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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

配水場発祥の地 

『 清らかな水が、滾滾と・・・』

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                  元町配水場記念公園

護国神社を出て、ロープウエイ山麓駅のすぐ先に ”元町配水場” はある。

左上の記念碑には、「函館水道発祥の地」 と彫ってある。

その右に在る噴水は残念ながら水は止まっていたが、

記念碑・噴水などは、水道創設100周年を記念して設置され、今では市民の憩いの場として解放され、

ひろく市民に親しまれている。

手前の噴水タワー(?)には、「 清 泉 滾 滾 」 と彫刻が。

清らかな水が、コンコンと湧き出すように・・・と言う程に豊かな清らかな水道だったのであろう。

『 日本最古の元町配水場 』

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               ”函館水道発祥の地” 記念碑

元町配水場は明治22年完成で、すでに100年を経過している。

設計監理は、平井晴二郎氏(元、鉄道庁総裁)の手によるものである。

日本最初で最古の近代水道施設で、現在でも其の役割を果たしていて、函館市西部の市民の飲料水である。

『 これって、な~んだ? 』

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          配水管の点検塔なのか?

3m四方の此の建屋は・・・裏に回れば、大きな管が斜めに下がっている。

恐らく、水が流れているのであろうか? そして建屋は点検の為なのか?

『 赤レンガに、白い窓が目にも眩しい 』

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            明治の面影を残す ”元町配水場管理事務所”

創設当時の面影を今に遺す、赤レンガ造りの番人詰所。

現在でも、管理事務所として現役で使用されている。

赤レンガ倉庫街といい、赤レンガ造りの此の施設といい、函館の街は本当に赤レンガがよく似合う。

「 滾滾と 溢るる水の 有難さ 」

アフリカでは、少年少女が渇ききった大地を何キロも、裸足で水汲みに、

命を繋ぐに一番大切な水汲みを、年端もいかない子供が其の役目を負う。

日本でも、若水を井戸や川などに汲みに行ってはいたが、近代化が進み蛇口を捻れば水は出る。

便利この上ない事だが、結果、水の有難さを現代人は忘れている。

将来の水不足の問題を考えれば、気持ちを引き締める必要がありそうだ。

中国人の爆買いの中に、日本の水源を買うという話を耳にするが・・・

法律で外国人規制法を作る必要性がありはしないか?

清らかな水がコンコンと湧き出るという ”函館配水場” を歩きながら、ふと考えた。

将来の水問題の大切さって、 「こんなもんなの~?」




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category: 雑感

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穢れの文化 

『 三穢は本当に、” 穢れ ” なのか? 』

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                  函館山麓 ”護国神社”

神社を訪問して、何時も思う事がある。

‟汚穢” には三穢(三不浄)があり、血穢・産穢・死穢が主な ”穢” とされる、其々、赤不浄・白不浄・黒不浄という。

現在に残る ”穢” の代表的な一つに、「忌中」 と言う服喪習俗がある。

穢れの感情は、古事記 ”天地の始まり”、”イザナギの尊・イザナミノミコト” に其の始まりが伺える。

「黄泉国」 と、「禊祓」 、神道の考え方に ”穢” の原点があるように思えるからである。

『 北の大地に、若者の命は散ったのか? 』

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              学徒援農 ”天地への献身” 記念碑

”学徒援農”・・・全国から20万人の若者の大移動があった。 日本地図に何処から来たのかが記されていて、

石碑の右下には、若者が牛馬を引き荒れ地を耕す図が刻まれている。

説明文には、プラウを操ることは、飛行機の操縦桿に似たりと。

『 仏教の、”女性差別” 』

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     撫でれば叶う ”良縁と夢” 「なでふくろう」

仏教の教え(?)に、「血盆経和讃」 「石女地獄和讃」 「血の池地獄和讃」 など、色々あるが、

「女人往生和讃」 では、”女人の苦しみは 後生の山も高ければ 三従の海も深くして・・・

                月の障りとなる時は 苦しや七日の責ぞかし さすれば汚れの品々も・・・” と、

最後には、”女人罪人おろかなり 南無阿弥陀仏” と、延々として女性の ”穢れ” を高らかに。

恰も、神仏への ”穢れ” を誘発するが如くに。その罪業の結果、女性は血盆地獄に陥ると。

一般人より智慧があるとされた僧侶(仏教関係者)が、”穢れ” とされる人々への儀礼には驚くべきものがある。

神社でも、”月のもの” の時、産後の女性は神殿には上れないとか、女性差別は昔から忌避・排除・差別される。

『 ”友引” と、”清めの塩” 』

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      彫刻は、”ふくろう” を模したもの

”友引” (共引)の日には、葬儀は行わない、と言うのが今日の風習となっているが・・・

その昔には、”友引” (共引)の日にしか、葬儀は行わなかった時代がある。

”清めの塩” を何らの問題意識も持たずに、当たり前の事として受け入れているのは、

日常世界から、”死” を隔離する認識が歴史の中で培われてきた結果であろう。

赤不浄や黒不浄と共に、民俗文化における代表的 ”穢れ” と見做された事が原因であろう。

六燿における ”友引”(共引) の変質過程と同じく、”清めの塩” も其の変質は大である。

迷信は、”生に対する感受性” を矮小化させるだけなのに・・・

『 ” 穢 ” と、” 結界 ” 』

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                神社境内に、お墓が・・・?

神の憑代で、神事を執り行う際、臨時に神を招請する為に立てるものを、”神籬” と言う。

通常は常盤木を用い、現在みられる神道墓は神籬の変形したものであろうか?

