じ、祈願し、己の願いを叶えて頂く為に、その手段として誕生した。


2011-10-08 華1867

此の符は、金銭、財産を招き寄せ、金運上昇を加護する霊符。

「護符」は、奈良時代より仏教系の呪法として流行した。

道教の影響が大きい仏典の影響下、また陰陽道の影響の下、霊符は成立し、

修験者は祈願札として護符を使用した。その後、密教行者も使うようになる。

修験道では、道教系の護符に梵字を書き加え、神仏のシンボルをも書き加えた。


2011-10-08 華1868

此の符は、人からの愛敬と信頼を得ることを加護する霊符。

梵字の中でも、カン・マンという不動明王の種字が最も多く用いられた。

梵字は只の種字ではなく、信仰の対象としての「佛」なのだ。

一字金輪仏頂のボロン、一切憤怒尊のウン、とりわけア・バン・ウンは多く用いられた。


2011-10-08 華1869

此の符は、病難を除き、特に悪性の腫物を除く事を加護する霊符。

現存する護符の殆どが修験道の物で、陰陽道・道教の物は稀である。

此の事は、「護符は、修験者が描いた物が一番」と言う事に他ならない。

描かれた護符は、開眼作法が必要だが、これとて修験者が行う儀式だ。


2011-10-08 華1870

此の符は、心に抱く大きな望みと目標を障りなく成就させる事を加護する霊符。

「護符」は、効能・効果に限りがあり、一般的には一年間である。

使用済みの護符は、撥遺供養し、金銭と共に “不動護摩” の炎の中に・・・

お礼の気持ちと一緒に、“お焚き上げ” をするものである。


2011-10-08 華1871

此の符は、あらゆる悪難、災難、禍を祓い、不運を寄せ付けない事を加護する霊符。

『 護 符 の 製 作 法 』

護符は、御神籤などとは違い、厳しい手順の下、修験者が心を込めて描き上げる。

護符を描くには吉日・凶日がある。 女性の場合、月経中や出産直後は禁物。

描ける時間帯は、午後11時~午前1時。 この時間は陽と陰Tが交接する時間なのだ。

沐浴し、口を漱ぎ、掃除を等身の回りを清浄に保つ。

香炉に線香をあげ、請神呪など各種のを唱える。

護符を一気に描き上げる。

呪を唱え、剣指にて気を込める。

壽金を焼く。

各種呪を唱える。 大雑把に言っても、最低これだけはしないと・・・


2011-10-08 華1872

此の符は、怨霊・悪霊・邪気・生霊など、あらゆる霊災を取り除く事を加護する霊符。

あらゆる望みに対する護符がある。

「護符」は、人知れず用い肌身に付ける事が一番。

『 信念を持ってこそ、初めて“護符” は力を発揮する 』

悩み多き娑婆世界ですが、貴方は願い事はありませんか?

私は、3枚でも4枚でも欲しいのですが・・・貴方は何枚欲しいですか?

問題解決を「護符」に頼んで見るのも手なのか?

修験者が描く「護符」の効能効果って、「こんなもんなの~?」



category: 雑感

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近代医学の礎 

『 近 代 医 術 の 礎 』

2011-10-08 華1856

真夏の猛暑の中、千葉県佐倉市にある「佐倉順天堂医院」を訪ねた。

『順天堂』 と言う堂号の謂れは、「天道に従う(順天)、乃ち自然の理に従う」を意味している。


2011-10-08 華1857

現在残されている黒門が、昔の面影を漂わせている。

門の横には駐車場があり、普通車なら三台分のスペースが空けられている。


2011-10-08 華1858

芝生の中庭には、順天堂の創始者:佐藤泰然先生の銅像が建立されている。

泰然が佐倉の地に移住してきた背景には、藩主・堀田正睦が蘭学に理解を示し、

西洋医学を進んで藩に取り入れようとしていた。

その頃、江戸では長崎遊学後に蘭医学の塾を開きながら、

外科を専門に開業していた泰然が評判を集めていた。

評判を聞いた藩主が泰然を佐倉に招き、藩内の学問向上につなげようと招聘した。

『 泰 然 の 業 績 』

目新し好きで進歩的で行動力に富んだ人物だった。

泰然は、順天堂の塾生がオランダ語の習得と書物だけの勉強に偏る事なく、

実際の診察に役立つ知識・技術を習得させる事を目指した教育を行った。

一番の業績と云えば、天然痘の予防に努めた事が挙げられる。

ウイルス感染によって起こる天然痘は、当時の人々にとっては恐怖の病だった。

一般的には中国から日本に伝わった人痘接種ではなく、より進んだ西洋式の人痘接種を取り入れ、

その後、更に安全で効果の高い牛痘法が長崎に伝わると同時に、順天堂でも採用された。


2011-10-08 華1859

当時の面影が残る病室内の鴨居に掲げられた「療治定」には、手術の内容と手術代が書かれている。

1854年と記された此の「療治定」を手掛かりに、当時の医療水準の高さが伺える。

“白内障”、“乳癌手術”、“帝王切開手術” 等が記されている。

現在の外科・眼科・産婦人科に相当する極めて多岐にわたる治療を施していた。

「金創一寸に付、金百疋」

と、傷の長さで料金が変わること、また往診の場合は治療代の他に、一泊一両で別料金が掛るようだった。


2011-10-08 華1860

「手術道具」

江戸時代の外科道具で、手術用ノコギリや異物摘出器などを見ることができる。

現在の手術道具を見慣れている我々には、恐ろしく荒っぽい手術だったのか?


2011-10-08 華1861

弟子の医師が書き残した手術現場の様子図。

“卵巣水腫開腹術” 金十両

布団に横たわる女性が、両手・両足を助手に押さえられ、懸けられた布は下腹部のみ開いている。

帝王切開手術なのか?、卵巣癌摘出手術なのか?


