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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

痺れるブランデー? 

『 一人にて 酒をのみ居れる憐れなる となりの男になにを思ふらん 』

萩原朔太郎の「神谷バー」での文章だ。

一人、しみじみと“電気ブラン”のグラスを傾ける寂しさか? 朔太郎は何を感じたのか?


2011-10-08 華1165

先日の事、あるご婦人から頂いた“電気ブラン”。

放送作家をしていた主人の大好物のお酒・“電気グラン”ですが、

今は亡き主人を偲び飲んで頂けませんか、と・・・

大学生時代に浅草に「神谷バー」なる有名な店があり、“電気ブラン”なる酒の事は知っていた。

なにしろ貧乏学生だから、そんな有名な店に行ける訳もない。

私は下戸なので、酒は普段は飲まない、いや飲めない。

「神谷バー」の創設者・神谷傳兵衛の洋酒作りに賭ける情熱により明治15年に“電気ブラン”は誕生。


2011-10-08 華1163

電気が珍しい明治の頃、目新しいものには「電気〇〇」と名付ける事が流行した。

心地よいピリリとした味わいも「電気」のイメージにぴったりだった。

此のお酒はハイカラな物の代表として、大衆に受け入れられ関心を集めた。

お酒をいただき、ダンスを楽しんでいる箱の絵・・・なんとも明治のロマンだね~!!



2011-10-08 華1166

千葉市稲毛に、「旧・神谷傳兵衛稲毛別荘」がある。

「電気ブラン」を折角頂いたのだから、創業者の此の館を訪ねて行った。

此の別荘は、千葉市で最も古い鉄筋コンクリート造りで、今は国登録有形文化財になっている。

関東大震災に遭うも、耐え抜いた程の建物で、石造りの階段を昇るとベランダ風の廊下がある。



2011-10-08 華1168

石造りのベランダに、真っ白な椅子とテーブル・・・コントラストが何とも美しい。

此処で。傳兵衛さんは「電気ブラン」を楽しんだのか?


芥川賞作家の三浦哲郎氏作「忍ぶ川」の中にも、此の「神谷バー」と「電気ブラン」は登場する。

「忍ぶ川」は映画化もされ、大きな反響と共に感動をも呼んだ。

「忍ぶ川」の一場面に、「映画を観て、神谷バーへ行って、私はブランデー・貴方は“電気ブラン”で、

私の為に乾杯してくださいね・・・」
と云うセリフがある。


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親交を温める人々が此のテーブルに座し、華やかな会話を楽しんだ事だろう。


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「電気ブラン」は、ブランデーをベースにし、ジン・ワイン・キュラソー・ハーブなどがブレンドされているが、

其の配合は未だ秘伝となっている。

“いい酒ほどよく”・・・小さめのグラスによく冷やした「電気ブラン」をストレートで注ぎ、

旧き良き文明開化の時代に思いを馳せながら、お楽しみ下さい、と書いてある。

アルコール度 40%・・・何と強い飲み物なのでしょうか。

酒に酔う、その気持ちは心浮き浮き、夢心地って言うところなのか。

私は酒を飲めば、心臓パクパク・頭はズキズキ・・・「何ンでこんなもの呑むの~」



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category: 雑感

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コメント

お酒

てんくらさん、こんばんは!

お酒を飲めない人から見るとそう思うのはごもっとも!
ただ、お酒好きの人はもう毎日呑みたくなるものなのです!!

お酒は、今日も一日仕事を頑張った自分へのご褒美なのです!!!
まぁ~、仕事の無い日も呑むのですがね。。。

そして最高のひと時は、昼間からビールをあおることなのです!!!!