”穢れの文化” 神道だから、死は穢れと捉え、一般的には境内には墓所を持たないが、

江戸時代までは、神官の家だけは神式の葬儀、神式の祭祀があるように、境内埋葬も存在した。

此処、護国神社には裏手に墓所がり、「戊辰 薩藩戦死者」 と彫られた墓があるが、

残りは殆どが個人墓で、神官墓は見当たらないが・・・

墓石の形状は四角柱で、上部は四角錐もしくは角トキンになっていて、多くは〇〇之奥津城と。

”穢” を嫌う神社境内に、一般信徒の墓が建立されている様だ。

”穢” を嫌い、結界された聖域に墓所は確かに似合わない。

聖域を結界し、墓所は域外にでもと言うには、余りにもすぐ側にあるのだが・・・

惑わされる民衆意識の馬鹿さ加減って、「こんなもんなの~?」


category: 雑感

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銭金より、貴いものは 

『 英国領事の勧めもあって・・・』

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                 ” 函館公園 ” で一休み

ガイドさんが、”護国神社” へ行く前に、ちょっと ”函館公園” に寄りましょうと・・・

此の公園には、”石川啄木歌碑” ”こどものくに遊園地” ”ハーバー遭難碑” ”博物館” 等がある。

『 彫られた図柄が・・・』

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                公園由来碑のイラストも楽しく

階段を登ると、右側に大きな 「函館公園の由来」 が書かれた石碑が建っている。

先ず目を引いたのが、彫られた漫画チックなイラストであろう。 思わず読みたくなる効果は大きい。

由来の説明では、市民が挙って工事に参加し完成させた公園で、当時すでに市民の為の公園として画期的。

明治初期有志により企画された公園建設が資金の都合で中止になっていたところ、

たまたま明治10年、函館駐在英国領事 ウィリアム・ユースデン氏の勧めもあって再び建設計画が立てられ、

浅田清次郎氏の設計監理のもと工事が進められて、明治12年11月に開園の運びとなった。

『 銭金だけでは、解決できない事も・・・』

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      此の階段は、年寄りにはキツイ!!

園内に植栽されている樹木をはじめ石灯篭・橋・庭石などは全て、市民の寄付によるものである。

以来一世紀の間、市民から愛され市民と共に歩んできた。

公園面積は4,8ヘクタール、施設の主な物としては樹木2800本、

園路・築山・池・噴水・花壇などに加え、昭和初期以来、

小規模ながら動物施設(当時は先進の施設)、が設けられている。

孟宗竹林は、此処が北限としてその趣を添えている・・・と案内が。

『 力を合わせる大切さを・・・』

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               展望台より函館山と紺碧の海

公共事業だから、行政が造ればいい。 我々一般人には関係ない事である。

恐らく、誰しもが思っている感情だと思うが、果たして其れだけで本当にいいのだろうか?

「函館公園」 は、初めは行政が手を付け、市民が参加し建設を急いだのであろうが、資金不足で途中頓挫。

英国領事が智慧を貸し、再建設の運びとなったという。

潤沢な資金の元、行政だけが建設した公園であれば、果たして今のように市民に愛される公園となったであろうか?

市民が労働を提供し完成した公園だから・・・此処に大きな意味が在りそうだ。

何でもかんでも銭金と、命の次に大切な物と捉えている現在人であるが、

金銭至上主義の落とし穴として、”労働” の大切さの欠損がありはしないだろうか?

写真は、展望台より函館山を、中央には公園の一部が。

疲れた足を休め、綺麗な空気を腹一杯。 少しばかり、函館山に登れなかった残念さは残るが、

都会では見られない景色に、”あぁ~、来てよかった!!” と・・・

旅の良さって、「こんなもんなの~」



category: 雑感

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先人に学ぶ 

『 犬も歩けば・・・』

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              歩きはじめなので、皆熱心に耳を傾ける

「 犬も歩けば、棒に当たる 」 なんて諺があるが、

函館の街は、観光で数十歩も歩けば、何かの見所に当たる。 それ程多くの歴史が残る街なのであろう。

龍馬に出会い、ラッキーピエロを眺め、潰れた銭湯を過ぎれば、其処には高田屋・屋敷跡が待っている。

高田屋嘉兵衛は、箱館を拠点として回漕業や漁場経営を営み、

国後・択捉両島の漁場を開拓し、北洋漁業の先駆者と成り、公共事業や慈善事業に大きな功績を遺した。

『 北の国の土壌では、蕎麦しか? 』

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               護国神社坂に建つ、「蕎麦百年碑」

緩やかな坂道を上り、左手に 「高田屋嘉兵衛・屋敷跡」 を見、反対の右側には 「蕎麦百年碑」 が。

良く説明文を見れば、「函館麺類飲食業組合・創立百年記念の碑」 とある。

そうだよね~、いくら何でも、北海道だからと言って、”蕎麦” しか獲れない訳でもなく、

そうかと言って、蕎麦屋が出来て百年と言うのも、おかしな話と思うのだがね~。

『 饅頭がお好き?それとも、ショートケーキが? 』

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              老舗中の老舗、「千秋庵総本家」

ダラダラした護国神社坂を登り始めると、すぐ左手に 「千秋庵総本舗家」 の看板が目に飛び込む。

人気店なのであろう、ひっきりなしに車でお菓子を買いに来る客が・・・

最近の若い者には、和菓子は敬遠されがちだが、お年寄りにはやはり和菓子だよね~。

葛もち・生水ようかん・菖蒲まんじゅう、等が名菓なのか?

『 仲良しなら、返せ!! 北方領土を 』

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     助けたり、助けられたり、「日露友好の碑」

護国神社坂は、中央が芝生のグリーンベルトの公園になっていて、「日露友好の碑」 が目に飛び込む。

1811年ロシア軍艦ディアナ号の艦長ブローニンが、千島列島を測量中、

徳川幕府に捕えられ、松前に監禁された 「ブローニン」 事件が発生。

その翌年、高田屋嘉兵衛が、クナシリ沖でロシア船に拿捕される事件が起き、カムチャッカに連行される。

嘉兵衛は逆境を好機と捉え、言葉の壁を乗り越え両国の和平を説き、日露の武力衝突の危機を救った。

ブローニンは嘉兵衛を、「日本幽囚記」 の中で・・・”この世で最も素晴らしい尊敬すべき人物” と評した。

智慧を出せば友好の花も咲くのだが、

北方四島が未だ解決を見ないとは、日本の政治家に智慧が無いのか? やる気が無いのか?

それともロシアが欲ばかりで智慧が無いのか?