2011-10-08 華1863


手術台の上の男性は、両手・両足を押さえられ、右足大腿部の切断手術を受ける図。

麻酔薬が現在ほど進歩していなかった当時は、麻酔ナシの手術も行われたようだ。

苦痛に歪む患者の顔が、それを良く表している。


『 順 天 堂 の 医 術 』

泰然の高弟・関 寛斎の著書「順天堂外科実験」によると、順天堂では泰然を中心に、

膀胱穿刺、帝王切開、卵巣水腫開腹、乳癌摘出、など当時としては最高水準の外科手術が実施されていた。

泰然は、麻酔の安全性に疑問を持ち、患者の命が失われる危険があると判断し、あえて無麻酔で手術した。


先日、天皇陛下の手術が東大病院にて、順天堂の医師のもと執り行われた。

泰然の婿養子・佐藤尚中は長崎でおらんだ軍医・ポンペに学び、系統的な医学教育を取り入れ、

後に、明治政府の要請を受け、大学東校(東大医学部)の最高責任者・病院長)として招かれ、

後に、御茶ノ水に順天堂医院を開業する。


この度、佐倉順天堂医院記念館を訪れたのは、

実は私が9年前、胃癌の手術を受けたのが、お茶の水順天堂医院だったから。

懐かしさもあり、開業当時の佐倉順天堂を見に車を走らせた。

今回の文は、記念館パンフレットに負うところが殆どでした。

江戸時代末期の外科手術なんて、「こんなもんなの~?」


category: 雑感

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信仰の始原 “土偶” 


『 土偶は信仰の始原 』

約一年万年前とされる縄文時代に、信仰の始原を見ることができる。

“土偶” は、人間を模して或るいは精霊を表現して創られたと考えられている。

狩猟・漁労・野山での採取などを営んでいた縄文人は、厳しい自然の中に知恵を貯えてきた。

信仰生活では精霊などの呪力を信じ、除災を行い幸せを期待して呪術を展開した。


2011-10-08 華1846
遮光器土偶

大きな楕円形が,あたかも強い太陽の反射光を避けるように表現された “遮光器土偶”。

みみずく土偶の大きな丸い眼と同じく、楕円形の眼の中には横一筋の線が引かれている。

此れは、邪霊を退け遠ざける僻邪視を表している。

『 この秋も 会いに無名の 土偶の眼 』 対馬康子(句)

此の強烈なインパクトを放つ土偶に一度お目に掛れば、また会いたくなるのも気持ちはよく判る。


2011-10-08 華1847

しゃがみ込み、十字に腕を組む此の土偶は、呪文を唱え呪術を行う男性なのか?


2011-10-08 華1848

 『 春寒し 縄文土偶の 叫び声 』 至遊(句)

一見して、ムンクの「叫び」を思い出させる此の土偶は、人形としての呪像の性格が漂っている。

人間の身代わりとして、手足の一部を損ない、生命の安全を願う呪物なのか?


2011-10-08 華1849

ハート形土偶の代表的な物で、原始造形として注目されている。

小さな乳房の表現からして女性像で、乳房の間に臍を表した小さな穴が開いている。

そこから下がる一筋の線は妊娠線だと言われている。

此の線の下にも新しい生命誕生を祈る女性特有の表現がとられている。信仰遺物なのだ。


『 豊かなる 乳房の土偶 春の夢 』 邯鄲(句)

呪術を重視する縄文の社会、土偶は其の代表的な物であった。

その殆どが女性を形どっており、誇張した乳房や妊娠を表現したり、性器を示したものがある。


2011-10-08 華1850

『 精霊との交流 』

帽子を被り、両手を大きく広げ、眼はつり上がり口を開いているのは、呪文を吐いているのか?


2011-10-08 華1851

立体土偶の顔はミミズクなのか? 後頭部には角が生えている様にも見える。

土偶の中には、両手足を開き恍惚とした物もある。

腹に載せているのは女体で、受容の体制充分で女性を受け入れる表現なのであろうか?

2011-10-08 華1852

土偶の多くは女性なのだが、此れは男性形の土偶である。

精霊と交流する女性呪術者の存在も可能性があるが、此の土偶は男性呪術者なのか?

原始農耕の豊穣でも願っているのか?


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人面付き中空土偶の器だろう。

大きく広げた両手に、一杯に広げた口。祭祀の時に食べ物を入れた土偶なのか・


2011-10-08 華1853

土師器の淵に乗る土偶。取り付け穴が左右に有る。

縄文時代には蛇体信仰があった。此の土偶にも蛇が左肩に乗っかっているようにも見える。

蛇は森林や大地の精霊の化身と考えられたようで、地下に棲み地上に出て脱皮する蛇体は、

地霊信仰とも結びついた事だろう。

祭祀の折の供物容器として使われた物なのか?


2011-10-08 華1855

口縁部に人面を付けた水差しなのか?穀物入れなのか?

素朴な土偶から複雑な文様を施した土偶まで、さまざまな形を見ることができるが、

縄文人が呪術に土偶を使った事は確かな事だろう。

この時代の、神と霊とへの鎮魂と祈願とは、「こんなもんなの~?」




category: 雑感

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『 夏 の 装 い 』

今夜は船橋港で花火大会が催されている。音はすれど、姿は見えない。花火のカットは有りません悪しからず。

撮影に行こうかと思ったが、単発的に上がる花火では写欲も削がれる。

夏祭り、花火大会は夏のイベントで、若い女性は人気のファッションとなっている浴衣姿であろう。

元々は、「湯帷子」と言った単の着物が、近年略して「浴衣」と云う様になった。

江戸時代に湯上りに木綿の浴衣で寛ぐようになったものだが、人前で着るものではなかった。

ファッション化した浴衣であるが、どうみても好ましい姿ではないような気もするが・・・


我が家の下、オートレース場では場外車券を買う人が、予想屋の話を真剣に聞いている。

昼間の騒音が無いだけ、夜の静けさには活気を感じない。


2011-10-08 華1844

『 これっきゃ~、無いよう!!』

予想屋の馬鹿でかい声は、我が家にも聞こえてくる。

『勝負よ~』 『これ一本でイイよ~』 何とも自信たっぷりなセリフを言っているが、

当たり番号が判るのなら、予想屋なんてしないで自分で買った方が儲かるのにね~。

「当たるも八卦、当たらぬも八卦」ならぬ、当たりは一割、外れが九割だろうね~。


2011-10-08 華1843

現在の売り上げは、最盛期の25%ぐらいしか無いと云う。

騒音で真夏の暑さにも拘らず窓を閉め切らないと、煩くて電話の音も聞こえない。

子供は引き付けを起こし、昼間に睡眠を取らないといけない夜勤の人も怒っている。

節電・節電と言うのなら、レース場を閉鎖した方が余ほどマシである。そして誰もが喜ぶ。


『 無いより溜まった方が、低いより高い方がイイ 』


2011-10-08 華1841
腹部超音波検査のエコー写真

AM9:00に一年に一度の超音波検査に行った。

肝臓のエコー写真だが、肝臓に脂肪が少しばかり付いているらしい。

胃の無い人にはよく見られる症状らしく、「まぁ、イイでしょう」との診断。


2011-10-08 華1842
此方は腎臓の写真

右の腎臓に直径9cmの水が溜まっているらしい。

破裂すると困る場合があるが、此のまま様子見となった。

預金通帳を見て何時も思うのだが、残高が一向に増えない!!お金って貯まらないものだね~。

そんなもんだから、水でも溜まれば良いかと、変な一安心をする。

そして経済状況も低空飛行だから、せめて血糖値ぐらいは高いほうがイイに決まっていると納得している。


老人無料検診(一部有料)を受けに行った結果だが、

この他にも、何種類かの検診を受けた。結果は二日後に聞きに行く事になっている。

一億総介護の時代の到来だが、老人ばかりの世の中になって、財政はどうなる事やら。

昼からは歯医者に行った。月一の割合で歯茎の手入れに通っている。

気になる所があるので、一週間後に又行く事となった。

歳を取るって、「こんなもんなの~?]

