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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

貴人は貴腐ワインを・・・ 

『 ”ドライな世の中” になったね~!!』

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          貴腐ワイン 三種を楽しむ

甘口・白ワインを楽しんでいると言えば、初心者だね~との声が聞こえてくるが・・・

ワインが醸造され始めた中世は、甘口・白ワインが最上級であった。

砂糖が普及し始めるまでは、甘い物と言えば蜂蜜や熟した果実であったようだ。

赤ワインは醸造技術が完成されず未成熟の段階で、粗野で美味しいものではなかった

中世の王侯貴族が愛したワインは、甘口・白ワインであった。

第二次世界大戦以後、美味しい赤ワインが完成し、甘口より辛口が好まれるようになる。

現在では、人情須らく温かさを忘れ、氷の如くに冷たくなった。 万事がドライと言う事であろうか。

ワインも御多分に漏れず、”ドライ” が歓迎されるようになった。

世界中でスィーツ・ブームが騒がれている現在なのだから、ワインも甘口・白ワインが持て囃されてもイイ。

あれこれ講釈を垂れ、ワインは赤ワイン・フルボディーだよね~とは、私には腑に落ちない。

赤ワインは渋く酸っぱく濃厚だが、全て(一部を除いて)辛口であるが。

白ワインは辛口から甘口まで、そして極甘口まであり、楽しみも幅が広い。

赤も白も辛口辛口と言われる現在だが、中世の貴人・王侯貴族が愛飲したのは甘口・白ワインだった。

三種類の貴腐ワインを飲んでみたが、やはり甘口・白ワインは私の好みにあうようだ。

気になるのは、本当の美味い貴腐ワインは、余りにも高価すぎて手が出ないのが哀しいところだが・・・

一見、貴腐ワイン(本当か?どうか?判らないが)、と言われる甘口・白ワインを楽しんでみた。

ドライな性格ではなく、人情味あふれる人が好む貴腐ワインの味って、「こんなもんなの~?」




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category: 雑感

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春に酔う 

『 春の日の 光にあたる 我なれど 頭の雪と なるぞ侘しき 』  

房総では菜の花も盛りを告げ、早咲きの桜の蕾も僅かながら花となり、暖かな春に陽差しに心もウキウキ。

紀 貫之は、春宮の庇護を被っているのだが、老いて白髪となった哀れを嘆いているが・・・

私も御多分に漏れず白髪交じりに成りはしたが、やはり春の暖かさは有難いものである。

ワインを嗜み始めて早くも三か月となった。

太陽の恵みに感謝し、春の訪れをロゼ・ワインで楽しんでいる。

フルーツの香も豊かで少々甘口のワインは、春に酔う気分を盛り上げてくれる。


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        春らしく、ワインは甘口 ・ ロゼを楽しむ



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         白ワインも、やはり甘口が口に合う


『 ノア も ツタンカーメン も、のん兵衛だった?』

「旧約聖書」 に出て来るノアは、ブドウ畑を作り、出来たワインをしこたま飲んで酔っ払うや、真っ裸になって眠り込む。

古代エジプトの若き王 ツタンカーメン は19歳で世を去るが、其の墳墓の石棺を取り巻くようにワインの壺が・・・

なんと黄金の棺の周りには36個ものワイン壺・アンフォラが備えてあった。

カエサル・シーザーは、美女クレオパトラとワインで酒池肉林に溺れ、

現代の若者たちは、一気飲みで酔いつぶれ、救急車の出動で迷惑千万。

何時の世でも、アルコールがもたらすエピソードには事欠かないようだ。

幸か?不幸か? 私は下戸なので、酔い潰れるほどは飲めない。 分を弁えてワインは50~60CC ほど。

最近は春が来た喜びに、春らしいワイン(外見だけだが)を少々楽しんでいるが、

やはり辛口は私には向かなくて、飲むのは何時も甘口・白か甘口・ロゼである。

とは言え、一番美味しいと思うのは、「周五郎のヴァン」 極甘口・赤ワインだ。

何はともあれ、今は甘口・ロゼで春の気分を味わっている。

春には、甘口・ロゼって、「こんなもんなの~?」


category: 雑感

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期待は、裏切られるもの 

『 絵葉書や作品集を売るのが、目的なのか?』

O氏より株主優待券を頂き、三度目の訪問だった。

此処は、創業者のコレクション、モダンアート作品が多く所蔵されている。

日本の美術館はどうして、館内 「撮影禁止」 ばかりなの~?