 『 先人の知恵に学べ!!』

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               学ぶべきは、亀井勝一郎に

「人間教育」 「大和古寺風物誌」 等の名著で有名な思想家で評論家として後世に名を遺した。

古代日本の ”美と心” を現代的視線で再発見。彼の思想は人々の心を豊かにし、導いてくれる。

「 人を邂逅し 開眼し 瞑目す 」  記念碑の文句である。

チクリと心を刺す言葉だね~。 

何処の古き良き街を訪ねても、一つや二つは、考えさせられる名言に出会うものである。

旅の良さって、「こんなもんなの~?」


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富士は見えたか? 

『 皆さん!!今日は元気に行きましょうね・・・』 ガイドさんの声が

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観光の出発点は・・・元・百貨店、「地域交流まちづくりセンター」

宿泊先のホテルから徒歩数分の処が、散策の出発地点だった。

此処は、昔は百貨店だったとの事で、先日のエレベーターは此の百貨店の遺産(遺物)だった。

三階建ての屋上にはドーム状の展望台が設えてあったのか? 聞くのを忘れたが・・・

『 天上天下 唯我独尊?』  龍馬、お前もか?

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           坂本龍馬・記念館

釈迦は生まれて七歩歩き、右手を上に、「天上天下 唯我独尊」 と言ったとか? 言ってないとか?

” 世に、我一人が尊い ” とは、何て不遜な思い上がりなのであろうか? 

いや~、本当は、” 輪廻転生の間の善行により、天に生まれ多くの人々を教化した。

            その功徳によって、人間としてこの世に生まれる事が出来た。

            悟には人間として生まれなければならない。やっと思いが叶ったのだ ” と。

自分より優れた者はイナイ。うれしくなってつい出た言葉が、「天上天下 唯我独尊」 と。

右手を上に高々と・・・天を指し、 左手は国際法律書 「万国公法」 を抱えている。

遠くから見た時には、思わず ” 龍馬、お前もか ” 自惚れ者めが・・・と、失礼ながら思ったものだ。

『 無国籍は香りが漂う街 』

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            古い建物が並ぶ街 ”函館”

山あり、海あり、坂もある。 民家あり、商店街あり、教会もある。そして路面電車の想い出も・・・

おもちゃ箱をひっくり返したようで、決して土着的雰囲気は漂わない街である。

そんな無国籍な香りがする街が ”函館” なのである。

『 富士山は見えたのか? 』

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      朽ち果てそうな ”銭湯”

今でも ”そう” であるが、昭和の日本式外観の銭湯では、湯船に浸かりあの雄大な富士山の絵をみながら、

「あぁ~、極楽だ、極楽だ」 と思わず声を漏らしたものである。

廃屋らしき景観を残す此の銭湯は、西洋の影響を大きく受けたのか? なかなかモダンな建物である。

中は、ローマ式で混浴だったのか?と一瞬考えたが・・・昔の日本の銭湯は混浴だったが・・・

男女ともに裸のお付き合いでも、当時は恥ずかしさも無く其れが当然だったのに・・・

何かにつけ、「昔は良かった~!!」 と口癖のように言う。

入り口は別々でも、中では混浴・・・”イイね~” と思うのは、男性だけなのか?

色々と思いを馳せる ”旅の楽しみ” って、「こんなもんなの~?」



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坂のある街 

『 見上げれば ” 函 館 山 ” 』

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       「二十間坂」・・・坂の上には、旧函館区公会堂

昭和9年の 「函館大火」 は余りにも有名(?)

死者 2,166名 焼損棟数 11,105棟 を数える大参事であったが、

此の大火以前にも、「地金火事」 「青山火事」 「脱走火事」 「切見世火事」 「家根屋火事」 「テコ婆火事」・・・

など等、数え上げればきりがない程の火災発生数は枚挙に暇ない程である。

函館の丘から海までを貫く大きな道路(坂)は、明治12年の大火後に、防災線として整備された道である。

二十間坂と言われるだけあって、其の道幅は12間・36m 程もある。

『 振り返れば ” 港 ” 』

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「八幡坂」・・・映画やテレビの撮影もしばしば。函館らしい石畳の坂

「函館港まつり」 なる有名なお祭りがあるが、火災により大打撃を受けた市民の士気を引き立て、

市勢の振興を計る目的で始まった。

併せて、イカで有名な函館なので、”イカ踊り” が踊られ、此れは盆踊りとは違うのだが、

惨事で落された人々の御霊を供養する事でもあろうか?

『 わき道・うら道・まわり道 』

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        「基坂」・・・坂下には、北方民俗資料館がある

函館には主な坂道でも、18の坂がある。「坂の街、函館」 の名に恥じない。

しかし、坂にばかり目を引浮かれすぎると、街の魅力は判らない。

18本の坂道を横切る小さな裏道にこそ、函館の魅力を発見出来るのであった。

旅の面白さ、醍醐味は、やはり ”わき道” ”うら道” ”まわり道” に・・・

綺麗に整備された坂道、世界一の夜景、煉瓦造りの倉庫街・・・等など、北海道旅行の人気スポットであるが、

表向きの観光コースを少しばかり離れた処に、本当の函館の姿を発見出来るのかも?

一歩奥に入る、旅の面白さって、「こんなもんなの~?」

※ 坂の名前が間違っていたら、教えて下さい!! 何分、うろ覚えだったので。






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旅は・・・ 

『 旅は道づれ、世は情け 』

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         街並探訪まえに、ガイドさんがスケジュールが説明

”一人旅” ”二人連れの旅” ”団体旅行” ・・・旅の形態は其々だが・・・

観光ツアーでの見知らぬ同士の出会いも、また楽しいものである。

ガイドさん曰く、「今日は皆さんに沢山の場所を案内しますよ~。昨日から資料を集めましたから・・・」 と。

此の時には、誰もブラブラ観光と思っていたようだが (強行軍とは未だ知らずに) 。

参加者は皆、オトシヨリだから。 と思いきや、ガイドさんが一番の年長者とはね~。

『 ”愛” あってこその、ボランティア 』

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      スタッフ・ジャンパーの、可愛らしいこと

ピンクで染められた ”愛” の文字。若々しさと優しが伺える。

地元を愛し、観光客を愛し、無償で案内とは少々気の毒にもなる。

『 袖振れ合うも、多生の縁 』

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             観光案内書には無い話に、興味も湧く

初めて会った8人の観光ツアーだが、直に親しくなり、お互いに話に花が咲き始める。

如何なる場合でも、人が知り合うって ”縁で結ばれ” ているのであろう。 多生の縁と言うからには。

『 旅の想い出は、人生を二度楽しませる 』

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        ガイドさんの足の速さに、付いて行けないお年寄り軍団

人は何故 ”旅を” するのか? ただただ、雑踏の中からの脱出なのであろうか?

