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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

教師は辛いよ 

『 初しぐれ 猿も蓑を ほしげ也 』    松尾芭蕉(句)

伊勢神宮参拝を済ませ、生まれ故郷の伊賀への帰り道。峠の茶屋で詠んだ句。

‟猿蓑塚”に芭蕉の句碑として残っている。


2011-10-08 華2327

茶店「いのはな亭」

千葉都市モノレール・県庁前駅から7分も歩けば亥鼻公園があり、その一角に茶店がある。

少々歩き疲れたので「おやすみ処」で、糖分補給に ‟おしるこ” を一杯ご馳走になった。

『 茶 屋 』    茶店と同義語で使われているようだ。

主に旅人の客にお茶を出して休憩させる茶店の事で、「峠の茶屋」の名前で親しみがある。

『 天草の 後ろに寒き 夕日かな 』

「おい、と声をかけたが返事がない」

野出峠と鳥越峠の茶店を舞台に書かれた 夏目漱石の小説 『草枕』 の有名な一節。その折の句である。


2011-10-08 華2328

茶店「いのはな亭」の庭園。

左の建物は6畳と8畳の和室が設えてある。庭園を眺めながらの茶会・句会・歌会・ご会食に如何ですか?


ちょっと変わった名前の茶屋  『 色 茶 屋 』

オーソドックスな水茶屋が増えると共に、茶屋に偽装し、遊女を置いていた売春茶屋が出現する。

京阪神地方で発達し、大阪の堀江・曽根崎が知られている。


2011-10-08 華2329

茶店「いのはな亭」の坪庭。 赤く色づいた南天の実が初春を迎える準備を見せる。


もっと変わった名前の茶屋 『 陰 間 茶 屋 』

元禄時代の中の頃、陰間が売春するお茶屋が出現する。

陰間・・・歌舞伎における女形を修行中の男の子。

料金は非常に高額であり、武家・商人・女色を禁じられた僧侶・お金持ちの後家、

など等、裕福な特殊階級御用達であり、一般庶民などが手を出せる代物ではなかった。

江戸では本郷・日本橋、 京都では宮川 そして大阪では道頓堀がその名を馳せた処だ。


2011-10-08 華2325

おやすみ処 「いのはな亭」 から50mの所に、少女の銅像が見える。

少し頭を持ち上げ、目は伏し目がちで、お行儀の良い、何とも可愛い少女である。

秋の終わりの落ち葉が、もの寂しさを増幅させる。


『 教師とは 悲しきものか 老いつつも 

  ひとりひとり 児ら忘られず 』



2011-10-08 華2326

少女の銅像の傍に建つ、「教師とは」 の記念碑。

その昔、良く言われた言葉に、「でもしか教師」と・・・

何も取り得が無いから、教師にでもなるか。

何も出来ないから、教師にしかなれないか。

時代が変われば変わるもので、就職は公務員希望者が一番多く、教師も人気が高い。

志の無い人間が、公務員や教師に成るから、ロクな事にならない。

此の碑の句を読みながら、中学生の時の教師の事を想い出した。

入学式が終わり教室に入ると、教壇そこには一升瓶と竹刀が・・・

生徒の後ろには父兄が建ち並んでおり、皆が皆、一同に驚いた事だった。

三年間の学生時代が終わり、当時は「お礼参り」と云い、卒業式後、憎き教師を痛めつける習わしがあった。

此の担当教師は、生徒の誰からも慕われ、当然ながら私も一番好きな教師だった。


少女の銅像と記念碑を眺めながら、つい昔の事が懐かしく思われた。

教師の変わり様って、「こんなもんなの~?」



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category: 雑感

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