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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

敗軍の将・・・ 

『 新 撰 組 屯 所

2011-10-08 華2963

流山本町江戸回廊を散策していると、「新撰組屯所」が此の地に在った事を知る。

新撰組は、鳥羽伏見の戦に敗れて江戸に帰り、新たに甲陽鎮撫隊を結成するが、

甲州路勝沼に出陣して官軍と交戦するも、これまた敗れて総州・流山に再挙を計った。

流山は水陸交通の要所であり、問屋・船宿・旅籠などが建ち並び、その繁栄には見るものがあった。

江戸を脱出した幕兵たちが多く此の地に屯集し、甲陽鎮撫隊に参加する事となった。

再々起を計る近藤 勇であったが、慶応4年、大久保大和と変名したにも拘らず縄捕についた。

『 近 藤 勇 陣 屋 跡 』

2011-10-08 華2967

「新撰組 屯所」跡に隣接し「陣屋跡」があるが、醸造家・鴻池の跡地であり、

現在は(株)秋元家の倉庫になっていて、敷地内には記念碑が建立されている。

『 愛刀 ”虎鉄” は偽物か?』

近藤 勇は農家の出身であったが、新撰組をしての活躍が認められ、念願だった幕臣となり、

戊辰戦争では隊を再編した ”甲陽鎮撫隊” を率いた。

33歳の時、京都三条河原にて斬首の身となった。

勇は、口に拳骨を丸ごと咥え込むという変な特技を持っていた。

愛刀は天下の名刀 ”虎鉄” と言われているが、現在では偽物とされるが、

勇自身は、「下拙刀は虎鉄故に哉 無事に御座候」 と・・・

自分の身が無事なのは、愛刀 ”虎鉄” のお蔭と信じていたようだ。

『 近藤 勇 辞世の句 』

2011-10-08 華2972

孤軍たすけ絶えて俘囚となる。 顧みて君恩を思えば涙さらに流る。

一片の丹衷よく節に殉ず。 睢陽千古これ吾がともがら。 他になびき今日また何かを言わん。

義を取り生を捨つるは吾が尊ぶ所。 快く受けん電光三尺の剣。 只まさに一死をもって君恩に報いん。

『 敗軍の将 兵を語らず 』 (史記)

京都三条河原で斬首になる時、処刑前に警護官に向かって言った言葉は、

「ながなが御厄介に相成った」 と。

大石内蔵助を尊敬し、赤穂浪士の装束を真似た、羽織・袴を発案した勇の潔い最後であった。

自ら敵に身をゆだね、交戦を避けた近藤 勇。当に敗軍の将、兵を語らずを地で行った潔癖の侍だった。

老松古椎に往時を偲んで、此の地に遺跡の石碑が建立されている。

『 義賊・金市と愛人・三千歳の墓所 』

2011-10-08 華2977

「新撰組屯所」跡の前庭の一角に、『閻魔堂』がある。

2011-10-08 華2966


裕福な流山の醸造家「金子屋」に生を享けたが、幼くして家運が傾き父親は没したが、

跡を受け家業に励む事も無く、賭博に明け暮れる日々を送る。

母親に勘当され、後に家屋敷までも人手に渡る憂き目に遭う。

盗賊に身を落し世間からは ”金市” と呼ばれた。

大阪で御縄になり文化10年、小塚原の刑場で獄門にされる。

盗賊などを、平安の六歌仙に見立てた講談「天保六歌撰」に登場し、

歌舞伎「天衣粉上野初花」では人気を博した。

大店から盗んだ金品を貧しい人々にばら撒いた事から、「ビン小僧の金市さま」と呼ばれた。

義賊として、此の地に墓石が建立されたようだ。

右側に隣接する墓石は、同作で金市の愛人とされた花魁 ”三千歳”の墓である。

『 葉 隠 の 精 神 』

2011-10-08 華2976

新撰組屯所の壁に立てかけられた一輪の古びた車輪、魚を入れる魚籠なのか、そして擦り切れた鋤、

近藤 勇の来歴謂われ、金市と三千歳の墓所などを観ていると、こんな壁の情景にも悲哀を感じる。

『 武士道というふは、死ぬことと見つけたり 』 葉隠

葉隠は、「前もって、死んでおく」

プラトンは、「哲学とは、平然として死ぬための練習である」

ハイデッガーは、「死を意識しながら生きることが、人間本来の生き方である」

いずれも、「死んでも、生きろ””」の精神が宿っている。

「虎は死して皮を残す」 と言われるが、私たちは死して何が残せるのだろうか?