見知らぬ土地で、初めて見る景色に感動し記憶の底に留めようと。

将来、記憶の中から ”旅” の想い出を楽しもうと。

”旅” は、その時楽しさを与えてくれ、思い出した時、改めて楽しませてくれる。

一度の旅で、人生に二度の楽しみをプレゼントしてくれるのが ”旅” なのであろう。

『 一人旅は、自由気儘に・・・』

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        83歳のガイドさん、お元気な事!!

ツアーも終わりに近づくと、皆がガイドさんとなるようだ。

解説しているのか? 質問しているのか? 誰がガイドさん?

旅の楽しみ方って、人其々と思うのだが・・・ 私は ”一人旅” も好きである。

時間に制約されず、自由気儘に足を向ける事が出来、

そして一番面白いのが、地元の人との会話を楽しみ、”生きた文化” をも楽しむ事が出来るから。

想い出に写真を沢山撮り、記憶の底に仕舞い込むのも楽しいが、

撮った写真をブログにUPし、皆と楽しみを共有するのも、また一つの手でもあろう。

旅にはカメラを連れて、思いで作りを楽しむのがベストかな?

団体旅行も楽しい旅の一つである。 何と云っても旅の楽しさを共有でき、会話を楽しむ事も出来るから。

旅の楽しみ方って、「こんなもんなの~?」



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古き街には・・・ 

『 新しい酒は、新しい皮袋に盛れ?』

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        古式豊かなエレベーターが・・・

いやいや、私は ”古い街には、古き物を残せ” と思うのだが。

聖書の、「新しい葡萄酒を、古い皮袋に入れるな」 が原典と言われるが・・・

さもなくば、酒も皮袋もダメになってしまうから・・・古い体質に固執するな!!と言う事なのか。

歴史ある古い街並の函館、レンガ造りの建物群に清楚な古い教会が、街の景観を見せている。

そこで見た古い物を、現実の中に大切に残す・・・函館の手法には同感であった。

カット写真は、「まちづくりセンター」 だったか? ロビーに残るエレベーターは、何処かで見たような記憶が甦る。

銀座に今は無き 「三信ビル」 があった。此処のエレベーターではエレベーター・ガールが客を誘導していた。

扉は鉄格子を思わせる鎧式片曳き戸になってたが、そして時計は半円状の物であった。

「まちづくりセンター」 のエレベーターは、昭和の初めの建物で、デパートだった。最も古い物の一つとの説明を聞く。

世界で最も古いエレベーターは、噂では茨城県生まれと書物で読んだ事があるが、確か手動式とか?

浅草 「凌雲閣」 には、日本で最初に電動エレベーターが設置されたが、今では記念碑が残るのみ。

『 あの高地を奪取せよ!!』

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        お巡りさんの監視塔かと・・・

戦争映画を観ていると、必ず出てくる映像に、”高地奪取” の場面で出てくる。

コンクリートで強硬な野戦防御壕を造り、機関銃などを備えたもので ”トーチカ” と呼ばれる。

先日、NHK 「ブラタモリ」 では、函館の一見して ”トーチカ” ? と思わせるシーンがあった。

散歩の途中で見た見張り塔の如き建物は・・・

路面電車の線路の切り替えをする為の、「操線塔」 との事だった。

トーチカ如き路面に近い場所では危険過ぎるので、この様な塔形式に改良されたのか?

いずれにしても、昔は人の手により、線路の切り替えをしていたのであるとの事だった。

此の塔はお巡りさんが上り、人や車の流れを見、交通整理をしていたのか? と、思いもしたが・・・

『 ”味” は、”美” の一種? 』

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      街のいたる所に、黄色い消火栓が・・・

所ジョージ氏の世田谷ベースは有名な所(?)

古いアメ車に新旧含めて種々雑多な物が雑然と(?)

函館で見かけた黄色い消火栓。 ホースの繋ぎ口が三か所もある。

水槽付ポンプ車やはしご車、まして化学消防車など無い昔の事・・・

火災が多く発生した函館では、西洋から最新の消火栓を導入したのであろう。

街の要所要所に立っている、此の黄色の消火栓は可愛い街のマスコットとなっているようにも見える。

「懐古趣味」 「懐古主義」 更には 「ポストモダン」 なる言葉があるが・・・

古い物に郷愁を覚える人が多いと言う事であろうか?

科学技術が発達し、機能的な物はあるが、人は古い物の ”味” に惹かれるのであろう。

函館の旅は、”追憶の旅” となる事間違いない。

古きを訪ねって、「こんなもんなの~?」




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山椒は、小粒で・・・ 

『 山椒は小粒で、ピリッと辛い 』

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暑い夏がやって来た。 ビールが美味い季節である。

其の美味さは、麦汁だけでは味わえない。 肝心なのはホップである。

写真も風景だけでは殺風景な場合がある。

何気ない仕種の人物が一点でも入れば、画面が引き締まる。

人物の存在は、”山椒” の効果をもたらす場合がある。

『 待てど、暮らせど・・・ 』

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 待てど暮らせど 来ぬ人を 宵待ち草の やるせなさ 

写したい光景だけでは寂しく、人の気配が欲しくなる時がある。

雰囲気が出したくて、格好の人物の登場を、今か今かと待つ事もしばしば。

時間制限がある中での人待ちとなるのだが・・・思うような人は現れては呉れない。カメラマンのやるせなさである。

『 画面に、アクセントを・・・ 』

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街路灯に輝く石畳であるが、其れだけでは何の面白さも無い。

面白くない風景でも、人物が入れば又、別の味が出る事もある。

シルエット気味のお二人さん登場と相成ったが、仕種がチョット変だけれど・・・

人物が物語を語れるシーンを与えてくれる。

『 臥 龍 点 睛 』

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華道で言う言葉に、”主” と ”副え” がある。

歌舞伎でも、ワキ無くしてシテだけの演技では物語は完成はしない。

写真でも、主たる被写体だけでは面白さの演出は出来ない。

其処へ、”副え” が登場して初めて、場面に奥行きが出てくる。

「人物が、写真に生命を吹き込んでくれる」 「点景が、画面にアクセントを与える」

『臥龍点睛』・・・写真にも共通の意味を・・・

写真の面白さって、「こんなもんなの~?」



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写真するって・・・ 

『 褒められたくて、写すのか? 』

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               明かりに浮かぶ、夜の倉庫街

”この写真、素敵だね~” とか、”上手く撮れているね~” とか、褒められた経験は誰にも一度や二度はある事でしょう。

では、「褒められたい」 から、写真を撮るのであろうか?