category: 雑感

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夏本番 


『 真 夏 の 芽 生 え 』

先日、「大暑」も過ぎ、いよいよ夏本番の季節になった。

曇天の過ごし易い午前中、チワワの “らら” を連れて散歩に出かけた。

2011-10-08 華1840

チワワは足が細く、脱臼や骨折をし易いので気を付けるように医者から言われているが、

案の定、生後間もなく一度骨折をし、全治三か月の憂き目に遭っている。

公園には沢山の鳩が羽を休めている場面に出会う事がある。

そんな時に首輪を解いてやると、鳩めがけてまっしぐら・・・

おいで・おいでと、鳩にからかわれているようにしか見えない。


2011-10-08 華1839

爽やかな花びらの名も知らない花が・・・

『 揚げ物を からりと揚げて 大暑成り 』 鈴木真砂女(句)

夏バテ解消には、油ものを食するのがイイのだろう。 土用の “うなぎ” のように・・・

暑さに負けないようにと「う」の付く物を食べると夏痩せしないと江戸時代の人は考えた。

夏場に“うなぎ”が売れなくて困っていた鰻屋に相談され、幕末の博物学者・平賀源内が、

俗信をヒントに、土用に“うなぎ”を食べると良いと言い、大繁盛へと鰻屋を導いた。


2011-10-08 華1837

真っ赤な花も散り終え、今は椿も大きな濃紅色の実を付けている。

子どもの頃に椿の実を取って、家の敷居に其の油を塗り込んだものだ。

椿油は今でも化粧品の一種として多くの女性が愛用しているらしい。

化学薬品を使わない自然化粧品だからお肌にはとても良いとの評判らしい。


『 土用の期間中には・・・』

年四回あった土用の日も、今は夏の土用だけが残っているようだ。

この頃は一年で最も暑さも厳しく、夏のつかれが出やすく夏バテをする人が多い。

昔は、「夏バテ防止」には、“うなぎ” や “おもち”、“しじみ” を食べる習慣があったが、

今では、夏バテ防止には “うなぎ” が通り相場となり残っている。


2011-10-08 華1838

毎年、此のイチジクの木に、今年は大きな実が付くのか?と見に来る。

どうも大きな実は期待できそうもない。 もぎ取り食べる訳でもないのだが、何だか気に成って・・・

イチジクを食べ、口の門が切れた想い出がある。そして、あの嫌な思い出が・・・「浣腸」だ。


土用芽といい、この季節には新芽を出す植物もあるのだが、

散歩で見受ける木々の葉が、赤茶色に変色しているのが多い。

強風に運ばれてきた海水の飛沫のせいなのか? それとも此の暑さのせいなのか?

暑い暑いとは言うが、傷ついても傷んでも、必死に生きようとしている木々、

ツバキもイチジクも、其れなりに立派な実を結んでいる。

人間だけが、夏の暑さに負ける訳にはいかない。

今年は “うなぎ” が異常な高騰をしているが、せめて代用品の “アナゴ” でも食して、

夏バテだけは防ぎたい。

庶民が猛暑を乗り切る方法って、「こんなもんなの~?」



category: 雑感

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活き活きと・・・ 

『 身を正し、心を正し、真の言葉を 』

釈尊が涅槃に入る前に説いた、最後の教えである。

この教えが、有名な十善戒となり今でも出家者が誓う「戒」である。

『身を正す』とは、① 不殺生(生き物を殺す事なかれ)
         ② 不偸盗(他人の物を盗む事なかれ)
         ③ 不邪淫(不純な男女交際をする事なかれ)

『心を正す』とは、④ 不慳貪(貪りの心を起こす事なかれ)
         ⑤ 不瞋恚(怒りの心を起こす事なかれ)
         ⑥ 不邪見(よこしまな見解を抱く事なかれ)

『真の言葉』とは、⑦不妄語(嘘をつく事なかれ)
         ⑧不綺語(いい加減な事を言うなかれ)
         ⑨不悪口(悪口をいう事なかれ)
         ⑩不両舌(二枚舌を使う事なかれ)

毎日・毎日、新聞やテレビで多くの企業からのメッセージ(コマーシャル)が流れる。

其のコマーシャルの中には、正しい真の謳い文句がどれほど並んでいる事でしょうか?

どうせ消費者には解からない事だから、良い・悪いは抜きにして、

“売れれば其れでイイのだ” 主義が罷り通ってはいないだろうか?


2011-10-08 華1836
『カーロ・アンジェラ』名で発売予定

此のカット写真は発売前の化粧品で、只今私の妻が二か月前からモニターをしている物です。

左の瓶は「美容液」、右の瓶は「化粧水」である。


使用中の効能効果を聞いていて、ふと上記の様な釈迦の言葉を思い浮べた。

何と云っても我々が守れない事がある、其れは『不殺生」だ。

「生き物を殺す事なかれ」なんて不可能である。食事をする以上は・・・

「生き物を、その寿命いっぱい生かして(活かして)あげよう!!」と解釈すればと思っている。

よく赤ちゃんの“お尻”がコマーシャルにも使われる。

生まれたばかりの赤ちゃんの肌の、あの滑々した感じを覚えているでしょう。

其の滑々の肌も、加齢と共に変化し、結果見るも無残な姿に・・・

親から頂いた、あの滑々した肌を取り戻す方法の一つに、化粧品がある。「美容液」だ。

「美容液」を使い、お肌の若返りを願うのは、全ての女性の願望と思うが・・・

現状は、女性の其の願望を逆手に取り、良くない製品を、あたかも最高の化粧品の様な謳い文句で、

世の女性を欺いているのではないか?

コマーシャルを見ていて何時も思うのだが、「不妄語」「不綺語」の氾濫が多過ぎるような気がしている。


どんな商品でも、モニターとなれば無料提供される。

結果報告する義務が発生する訳でもないが、多くのモニター者からのアンケートを見ていると、

良くない点や改良点を素直に告げる言葉を殆ど見ない事だ。

「どうせ、只で貰った物だから」という真理が働くのか?

