男は黙って・・
2012/07/31 Tue. 19:53 [edit]
世界のビール三大生産地の一つ、「サッポロ・ビール」の工場に見学。

『 男は、黙って“黒ビール”』
一世を風靡した名文句。三船敏郎が渋く・苦くポスターを飾っていた。

サッポロ・ビール 千葉工場
芝生の上に建てられたウエルカム看板。左のマリンハウス案内板には現在の気温がデジタルで表示。
何と気温37℃と表示が出ていた。 こんな時には先ずビールで喉を潤すのが一番だろう。

中央の建物が展示・工場見学用の建物。右端はレストランの建物。
飲めない私が工場見学! 有料で¥500とあったので、見学はしなかったが、
40分のコースで、最後はビール2杯の試飲付だそうだ。
『 酒は涙か溜息か 心の憂さの捨てどころ 』
この暑さ、飲めればビールを2杯飲んで、憂き世の憂さを晴らしたいのだが・・・

展示館とレストラン館の間には、螺旋階段を昇ると其処が展望台になっている。
すぐ横は船橋港で、南極観測・砕氷船「しらせ」が、お勤めを終え静かに停泊。

黒ラベル・ギャラリーを歩いてみる。
『 酒と女は、気の薬。とかく憂き世は色と女 』
黒一色の中に「黒ラベルGALLERY」の文字が浮かび上がり、高級感を醸している。

黒ラベルのビール瓶が歴史順に並べてあり、飲めない私でも思わず手が出そうになる。
『 今宵また 諭吉と別れの 酒を飲む 』 (旅姿一万円札)
言い得て妙ですな~!!
諭吉殿との別れは辛いけれど、酒と女とギャンブル・・・ついつい手が出るもんね。

「芸術は、爆発だ~!!」で有名な、岡本太郎画伯の作品。
火野葦平の詩に、『ビールの歌』 がある。
「ビールこそ よろしきものか白き泡 かみつつあれば 世界はいらか
エジプトのナイルのほとりピラミッド 築ける昔 ビールは生まれぬ
ビールと共に 早や三十年は経ちにけり 女房と別れてもビールとは別れず
ビール飲めば 喧嘩の種の二つあり 論ずべからずと女と平和
この若さなにに たとえんビールこそ 古ぼけ恋の消えぬ味かも
わが友の ビールびんの九分ほどは 税金なりと知れば悲しき」

売店では色々なグッズを売っている。当然サッポロ・オリジナル!!
林 芙美子 (下関市出身作家) の詩に『命の酒』 がある。
「私は淋しくも酔いしれる 強く!甘く! 琥珀の色に輝く酒 酒は淋しき人の命
悩める者の慰め 命の酒!
淋しからずや運命 呪わしき運命よ 命の酒よ 芳醇な命の酒に 我は酔いしれて
しびれるまで」

黒ラベルのグラスより、冷えたビールには此方のカップが良く似合う。
何とも古風なラベルが、サッポロの歴史を偲ばせる。

『 大 人 の 人 生 』 “人” の文字に、金星を使うとは心憎いね~!!
「しっかりとした考えを持っている そんな大人たちが
“うまい!”と、うなるビールづくりを目指して
丸くなるな
☆星になれ 」
星は星でも、生まれたばかりの星もあり、 もうすぐ消え行く星もある。
歳を重ねて、丸くなりすぎ
行く先短く、☆星にも成れず・・・
私の人生って、「こんなもんなの~?」
category: 雑感
コメント
こんばんは。
私もお酒が全く駄目な体質なのですが、若い頃は特に、酒を飲めて憂さが晴らせる人たちを羨ましいと思うことも多々あり、無理して呑んで辛い思いをするときも少なからずありました。
しかし、年を取るにつれて憂さが晴らせる酒を飲めるような機会は少なくなり、むしろ、惰性や習慣で無理して酒を飲んで体を壊すよりも、マイペースで断るほうがよいことが少しずつ判ってきました。
時代もそうなってきているのかもしれませんね。
昔は、酒が飲めない奴とは付き合えない、的なことを言う人がけっこう居ましたからね。
夏のビール
こんにちは。
暑い夏に飲むビールの味は格別ですが、湿度が高いと飲んだ後の汗がとても気になります。
幸い北海道は余り湿度が高くありませんので、ビールの喉ごしは格別です。
特に寒い冬の暖かい部屋で飲むビールは…
夏の浜辺で飲むビール…
ビールは乾燥した空気の中で飲むのが良いですね。
自分の人生って余り考えない様にして居ます。
死ぬ間際まで判りませんから…
そう言って自分を誤魔化しながら脳天気に生きて行こうと思って居ます。
琥珀色の透明な液体、その植えに白く積もる細かな泡。
思い切り冷やして飲み干せば、五臓六腑に染み渡る。
それがビールの醍醐味でしょうか。
しかし飲めない私には経験することの無い世界でもあります。
確かに熱い緑茶と饅頭では様にならないかもしれないです。
飲めないことで人生において、大きな損をしている気もします。
かといって飲めないものは飲めない。
最近は無理やりの増す人もいなくなって助かっていますが。
こちら発売予定は9月末になりそうです。
中身は問題ありませんが、容器の製造に思った以上に
時間がかかります。
褪せる気持ちを抑えながら待つことしか出来ません。
いい加減が大切
“tmz”さん、こんにちは
無理して飲んじゃ~いけないと~・・・こんなセリフの歌が流行りましたね。
私は付き合いで飲む事は全くないので、誰もが知るようになり誘われなくなりました。
己の人生を生きていく上では、マイペースほど大切な事もないでしょう。
「付き合いが悪い」のでなく、生きる「ポリシー」を持っていると云う事だけでしょう。
ロードバイクを楽しむにも、大切な事は「加減」でしょう。
自分を大切に生きたいものですね!!
酒は飲むべし
“白熊”さん、こんにちは
若い頃、真夏の暑さの中で、三時間も四時間もテニスに興じていた時がありました。よくも熱中症にならなかったものです。
汗をかくだけかいた後の、あのビールの美味さを想い出します。
下戸の私でも本当に美味いと思い、酔わない事に驚いたものでした。
「酒は百薬の長」と言うのですから、飲まないよりは適当であれば飲んだ方がイイのでしょう。
何年か前に、101歳になるご婦人との話で、「長生きの秘訣は?」と聞けば、何とその答えが良かった。
『毎晩、二合の晩酌と、二箱のタバコ』という事でした。
その後夫人のご亭主は、酒もタバコもやらなかった。そのお蔭で62歳で他界したと云う事です。
タバコはいざ知らず、お酒は適当に飲みましょう!!ね・・・
楽しみですね~9月末が
“青竹”さん、こんにちは
飲めない者同士ですか~、私と“青竹”さんとは。
悲しい事なのか?嬉しい事なのか? 飲んで事件を起こすより、飲めないで無事に人生を全うできれば、其れに超した事はないのか?
飲めない者の、負け惜しみの言葉とも受け取られそうだが・・・
「せいては事を仕損じる」と言うではありませんか。此処は今暫くのんびりと・・・している暇は無いのかな?
9月末の発売が楽しみですね。
微力ながらでも応援できればと思っています。
千葉ビール園か~。
サッポロの次は千葉で喉を潤そうかな~。
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