若し ”そう” であれば、カメラ雑誌のコンテストや各種のコンテストに応募すれば良い。

褒められたいと言う行為は、入賞する事により満足感を味わう事は出来る。

最近はブログを書くから、その付属として写真が要るのか? 文の補足に写真を添付するのか?

いずれにしても、写真の効果は大きなものがある。

携帯やスマホにカメラ機能、コンデジや一眼レフ、種々雑多な撮影機材が手の中にある現在では、

決して ”褒められたい” から撮影するとは言い切れない時代の到来である。

人は色々な動機でシャッターを押し、楽しみ方も人其々。良き時代の到来であろう。

『 現実の ” 模 写 ” なのか? 』

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              人影も途絶え、殺風景な街角

写真は ”真を写す” と書く。 絵画でも超精密描写画がある。 

写真にしても絵画にしても、見た目には目の前の現実を捕えていると錯覚する。

一見して、”現実の模写” の如きに思えるが、二次元と三次元の違いと言う根本的な違いは避けられない。

見方を変えて、”時の記録” と言う意味では、写真に勝るものはナイであろう。

一昔前は写真と云えば、ファミリー・フォトであった。 写真の記録性・記憶性の活用であった。

今を過去の記憶として定着させる、写真の効果も古い作業と化した現在・・・写真の芸術性が叫ばれ始めた。

『 創作の ” 材 料 ” なのか? 』

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                 樽でこしらえた噴水も・・・

写実から抽象へと、絵画の世界は大きく変貌を遂げた。

写真にしても、記録・記憶の世界から、”創作の世界” へと大きく変化し始めた。

瞬間芸術から、創作芸術へと変化する中で、デジタル化が大きく貢献している。

曖昧な意思で押したシャッターに出来上がりが期待できないとしても、其処には ”手仕事” と言う作業が入り込む。

一昔前には、モノクロ全盛で、暗室で現像し、出来上がり作業として ”追い焼き” ”覆い焼き” があったが、

デジタル化の進歩によりパソコン上でフォトショップを使用し、いとも簡単に精巧な手作業が可能となった。

残念なのは、初めから出来上がりを決めた写真では無く、作業の結果 ”たまたま出来上がった写真” が面白いと・・・

陶芸でいえば、曲げた器ではなく、創作意思の働かない ”曲がった器” と・・・其処には創作意思が見てとれない。

其れ以上に心配なのは、”褒めてもらいたい” と言う気持ちが見てとれる事であろう。

『 ”写真する” って、ピーピング・トム? 』

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              足湯に憩う、お二人さんが・・・

カメラの小さな窓(ファインダー)からのぞく行為は、一種のピーピング・トム効果を感じる事すらある。

戦場カメラマンは、ファインダー越しに戦場を見ている時は、弾が頭上をかすめても恐ろしいという感覚は無いと言う。

ファインダーの効果って、面白いと言うか? 恐ろしさすら感じさせる時がある。

一頃、ストリート・ファッション・スナップが流行った事がある。

スナップの中でも、人物スナップほど面白いものは無い。 時代の背景を背負っているからであろうか?

人物撮影でも、個人が特定できる撮影は禁物!!となった現在では、少々興味も薄れるのだが。

カメラに備え付けの液晶画面を見ながらの撮影では、この様な事は無いかも知れない。

ファインダーという小さな窓から覗く行為には、”覗き見” と言うワクワク感がある。

ファインダ越しの撮影効果って、「こんなもんなの~?」


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気力 なし・ナシ・無し 

『気力は、何処へ? 』

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                 夜の ” 函 館 駅 ”

「写真するって・・・」 で、文を書くつもり (あくまで積りだが) だっが、書く元気が出ない。

今日は、函館の夜景の一部をUPするだけですが・・・

訪問して頂き、有難うございます!!

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                 どこの街でも、夜は淋しいの?


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                 朝市が開かれる店先、夜は閑散と


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                 港町 ”函館”、海鮮店舗が立ち並ぶ


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               北海道一の人気店、”ラッキー・ピエロ”


気力の無い日って、「こんなもんなの~?」

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夜風に吹かれ 

『 人は乗せない ”花電車”?』

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                  夜の街を走る路面電車

子どもの頃に、春と秋には町の祭りで賑わった。

着飾った子供や大人の踊り、普段は荷物を運ぶトラックを花で装飾した ”花電車” が・・・

語源を尋ねれば、路面電車を記念行事などで、花で飾って走らせたことによるらしい。

 連れて行くのはやすけれど 女は乗せない戦船   なんて軍隊小唄が・・・

函館の夜の路面電車には車体には漫画描かれ楽しそうだった。

子どもの頃の想い出が、走馬灯のように駆け巡り、こんな川柳も昔には流行った事があった。

 見るだけよ~ 人は乗せない ”花電車”  とか・・・

『 爽やかな 優しさ包む 函館の風 』

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              闇に浮かぶ、青函連絡船記念館 ” 摩周丸 ”

「 人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の香に匂いける 」  紀 貫之 (句)

埠頭に繋がれ、記念館となった ”摩周丸” を見ていると、どうしても想い出されるのが ”洞爺丸” の事故の事。

船体を明るく照らされ美しく見え、水面に落した明かりも綺麗なのだが・・・

その美しさが、”洞爺丸”の悲劇を更に哀しいものにし心痛め、

過去の想い出は、正しく ”花ぞ昔の・・・” の心境であった。

『 霧しぐれ 富士を見ぬ日ぞ 面白き 』   松尾芭蕉 (句)

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               夜霧に函館山は姿を見せない

富士山見たさに訪ねるが、生憎の霧に富士は見えないが、こんな光景も又味な物だな~、と?