実感もよく判らないのに適当に良い事を書いておけば、イイだろう、としか思えないものが多い気がする。


二か月の使用感想を妻に聞いてみると、

ハッキリと実感があると云えないが、“良いように思う”と。正直な感想でしょう。

● 心なしか?肌が潤いくすみが少なくなったような気がする。

● 美容液と化粧水の相性が大変良く、使用心地が良い。

● 浸透性・保水性も良いような気がする       など等。

ここで私が思うのは、「気がする」という言葉だ。

「気がする」のが本音ではあるまいか? 「気がする」で良いのだ。

一か月・二か月で、目を見張るような効能効果は期待してはいない。

また、べた褒めのアンケートなんか眉唾物で信用は出来ない。

開発者が真摯に良品を・・・と云う気持ちで試作に試作を重ねているのだから、

モニター者も、より良品を求めるのであれば、苦言を呈するぐらいの気持ちが必要と思っている。


只で貰った物だから、褒めとけばイイのよね~、

モニターのアンケートなんて、どうせ 「こんなもんなの~」

違う・違うよ!!只で頂いているのだからこそ、真摯に答える義務があるのだよ!!



category: 雑感

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4000年の驚異!! 

『 当たるも八卦、当たらぬも八卦 』

日常生活の中でしばしば用いられる言葉である。

占いは必ずしも当たるとは限らない。外れても気にする事は無い、という事。

吉が出るか?凶が出るか?、それは運しだいという事だ。

古代中国の帝王・伏義の考案と言われる「易」の事で、自然界の現象を八つの象に分類したものである。


よく知られる言葉に、「八卦(はっか)」「風水」「漢方」 があるが、

弘法大師・空海が唐より招来した物に 『宿曜経』 がある。

不思議な経で、「源氏物語」や「竹取物語」にも登場し、平安時代に持て囃され活用され全盛を極めた。

また、武将の間では戦いに此の経を“勝つための判断”に使った。

中国って、本当に不思議な国でもあるようだ。


2011-10-08 華1834

『 漢 方 薬 』

現代医学・医薬の進歩には目覚ましい進歩がある。

昔より大変お世話になっている医学と医薬品だが、漢方薬に一歩譲る余地があるのも事実だ。

上のカット写真は、今飲用している漢方薬の内容で、14種類の薬草を刻んだ物だ。


私が漢方薬に信頼を寄せ始めたきっかけは、12年前からである。体調維持の為に・・・

9年前にステージ4の胃癌の手術を受ける時にも、免疫力を付ける為に入院中も飲用した。

そのお蔭か?どうか?は定かではないが、体力の回復は異常に早く再発・転移は未だにない。

今は、千葉大付属病院の漢方医のお世話になっている。

2年前から、顆粒の漢方薬を飲んではいるが、夏に向かって体力・気力減退を迎える為、

2週間前より煎じ薬に変更している。

理由は二つあり、一つは20分も歩くと、腰から太もも・ふくらはぎに懸けて痛みとしびれが必ず出る。

二つには、耳鳴りがひどく・立ちくらみを起こし目眩がひどい。

そこで顆粒薬から煎じ薬に変更をしてもらった。


2011-10-08 華1835

30分間煎じたカット写真。

二日分で600ccまで煎じると、この様になる。

苦くて・辛くて・口の中が痺れる、大変美味しい(?)飲み物が出来上がる。

朝・昼・晩、食前に100cc程飲むわけである。

丁度二週間引用した結果、足腰の痛みとしびれは完治!!

立ちくらみ・耳鳴りは、殆ど感じなくなった。


『 4000年の智慧 』

恐るべし中国4000年の漢方!!

国内でも多くの漢方薬局や漢方医薬品がある。

中国人漢方医師によれば、日本と中国とでは効能効果は違うと・・・

手術など現代医学に頼らなければならない場合もあるが、

新薬は即効性はあるようだが、副作用もひどい。

信頼の於ける漢方医なら、治らぬ病気も治る可能性は高い。


急発展する中国。

我々の常識では考えられない行為も平気で行う国でもある。

好き嫌いは人其々当然あるのだが、中国漢方には脱帽せざるを得ないようだ。

現代医学も大切。4000年の智慧も大切。

中国漢方って、「こんなもんなの~?」





category: 雑感

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涼風に・・・ 

『 涼を呼ぶ草花 』


2011-10-08 華1830

久し振りに早朝散歩に出かけた。

駅前広場に名も知らぬ雑草が咲き乱れていた。

若草色に可憐な真っ白な花びら。未だ朝も早いせいかどことなく涼しさを覚える。


2011-10-08 華1831
しばしば見かける人。今日もベンチで新聞を・・・

 『 魂棚の 奥なつかしや 親の顔 』

日本には古くから、「同じ釜の飯を食う」 と言う言葉がある。

共同体意識は、日本人が永く残した民族風習の一つである。

個人主義が発達しなかった事は、良い事ばかりではないかも知れないが、決して悪い事ではなかった。

助け合う意識も其の中で培われてきたのだ。

近年、プライベートに主眼を置いた個人主義生活が増幅し、独立を欲するあまり孤立するケースも見られる。

東京では盂蘭盆会も終わったが、盆には遠くへ出掛けている家族が帰郷し、

祖霊を祭ったのも「共同意識」の一つの表れであろう。

散歩していて何時も思う事がある。どうして夫婦連れでの散歩者がいないのだろうか?と。

こんなところまで個人主義が及んでいると云うのか?


2011-10-08 華1832
芝生の雑草を丁寧に摘み取る男性に出会う。

『 春過ぎて 夏来るらし白栲の 衣乾したり天の香具山 』 持統天皇

白く晒した布衣が 神様に祝福された新しい季節を 嬉しく迎える・・・という詩だろう。

早朝とは云え、蒸し暑さを感じる時、真っ白なシャツと帽子、そして手袋にスニーカーが目に眩しい。


2011-10-08 華1833
大型犬でも白犬は見た目も涼しそう。

『 涼風の 曲がりくねって 来たりけり 』 小林一茶

木陰を通って吹く風の涼しさに、身も心も安堵を感じる。


2011-10-08 華1828
谷津干潟への水路で魚釣り。

枕草子で清少納言は言う。『 このごろ空のけしき直りたちて うららとのどかなり 』

“うらら”とは感じないが、“のどか” さは散歩で感じる一番の心の糧だ。

エジソンは斯く言った。「 けっして時計を見るな これは若い人に覚えてもらいたい 」 と・・・

混沌とした世の中になり、人々はあくせくと働けど人生の充実感は掴めない時代となっている。

そんな時こそ、今一度立ち止まり「人生の意味」を考えてもらいたい。


2011-10-08 華1829
芙蓉の大輪が見事に咲き誇る。

これ見よがしに咲く芙蓉の花よりも、密かに咲く可憐な草花の方が夏には好感が持てる。


真夏の散歩は、早朝と言えども老体には厳しいものがある。

昼間の暑さでは散歩はおろか、室内でも熱中症になり兼ねない。

文字色昨年はこの時間帯には、多くの散歩人と出会ったものだが、今年はお目に掛らない。

一人一人と消えて行ったのか?まさかね~!!そんな事もなかろうに・・・

カメラを片手にブラブラと。一時間も歩けば考える時間もタップリと。

心を豊かに、希望の明日を、道をどう開くのか・・・色々と考えは巡る。

朝の散歩で思う事って、「こんなもんなの~?」


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生き甲斐って、な~に 

神谷 美恵子(医学博士)女史の著作に、『生きがいについて』 と言う本がある。(みすず書房刊)

