Admin New entry Up load All archives

こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

持つべきものは・・・ 

『 宵に生えた筍の 夜中の霧に育まれ 尺を伸ぶるが如くなり 』

昔より、親は子供の早い成長を願ったものであり、この様な事が言われ続けている。

歌舞伎に ”筍堀り” の名場面がある。

中国伝来の 「二十四孝」、子供のための親孝行24編だが、歌舞伎ではこれを参考に演じる。

病気の母親が真冬に、筍が食べたいので採って来てくれと無理難題を言い出す。

親子孝行な息子は、雪の中寒さに耐えて筍探しに出掛けて行く。

天は、息子の孝行心に報いて、筍を生やすと言う件である。


L1010649.jpg

先日、佐野市の友人宅で、奥さんの手厚いおもてなしを受けて、話も弾んでいたが・・・

急に奥さんが居なくなったと思いきや、 近くの竹林に行って筍を探していたと言う。

「筍が出ているよ~」 の言葉に、皆で竹林に足を急いだ。


L1010652.jpg

庭いじりの道具を携えて出掛けてみたが、如何せん荒れ放題の竹林である。

掘れば出てくるものは石ばかりと言う状況の中、何とか掘り出してくれる友人の努力。


L1010655.jpg

手ごろな大きさの筍を三本ばかり掘り出し持ち帰るが・・・

先日、TVで京都の筍農家を放映していた。

夏には藁を竹林一面敷き詰め栄養を与え、日当たりが良い様にと手入れをする。

誰の持ち山かも判らない竹林の事、雑然と荒れて足の踏み場も無いほどであった。

何処かに光る竹の一本もあれば、かぐや姫と出逢えるかも?と、期待はしないのだがね。 


L1010656.jpg

筍は摂って直ぐであれば灰汁もなく柔らかい。

手慣れたもので皮を剥き、台所で早速調理となった。

柔らかい部分だけ、甘辛く味付けし煮込んだ筍を土産にと頂いて帰った。

ワインに筍という組み合わせは如何なものか? と思いきや、此れが意外にも乙なものであった。

一年ぶりに友人宅を尋ねたのであるが、空気は美味しく景色は心を和ませ、「田舎はいいな~」 と。

庭先で花々や野菜を育てている。 ジャガイモは少しばかり早いが葱は少々遅すぎたようだ。

土産に持ち帰った葱は、ネギ坊主が出始めている所為か筋が入り食べ難さもあったが・・・

後日、奥さんから電話あり、「ジャガイモが出来たら、摂りにおいで!!」 と。

「徒然草」 が言うように、やはり持つべきものは、「物をくれる人」 なのか?ね~。

竹馬の友ではないが、50年来の友人である。

久しぶりの再会に思う事って、「こんなもんなの~?」



スポンサーサイト

category: 雑感

CM: 0 TB: --