人の生き方って、「こんなもんなの~?」

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category: 雑感

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コメント

敗軍の将…

人生の敗軍の将…です。

>「ながなが御厄介に相成った」
この一言、良いな~。

musselwhite #HfMzn2gY | URL | 2013/11/11 11:17 - edit

流山ってけっこういろいろ見所あるんですね。
千葉県の先っぽっていうイメージしかないんだけど(笑)
考えを改めます。

祝島渡りアップしました。
どうぞご覧下さい(^_^)/

ちくわ #- | URL | 2013/11/11 20:38 - edit

古き良き言葉・・・

”白熊”さん、こんばんは

忠に生き、義に生きる、なんて言葉は古臭くて、今の若者たちには理解出来ない事でしょうか?
恐らく、大義名分なんて事も、何のことやら?なのでしょうね。

最近出逢った若者(と言っても、中高校生だが)に、「お蔭様で・・」と言う言葉を知ってる?よく使う?と聞けば、100%近くの者が、知らないと言う。
そんな時代になったんだね~!!老兵は去るのみと言う事なのか?

「ながなが御厄介に御座候」・・・老人介護の時にでも、使う言葉なの???と聞かれるのではないでしょうか?
面倒は掛けても、ご厄介になるなんて決して言いもしないが、思いもしないのでしょうよ!!

夢旅人 #- | URL | 2013/11/11 22:04 - edit

内海は、波高し・・・

”ちくわ”さん、」こんばんは

祝島へカヤックで。 カヤックはパドリングするとでも言うのかしら?
瀬戸内海は波が穏やかとは云うが、カヤックから見る海は、結構波頭が立つのですね。
フェリーで瀬戸内海を横切ると、イルカが船の回りを先導してくれた事があった。
今回はイルカには出会えなかったようですね。
でも、美味しい食事ができて良かったです。

千葉県は気候も温暖で良い所です。
見所も沢山あるようですよ。私もそれ程知っている訳ではないのですが・・・千葉県民になって6年が過ぎたところですから。

夢旅人 #- | URL | 2013/11/11 22:12 - edit

夢旅人さんへ
いつもコメントありがとうございます(^_^)/

石ころはありましたよ。
ちょっと写真撮るの忘れまして・・・。

料理の方は、
肉コースと魚コースがあるんですけど、
祝島で放牧されている豚さんのお肉を今回は頂きました。
次回は魚いきます)^o^(
それとびわ茶も美味しかったです。
よもぎ饅頭もうまかったな~。
また行くつもりでいます。
次回はフェリーで。
だって寒いんだもん(笑)

ちくわ #- | URL | 2013/11/12 19:49 - edit

ご無沙汰しております。
何かと忙しい季節になってきましたね。
寒さも増して、体調にもより気を使わなくてはいけません。
風邪などひかれないように注意して下さいね。

人の生き方は様々で楽しいものですね。

私も楽しい人生を送らせてもらっています。
ありがたいことです。

一ノ瀬 #- | URL | 2013/11/13 21:46 - edit

やはり、石ころが・・・

”ちくわ”さん、こんばんは

あぁ、やっぱり屋根の上には石ころが、ありましたか。
あの光景を見ないと祝島に行ったような気がしませんね~。 

びわ茶によもぎ饅頭・・・知らなかったな~。有名なんでしょうかね?
次回は是非、地元の魚料理を召し上がれ!!

夢旅人 #- | URL | 2013/11/13 22:49 - edit

面白い写真を・・・

”一ノ瀬”さん、こんばんは

いきなり冬の到来ですね~。

ブログはコメントが入れやすいカットと文を・・・ね。
写真談義はその気になれないから。

夢旅人 #- | URL | 2013/11/13 22:52 - edit

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