最近は世の中が混沌としてきたのか、“生き甲斐” を恰も失ったかのような事件が後を絶たない。

今日もまた、中学生の自殺の事がテレビで報道されていた。

教育委員会、学校側、担任教師の無責任さだけを責め立てても、この様な事件の解決にはならないだろう。


2011-10-08 華1827

日本全国で、ハンセン病療養施設は15か所にあった。

間違った医学知識により、一般世間から完全隔離の施設に入れられた人々の苦悩と希望を、

神谷女史は5年間にわたり長島愛生園に勤務しながら見つめて来られた。


ハンセン病(らい病)の感染力は非常に弱く、且つ特効薬によって完治する病なのだ。

早期治療により後遺症も残らず、回復者からの感染もない。

悲しく残念な事は、その当時適切な治療が受けられなかった事による後遺症や、

長年の療養所暮らしのため歳老いて、引き続き施設で生活を送っているのが現状だ。


◎ 生きがいを奪い去るもの

◎ 生きがいを求める心と対象

◎ 新しい生きがいを求め、そして生きがいの発見


最近、歳のせいなのか?本当の「生き甲斐って、な~に」と言う問題を深く追求するようになった。

若い頃にはガムシャラに働き、家庭をも振り返らなかったような気がしている。

中年になっては、惰性で生きて来たような一面を振り返る。

そして、年老いた今、「生き甲斐」を何に感じているのか? また「生き甲斐」を持っているか?

自問自答するとともに、反省をもする日々だ。

神谷医師の『生きがいについて』をお時間が有れば是非読んで欲しいと思っている。


イギリスの最高勲章である「ガーター勲章」には、こう刻まれている。

『 邪念を抱く者に 災いあれ 』

意味は違うが、邪念を抱かずに生きる事はまず不可能に近い。

よく御存じの“戒名”の下に、信士・信女の二文字を見ることが出来るが、その意味は、

「誓った戒を良く保ち、内外共に清浄で、正を信じ・邪を信ぜず、清信の仏弟子」という意味だ。

邪に眼も心も奪われず、貧しくても清く美しく、正を信じ、

“生きがい” を求めるって、「こんなもんなの~?」


category: 雑感

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荒盆と施餓鬼 

『 日 本 書 紀 』 に、

「齋明天皇三年(657年)七月十五日に須弥山の像を飛鳥寺の西に作る。且、盂蘭盆会を設けたまふ」と、

また「659年十二月十五日、群臣に詔して京内の諸寺に盂蘭盆経を勧講せしめて、七世の父母に報いべし」と。

同じく『日本書紀』に、「諸国の家ごとに仏舎を作りて、乃ち仏像及び経を置き、以て礼拝供養せよ」と。

京内の寺々では、「盂蘭盆経」に基づいて祖霊祭祀を行っている。


P1010395.jpg
参考にと、写真撮影の許可を頂いた。

今日、ある御宅に用あってお伺いした。

仏間のお仏壇の横には、盆棚が設えてあった。感心な事です。早速、お焼香をさせて頂く事に・・・


昔の人々は、先祖の霊魂は正月と盆と、春秋の彼岸の年四回、

霊魂の棲む里山から子孫らに会いに帰って来ると信じられていた。

本来、盆の祭りはご先祖との交歓行事であり、付録的法事では決して無い。

近年になり、死に別れた家族の有る家だけが新盆と云い行う、何とも悲しい行事と化した。

抑々、「新盆」とは『荒盆』の事である。

三回忌を迎える人の霊魂は、未だ充分で丁重な供養を受けていないので、其の魂は“荒ぶれている”と

解釈され、『荒盆』と言った。


三回忌を迎えるまでの霊魂の盂蘭盆の期間は、7月7日~31日までの長い期間なのです。

そして『荒盆」には、正式には錫杖で以て「施餓鬼供養」をするのが本義なのだ。

俗に云う「お盆」は、三回忌を過ぎた霊魂の供養で、こちらは13日~16日と短いのです。


此のお宅は、其れを知ってか?知らずにか? 早くから盆棚が設えてあった。

昨日の話ではないが、ホウズキ(鬼灯)を飾るのは、結界した盆棚に周りから邪が入らないようにと、

守ってもらう為なのです。


お盆・お盆とは云うが、本当の意味は、「こんなもんなの~?」



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鬼灯(ほうずき)の効用・・・ 

『 籠かばふ 鬼灯市の 宵の雨 』 水原秋桜子(句)

