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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

墓参りは口実? 

今日、一昨年ご尊父を 今年ご母堂を亡くされた兄妹さんと会う機会があった。

      立ち話の会話の中に、「市営墓地のお墓を申し込んでいるのだが、

      抽選に当たらず未だに遺骨を家の仏壇の横に安置している。

      “早くお墓に入れてあげないと、成仏できないよ” 」 と言われたようだ。

なんと口さがない言葉だろうと私は思いながらその場を別れた。


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                           弥生時代の墳墓

『 墓も時代と共に 変化する 』

多くの人は昔からお墓は変わらないものと思っているが、墓も時代と共に変化してきている。

古くは両墓制と云って、死霊への恐れから家より離れた所・山の麓などに死者を埋めた “埋め墓” を、

そして家の近くに霊を弔う参り墓が造られた。

もっと古くは、縄文時代・弥生時代には、上の写真の様な石棺に入れ埋葬したものだ。

土葬の為の墓地も広かったが、火葬の普及によって現代では狭くなった。

死に対する考え方も時代と共に変わり、最近では山に撒き・海に流す人も出てきたが本義ではない。


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五重塔は、芯柱の下には釈迦の舎利(骨)が安置されている。言うなれば釈迦の墓である。


『 墓はコイン・ロッカーか? 』

寺がマンション形式のロッカー式墓を売り出して久しくなる。墓の簡易化が進んだのである。

駅などにはコイン・ロッカーが置かれていて大変便利なものであるが、

最近は、其のなかに骨壺を捨て去る事件が後を絶たない。

合理主義者なのか?「此の狭い日本に墓を建てるなんて、愚の骨頂」という学者まで出現した。


2011-10-08 華1678

野良猫を可愛がっていた小父さんが、亡くなった猫の為に建てた墓。

よくこの付近を散歩するが、お花とお線香とお水の絶えたのを見たことが無い。

時どき、此の小父さんとお会いする。その時の話では、

「亡くなって、逢えないと思うと寂しさが込み上げてくる」と顔が曇る。


2011-10-08 華1679

公園の片隅に此のお墓は建っている。

誰がどんなペット?を埋葬したのかは知らないが、手厚く弔っている事は間違い無いと思われる。


『 墓参りの意味って、な~に? 』

お墓には遺骨を納めるものと思っている人が多いと思われるが、

日本古来の民族信仰では、お墓は霊魂の依代だという意味が大きい。

亡き人は葬儀やその後の追善供養によって成仏し、やがてはご先祖様と成り、

浄化された霊魂は守護神へとなり、私をはじめ家族を見守ってくれると考えた。

「お守りください」とご先祖に祈願するのが、墓参りの本義なのだ。

忘れてはならない事は、お守り頂くからには精進努力し現世利益ばかり願ってもしかたないが・・・

お彼岸に、お盆に、お墓参りするのは決してリクレーションでは無い事を忘れないで!!


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青森県「恐山」・・・イタコにお願いし、死者が冥途でどのようになっているのか?

          死者の言葉を聞きたい一心で多くの人が訪ねる。


『 墓参りは 口実 ? 』


江戸時代には女性の外出は儘ならなかったようだ。

ただし、春・秋彼岸やお盆の墓参りとなれば別で、どうどうと家を出る事が出来た。

墓参りを口実に、芝居見物を楽しんだとも言われる。

現代でも、女性の外出は儘ならぬ事でしょうか?

女性の社会進出を機に、そうとも云えないでしょうが・・・


兄妹さんと別れて、思った事は、『 人の口に 戸は立てられない 』

本当にクワバラ・クワバラ ですね~。

人の世って、「こんなものなの~?」



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category: 雑感

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コメント

悲しいかな

おはようございます!親父様。

現在、偉人の墓参りブーム?
あの方々は自分のご先祖様のお墓参りにはいっているのだろうか?
護国神社や靖国神社に参拝する事はあるのだろうか?