確かにマナーの無い鑑賞者が多くいる事も事実だが・・・撮影時にフラッシュをたくのは非常識極まりないが。

世界の名画を陶板複製を展示している徳島県の大塚国際美術館では、撮影はおろか触る事も出来る。

触れなくても、せめて館内の撮影ぐらいは許可すればと思うのだがね~。 但し、フラッシュ禁止ですがね。


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               閑静な森に佇む、”DIC美術館” 




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           入館料は一般 ¥1,000  美術館へのプロムナード




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      ヨーロッパのお城を思わせる 右側に難解なフランク・ステラの作品が




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               レストランと売店を兼ねた休憩所

『 期待って、裏切られるもの ? 』

平安初期、女官として宮廷に使え、美しさは着物を通して大変な美貌と知識を兼ね備えた小野小町だが・・・

密かに恋い焦がれた在原業平だったが、待てど暮らせど其の恋は叶わなかった。 そこで一句となったのが、

『 花の色は うつりにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせしまに 』

小町に片想いの深草少将は、9日間も通いつめたにも、小町にはそっぽを向かれ、

意中の業平は気が付いてもくれず、恋は思い通りにはならないんだよね~。

先日、DIC美術館を尋ねたが、展示作品には大きな変化もなく、見るべき作品も無かった。

モダンアートが場の大半を占めているのは我が意には添わず、期待は見事に裏切られた結果となった。

春まだ浅き時なので、庭園にも見るべきものが無く、寂しい気持ちで美術館を後にした。

何事にも、期待を抱かない方が無難って、「こんなもんなの~?」



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春うらら 

『  春が来た 春が来た・・・  』   高野辰之(作詞)

久しぶりに日曜日を自宅で過ごす事となった。 晴れて暖かいので車で幕張海浜公園にペットを連れて散歩。

春の日差しを浴びながらの樹間の散策は、心も晴れ晴れとする陽気だった。

波打ち際では親子連れが砂遊びに興じ、沖ではヨットがウィンドー・サーフィンが・・・心地よさそうに浜風を受け。

若者たちは足を取られながらも、ビーチ・バレーを楽しんでいて、

オープン・ステージでは、指笛愛好家たちが美しい音色で聴衆を楽しませていた。


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              長閑な日差しの中を・・・「幕張海浜公園」



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               微風の下、ヨットにウインドゥ・サーフィンに・・・



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               ビーチバレーを楽しむ若者たちが・・・



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               指笛は、ウグイスまでも顔負け・・・か?


『 今日なれば 鼻ひ鼻ひし 眼痒み 思いしことは 春にしありけり 』  

何だか今日は変だよね~、 くしゃみは出るし眼も痒いなんて・・・あっ!そうだよ、春が来た所為なんだよね~。

気持ち良い日差しと思えば春になり、嫌な花粉飛散の時期となり眼は痒く鼻水は出るし、なんて。

人それぞれに、春を何に感じるのか?

暖かな風に? 桜の咲き始めに? 花粉症の発症に? 卒・入学式に? それとも、ヴィバルディーの”四季”に?

私はウグイスの初音に春を感じる。 まだホ~・ホケキョにならない幼稚な初音に春らしさが・・・

遠くから聞こえる小鳥の囀りか?と思えば、指笛の演奏であった。

上手く囀れないウグイスも、彼らの指笛の美しさには脱帽であろう。

右を見ても左を見ても、春は遣ってきている。 陽光に風に色に、そして音にまで・・・

春を楽しむ散歩って、「こんなもんなの~?」



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”ごま豆腐” の想い出 

『 「鮎屋」 の ”ごま豆腐” に舌鼓 』

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               滋賀県野洲市 「鮎屋」 の ”ごま豆腐”