浅草、浅草寺の境内で毎年7月9・10日の二日に亘り浅草寺「ほうずき市」が開かれる。

50万人の人出で賑わう此の市だが、今年は天候にも恵まれ一際賑わいを見せていた。

節電で例年の明かりは無いものの、ほの暗い電気の下で、浴衣姿の女性が品定めをしながら、

鬼灯を買うのを楽しんでいた。


2011-10-08 華1825

今月は13~16日が、東京での「盂蘭盆会」にあたる。

ご先祖さんが帰って来られるお盆には、昔は丁稚奉公に出ていた奉公人などが、

主家から正月と盆には久し振りの休みを頂き故郷への里帰りだった。

“藪入り” と言う言葉も今では死語となったが、盆の休暇は「後の藪入り」とも言われた。

盆棚には夏の野菜や果物を盛り付け、縄には鬼灯をぶら下げ、四隅の竹柱を飾ったものだ。


『 四万六千日分のご利益 』

今日は浅草観音様の功徳日にあたる。

今日参詣すると、四万六千日分のご利益があると言われ、この日に合わせて「ほうずき市」が開かれる。


2011-10-08 華1826

昔、子供の頃、ホウズキの実を指で揉み柔らかくなったところで、中の種を揉み出し、

ギュー・ギュー鳴らし遊んだものだ。

そんな子供にとっては面白い玩具だったが、

怪しげな提灯のイメージから “鬼灯” と書かれるようになった。

怪しげな鬼灯(おにび)まで味方に付け、厄除けとしての効能を期待して盆棚にも飾られるようになった。

子供達が夏の玩具として楽しんだ、“ほうずき” って、「こんなもんなの~?」




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ペットを飼うって・・・ 

『犬は 喩え10歳でも、人間なら70歳』

2011-10-08 華1819

今日はチワワの “らら” の予防接種に近くの動物病院に行った。


2011-10-08 華1820

月・火曜日は来院者も少なく順番待ちも時間が掛らない・・・と思ったが、

16診察室が有るのに、医師が二人で結構な時間が掛った。


2011-10-08 華1821

診察室に入ると体重測定だが、3,25㎏と表示されガッカリ。二か月前が3,4㎏

只今ダイエット中!!目指すは3,0㎏なのだがね~。

半月前に血液検査をし、その結果を聞いたが、全く正常との事だった。

触診が終わると、聴診器で内臓検査? いやいや、全く人間と同じ事をするもんだ。


2011-10-08 華1822

今日の予防接種は犬用8種混合ワクチンだった。

男性の助手が抱えての接種だが、“らら” は只立たせておくだけで十分なのだが・・・

注射をされても、検査をされても、ウンともスンとも言わない。嫌な顔をした事など一回も無い。

注射が終わっても、何かあったの?と言うような顔をしている。


2011-10-08 華1823

会計が済むと、予防接種証明書なるものが発行される。

ペット・ホテルに預けたり、旅行先で見せる必要が有るからだろう。


2011-10-08 華1824

8種混合とは如何にも多いように思えるのだが。

人間なら、精々三種混合ぐらいなものか?

本日のお会計は・・・¥9,135也

以前、動物病院の医師が講演会で、こんな事を云っていた。

「ペットは思いつきで飼わないで欲しい。 買ってから先、思わぬ維持費が掛ります」と。

4歳と3か月に成るが、なるほど維持費(?)が掛る(罹る?)。

先日、散歩でよく出会う方との話で、

「癌の手術を二回した。 その手術代が合計で160万円」との事だった。

ペットは死ぬまで元気とは限らない。途方もない治療費を覚悟しておかなければならないのだ。

散歩にも毎日・朝、夕、二回。 家を留守にし旅行なんかも出来難い。お金も掛る。

でも、子供以上に心の癒しになってくれるかも、ね。

ペットを飼うって、「こんなもんなの~?」



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祭りには・・・ 

『 祭りの子  集へり舟和の 芋ようかん 』


2011-10-08 華1817
吟味された甘藷を一本一本手で剥き、砂糖と塩とで味付け練られた逸品だ


昨日、手土産に「舟和」の “芋ようかん” を頂いた。

私が未だ幼少のみぎり、羊羹と云えば庶民の口には入ることは無かった。

と言うより、食べ物に不自由していた戦後間もない頃の事。

そんな思い出の中で、芋ようかんを頂くと有難さも一入だ。

初めて「舟和」の芋ようかんを食したのは、たしか20年前ぐらいか?

それ以来、此の芋ようかんは私の大好きな和菓子の一つとなった。


『 ひとしきり 祭りの話や あんこ玉 』


2011-10-08 華1818

「舟和」おなじみのあんこ玉で、小豆・白いんげん・抹茶・苺・蜜柑・コーヒーの六種類がある


浅草と云えば、「浅草三社祭」「浅草カーニバル」「浅草ほうずき市」「浅草羽子板市」が有名だ。

庶民が楽しみ集まる所「浅草」で、明治35年に「舟和」は和菓子店として開業。

芋問屋を営んでいたが、当時は高価で庶民の口に入らなかった練羊羹の代用品として、

さつま芋を使い、研究の末完成したのが芋ようかん・あんこ玉・栗蒸ようかん・練ようかん。

販売を開始するや否や、一般大衆は庶民の和菓子として迎え入れ、この人気は創業以来

現在までも人気を博し、浅草詣でや歓楽に訪れた折には、何が何でも「舟和」の甘味処へ・・・


私が子供の頃には、バナナは高価な果物であった。

食べるのは、精々1/2から1/4ぐらいの物だった。それも一年で何回も無いぐらい。

バナナが一本丸ごと食べたいと何時も思っていたものだ。

お菓子と言うお菓子は、果物もそうだが、口に入るのはどれもほんの一口ぐらいのものであった。

そのせいか?今でも「舟和」の芋ようかんを食べる時は一本ぐらいのもの。

勿体ないという事ではナイ。私が歳を取り食べられなくなったと云うだけの事なのだが・・・

今はお中元の時期だから、方々からお中元が届き恐縮しきりなのだが、

手土産を頂くのが嬉しいって、「こんなもんなの~?」



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優しさって・・・ 

『 草 木 国 土  悉 有 仏 性 』

釈迦の教えに、「全ての、生きとし生けるものは、佛になれる種を持っている」 という大切な教えがある。

「草木国土 悉有仏性」 と言うからには、草や木でも、いやいや地上に在る全ての物は何でも、

仏に成れるという事なのか? 誰でもが皆、仏であると云う意味だが、

そう考えれば皆が仲良しであり、お互いに大切に思い、笑顔で接し慈しみ合う事が出来る筈なのだが、

なかなかそうも行かないのが現状だろう。


2011-10-08 華1815

先日、繁華街の植え込みに寝ころんでいた一人のご老人が居た。

お巡りさんがやって来て、折角の昼寝(?)を起こし、なにやら話をしだした。

戦後の言葉に“浮浪者”と言うのがあったが、確かに見栄えのする光景ではない事は確かだ。

微かに聞こえるお巡りさんの会話に、優しい眼差しに微笑ましさを感じたものだった。

『 和 顔 愛 語 』 と言う言葉を思い出したからだ。

和らいだ笑顔で接し、優しく労わりのある言葉を人にかける・・・という事だ。

赤ちゃんや小さな子供の顔が、柔らかくて可愛いのは、無心の成せる業だから。

大人に成ると邪心に塗れ煩悩に塗れ、駆け引き計算に長け、作り笑や媚びへつらう事は出来ても、

赤ちゃんの様な笑顔はいつの間にか消え失せている。

ところが、そんな大人でも家族や恋人、そしてペットに対しては優しく出来るのに、

一度他人となると、その様な優しさは何処かえと消えていく。本当に可笑しな事です。


2011-10-08 華1816


『 駐 停 車 禁 止 』 AM8:00~PM8:00

『 駐 車 禁 止 』 PM8:00~AM8:00

自動車運転免許証を持っているドライバーで、此の意味が分からない者が居る事が、解からない。

どう見てもプロ・ドライバーの成せる仕業なのだ。

5年間、この場を見てきたが、交通違反を取り締まる警察官は見たことがナイ。

パトカーは、傍を通っても取り締まる気配は全くナイ。


『 横 断 歩 道  み ん な で 渡 れ ば 怖 く な い 』

こんな変な標語が流行った事がある。

「みんなで違反すれば、警察も取り締まれない」 と言い換えても同じ標語となるのか?