芭蕉の負け惜しみなのではないか? 

いやいや、そうではないだろう。 晴天に真白き富士も素敵だろうが、霧に隠れた富士には、想像する楽しみがある。

昼間見えなかった函館山が、夜には見えるのではないか? と思いきや・・・

見えるのは、霧に包まれた山裾の、街の明かりが水面に映る素晴らしい光景だった。 

芭蕉の心境と同じく、想像する楽しみが味わえた、夜の函館港だった。

久し振りに夜の散歩を楽しんだが、夜風が過去の記憶をなまめかしい思いへと誘ってくれた。

異郷の旅の楽しみって、「こんなもんなの~?」





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八馬 (BAMA) 茶 

『 さて、どちらへ行かう 風が吹く 』   種田山頭火 (句)

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O氏がくれた、” 八馬(BAMA)茶 ” 高級茶には立派な包装袋?

O氏にお茶に誘われ、喫茶店に。 帰り際に手土産にと渡された ”八馬(BAMA)茶”。

近々、四国八十八か所巡礼に旅立つと言う。 二か月かけて!!

話している時、山頭火の句がふと思い出された。

千数百キロの遍路道では、多くの分かれ道が待っている事であろう。

二股の分かれ道に差し掛かった時、どちらに行くべきか? ここが思案の為所となる。

風が ”此方へお行き ” と誘ってくれる事だろう。

山頭火はただただ歩く事を 「歩行禅」 と捉えていた。

「何を求めて生きているのか?」 「自分とは何なのか?」・・・巡礼の旅に答えを見出して欲しいものだ。

『 お大師さんの ”夢”、O氏の ”夢” 』

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一体、幾らするのか? 飲むにも勿体ない

「 色は匂えど 散りぬるを  わが世 誰ぞ常ならむ  

 有為の奥山 今日越えて  浅き夢見し 酔ひもせず 」


「江談抄」 でも、「釋日本記」 にも、” いろは詩 ” の作者は、弘法大師・空海の作と、

そして誰でも疑うことなく堅く信じていた。 ところが近年になり疑問が噴出する。

真言密教中興の祖・覚鑁が、” いろは詩 ” を 「大般涅槃経 」 の偈に見立て、

仏教の無常感と空海哲学とを見事に結びつけ、空海作としたものでは?

空海の有名な詩に、「生まれ 生まれ 生まれ 生まれ 生の初めに暗く

              死に 死に 死に 死に 死の終わりに瞑し」
 と・・・

此の世に何度生まれ変わっても、悟りが開けない。 なんと哀しい事なのか。

そして、現実には死して16億5千万年後に、弥勒菩薩と共にこの世に帰ってくる、と。 今は高野山で入定中。

一体、弘法大師の夢は何だったのか? 万民豊楽・五穀豊穣を願うばかりだったのか?

そして此のたび、四国八十八寺巡礼に旅立つ、O氏の夢とは如何なものであろうか?

『 お大師さんは、スーパーマン? 』

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ちょっと一服、気分転換

真言密教・高野山真言宗開祖:弘法大師・空海は、日本一有名な僧侶であろう。

若い時の一時的空白はあるものの、鉱山師(山師)にしても土木師にしても書家にしても、色々な事に、

驚異的能力を有していたのは事実の様である。

水銀の鉱脈を発見、温泉の発見、様々な土木工事の完成など等、数え上げれば限が無い程。

「 弘法も、筆の誤り 」 と言われるように、日本の三大書家の一人でもある。

そんなスーパーマンの如き空海だから、” いろは詩 ” も空海作と言われてきたのであろう。

「八馬茶」 を頂き、一息ついて茶を楽しみながら、旅立つO氏の事を心配した。 

というもの、O氏は胆嚢摘出手術を受けたり、骨折したり、まともに歩けない体調だから。

山頭火の如く、風が吹く侭 気が向く侭に、無事巡礼を終えてくれる事を願うばかりだ。

友情の一かけらって、「こんなもんなの~?」


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我が家が一番 

『 久し振りに、ホテルで・・・』

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                函館観光ホテル エントランス

旅に出ての楽しみの一つに、出先での宿泊、ホテルにしようか? 旅館がイイかね~? がある。

夫婦で、家族で、の旅には日常では味わえない楽しみも悦びもある事でしょう。

主婦は、いち早く朝起きし食事の用意から、昼間は昼間で掃除に洗濯。 

夕食の献立を考え、料理の後には主人の帰りを待ち、寝るが寝るまで家事に追われる。

そんな日頃の労をねぎらうには、安・近・短の旅行でも妻にとっては、この上ない骨休みとなるであろう。

三年前に、初めて北海道に旅した。 と言っても、一泊二日だが。 あれから三年、

都会(とは言え、千葉だけど)の雑踏を逃れ、涼を求めて二度目の北海道旅行を。

妻へのサービス精神からだけではなく、函館に是非行きたかった思いが強く・・・

『 建築写真は、垂直が重要 』

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                     広々とした ロビー

大成建設、大林建設など大手五大ゼネコン、大手建築事務所などでは、建物が完成すると 「完成アルバム」 を作成する。

何処をどのように撮影するか? 現場責任者とカメラマンとで、現場を歩きながら決定する。

撮影は数日間にわたり、4in×5in のカメラでの撮影と成るが、光と影との戦いとなる。

最も大切な事は、垂直を立てる事である。 垂直・水平は基本中の基本だから。

旅の記念に建物を撮影しても、建物の垂直が立っていないと、見苦しい写真となる。

『 料理写真は、シズル感を出して 』

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                   バー・カウンター

料理写真は、”美味しそう” に見せる事が一番。 二番目に大切な事は ”余白の美” であろう。 

シズル感を出す為には、油や水などをも使う。時には霧吹きで水滴を付けもする。

最も難しい撮影は、”刺身” の撮影である。

腕の良い板前が刺身を引いても、僅かな時間で其の切り口がダレテくる。

撮影する時は、脇に板前さんに付いていてもらう。

切り口は直ぐに丸みを帯びるので、その場で引き直して貰う為に。

料理写真の撮影の場合、料理の盛り付けがしてない空の皿を並べ、位置取りを決めてから本番へと。

此処でも、光と影は大切。 其の為、料理写真は半逆光での撮影が基本中の基本。

『 プロ・カメラマンとは・・・』

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       東館と西館との、連絡通路 開港当時の様子を陶板で 