靖国・護国神社は遠くてなかなか参拝できない自分。
それでも節目節目には近くの神社を参拝します。
靖国は死ぬまでには一回でも参拝したい気持ちです。

ただ、自分も偉そうなことは言えません。
あまり墓参りに行かないのですから・・・

まれすけ #- | URL | 2012/06/10 08:39 - edit

日本人は先祖の魂が現世に生きる人達を守ってくれる
存在になると信じていたように思います。
他者に対して恨みを抱くときには、その相手に対して
悪霊ともなったようですが。

それにしても納得できないのは、寺が管理する墓。
多額のお金を払って墓を購入してもしれは単に寺から
借りているだけ。
永代供養料を支払っても、その後の負担がなければ
直ぐに掘り変えさえれて無縁仏扱いとなり、その辺に
積み上げられてしまいます。

寺も墓はあくまでもビジネスということでしょうか。
さて、私が死んだら教会の共同墓地に入ることになるのですが
ここで問題が発生。
どうやら嫁さんは私を分骨し、自分の先祖の墓にも入れる
つもりらしい。
片方はキリスト教、片方は真言宗。
これでは私の魂はどこへいくのやら。
その前に、現世の迷いごとを解決しておかないといけません。

青竹 #- | URL | 2012/06/10 10:41 - edit

悲しかった…

高校3年生の時、ひいおばあちゃんが亡くなったのですが…
お葬式には行けても、納骨には連れて行ってもらえませんでした。
その日は模試があったのです。
懸命に「行きたい」と言いましたが、「受験生でしょ」と聞いてもらえず…
すっごく悲しかったです…
泣きながら模試を受けました。

だから
お盆に実家に帰ったら絶対にお墓参りに行きます!!
お墓にひいおばあちゃんが居るかはわかりませんが…
お線香をあげて、花を飾ることしか私にはできませんから…

カノン #xsUmrm7U | URL | 2012/06/10 23:49 - edit

お墓

こんにちは。
我が家のお墓は納骨堂のマンションです。
祖父が設けた墓を父が引き払って此方へ持って来ましたが、墓地がママならず納骨堂へ…と云う事になり、曾祖父以来全員の骨と、四国から持って来たそれ以前の位牌が入って居ます。
自宅に有る仏壇には位牌と観音様だけで、祥月命日などの法事は全てお寺でやる様にしています。
父母は信心深かったのですが、私には「仏ほっとけ、神かまうな」と云う程度でした。

我が家も娘は墓参りの後の食事などを目当てに出て来る様ですが、嫁に行った時に恥をかかない程度に知識として備わって居れば良いかなと思って居ますので、彼女の云う通りにしています(笑)

今ある自分に関するご先祖への感謝の気持ちだけ持って居て欲しいですね。

musselwhite #HfMzn2gY | URL | 2012/06/11 10:31 - edit

恥ずかしながら僕も最近墓参りご無沙汰しちゃってます(汗)
今日は仕事休みなので行ってこようかと思います。
僕の場合は他の用事のついでに墓参りに行くって感じですけど・・・。
これって失礼なことかな(>_<)

てんくらさんのこの記事見なかったら、
墓参りさらにご無沙汰するとこでした。
ありがとう(^_^)/

ちくわ #- | URL | 2012/06/12 06:29 - edit

是非参拝を・・・

“まれすけ”さん、こんにちは

過日と云ってももう十数年前の話だが、母親の兄弟が何人も戦地で亡くなっている。一度靖国神社に参拝に行きたいと母が云っていた。其のうちに東京に居る私の所に遊びに来たいと云うので、神社本庁の理事さんに其の話をすると、靖国神社の宮司さんが是非お越しくださいと言われ、多くの資料と記念品を宮司さんから頂いていた。

母が上京したので、其の事を話し、靖国へ連れて行こうと思ったところ、「別にそう行きたくもない」と言い出し、行かずじまいで終わってしまった事があった。
当然、それ以後は私も靖国への足も遠のく事となった。

恩を売った積りはないが、私は多大な迷惑を掛けられた想いで一杯だった。
人は口から吐いた言葉で、相手がどんな思いをして、どんな事をするのか? よくよく考えて欲しものである。
「口は災いの元」ではないが、傍迷惑に成る事も事実だと思う。
今回の事は、親子の間の事だから、私が目をつぶれば済んだ事ではあったが・・・

明治神宮の一角に、「神社本庁」があるが、以後、此の本庁にも足が遠のいた。
明治神宮の敷地は膨大に広く、色々な施設や公園がある。
“まれすけ”さんには是非一度靖国神社や明治神宮を訪ねて欲しいと思っている。
その折には、近くの施設や公園で、一日のんびりと心の洗濯をして下さい!!