荷物の積み下ろしに、トラックが停車するのは理解できるが、

標識が有るのに取り締まらない警察の理由が解からない。

一般大衆が自家用車で駐車違反をすれば、直ぐに捕まえるのに・・・

日本の警察は、「和顔愛語」 の意味をはき違えているのでなかろうか?

無法トラックを見過ごすのは、優しい気持ちからとでも言うのだろうか?

これらのトラック運転手が道端に捨てるゴミの量は想像をはるかに超えているのが現状だ。

虐めによる子どもの自殺が多発している。DVで警察に駆け込む女性も多い。

警察に相談しても、取り合ってもらえなかったという報道もしばしば耳にする。

日本の警察って、「こんなもんなの~?」



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お母さんのオッパイは・・・ 

『 年 一 回 の 逢 瀬 を 楽 し む 』

明日7月7日といえば、「七夕」だ。

本来の七夕は、旧暦だから一か月先になるのだが、新暦では暑さが日増しに厳しくなる頃だ。

中国から伝わった伝説だが、どうして彦星と織姫は一年に一回しか逢えなくなったのか?

天帝の娘・織姫は機織りが大変上手で働き者だった。

婿に選ばれた彦星も働き者だったので、天帝は織姫との結婚を勧めた。

結婚後の二人は、毎日・毎日を楽しく遊び暮らすようになった。

天帝は二人を引き離し、一年に一回だけしか逢えないようにした。


2011-10-08 華1808

暑い日差しの中、真っ白な日傘が目に飛び込んで来た。

夏を実感する季節になったこの頃、子どもの頃に無邪気に七夕を楽しんだ事を想い出した。

江戸時代には、五色の短冊に習字や学問の上達を願い詩や歌を書いたと云う。

都会では天の川も見えなくなったが、織姫と彦星だけは美しく輝いているのを見ることが出来る。

昔の人々が色々な願いを込めて見上げた星空も、今ではプラネタリュームが引き受けてくれる。


2011-10-08 華1809

『 親 か ら 子 へ、子 か ら 孫 へ 』

人としての生き方は、親から子へ・子から孫へ教え引き継ぐのが、昔より守られてきた常識だった。

最近は母親が子育てを放棄し悲惨な事件が多発している。

勉学はもとより、人の道までも、学校側に擦り付けているのが現状の様に思える。


2011-10-08 華1811

昨日、上野動物園ではパンダが赤ちゃんを産んだというニュースが全国を飛び交った。

生まれた赤ちゃんは、母親の腕の中ですくすく育つのだが、

最近では子どもに対する母親の愛情も長続きしないのが現状の様だ。

赤ちゃんが生まれて初めて手にするオモチャは母親のオッパイなのだ。

母親の匂いを嗅ぎ、スキンシップで安心感を得、何時までも抱かれていたいのが赤ちゃんなのだ。

母乳は人工ミルクへと変わり、抱かれ負ぶわれる暇も無く母親から引き離され託児所に入れられる赤ちゃん、

人間として、否、動物としても、乳幼児期の情操が損なわれる事は間違いない。


2011-10-08 華1812

散歩を楽しんでいると、親子連れや、ペット連れに度々出会う。

この子らは此れから先、どんな育てられ方をするのだろう?と思わずにはいられない。


「色とりどりの華で飾られたもの」と言う経:『華厳経』がある。

終わりの章に善財童子が、善知識と言われる53人を訪ね歩き、智慧の道を探るという件がある。

江戸の日本橋を出発点として、京の三条大橋の到着点まで駅次するという東海道五十三次は、

この善財童子が歴訪した五十三人に由来している。


2011-10-08 華1814

『 身 と 心 を 和 げ る 』

善財童子は歴訪の旅の中で、大光王より「身と心を和げる」事の大切さを教えられる。


昔、ある人からこんな事を云われ、ハッとした事があった。

子どもは中学から高校へ、そしてやがては大学へ進学するだろうが、

「お婆ちゃん・お爺ちゃんに育てられた子供は、それだけで大学院を卒業したと同じ価値がある」と。

親の愛情を受け、祖父母に甘やかされる事に、子育ての本来の意味が隠されているのか?

あれはダメ・これもダメ!!と全てに縛られ、塾通いに疲れ切った子供に、

「身と心を和げる」精神は育まれることは決して無いであろう事は、想像に難くない。

善財童子が知識人を訪ね学んだ事は、「大いなる慈しみの心」だった。

その心は、「和を以て、貴しとなす」と言わしめた聖徳太子へと引き継がれている。

立派な大学を出ても、名誉欲・権力欲・金銭欲・物欲に塗れた人間になったのでは、

果たして“人の道”を歩んでいると言う事が出来るのだろうか?

少子化が問題になっている今、大人たちは子供をどのように育てれば良いと思っているのか?

他人を見下し、己の事に心を砕く人間を養成したいのか?

それとも、貧しくても、心暖かい人間を育てたいのか?

ただただ可愛がるだけの育児で良いのか?

飴と鞭という言葉があるが、子育てって、「こんなもんなの~?」


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野良猫は・・・ 

『 大の字に 寝て見たりけり 雲の峰 』 小林一茶

紺碧の空に峰の如く浮かぶ入道雲。

真夏の光景なのだが、昨今は一日中蒸し暑く、これぞ日本の梅雨なのか?