そう言えば、お正月以来昼間酒してないなぁ~。

まれすけ #- | URL | 2012/03/15 21:34 - edit

月に数回浅草付近を車で移動しますが
神谷バーは存在感ありますね~。
電気ブランという名前も魅力的で
もちろん飲んだこともありますが・・
甘いハーブの効いたリキュールと言う感じです。
度数は高いように思います。

zak #- | URL | 2012/03/15 23:01 - edit

もう一度出会ったら

学生時代に東京へ旅行に来た時
知り合った夫婦に電気ブランを
勧められて飲んだのを思い出しました。

お酒を覚えたばかりの私には
まったくわからないという
印象だけが残っています。

もうそれから10数年口をつけていませんが
今度出会ったら
もういちど。。。

espressoatm #- | URL | 2012/03/16 00:21 - edit

疑似下戸

こんにちは。
てんくらさん 飲めなかったのですか…
私は毎日の様に酔って帰ってくる父の姿を見て育ったせいか、家では殆どの見ませんし、外でも余りの見ません。
飲んでも余り酔いもしません。
キット精神的にも肉体的にもお酒が余り好きでは無いのかも知れませんね?
でも、行きつけ(?)のバーにはライ麦を使ったバーボンを置いて有ります。
美味しいとは思わないのに何故でしょう…

musselwhite #HfMzn2gY | URL | 2012/03/16 10:43 - edit

羨ましい

“まれすけ”さん、こんにちは

嬉しくて飲み・悲しくて飲み・面白くて飲み・残念で飲み・・・・・
何とマァ、何時でも飲めるように此の世は都合良く出来ているね~
私も二十歳の頃にはよく飲んでもいましたが、元々体に合わないのでしょう、アラ・サーになった頃には飲めなくなりました。
修行が足りないのでしょうか?

真夏の暑い日には、ビールの一杯も飲みたいと思うのですが、飲むと頭が痛くなるので、飲みたくても飲めないという事ですね。
飲める人が羨ましくも、なりますよ!!

てんくら #- | URL | 2012/03/16 16:40 - edit

古き良き時代

“zak”さん、こんにちは

「神谷バー」、懐かしい名前ですね~、
学生の頃、名前だけは知っていたのですが、一度も行った事はありません。
歓楽街といえば、渋谷か新宿でした。浅草は行った事も無いぐらいでした。
ウィスキーでも、ウィスキー・コークでも、殆どの飲み物が一杯50円の時代でした。
大学生は飲み屋が大目に見てくれ、歓迎されているような時代で、50円玉一枚を握りしめ、バーの戸口を叩き、一杯分で三杯ぐらいは飲ませてくれた良き時代でした。

なにしろ、学生証一枚で、質屋さんも結構の金額を貸してくれた時代でしたから・・・
今は懐かしい、良き時代でした。

てんくら #- | URL | 2012/03/16 16:48 - edit

電気ブランは恋人?

“映画の後に、エスプレッソを”さん、こんにちは

映画の後にはエスプレッソを・・・その前に、ちょっと電気グランを。
私は一度も電気ブランは飲んだことがないのですが、今思い越してみて飲んだ印象はやはりピリリ感だったのでしょうね。

よく覚えていない、電気ブランの印象。 初恋の印象にも似ているのでしょうか。
初恋の人とも会ってみたい・・・そんな思いのする電気ブランと云うことでしょうか?
上京された折には、是非浅草に行き、初恋の電気ブランにお会いして下さい!!

てんくら #- | URL | 2012/03/16 16:58 - edit

不思議だね~

“白熊”さん、こんにちは!!

“疑似下戸”・・・私もそうなのか?な~。
人生の中で、二度ほど前後不覚になったようです。
一度は、学生の頃、ジャンケンをし、負けたら一口ウィスキーを・・・
負け続け、飲み過ぎ、階段を転げ落ちた事すら覚えていない。あくる朝気が付けば布団の上へ。
二度目は、近く結婚式という日の晩、今日が独身最後の日という事で飲みに飲んだ一升。結婚式は頭ズキズキ状態だった。
この二度を最後に下戸になったような気もする。

今でも真夏の暑い日には、風呂上りにビールの一杯でもと思うのだが、コップ半分も飲めない。
こんな状態だから、飲める人が羨ましくも思う事もある。
せめてビール、コップ一杯ぐらいはね~
酒も・たばこも飲まないのに・・・両刀使いからすれば年間20~30万円ぐらいの節約でしょうが、貯まらないのって、どうして~?

てんくら #- | URL | 2012/03/16 17:10 - edit

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