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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

”蕎舎” 其の2。 

『 ”和” の 解 放 感 』

2011-10-08 華3605

日本家屋、特に豪農などの邸宅では、内障子・廊下・縁側・月見台などと、

室内と庭園とは壁で仕切ることなく曖昧な区別で構成されている。

”蕎舎” では、蕎麦を頂きながら庭園を楽しむという目的を持っている。

室内と庭園とを連動させて変化をさす必要に、障子や廊下を取り払う発想が生まれた。

日本建築の水平思考が、室内と庭園との重要な連続における必要性だった。

座敷から見える庭園の景観の変化を楽しむ志向は達成されている。

『 自然を、室内で味わう 』

2011-10-08 華3600

蕎麦は元来、肥沃でない土地で致し方なく育てていた。

満足のいかない食生活の中で、細々と蕎麦を食していたのであるが、

肉食時代を迎え、つい最近では蕎麦の素朴さが一般大衆に好まれるようになった。

雑木林や竹林が持つ雰囲気と、蕎麦の素朴さとが現代人に受け入れられたのであろう。

囲炉裏の中に竹を立てるという嗜好は、此処にその元を発しているのである。

素朴な竹と、質素な蕎麦とが日本人の心の琴線に響くのか?

『 水車の水音に・・・』

2011-10-08 華3601

 コトコト コットン、コトコト コットン  

耳に心地よい水車の水音を聴きながら、蕎麦を食すのが人気なのか?

この座敷の席は人気も高いと言う。

杉(?)の長く分厚い一枚板のテーブルと、茶木蓮の座布団が、素朴な蕎麦と良く似合う。

『 鄙びた雰囲気が大切 』

2011-10-08 華3602

聚楽壁と板戸も時代を感じさせ、豪壮な木組みとよくマッチしている。

LED電球が省エネで持て囃される昨今だが、やはり古民家には、古来の電球がイイ。

タングステン色は蕎麦の味を一層引き立てる効果もありそうだ。

『 設えは、”おもかげ” に 』

2011-10-08 華3603

”京の町屋” が最近とみに持て囃されるという。

古民家に何を求めているのか?

”無” は、何も無いと言う事ではない。”無” には、「おもかげ」 が在るのである。

”無” も ”空” も、ナーガルージュ(龍樹)が説く 「中論」 に起因し、

物事を色々と削ぎ落していくと、「中」 が残ると言う。 「中」 は、「ほどよい」 と変換しても差し支えない。

古民家に価値が無い訳では決してナイ。 古民家には 「おもかげ」 が潜在しているのである。

使い古された古民家の廃屋から、部材を再活用し古民家を再生させるという行為は、

”ほど良い、おもかげ” の再生である。

古民家の再生って、「こんなもんなの~?」



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category: 雑感

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