Admin New entry Up load All archives

こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

女の価値は? 

『 雛げしは 夢の中にて身を散らす われは夢をば失ひて散る 』
                             与謝野晶子 歌集「瑠璃光」より

522hinageshi2[1]

『 フツカ ニバン ニテマイル サシツカエ ナキヤ ヘンジ マツ 』

2011-10-08 華2907

明治34年5月30日、慶喜公が弟・昭武氏に送った電報文。

戸定邸に居る昭武氏に「二日後に遊びに行きたいと思っているが、君は居るのかな? 返事が欲しい」。

最後の将軍:徳川慶喜公が愛した松戸の館であるが、後に弟・徳川昭武氏の邸宅となる。

戸定邸は、現在は「戸定が丘歴史公園」となって、千葉大学園芸学部の一角に位置している。

『 明治時代の ”坂川”添い情景 』

2011-10-08 華2911

戸定邸のすぐ側を流れる ”坂川” の風景。

昭和の時代でも、結構長閑な景色だったが、明治時代のこの風景は想像すら付かない程、のんびりと・・・

将軍責を引退、大政奉還を迎え隠棲し、写真や絵画などに趣味多く、

此の写真も、慶喜公が撮影したものである。

『 雛げしの小徑 』

2011-10-08 華2906

現在の戸定邸は整備され静かで長閑な空間を見せているが、

当時は、”坂川” 沿いを始め、戸定邸の庭にも、雛げしの花が咲いていた事であろう。

与謝野晶子は、戸定邸で多くの句を残している。

『 夏の花 漫りに咲くと なげくなり いつより心変りはてなん 』

130580404133116408329_SDIM7615[1]

あぁ、”雛げし” よ、どうしてお前はいたずらに咲き誇るのか、私の心はとっくに冷めているのに・・・

あれ程恋い焦がれたのに、心移りの悲しさよと言った処なのか?

『 くれなゐの 形の外の 目に見えぬ 愛欲の火の昇る雛げし 』

0120070409010120060409041b[1]

”雛げし” の花言葉は、恋の予感・いたわり・思い遣り・忍耐・妄想・豊穣・忘却と、色々多く。

「心変わりはてなん」・・・忘却とは忘れ去る事なりで、

「愛欲の火の昇る雛げし」・・・妄想とでも云えば良いのか?

真紅の雛げしに誘われて、晶子の心には愛欲の炎がメラメラと・・・

『 花園は 女のあそぶ ところとて われをまねばぬ一草もなし 』

7223477076_b99b21d9a1_b[1]

秦の武将:項羽に大変美しいお妃がいた。名を ”虞” と言う。

劉邦との戦に敗れ、死を覚悟した時に詠った歌に、『 虞や 虞や、汝を如何せん 』 と。

嘆き悲しんだ ”虞” は自害する。埋葬された墓の回りに翌年、真紅の花が咲いたと言う。

”虞”が余りにも美しく、其の名に因んで、雛げしを 「虞美人草 」と云う様になったと・・・

『 女の価値は、恋の遍歴の多さなのか? 』

恋多き女性とでも云えば良いのか? 晶子の恋心は雛げしの紅より、なお赤く。

「諸悪莫作 諸善奉行 自清其意」という七佛通戒偈があり、過去の全ての佛の御教えで、

諸々の悪は為すな、諸々の善をすすんでせよ、そして身も心も常に清浄に保てと・・・

我々は、したくても出来ないのが ”善” で、考えも無く出来るのが ”悪” であろう。

人を愛し恋する事は、”煩悩” の成せる業ではない.

人は出会い、素晴らしい・綺麗と思うのは、当然の心の成す事なのだ。

何とか話でも出来ないものか、 其のうちにどうかして触れてもみたい、

そして自分の ”もの” としたい・・・心の移り変わりは当然の成り行き。

愛し恋するのが、”悪” ではない。 心が不浄に働くのが ”悪” なのである。

えてして、男女の愛情は汚濁に塗れ易いのが世の常。

晶子だけが愛欲に溺れるのではない。

天台宗の看板娘(?)瀬戸内寂聴尼も法話の中で、「愛せよ!恋せよ!」としきりに。

ご本人も、出家するまでは、自由奔放な女性で、愛欲に溺れる事は、枚挙にいとまがない。

自由奔放に、情欲のおもむく侭に、それとも耽美な生き方?

男性遍歴が多いという事は、モテるって事? 

女性の価値は、”モテる。モテない”で決まるの?

どんな女性がお好みですか? の問いに、

「気立てが良くて、身持ちが悪い女性」 と。確かにね~!!

自由奔放でお遊びが大好きな女性、男にとっては便利な女でしょうが、

女性の価値って、「こんなもんなの~」


スポンサーサイト

category: 雑感

CM: 4 TB: --   

コメント

何故?

こんにちは。

なぜ、どうして…こう云う文章を書く事が出来るのでしょうか ?

私の頭と次元の誓う構造をして居るのでしょう…ね ?

musselwhite #HfMzn2gY | URL | 2013/10/22 15:27 - edit

国語は欠点だった

”白熊”さん、こんばんは!!

北海道は早くも雪が積もりましたね。
当方はやっと秋風が爽やかに吹くようになりました。

「ブログ」って、一体何なの~? と思う事も有りますが、
私の場合、出来れば子供達に遺しておきたいと思って始めたものです。
と言うのも、私も先が段々短くなり、”何を感じ、どう生きたのか”を残したくて・・・
と言う程たいそれたものではなく、ただ何となく思って事や感じた事でも綴ろうかな?ってぐらいのものです。

文章は国語力と言われ様ですが、小学から大学まで、それこそ国語は欠点だらけ・・・という程です。
なんとか、かんとか、書いているって事でしょうか。

夢旅人 #- | URL | 2013/10/22 18:56 - edit

ええっ?

こんにちは。

>国語は欠点だらけ
私もです…が私の文章をご覧頂くと 欠点 と云う言葉の意味相応の内容と表現力だという事が判ると思いますが…

夢旅人さんが 欠点 と云うことは評価する相手に評価をする能力に欠けていたと云う事ですよ。

私は文章緑芽無いので理科系に進んだと云った方が…

musselwhite #HfMzn2gY | URL | 2013/10/23 11:03 - edit

いや、いや・・・

”白熊”さん、お恥ずかしい限りです。

私が文章を書くなんて昔は思ってもいなかった。
ある時、出版社の依頼を請けて、写真に文を添えて、4ページの紀行ものを書く事となった。
何をどのように書けば良いのか?見当もつかず・・・
人が出来る事だから、自分にもと思い挑戦してみた。
何とかOKが出て、それ以来毎月4ページの原稿を引き受ける事となった。

ものは試にやってみるものだと、その時思った事でした。
何事も挑戦という事でしょうかね。
今はカメラマンも卒業し、只々写真を写す事を趣味としているが、
思い起こせば、数社の出版社から毎月・毎月、よく取材を引き受けたものと今となっては懐かしいです。

夢旅人 #- | URL | 2013/10/23 14:52 - edit

コメントの投稿

Secret