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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

美術館へ・・・ 


『 オランジュリー美術館へ 』

フランス・パリのセーヌ川に面した所に、国立オランジュリー美術館がある。

2011-10-08 華2772

印象派画家の作品を多く収集している美術館で、

クロード・モネの 「睡蓮」 は、其の中でも特に有名なものだ。

先日の事、モネの 「睡蓮」 が観たくて、オランジェリー美術館へ・・・行くのは無理なので、

せめてもと思い、千葉市の 「花の美術館」 に行った。此処には、モネの「睡蓮」の複製画がある。

『 モ ネ の 言 葉 』 説明板より

2011-10-08 華2773

私が睡蓮を植えたのは楽しみであり、これを描こうとなどとは思いもせず育ててきた。

そして突如として、私の池の妖精たちが私の眼前に現れ出た。

私はパレットを手に取った。この時以来、ほとんど私はモデルを使う事がなかった。

壁に沿って、間仕切り壁を一つのまとまりで包んでしまうと、切れ目のない・水平線のない、

また岸のない水のイリュージョンが生まれるかも知れない。

制作によって疲れ切った神経は、淀んだ水の寛いださまに従って解きほぐされ、

そこに住まう者に此の部屋は、花咲く水族館の真ん中に、快い瞑想の場を提供することになろうと思った。


私は自然の中により深く入って行こうという願いの他の望みは持たないし、

ゲーテの教訓にならって、自然の教えと調和して制作し、

生まれていくと言う運命以外のものを願いはしない。

自然は偉大で強大で不滅のものだが、それに比べたら人間が描き出したものなどは、

哀れなケシ粒の如きものに過ぎない。

『 光 の 精 神 性 』

2011-10-08 華2774

岸の柳や太鼓橋、夕暮れの空などを描きこんだ作品も多くあるが、

画面全体を池で描きこんだ作品は、あたかも自分が池の中に佇んでいるような錯覚に堕ち入る。

花や水を表す筆の走りや色彩は、強い感動を受ける。

数いる印象画家の中でも、モネは表現主義的で、その美しい神秘性には驚かされる。

モネは、妻や息子の相次ぐ死に打ちひしがれ、視力も衰える中、

大作 「睡蓮」 を最晩年まで描き続け、作品は美術館に寄贈する事を決めていた。

オランジュリー美術館は、モネの精神性を最大限に生かすべく、

「光」 をキーワードに空間が作られている。

『 芸術の必然性とは 』

フランスの作家 アナトール・フランス は、

「 時代と制限を離れた美は、どこにもない。

  制作場所と時代を知って、はじめて芸術作品を正当に愛し、理解できる 」 と・・・

全ての自然には必然性が有り、最も美しい。

形や色に心盗られては、ありふれた作品しか出来はしない。

自然を咀嚼し、抽象化し、自分の精神の色の確立をしなければ・・・

オランジュリー美術館所蔵の 「睡蓮 」の ”日没” と ”緑の反映” の原寸大のレプリカであるが、

心打たれ、感動の渦の中に居る心地よさは格別なものだった。

芸術が与える感動って、「こんなもんなの~?」


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category: 雑感

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コメント

解らない…

こんにちは。

私には美術品、特に絵画の良さが解りません。
中学、高校の美術の授業で習った程度の知識くらいしか持ち合わせて居ません。
自分で良いな~と思ったら作者は関係有りません。
嫁は油絵を少々(ほんの少々です)嗜むのでアレコレ教えられますが、全く興味が沸きません(陶器類は結構興味は有るのですが…)
ですから、美術館は行った事が無いのです。

musselwhite #HfMzn2gY | URL | 2013/07/04 16:04 - edit

絵画も陶磁器も・・・

”白熊”さん、早速のコメント、ありがとう

およそ美術品は、絵画・陶磁器に関わらず、観るのが大好きです。
其の奥深い精神性に作家の人生が見て取れるのが、面白くもあり興味を引きますね。

絵画にしても「どう描けば受けるのか?」 見え見えの厭らしさばかりが目に付いたり、陶磁器なら「曲がったのではなくて、曲げた」のではなければ意味が無いのですが、深い精神性を持たない作家の作品は、観ていても気持ちが悪い。

