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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

幸せは・・・ 

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鯉の泳ぐ疎水・・・お判りでしょうか? 此処は山口県萩市。

明治維新発祥の地でもあり、高杉晋作出生の地でもありました。

『 面白き こともなき世に おもしろく 』 高杉晋作(句)


              『 すみなすものは 心なりけり 』 望東尼


下関市の功山寺に騎兵隊を結成し、新しい日本の夜明けの立役者でもあった。

晋作が喀血の病床に臥し、亡くなる前年に詠み、望東尼が其れに応えた詩。

晋作の墓所がある東行庵の歌碑にはこの詩が刻まれている。


幕末長州藩の活動資金“撫育金”でもって、公家達に賄賂をばら撒き、花街で豪遊し、

外国からは好きなだけ大量の武器を買い求めるなど、湯水の如くに使えた“撫育金”と、

思うが侭に生きた獅子達であった。

身に危険を感じれば、時を移さず亡命もした晋作を見るにつけ、その自由奔放な生き方に、

羨ましささえ覚えるようですが、その彼をして、「面白きこともなき世に おもしろく」 と言わせている。


後の句に詠んだ 「すみなすものは 心なりけり」 は、野村望東尼の句である。

望東尼が北九州の平尾山荘の庵に棲んで居た時、身の危険を感じた晋作が身を隠した処で、

二週間匿って貰った庵でした。 その五年後、望東尼は獄中の身となるが、晋作によって脱獄を果たす。


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           今は観光客も多く、人力車に人気があるようだ。

病床に臥した折には、望東尼が身の世話をし、臨終の前年に上の詩が詠まれたものです。

一見すれば自由奔放な人生を送ったかに見える高杉晋作をして、

「 面白い事なんか無いこの世を 面白く生きるには・・・」 と言わせている。

それに応えて、「 面白い、面白くないと云うが 其れはお前さんの心一つで決まるのですよ 」

と、晋作を諭しているのです。


此の世は四苦八苦の娑婆世界と仏教が云い続けて来た事です。

どんな好き勝手な生き方をしても、人は “苦” からは逃れられないのです。

その事実があるのなら、心の持ち方一つで何事においても、“面白い・面白い”

と思えるように努めた方が “楽に生きられる” のでしょう。

愚痴・悩み・苦しみ等は皆、心が作り出す仕業なのです。

自ら苦しみの中に身を置く事だけは避けたいものです。

“楽に生きる” その方法を見出す事が 「悟り」 ではないでしょうか?

功山寺で騎兵隊を決起した直前に、晋作は、『 死為忠義 愉快々々 』 と

書状にも認めております。

「忠義の為に死ねるこの身は、愉快・愉快」と云っている。

避けられない現実を精一杯生きる事だけを考えてみませんか。

其処にこそ “幸せ” は在るのかも。 人生って、「こんなものなの~?」




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category: 雑感

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コメント

山口の萩は私が大好きな町です。
最初に訪れたのは、山口の大学院で一緒になった研究生達とでした。
懐かしいです。
萩城跡と澄んだ海、白い砂浜。

この世をどう生きるかは、確かに自分の心の持ち方次第なのでしょう。
マーフィーの成功法則にも、なると信じればなると言っています。
しかし、往々にして災いや不幸があると、人はネガティブになりがちです。

どうすれば、常にプラス思考でいられるのか。
その方法があるのなら、ぜひとも知りたいものです。
私は性格もあり、何か試練があると常にマイナス思考になってしまうものですから。
飄々と生きられる人がうらやましいです。

青竹 #- | URL | 2012/05/27 22:00 - edit

こんばんは

山口県萩市の写真を見て、私の故郷に似ているなと思いました。
宮崎県の「飫肥」というところなのですが…城下町で、この写真ともよく似ているんです。道脇に鯉の放流などもありますし。
ちょっと、実家に帰りたくなってきました…はやく夏休みになりませんかね~。夏休みになったら車の免許を取り帰省するんですよね…

”楽に生きる”考えたことがあります。「小池龍之介」さんの本を一時期読み漁っていました。まあ、自分を自分で追い込んでいることが分かったのですが…
未来や過去を心配するよりは、今をできるだけ一生懸命に、できれば楽しんで過ごせたほうがぜったいにいいと思います!

カノン #xsUmrm7U | URL | 2012/05/27 22:28 - edit

現在も幕末

こんばんは!親父様。

良き師・良き友に恵まれた晋作は幸せ者。
しかも、幕末という国家大改革の時代を全力疾走で駆け抜けて逝ったのですから・・・

今の民主党時代も幕末?