“てんくら” #- | URL | 2012/06/12 10:36 - edit

死後の後始末は・・・

“青竹”さん、こんにちは

寺と僧侶の問題には、大衆は心痛めている問題が山積しているようですね。
人に安堵を与えるべき僧侶は、お布施・お布施とばかりに心を砕き、寺は寺で、釈迦の教えは全く無視し、巨大な伽藍の建造に走り、権力の増強に力を注ぐ。

巨大な伽藍を金ぴかに飾り立て、その中で安穏と暮らしている僧侶に、一般大衆の心なんて判る筈もない。
檀家制度と言う悪しき慣習を引きずり、境内墓地をかたにとり檀家を苦しめ、墓参りが不便になったので居住する土地の近くに墓を新しく造ると云えば、「其れなら離檀料を200万円と更地に戻すから30万円を払え」と・・・ある真言宗の寺の住職が。

とんでもない話を、ごく当たり前のようにぬけぬけと話す寺が実在するのが事実なのだ。
また、こんな話も聞いた。ご主人が亡くなり葬儀を出した。
お布施は幾らでしょうか?と聞けば120万円と告げられたと云う。
葬儀社が“それほどまで、しなくても”とアドバイスしたが、通夜の席で70万円のお布施を包んだら、お布施の厚みを手で触り、此れでは少なすぎると・・・後日持って来なさいと言われた。
其の侭にしてこくと、数日後、内容証明つきで、差額50万円を払えと通知が来た・・・

「獄の沙汰も、金次第」ではなく、現実の世の中が金次第なのだ。
その後、此の方は離檀したと聞いた。

死後の事で悩むなんて、とんでもない時代となったものです。
幸い日本では火葬が基本的には法律で定められている。
骨を粉砕し、我が家の庭先に埋めれば、それで済む話なのだが・・・
釈迦は言った、僧侶は「葬儀には手をだすな。自分の骨は皮に捨てろと」。
実際には遺骨は八つに分けられ、埋葬されその上に顕彰碑(卒塔婆)が建てられたが・・・

因習や周りに惑わされず、自分の信念にだけによって死後の始末をすれば、其れはそれでイイと思うのだが・・・
悲しいかな、死後の始末は自分では出来ない。あぁ、どうすればイイのか、ね~!!

“てんくら” #- | URL | 2012/06/12 11:06 - edit

お婆ちゃんに、逢えるよ~

“カノン”さん、こんにちは

受験勉強という現実の前に、葬儀に参列できなかった事は残念でしたね。本当にお気の毒に思います。
しかし、ご家族の方の考え方にも一理ある話ですね。

確かに昔は通夜・葬儀と云うものの大切さは、今の人には理解し難くいものでしょうが、現在では葬儀参列と受験勉強を天秤に懸ければ、勉強の方が重い事かも知れませんね。

「村八分」と云う言葉が今でも残っていますが、昔は何をするにも村単位でないと事が進まなかった。
その様な時代に、村の風習にかけ離れた事をすれば、当然の罰があった。「村八分」ですね。
では其の罰とは、八分の残り二分とは・・・

「村八分」にあうと、村人とは会話も出来ないほど不便を強いられる。
「二分」とは、一つは葬儀には手伝いで必ず出なければならない事。二つ目は、年貢米の供出はしなければならない事。この二つでした。
葬儀は、それ程に重要な事だったのです。何と云っても、今生の別れですから・・・