2011-10-08 華1802

近くの親水公園に足を運んでみた。

以前は此処から東京湾を横切り、横浜へ高速船が発着していたのだが、今は昔の事となった。

「船橋花火大会」は此処で行われ、多くの見物客が押し寄せている。


2011-10-08 華1800

早朝の公園には、色々な人がやって来て、其々が好きな事をして楽しんでいる。

運動不足なのか?自転車のチューブで紐を作り、手足を鍛える男性が・・・


2011-10-08 華1801

大の字になり空を見上げる天候でもないが、早朝から居眠りはもったいない事と思うのだが。

此の親水公園には、何人かの野宿組がいるようだ。

段ボールにブルーシートがあちこちで見受けられる。


2011-10-08 華1799

歩道の傍の植え込みの中に、野良猫が我が家を構えているのだろう、

子猫たちに餌を自転車で運んで来る女性がいる。 


『 信 濃 国 乞 食 首 領 一 茶 』

土地も財も持たない乞食同然の一茶などに、嫁として娘を嫁がす者などいなかった。

“汚れ猫”“野良猫”“ばか猫”さえも、一茶の持たない能力を持っていた。

其れは、「配偶者」を見付けると言う事だった。

一茶は、自分こそ “汚れ猫” だと思っていた節がある。

そんな一茶は生涯を通して家族運には恵まれなかったが、

どう言う訳か、子猫だけは可愛がったようなのだ。


「野良猫に餌を与えないで下さい!!」

散歩をしていると、しばしば見かける立て看板だ。

野良猫とは云っても、その昔はペットとして飼われていた猫が、何かの原因で捨てられたものだろう。

そんな野良猫に憐れを感じてか?餌をやりに来る人も後を絶たないのが現状だ。

「鶏が先か? 卵が先か?」

押し問答ではないが、見過ごされない問題でもあろうか。

捨て猫に餌をやれば、野良が後を絶たず問題化する。

ペットとして飼っていた人を罰するのがイイのか?

(此の問題はそうは容易くは無い。飼い主にマナー意識が無いのだから)

可哀そうでも見過ごすのがイイのか?

(生き物が野たれ死にするのを、見過ごす事が出来るのか?)

解決策として、野良猫や野良犬などの去勢手術・不妊手術を施す・・・

この方法でも、100%出来ないのだから、問題は残る筈だ。

さぁ、貴方なら問題解決の方法を、どのようにお考えでしょうか?

ペットを飼う・ペットを捨てるって、「こんなもんなの~?」


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半夏生 


『 半 夏 生 』

田植えも終わり、此の頃は色々と行事も多くなる季節だが、

天から毒気が降りて来るとも言われ、大雨も降り易い。「半夏雨」と言う。


2011-10-08 華1798

クチナシの花が終わりを告げようとしている散歩道の向こうには、

タイサンボクが花を付け初めている。

高い所に花を咲かすので撮影がし難いが、何とか一枚だけ撮れた。

蓮の花に似ているので、「白蓮木」とも云うらしい。

花言葉も見事な花姿を褒めるような、「前途洋々」「威厳」「高貴」とくる。

“マグノリア”という香水があるが、タイサンボクから抽出するらしい。


2011-10-08 華1797

初夏の夜長は、現代人にとっては別に大切な事でもなかろうが、

平安時代の通い婚の時代には、恋人にとっては、逢瀬を楽しむ夜は、長い方が良かった事でしょう。

夏至と冬至とでは、5時間も昼と夜が違えば、夏の夜が「短夜」と呼ばれるのも解かる。

夜の長さが5時間も違えば、恋人たちにとっては大問題だった事でしょう。

そんな恋人たちに恨みを覚えたのか?

清少納言は、『夏は夜…』と「枕草子」で高らかに謳う。

もし、貴方が恋人と過ごす夜が、こんなにも短いとどんな思いでしょうか?

高貴なタイサンボクの花を見て、清少納言の「夏は夜・・・」を曲解してみたくなった。

早く夜が更けないかと袖を濡らし、明けを羨む男女の逢瀬の楽しみって、

今も昔も、「こんなもんなの~?」


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友を偲ぶ 

『 富 士 に は、 月 見 草 が よ く 似 合 う 』  太宰 治

2011-10-08 華1795

梅雨の晴れ間に近くの公園を散歩しても、あちこちで紫陽花が元気よく咲いているのを見る。

『 梅 雨 に は 、紫 陽 花 の 花 が  似 つ か わ し い 』

散歩をしていると、道端の叢に真っ白な可憐な花をつけた「どくだみ草」が目に入る。

此の花を見る度に想い出す友人が居た。 過去形だが・・・

47年前に大学時代の友の紹介で知り合った男だ。

東京・新橋に会社を設立した時から、一緒に仕事をし、

その後、九州・熊本や島原でも仕事をし、その後山口県で宝石商や画商の手伝いをしてもらった。

17年前に上京した時からは、ず~っと遊び友達だった。


2011-10-08 華1793

『 ど く だ み 』  という詩画集がある。星野富弘氏(作)

「おまえを大切に摘んで行く人がいた 臭いといわれ嫌われ者のおまえだけれど

 道の隅で歩く人の足許を見上げ ひっそりと生きていた

 いつかおまえを必要とする人が現れるのを待っていたかのように

        おまえの花 白い十字架に似ていた」

2011-10-08 華1794

亡きその友は、若い頃より糖尿病に冒されていたが、生き方を反映しているかのように、

病に無頓着で、病院には一切行かない男だった。

10年前には散歩も侭ならぬ状態だったが、持ち前の気性で病院とは縁が無かった。

7年前に仕方なく病院に行くが、その時にはもう手遅れで、暫くは自宅で腹部透析をしたが、

5年前に右足に壊疽を患い膝下から切断手術となった。

退院するまでも無く、病院で死亡したと連絡を受けた。


その彼が、何を思ったのか、ある日から家の周りの「どくだみ」を採り、生の侭食べるようになっていた。

煎じるのではなく、生のまま食べていたのだ。

毒を体外に出すから「どくだみ」と言うけれど。糖尿病は毒素が元での病気ではない。

葬儀式の時の、白木位牌には、『游悳玄邦居士』の戒名が・・・真に彼そのものを表した戒名だ。

家族には厚く好々爺だったが、自由気儘に奔放な人生だった、と思うが、

今となっては、「どくだみ草」を見るたびに想い出す、我が人生の友だった。


2011-10-08 華1796

「ねじり花」がピンクの可憐な花を付けだした。

人と人との付き合いは、順調な時もあれば、“ねじれ”た時もあるものだ。

反省し修正しながら、人は長い長い人生の道を歩むのだが、

ややもすると通り過ぎた道を振り返り、後悔の海に漂よってはいないだろうか?

『 良 馬 は 、 後 ろ の 草 を 食 わ ず 』

古い中国の諺がある。

過去には拘るな!!との戒めの言葉だ。

亡き友も、糖尿病に罹患したと云う過去に捉われず、くよくよ思い患わず早く治療をすれば、

もっと・もっと長生き出来た筈なのだが。


過去を振り返っても仕方無いとは云うけれど、

全く反省もせず、何故失敗したのか?何故成功したのか?

過去から学ぶ点も多々ある事だろう。過去を振り返る余裕も必要なのではなかろうか?


「どくだみ」の花言葉は、“白い追憶” と言う。

記憶の彼方の白い霧の中の「どくだみ」に彼の想い出を馳せた日だった。

友を想い出すって、「こんなもんなの~?」




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