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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

京の味、江戸の味 

『 京の土産といえば、”蓬・生麩餅” だよね~ 』

”麩” の歴史は古く、「源氏物語」 の ”澪標” にも登場するが、此れは焼麩のようで、

生麩は、鎌倉時代に中国から齎されたようだ。 千利休も茶会で生麩を好んで用いたようだ。

京都・三昇堂小倉の ”蓬・生麩” は、しっとり濡れた笹巻生麩で・・・

もっちりとした柔らかで弾力のある歯ざわりと、滑らかな舌触りで、仄かな甘みが口いっぱいに広がる。

京の味だね~と感じる一瞬である。

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『 守り続けて一世紀。伝統の味 』

浅草とくれば、”今半のすき焼き” だよね~。

浅草古絵図の包装紙も江戸に味を伝えるには格好の雰囲気で、

取り合わせは、”牛肉すきやき” ”牛肉れんこん” ”牛肉一膳ふりかけ” の三点セット。

一世紀以上にわたって秘伝の味と技、牛肉を知り尽くした浅草今半の逸品!!

老舗の伝統を守りつ続ける浅草今半の味を楽しんだ一夜でした。

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日本の文化は、五感を研ぎ澄まし楽しむ傾向が強い。

眼で見、耳で聞き、鼻で嗅ぎ、舌で味わい、感触を楽しむという大変高貴なものである。

私は最近ワインを楽しんではいるが元々下戸で、本来は甘党である。

以前ほど甘い物を口にしなくなったが、甘い物は常備してないと淋しい方である。

「源氏物語」 に出て来る ”つばいもちい” は ”椿餅” であるが、和菓子の最古たるものである。

”蓬・生麩” は、練り切りでもなく、饅頭でもなく、何とも言い難い上生菓子だが、

凛とした瑞々しさは初夏の訪れを伝える和菓子の代表であろう。

浅草・今半の味を堪能し、京の味に舌鼓を打てば、もうこれ以上の贅沢は無いと思う。

頂き物に、時を超えて伝わる味を楽しむって、「こんなもんなの~?」


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category: 雑感

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