若い時には、広告代理店・出版社・大手ファミレス・ホテル・旅館等などの依頼を受け撮影をしていた。

当時は、日本広告写真家協会 APA  日本写真作家協会 JPA の会員でもあったが、15年前に現役引退で脱会。

アマチュア・カメラマンでも、アルバイト的に撮影をされる方も最近は増えたと言う。 一億総カメラマンだね~。

「プロ・カメラマン」 は、上手下手を問わず、撮影で生計を立てているカメラマンの事だが・・・

クライアントの要求を満たさない作品を提供すれば、その内に干されてしまう。 やはり技術は大切。

「写真家」 とは、クライアントがいなくても、自分の好きな写真を写していれば、それでも写真家であろう。

職業写真家を遠く昔に引退した今は、LEICA M-P に35mm F1,4 が旅の友となっている。

写真で飯を食っている時の機材は、なんと60㎏~70㎏ がお供だったから、歳をとると LEICA に限る。

『 やっぱり、我が家が一番 』

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                  連絡通路のステンドグラス

昔は、一流ホテルや老舗の旅館、フレンチやイタリアン・レストラン、有名料亭など・・・

ホテルの新築・リニューアルを取材する時には、ほとんどの場合が泊まりはスイート・ルームが用意される。

料理写真の場合は、シェフや板前が、特別料理を用意してくれる。

若い頃には、其れが余禄のようにも思ったものであるが・・・

最近は旅してホテルに宿泊しても、部屋もスタンダードでイイや~!! 料理もバイキングでイイや~!!と。

寝ても覚めても、そして食べても、やはり我が家が一番と、つくづく思っている。

但し、後悔する事もしばしば。

どんな高級ホテルでも、こんなもんか~と。 どんな料理もこの程度か~と。

美味い物でも、其のうちに飽きる。 美人でも見慣れれば、只の女性と同じように。

煎餅蒲団でお茶漬け、そしてお風呂は五右衛門風呂・・・これこそ、最高の贅沢ではなかろうか!!

写真も、プロとか写真家とか言わずに、好きで撮っていれば、それが一番なんだ。

楽しみは心の中に・・・函館の旅で改めてそう思った。 忘れそうになる記憶を写真が補助してくれる。

写真なんて、本来、「こんなもんなの~?」


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ファサードは・・・ 

『 ”ファサード” が、客を呼ぶ 』

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何処の街を歩いても、時間が経てばお腹が空くものである。何処の店に入ろうか? と思案するのは何時もの事。

店先の雰囲気、ショーウインドウにある料理のサンプルで、美味しそうと思いドアーを開ける事が多い。

「ファサード」・・・

街路や広場などに面する建物の正面部分の事で、建物のいわば ”顔” としての役割を持つ。

レンガ造りの建築では、景観を整えたり、建物の象徴性を高めるためのデザインと言う。

街の景観に大きな影響を与える為、街づくりのとっても大変な感心ごととなる。

店舗にとっては、最も重要な見せ場となる ”顔” でもあり、集客にも多大な影響が出る。

その為、店舗のサファードのデザインは、大変重要な要素である。

何処の街でも ”そう” であるが、函館を散策しながら、改めてサファードの重要性を考えた。

『 ”男の顔” は、履歴書 』

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「男の顔は履歴書 女の顔は請求書」 は、大宅荘一氏のセリフと言われるが・・・

アメリカの奴隷解放で有名なリンカーンは、

「男は40歳になったら、自分の顔に責任を持たなければならない」 と。

男の顔には、歩んできた人生の苦難や苦労乗り越えた生き様が・・・ヤツレタ顔に醜い皺とシミとでも言うのか?

最近、鏡を見ながら思う事がある。「一体、俺の顔にはどんな生き様が書いてある履歴書なんだ?」 と。

『 ”女の顔” は、請求書 』

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「女の顔は、請求書」 とは言い得て妙なり。

女は欲しい物が多過ぎて、買い物症候群に陥っているとの比喩でもあろうか?

いやいや、女(おっと失礼、女性)特に別嬪と自負する女性との付き合いには、男性は女性の要求に応える必要がある。

女性は本能的に ”オネダリ” する要求と才能を備えているようだ。

悪い事に、”ねだる” 行為に罪を感じないと言うから、始末が悪い???

「女の顔は、請求書」 此のセリフは、草柳大蔵とか吉行淳之介とか藤本義一とか言われるが、全て二番煎じか?

実は、30歳の美貌の女性人類学者が初めて言ったという事らしい。

素敵なレストランで、”ねぇ~、此処でお食事しない” とねだるのは何時の世も女性である。

えっ、違うって。 奢るのは何時も美貌の私で、甘えるのは何時もブ男のア・ナ・タ って。

一体全体、世の中いつ変わったの?

『 何事も、”基礎” が大切 』

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建築構造物にしても、学力にしても、そして容姿にしても、”基礎・基本設計”が大切。

いくらファサードを見栄え良く見せようとしても、基礎設計が出来、良質な資材が無ければ、

「化けの皮がはげる」 運命に見舞われるであろう。

函館で見た倉庫群は、何年経っても基礎がしっかりしているので、見栄えは素晴らしい。

その上での、ファサード効果が人をして惹きつける魅力があるのだろう。

高価な化粧品で見栄えの良さを作ろうとしても、やはり其処には基礎設計が問われるのでは?

そこで言われるのが、「美人に生まれたら、幸せの半分は手に入れたようなもの」 と・・・

後の半分は、お手入れ次第で!! と言う事になる。

とは言え、老女が、それもあまり見栄えのしない老女が、結構男性を手玉に取り騙す事件が後を絶たない。

甘え、ねだり、騙すには、ファサードはそれほど重要要素では無いと言う事であろうか?