そんな時代を、ただただ歩いているだけの自分は不幸者なのか・・・

まれすけ #- | URL | 2012/05/27 23:41 - edit

遅まきながら為になります

こんにちは。
毎回、精神修養させて頂いています。

>「 面白い、面白くないと云うが 其れはお前さんの心一つで決まるのですよ 」
そうなんですが、そうは出来ないのが凡人。
やっと、人生の辛さが判ったつもりになって来ました。

musselwhite #HfMzn2gY | URL | 2012/05/28 10:42 - edit

淡々と・・・

“青竹”さん、こんにちは

宇部での数年間、面白い事も、きつい事もあったでしょうが、萩・山口・津和野などの想い出も深いものがあるのでしょうね。
私はここ6年ぐらい里帰りはしていないので、一度旧友に逢いにと思っていますが、なかなか叶いません。理由は交通費がね~。車で行くには歳を取り過ぎたか?

話は変わりますが、“青竹”さんが在宇の頃かな、山大の学長をしていたH・H氏は母方の親戚でした。H氏の父親は証券会社に入りびたりで株取引をしていて、財産はスッテンテンという始末でした。
言うなれば、「トンビが鷹をいむ」という事でしょうかね。

プラス思考とは、よく云われる言葉ですが、難しい事ですよね。
他人事であれば言える言葉なのでしょうか?
苦境を乗り越えた(偶々乗り越えられたが本当か?)人が、後になって他人に云える言葉のなのでしょうが・・・
安全地帯に居る人から危険地帯に居る人への励ましの言葉と云えば聞こえはイイですが・・・お節介な言葉かも知れませんね。

ネガティブからポジティブへの脱却なんて、そう簡単には出来ないですよね、誰だって!!
あがき・もがいた挙句に、淡々とした・飄々とした境地にも成れるのか?
それにしても、どうかな???

てんくら #- | URL | 2012/05/28 15:31 - edit

古き良き街・・・

“カノン”さん、こんにちは

「ウミガメ愛好クラブ」とは思いもしませんでした。
命の営みが自然の中で観られる事って、何て素敵な事でしょうか!

宮崎県の飫肥町・・・行った事は無いのですが、言われる通り小京都ですよね。
萩・山口・津和野は観光ツアーでも有名ですが、飫肥町もそれに負けず劣らず味わいのある街です。
私は今一番の楽しみが、古い町並みを訪ね、其処でお年寄りの方々と話をし、写真を撮る事です。
飫肥町が近ければ、絶対訪ねたい街です。

仏教は煎じ詰めれば「楽に生きろ!!」と云っているだけの事です。
それが出来ない娑婆世界の辛さなのか?
懐かしい名前が出てきました・・・小池龍之介とは。

てんくら #- | URL | 2012/05/28 15:41 - edit

のらり・くらりがイイ

“まれすけ”さん、こんにちは

高杉晋作しても、見る角度、視点を変えれば、人の評価も変わるものでしょう。自由奔放という角度から見れば、かような見方も出来るのでしょうね。
世の中でも、斜めから見れば、また違う事が見え始めるのでしょう。

松下村塾が輩出した傑物は沢山いますが、晋作ほど好感をもたれる人物も少ないかもね。
農民を武士に昇格?とは、思いもしません、私なら・・・そこが晋作の偉いところなのか。

望東尼さんも、なかなかやるもんですな~!!尼さんにして男性を匿うなんて。母親がやんちゃ坊主を見るような気持だったのかな?
疾風の如く時代を駆け抜ける・・・格好いいですね~。其れが出来ればの事ですが。
歴史の評価を期待するより、のらりくらりと行きましょうよ、“まれすけ”さん。 私もそうするから・・・

てんくら #- | URL | 2012/05/28 15:55 - edit

ブログが辛い?

“白熊”さん、こんにちは

『言うは易し、行うは難し』身につまされる言葉です。行いが伴わないからこそ、云える言葉でしょうか?

「のんべんだらりと」人生を送って来た此の身には、何を今更と云えばよいのか・・・
私の心は常に、楽な方に・楽な方にと動いている。 決して辛く苦しい方へは傾かないのだが。

ブログを書く時には、心は苦しい・苦しいと嘆くかな?
だって、ネタ切れを起こしそうだから・・・

てんくら #- | URL | 2012/05/28 16:02 - edit

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