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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

心はギリシャへ・・・ 


2011-10-08 華2208

『 パルティノスの神殿? 』

白いペンキを塗った石柱は時間の経過を映し、あたかもギリシャの神殿を彷彿とさせるものであった。

イタリア半島のドーリア式石柱は素朴さを見せるが、

後にギリシャ本土に影響を及ぼした小アジアのイオニア式石柱は、建築を優雅で華美にする美意識が働き、

ローマ時代には、柱頭をアカンサスの葉で装飾したコリント形式の石柱へとその姿の変化を見ることが出来る。

ギリシャ建築の最高傑作である「パルティノスの大神殿」は、ドーリア式とイオニア式が混在するという。

千葉市の「県立青葉の森公園」に足を運び、数ある彫刻を楽しんだ。

ギリシャ式石柱の間に垣間見るブロンズ像に、心はギリシャへと誘えるような錯覚に陥る。


2011-10-08 華2204

『 三つの時代 』  小寺 真知子(作)

祖母の膝の上に立つ母親が、子供を天高く捧げ持ち、親子の愛情を高らかに謳い上げた力作である。

核家族化が進み、人間の関係性が希薄になりつつある現代を、風刺したものなのか?

半逆光で見る彫刻からは、絆の大切さを、荒んだ心の現代人への警鐘とみるのか?


2011-10-08 華2207

『 ATHENA 』  関 正司(作)

アクロポリスの神殿に立つ女神のブロンズなのか?

石柱の上に立つ女神は、左肩を露わに晒し、きりりとした表情が女性の力強さを表現している。

襞をとった衣服と、筋の入った石柱とが連続性を持ち、よりスッキリとした表現を助けている。

人差し指を突きだした左腕は、遠く何処を指さしているのか?

作者は女性の純粋性を此の指先に託したものなのか?


2011-10-08 華2205

『 絆 』  古川 武彦(作)

幼い男の子と女の子が、「はやく滑っておいで・・・」と母親の声に誘われて、

どうした事なのか?女の子は反対を向き、大きく両手を広げでいる。

親子がただ、滑り台で楽しそうに遊んでいるだけの表現がしたかったのか?

この親子に、家族の「絆」を見ただけではあるまい。

女の子の表現をどのように観るのか、各人各様であろうが・・・

昨年、3月11日を境に、家族や縁者をばらばらに失った人々は想像を絶するほど多かった。

この様な情景を見せていただろう、また将来こんな遊びをすることであろう家族の事を考えると、

ただただ、「楽しそうだね~」という気持ちにもなれない、複雑な思いを覚えた。


2011-10-08 華2206

『 眩 驚 』  土田 隆生(作)

夕日に黄金色に染まるこの彫刻が、一際異彩を放っている。

と言うのもこの作品以外は全てリアルな表現なのだ。

両手・両足を力の限り広げた身に、驚きの表情の小さな顔が目を引く。

「眩 驚」という題。 作者の意図はどこに在るのだろうか?

“眩”・・・くらむ・くらます・めまい・まばゆい。

“驚”・・・おどろく・おどろかす。

アルミに金色メッキの此の異様な表現に此の表題。 どう解釈すれば良いのか?

「玄瞀驚愕」という事なのか?

理不尽な世の中に、目眩がするほどの驚きを覚えるという事なのか?

「OH、NO!!」と反意を表現した此の彫刻(?)には暫し足を止めて立ちすくんだ。


野外彫刻展は全国どこにもあるが、近場の公園でも見ることが出来る。

美術鑑賞の秋です。

作品を眺めながら、作者の意図に思いを馳せる楽しみって、「こんなもんなの~?」



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category: 雑感

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