函館の倉庫街を散策しながら、「女の顔は、請求書」 、この言葉を思い出しほくそ笑んだ時だった。

では、お前の顔は何なんだ!!と、言われても答えは無いのだが・・・

赤レンガに想いを馳せるって、「こんなもんなの~?」



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” らしさ ” の街、函館 

『 ”懐かしさ” を訪ねて・・・』

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横浜・神戸・小樽 等など、”懐かしさ” を感じさせる街は全国に沢山ありそうだ。

全国に在る ”小江戸” と呼ばれる、純日本家屋が立ち並ぶ町並みも、”懐かしい” 街と言われる。

西洋文化が色濃く残る町並みも、”懐かしい” 街と呼ばれる。

函館を初めて訪れても、何故か ”懐かしさ” を覚える異国情緒豊かな街であった。

レトロな赤レンガの建物に・・・どの建物にもカメラを向ける忙しさだった。 記念写真にしか成らないと思いつつ。

聞けば、洋服にしても洋食にしても、此処函館から全国へと広がったと言う。 横浜・神戸からではなく。

『 ”浪漫” の街並、函館 』

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赤レンガ倉庫群は、現在 ビアホールやレストラン、居酒屋、雑貨ショップが粋な装いで観光客の目を奪う。

横浜・長崎と共に、日本最初の国際貿易港として開港し、異国の文化が上陸した函館の街並。

赤レンガ倉庫は明治になっての建築物だが、今も海運業が盛んだった頃の面影を留めている。

『 タイムスリップする街、函館 』

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特別史跡・五稜郭(五稜郭公園)を訪ねるのも良し!!

時計の針を少しばかり逆に回して、過去への旅を楽しむのもまた良し!!

ペリー提督が、坂本竜馬が、高田屋嘉兵衛が、そして土方歳三が、江戸から明治への旅を誘う。

懐かしい過去の想い出が、語りかけてくれる。 そんな ”タイムスリップ” の楽しさがある。

『 ”らしさ” って、何だろう?』

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函館の ”らしさ” とは、赤レンガ倉庫群や教会などのレトロ感を指しているのか?

新鮮な魚介類が楽しめる街を言うのであろうか?

今、函館市では新幹線開業に備えるべく、街づくりが検討されている様だ。

新幹線駅(仮称)は、北斗市に予定され、函館市とは少しばかり離れている。

新駅周辺の大規模開発も計画され、仕方次第では函館への観光客は、札幌へと流出し街の衰退を招くと寄寓。

函館街づくりは、地元市民が推し進めているようで、決して観光客向けへのパフォーマンスではないらしい。

街並づくり計画は、個性化・特殊化を目指した ”函館らしさ” に拘っているとも言われる。

そうであれば、今以上に魅力ある函館として期待も膨らむのであるが・・・

”らしさ” とは・・・

「自分 ”らしさ” 」 と、他人が思う 「私 ”らしさ” 」 とには、違いがある。

自分では、”らしく” 生きていても、他人から見れば私 ”らしく” ないと言う事であろう。

新幹線開業までに、「函館 ”らしく” 」 個性的な街づくりを・・・と。

果たして、函館 ”らしく” 街づくり計画は進むのでしょうか?

そして、他人である観光客が、果たし「函館 ”らしく” 」 なったね、と喜んでくれる事でしょうか?

”らしく” の言葉に、 果たして私は 「私 ”らしく” 」 今日まで人生を歩んで来たのであろうか? と、ふと考える。

旅の途中で思う事って、「こんなもんなの~?」



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”五稜”、星の夢跡 

『 ”維新” の、足音が・・・』

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                 念願だった五稜郭の中へ・・・

松風 騒ぐ 丘の上、 古城よ独り 何偲ぶ 

来てみれば、そんな思いが胸を苦しくする、”五稜郭” であった。

『 ロシアの脅威を感じた、江戸幕府 』

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                 復元なった ”箱館奉行所”

戊辰戦争最後の舞台となった ”五稜郭”。

星形のフォルムを、春には桜が、冬にはイルミネーションが美しく彩ると言う。

「 桜の星と、光の星 」 と人気が高い ”五稜郭” であるが・・・

桜の潔さと、五稜星の夢とが、人生の儚さを見るようであった。

『 死して、名を残す 』

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              榎本武揚らの肖像写真ポールが・・・

榎 本 武 揚

初代逓信大臣の命を受ける。

逓信省の徽章を決める時、「〒」 のマークを提案する。

”テイシンショウ” の、”テ” の字にピタリと合致し採用となる。

彼の聡明さと、デザイナーとして力量を見る思いがする。

中 川 嘉 兵 衛

生きたワニを連れ帰る。 生きたまま運び、食べる時に〆れば良いと・・・

「 枕草子 」 にも、氷室で保存した天然氷で、今で言うところの ”かき氷” を食した話があるが、

嘉兵衛は、富士川の氷池の天然氷を江戸に運べば商売になると思いつくが、失敗に終わる。

「失敗は、成功の母」 で、明治になり ”函館五稜郭氷” として再度販売事業を試み、見事に成功する。

冷蔵方法の無い時代に、意外な物を意外な方法で・・・天才的な才能を見せる。

『 想像が楽しい、”兵どもが、夢の跡” 』

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          五稜郭タワー。 展望台は五稜郭を模して五角形に

大 鳥 圭 介

函館戦争において、本丸である五稜郭が落城する寸前に、

徹底抗戦を覚悟する仲間たちに向かって・・・

「 死のうとすれば、いつでも死ねる。 今は降伏と洒落込もうではないか 」 と。

太平洋戦争では、捕虜は恥!!なんて、馬鹿な事を言い、戦士たちは必要もない命を落し、

沖縄をはじめ全国で、多くの国民が大本営の愚行により、多大な犠牲を払う憂き目に遭った。

何時の世も、” 犬 死 ” の憂き目に遭う戦士の多い事に、”夢の跡” を見る思いだ。

時を重ね黒ずんだ石垣に、青々と元気に育つ芝生に・・・

崩れしままの石垣に 哀れを誘う・・・

此の世の無常を見る思いがするって、「こんなもんなの~」




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