滋賀県大津と言えば、琵琶湖や大和絵で有名である。

”鮒ずし” でも名を馳せているが、此の度大津の方から、「鮎屋」 の ”新ソフト ごま豆腐” が届いた。

”ごま豆腐” と言えば、高野山の僧侶が麓から豆腐を買い出しに行った帰り道、ウッカリと落としてしまった。

あくる朝、探しに行って見れば、余りにも寒さから豆腐は凍っていたが、食べてみれば格別の美味しさだった。

そんな事から、”凍り豆腐” は高野山が始まりと言われ、後に ”ごま豆腐” などが作られるようになった。

『 ”ごま豆腐” には、ロゼ・ワインがよく合う 』

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     「柚子ごま豆腐」 の香りを ”ロゼ” で楽しむ

”新・ごま豆腐” は、「鮎屋」 の新製品である。

琵琶湖で獲れる鮒や鯉、ウナギなどを昆布巻きにした製品で名を馳せているが、”ごま豆腐” も格別である。

”新” と言われる所以は、ソフトでくどくなく、あっさりとした爽やかな食感とゴマや柚子や青紫蘇の風味がたまらない。

少しばかりの甘みを含んだロゼ・ワインと ”ごま豆腐” のコクや ”ゆず豆腐” の風味を楽しんだ。

『 ”ごま豆腐” の想い出・・・』

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             大津市・逢坂に佇む ”月心寺”

何十年前か? 大津市・逢坂に佇む ”月心寺” に ”ごま豆腐” 造りの名人尼さんを取材・撮影で尋ねた事があった。

”月心寺” は、大正・昭和と日本画・「玄猿」 で有名な橋本関雪の別荘でもあった。

安藤広重の東海道五十三次に描かれている 「走いの井筒」 という井戸があり、

世阿弥の作庭と言われる庭園には、松尾芭蕉の 「大津絵の 筆のはじめは 何仏」 の句碑があり、

小野小町、終焉の地 「蝉丸の庵」 とも言われ、現在は村瀬明道尼が住職を務めている。

明道庵主が作る精進料理(特に ”ごま豆腐” )が有名で多くの観光客を魅了している。

精進料理で有名な(一時期、TVを騒がしたが)「吉兆」の創始者・湯木貞一をして 「 ”ごま豆腐” は、天下一品 」 と。

また、白洲正子女史に、「一休和尚を、女にしたような尼さん」 と言わしめた。

『 破天荒な人生を送った明道尼 』

村瀬明道尼は、あの厳しい修行で有名な臨済宗で出家得度(確か9歳で?)。

若い頃は、酒もタバコも嗜み、ステーキにトンカツ、ラーメンは大の好物だった。

33歳で25歳も年上の男性に恋い焦がれ不徳な人生を送るが、

39歳の時、交通事故に遭い、右足・右手に重傷を負い、不自由な生活を余儀なくされる。

『 ”ごま豆腐” 造りは、鎮魂の為なのか?』

朝方、未だ夜も開けぬ早朝に、料理場の方から、何やら軍歌?のような鼻歌が聞こえた。

近くのご婦人たちが5・6人、ボランティアで料理の手伝いにやって来るのだ。

その中、明道尼は黙々とすり鉢に精を出している。

此処は~御国の~何百里~・・・と微かな声であるが、御国の為に命を落とした戦死たちに鎮魂を込めて。

昼時にもなれば、全国から明道尼が作る ”ごま豆腐” を目当てに、昼の精進料理を楽しみにやって来る。

池の見える大広間には緋毛氈が敷かれ、正座用の細長いテーブルが幾つも用意される。

その中を、不自由な右足と右手を巧みに使いながら、明道尼が料理を運んでくる。

法話とまではいかないが、若い頃の自由奔放に生きた人生話を語り、

人生に於ける ”生と死” の意味をしみじみと巧に話す姿は、今でも思い出す。

大津の方から頂いた、”ごま豆腐” に想いをいたすって、「こんなもんなの~?」


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利点も、欠点もある 

『 70歳過ぎれば、安全機能が第一!!』

毎日のようにTVや新聞で報道される、認知症ドライバーの交通事故。

健康で運転に支障はナイ!!と思っていても、何時いかなる時に意識障害が起きるか?

ブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故の急増には、我が身も案じる次第だ。

追突事故・人の飛び出し事故・レーンを外れて運転、はたまた高速道路の逆走と・・・

歳を考えれば、事故防止装置搭載の車に買い替えるのは、責任と義務とも思える。

試乗もせずに、何となく良さそうなので、VW ハイ・ライン に乗り換える事とした。

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               VW パサート・ハイライン


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              ウエスト・ラインの陰影が美しい



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          メーター・パネルのナビはとても便利



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          機能が多すぎて、覚えるのに一苦労

どんな車にしても、良い点と悪い点があるのは当然の事。

未だ200㎞ばかりの走行であるが、色々気になる点が見つかった。

機能が複雑すぎて、年寄りには覚え難く、未だにウインカーとワイパーを間違える次第だ。

何と言っても良い点は、走行安定性とシートの良さであろう。 

柔らかい乗り心地だったクラウン・ロイヤルサルーンは、ふにゃふにゃとしていたが、

VW は、足回りがしっかりとハンドリングも申し分ない。

吊り目がちで迫力ばかりの現代の車に比べ、VW の潔ぎ良いほどのシンプルなボディー・デザインは好感が持てる。

衝突防止などの安全装置は、試してみる事は出来ないが、一応信頼するしかないであろう。

認知症、はたまた何時心臓発作や脳溢血で事故を起こさないとも限らない。

安全は金で買え!!とは、昔より言われる事だが・・・果たして安全を金で買う事が出来るのだろうか?

車を買い替える時の思案って、「こんなもんなの~?」



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和歌とお菓子・・・ 

『 きのふ花 翌をもみちや けふの月 』  与謝蕪村(句)

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               京都・六角 蕪村菴 (店舗写真は、パンフより)

「上下(両隣)むかふ(向かい)を見合わせ、町並みよき様」 と美観にこだわった事により、

江戸時代に完成された京町屋様式。 一文字瓦や出格子・虫籠窓など、細長い土間の奥には小さな坪庭。

居ながらにして四季折々の風情が感じられる、京の暮らしの智慧の結晶。

”蕪村菴” は、暮らしに豊かさを感じ取れる、真に美しい和菓子の名店。

『 なかなかに ひとりあれば 月を友 』  与謝蕪村(句)

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     ”蕪村春秋” 梅・雪・紅葉・満月・六角・の愛らしい一口サイズ

与謝蕪村は、京・六角堂にほど近い、洛中に居を構え ”三菓軒” と命名。

蕪村の句のように、味わい深い美味しさを感動という二文字にかえて届けたいという思いから、

蕪村が愛した京都・六角堂の真向かいに本店を構え、美しい俳諧の世界に心遊ばせて欲しいとの願いから・・・

『 栗一粒 秋三界を 蔵しけり 』  寺田寅彦(句)

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               銀座あけぼの本店 (店舗写真は、パンフより)

「銀座あけぼの」 は、まだ焼け跡の匂いが残る終戦直後、銀座四丁目に生まれ育った菓子屋。

冬は ”おしるこ”、夏は ”カキ氷” の店として誕生する。

戦後は甘い物が大変貴重であり、敗戦で疲れ果てた人々の心を和ませ、明日への活力の素となっていた。

「新しい日本の夜明け」 を願う気持ちが、「あけぼの」 という名前に込められている。

『 はらはらと 落つる木の葉に まじりきて 栗の実ひとり 土に声あり 』  蓮 月(句)

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”姫栗もなか” ・・・栗と小豆、白餡にこだわった銘菓

小粒で食べ易いのに、刻み栗の餡がぎっしり、とろりと瑞々しい ”姫栗もなか”。

北海道産小豆を、手選で粒を揃えた拘りの小倉餡。

北海道産大手亡豆の雑味を除く為に、皮を剥いだ豆のみ使用した風味豊か白餡。

『 花鳥風月に心遊ぶ・・・』

山川草木に象徴される日本の四季折々。 移り行く季節の繊細さを感じ取る心の豊かさ。

花鳥風月と、詩歌や絵画に、更には料理や和菓子に・・・季節を巧みに織り込んできた。

自然が織りなす四季の変化、「花鳥風月」 を五感で感じ、詩歌などに風雅を再現して来た。

和菓子を頂く時に何時も感じる事がある。 「和菓子は、花鳥風月に遊ぶ贈り物」 と。

和菓子には詩歌がよく似合うって、「こんなもんなの~?」


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