自由という思想が世に浸透した今、自由に成り過ぎたと反省する時代が来るかも知れません。
自由をはき違える人が多くなったせいですが・・・
権利の裏には義務があるという事と同じく。

「千の風」なる歌が流行りましたが、果たして霊魂は何処に居るのでしょうか?ね。風に乗って、ふらふらとはしていませんよ。
其れは、貴方の心の内だけに・・・だけにしか居ないのですよ!!
墓参りには大賛成です。何故なら、「あぁ、しばらく墓参りもしてない」と思うでしょう。
其の思いも後悔の一つです、人は反省し・後悔し・懺悔する。此の事に意味があるのです。
幸せに生きるという事は、後悔をしないと云う事でしょう。
さぁ、お婆ちゃんもきっと待っている事でしょう!!時間があればお墓参りを・・・そこに心のお婆ちゃんが居るでしょうよ!!

“てんくら” #- | URL | 2012/06/12 11:35 - edit

ご先祖に、感謝の心を・・・

“白熊”さん、こんにちは

「仏ほっとけ、神かまうな!」とは良く云ったもです。
宗教的な事には、下手に関わらない方が賢明だとのダジャレを交えて言った庶民の智慧ですね。
「触らぬ神に祟りなし」とも言いますが、現実問題として胡散臭い話や事件がしばしば報道されます。

神仏への信仰心が凝り固まれば、仕事や生活に支障をきたします。
其れを逆手にとって、新手の教祖が現れ、人々を惑わしている。
自己弁護だよ!、と人は言うかも知れないが、神や仏を祭るのは確かに面倒でしょう。そんな事に心を煩わすぐらいなら、ほっといた方が気が楽でしょう。
粗末にしなければ、バチも当たりはしないでしょうから・・・

それにしても、祥月命日には寺へ赴き追善法要とは、今時には珍しい事ですね。寺はきっと喜ぶ事でしょう。信心深い人がまだいるという事に。
南無阿弥陀仏・南無阿弥陀仏と・・・いや、いや、観音様だから、「オン・アロリキャ・ソワカ」かな?

日本人の風習とは言われるが、習わしなんて風の様に何処かへ去っていくもんだ!!と、今の若に者たちは思っているのでしょうね。
悪しき事の一つに、HOW TO ものの本が出るという事でしょう。
古来からの日本人の因習も考えずに、売れれば良いとばかりに、出鱈目な本が出るという事です。

最近の墓事情も随分と変わりましたね。
「便利」この言葉が最優先の世の中だから、仕方ないのかも。又その方が確かに便利だから・・・
とは言え、先祖を敬い・感謝し、その上で未来へ向かい前進して欲しいですよ、ね!!

“てんくら” #- | URL | 2012/06/12 12:02 - edit

“ついでに・・・”がイイ

“ちくわ”さん、こんにちは

ついでに「墓参り」・・・それでイイのですね。 二つの目的が達成出来るのですから。
良かったです、思い立って貰えたなら嬉し限りです。
いや~、嬉しいのはご先祖様達でしょうね。

カヤックでノンビリと心を遊ばせ、お墓参りで今日までの事を懺悔?し、明日の幸せを祈る。なかなか出来ない事ですよ~。

そう云えば、私も罰当たりかも。
女房は毎朝、お仏壇に手を合わせるが、私はしていない。でも、仏壇の掃除は私がしますよ。
どんな事を胸に秘めて手を合わせているのでしょうか?
想像するに、おそらく家族の安泰と国家の平和なのか?そんなに大それた事ではないでしょうが・・・

「気持ちが悪い」と云いますが、女房曰く「お仏壇に手を合わすのを忘れると、気持ちが悪く落ち着かない」と。
一日の始まりは顔を洗い、仏壇に・・・昔の人は皆したものですが、今の私達は果たしてどうか?

5人からコメントを頂きましたが、皆さん改めてお墓参りの事や、ご先祖様の事を思って頂けたようで、私としてこの上ない歓びでした。
私も仏壇に手を合わせる事を忘れないように・・・します!!

“てんくら” #- | URL | 2012/06/12 12:24 - edit

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