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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

兵どもが・・・ 

『 川明かり およぶ木群の寂けさを

        安らぎとして ここぞふるさと 』
  千代二(詩)

2011-10-08 華3162
                「矢切の渡し」 はこの近く、都心を遠望できる江戸川添の国府台

江戸川を遠望する 「国府台城跡」 で憩を求める人々が賑わう 「里見公園」 は、

下総台地の西端、江戸川に面した台地上にあり、この辺りは国府台と呼ばれ、下総国府が置かれた処。

下総国の政治や文化の中心地であった。

里見軍と北条軍との熾烈な合戦場としても有名な所である。

『 羅 漢 の 井 』

2011-10-08 華3157

江戸川添に設けられた駐車場に車を停め、坂道をしばらく歩けば、道沿いに ”羅漢の井” を見る。

里見一族が布陣の際に、飲用水として使用したものか?

高台にあって水源が乏しいにも係らず、一年中清水が湧き出ている。

一説によれば、弘法大師が巡錫の折に此の湧水を発見し、里人たちに飲用水として勧めたとも言われている。

『 華やかに さびしき秋や 千町田の

        ほなみがすゑを 群雀立つ 』
  北原白秋(詩)

2011-10-08 華3161

国府台城跡の僅かに残る石垣跡。

さほど広くない ”里見公園” に残る石垣跡が寂しさと哀れを誘う。

此の地で合戦が繰り広げられ、多くの犠牲者が出たと言う。

「兵どもが夢の跡」 なのであろうか.

『 里見将士慰霊の墓 』

2011-10-08 華3160

永禄7(1564)年、里見義弘は8千の軍勢を率いて此の地に陣を構え、約2万の軍勢の北条軍を迎え撃つ。

数日は里見軍側に有利だったが、4日後の払暁、北条軍に寝込みを急襲され、狼狽し士気を失せた里見軍は、

此の合戦で大敗をきし里見広次らをはじめ約5千名が討死したと伝えられる。

文正12(1829)年になって、やっと里見諸士群亡塚、里見諸将群霊墓、里見広次公廟を建立。

以後、戦死者の亡霊を弔った。

『 夜 泣 き 石 』

2011-10-08 華3159

里見広次には、12・3歳になるとても美しい姫がいた。

父の霊を弔うため、遥々遠い安房の国から国府台を訪ねて来る。

姫は身も心も疲れ果て、傍にあった石に身を持たれ掛け、弱々しい微かな声で、

父の名を呼びながら、幾日か泣き続けとうとう息絶えてしまった。

以来、此の石から、夜になると悲しい泣き声が聞えてくるという、

伝説を秘めた ”夜泣き石” と言われるようになった。

『 来歴のやう 一本冬の川 』  北原 白秋(詩) 

2011-10-08 華3158

「からたちの花」 「砂山」 などで知られる詩人・北原白秋は、

約一年間、この離れにおいて優れた作品を創作した。

草庵 『紫烟草舎』 は、白秋自身で命名した小さな庵である。

対岸の江戸川堤から眺める此の里見の風景や、万葉の昔より所縁の深い葛飾の野を、

白秋はこよなく愛したと言われている。

『羅漢の井』 『城跡の石垣』 『慰霊の墓』 『夜泣き石』 『白秋の庵』

松尾芭蕉の句ではないが、「兵どもが夢の跡」を思わず思い出す。

昔日の哀しみに思うって、「こんなもんなの~?」



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category: 雑感

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コメント

夜泣き石の伝説・・・父を思う娘の心情を思うと、こちらまで悲しくなりますね~(・・;)

妖精ボージー #- | URL | 2014/03/28 00:45 - edit

欲しい

こんにちは。

>”夜泣き石”
この石、家の娘に欲しいです…きっと鼻であしらわれると思いますが(泣)

musselwhite #HfMzn2gY | URL | 2014/03/28 10:02 - edit

春らしく・・・

”妖精ポージー”さん、今晩は

訪問感謝!!

「夜泣き石」・・・とても悲哀に満ちた伝説ですね。
世の中、”四苦八苦”と言われるが、五番目の”愛別離苦”ほど哀しく辛い事もありません。
別れたくなくとも、別れなければならない哀しみ・苦しみ。

昨日、ご主人が80歳で他界された方の奥様とお会いしましたが、お悔やみの言葉をいくら掛けても、心が癒される事はないでしょう。

”四門遊出”で人生の苦を知り、悟りを求めて求道の修行をした釈迦ですが、
我々凡人には苦からの脱出なんて到底無理な相談です。
仕方ないから、凡人らしく生きるとしましょうか、ね。

めっきり春らしくなったので、すこしは気持ちも華やいできました。
浮かれすぎない程度に、明るく・楽しく・愉快に生きましょう!!

夢旅人 #- | URL | 2014/03/28 21:48 - edit

親孝行では?

”白熊”さん、こんばんは

し~らない!! 娘さんに叱られても。

人は心にも無い事を言い、行動もするものです。
自我に目覚めた子供が、親に楯突くようになり、大人へと成長するのですよね。
年頃になれば、自分も経験があるが、親が思うようには成らないのでしょう。

”白熊”さんの娘さんです。一角ならぬ出来の良いお嬢さんでしょう。
親より娘の方が、真面な事を言い、行動もしているのでは?

私には三人の娘と、六人の孫がいますが、
いれば、居るだけの数ほど心配と苦労があるものです。

子どもが親の云う様にならない事は、ある意味で ”親孝行” でしょう。
心配をかけ、脛をかじるのは、少しでも親に長生きをして欲しいからでしょうよ。

そう云えば、自分も随分と親に心配・苦労を掛けてきたと、今では後悔・反省しきり。
その割には、親は早く亡くなりはしたが・・・

夢旅人 #- | URL | 2014/03/28 22:00 - edit

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# |  | 2014/03/28 22:49 - edit

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