絵画は其れなりの技術も経験も必要で、食い潰したから画家になろう、なんて訳にはいきませんね。
陶芸家と自称する輩が世間では腐るほどいますが、観てみれば全て曲がった焼き物で、曲げた焼き物になかなか出会えませんね。

絵が描けない私が、一度だけ描いた「聖観音立像」尺五の掛け軸がある。
手描き友禅で試みたものですが、素人の悲しさで、「画面は厭らしさで一杯」です。
後にも先にも此れ一枚ですが、二度と描く気も起こりません。
芸術って、本当に難しいものです。

絵を嗜まれる奥さんって、素敵ではアリマセンカ!!

夢旅人 #- | URL | 2013/07/04 20:28 - edit

無数にありふれた写真を判断する目。

目の前で見る、本物の絵は良いものですね。
私も、美術館で絵画などを鑑賞するのは好きです。
先月だったと思いますが、藤田嗣治を見に行く予定で割引券をもらったのですが、都合がつかず行けませんでした。
何かの機会にまた見ることが出来れば良いと思っています。
本物を見る目を養わないと偽物も判りませんから。
より詳細なところまで見る必要があります。
そうすることによって、作者の意思が伝わってくるように思います。
良いものは良いと・・・。
判るようになることが大切かと。
写真を見る目も同じことかと思います。

一ノ瀬 #- | URL | 2013/07/04 23:01 - edit

タイトル見て、
おーーフランス旅行かーーーー、
って思っちゃいました(笑)
千葉市に花の美術館ってものがあるんですね。
今度行ってみよう!!!

ちくわ #- | URL | 2013/07/05 21:26 - edit

こんばんは。
いくら頑張ってもセンスは先天的な部分があると思いますので、私は諦めてますけど、見るだけなら...

否応なく形而下の世界に浸かっている一介の勤め人で、しかもコンピュータの仕事をしていると、日々デジタル的なものに追い回されている現実、たいそうな仕事をしているわけではないですが、別の脳みそを使うこともたまにはしないといけませんよね。

tmz #- | URL | 2013/07/08 22:47 - edit

オリジナルはイイ・・・

”一ノ瀬”さん、お元気ですか~

写真にしても、絵画にしても、やはりオリジナルに勝る物はないですね。
アンセル・アダムスのオリジナル等、驚くばかりです。
何事もお勉強ですね、お互いに頑張りましょうよ!!
暗室が暗いからと言って、気持ちも暗くならないで、ガンバリましょうね。

フォコマートでアダムスに迫りましょうよ!! ”一ノ瀬”さん・・・

夢旅人 #- | URL | 2013/07/10 07:14 - edit

ビールさえあれば・・・

”ちくわ”さん、こんにちは

コメント頂き、返事が遅れてゴメン!! 夏バテでした。

そうなんです! フランスまで一寸足を延ばしたのですね。モネに遭いたくて・・・
海外に行った事も無いので、フランスがどんな処かも判りませんが、
「睡蓮」なら、千葉市”花の美術館”で観れますよ。

ご当地ソングというのが、以前流行りましたが、
今でもご当地商品という代物があるのですね。広島では飲めないなんて、ね。

何は無くてもビールがあれば・・・カヤックでビールでなんてね!!

夢旅人 #- | URL | 2013/07/10 07:23 - edit

年寄り専用

”tmz”さん、お久しぶりですね~

私は此処の所、夏バテでブログUPがサボり気味です。

スマホ・・・以前からスマホに変えようかと思っているが・・・
      公衆電話代わりに使うだけで、メールも出来ないのでね~。
      でも、スマホには今でも気が移ります。持ってみたいだけかも知れないが。

ジャバーニ君と同じく、”男は辛いよ”ではないが、年寄りは辛いよです。
その内に簡単スマホなる、年寄り専用のスマホにでも変えようか?な・・・

夢旅人 #- | URL | 2013/07/10 07:32 - edit

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