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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

打出の小槌が欲しい 

『 打出の小槌が欲しかった 』

没落貴族の家庭を背景に、滅びゆく高貴な美を描く 『斜陽』

退廃と厭世の自画像 『人間失格』

昭和10年、『逆行』 が第一回芥川賞候補となり、

翌年、『晩年』で一躍脚光を浴びることとなった。

20世紀の日本文学界を代表する作家のひとりであるが、

昭和23年、玉川上水にて入水自殺を遂げる悲運な人生を送った、太宰 治.


2011-10-08 華2096

船橋市に有名な割烹旅館 『玉川』 がある。

豊富な魚介類を水揚げし、新鮮な料理で名を馳せた名旅館。

太宰 治 は暫くの間、船橋に身を置いていたことがある。

折しも芥川賞の候補に挙がり、自分も今年は必ず受賞する(筈と思っていたらしい)自信ありと思った、

しばし 『玉川』 でノンビリと疲れを癒したかったのか?長の逗留をする事となった。

『割烹旅館・玉川』 の料理を目で味わって欲しい。

太宰 治も、こんな料理に舌鼓を打ったのであろうか?


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当時、芥川賞の副賞金は500円だったらしい。

受賞者の発表に太宰 治は無かったが、

時すでに遅し、その時 『玉川』 での飲み食い代は450円にもなっていたと云う。

果たして其のお金を太宰はどのように工面したのであろうか?

「無いものは無い!!煮て食おうと焼いて食おうと、好きにしてくれ!!」 とは言わなかったであろうが、

何でも望みの物を出してくれるドラエモンの居ない当時だ。

せめて打出の小槌が欲しかったに違いないと憶測するのだが、果たしてどうだったのか?

2011-10-08 華2100

『 捕らぬ狸の皮算用 』

誰でも、此の諺に該当する経験を持っている事でしょう。

不渡手形を出すと信用は丸つぶれ。先付小切手は危険が一杯。

デフレに円高の現在、この様な危険を覚悟で自転車操業に走る事業家も多い事だろう。

明るい将来は政府も保証はしてくれないが、

“清く・貧しく・美しく” 生きていく分には不自由ない事ほどの蓄えが欲しい。

だって、打出の小槌がある訳でもないのだから。

捕らぬ狸の皮算用・・・甘い夢を当てにしないで地道にコツコツと人生を・・・

所詮、人生って、「こんなもんなの~?」


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category: 雑感

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