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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

智の冒険 


『 哲学堂、”常識門” 』

2011-10-08 華3695

哲学堂には、”哲理門” と ”常識門” と、二つの門がある。

本堂である 「四聖堂」 正面にある門が、”哲理門” と呼ばれる正式な門で、

も一つ、「常識門」 と呼ばれる門があり、正門に対してこちらは、普通の出入り口と言う意味である。

『 三 祖 碑 と 三 字 壇 』

2011-10-08 華3691

常識門を潜り、暫く歩けば、「三祖苑」 に出会う。

哲学の元祖と言われる、タレス、アクシャパーダ、黄帝、の三人を祀る庭園がある。

肖像を彫刻した石碑 「三祖碑」 の前には、漢数字の ”三” を模した石造りの腰掛、「三字壇」 がある。

元々は大理石造りだったが、現在では赤レンガの長方形でこしらえてある。

「タレス」・・・BC580年前に活躍したギリシャの哲学者。

       神話的説明がなされていた世界の起源について、

       万物は水であるとして、世界に存在する全てが水より生成し、水へと消滅していくと・・・

       此の事から、「最初の哲学者」 と呼ばれる。

「アクシャパーダ」・・・インド六派哲学の一つで、論理・論証の追求により、解脱を目指す

       ニヤーヤ派の伝承上の開祖とされる。 BC6~5世紀頃から、

       インドで発達した論理学を正統派バラモン教の学問として位置づけ体系化した。

「黄帝」・・・古代中国の神話において、神である蚩尤(しゆう)を倒して天子となる。

       衣服・家具・舟・車・弓、等など生活用具を初めて作り、

       文字・医術・音律・暦、などを制定し、文化的生活を与えた哲学者。

『 思案の為所、懐疑巷 』

2011-10-08 華3692

坂道を登る途中に、何やら判り難い建物に出会う。

赤レンガ造りの建物だが、大勢では狭すぎる。 ただ一人坐禅でも組んで瞑想でもするのか?

石碑には、「人生必須之處在此」 と、頭を捻りたく文字が・・・

是より先方に進めば唯物園に至り、 後方に下れば唯心庭に達すべき辻で、

”往こうか唯物、返ろうか唯心、此処が思案の懐疑巷” とも言うべき所である。

『 二元衢の別れ道 』

2011-10-08 華3693

唯物園と唯心庭の岐路で、二元もまた物心二者対立の名称。

何だか理解に苦しむ説明が多いが、思案の為所と言うより、何も考えない方が楽でいい。

唯物論とか唯心論とか、俺には関係ないよ~!!と、向こうから一人のお歳寄りが・・・

屁難しい哲学より、”明日は明日の、風が吹く” と気楽に生きたいものである。

『 五体投地は最上の礼 』

2011-10-08 華3694

哲学堂の傍を流れる妙正寺川の対岸には、モダンでスッキリとした公園があり、

四人の聖人に、五体投地で礼を尽くしている銅像が建立されている。

群像彫刻 「哲学の庭」 は、

ハンガリー出身で晩年日本に帰化した彫刻家、ワグナー・ナンドール氏の作品。

ワグナー氏の言葉に、

「私は長年研究していた、分析的美術史の研究から、幸せへの道を見出しました。

其の理論を彫刻の形で表現にたのが、この「哲学の庭」です。

この道は、人類共通の進歩を示し、考える道を開いています。

問題が容易く解決されるとは思いませんが、しかし私は、この方向に向かって

進むべきだと確信するのです」 ・・・と。

「 五 体 投 地 」

竜樹の著した、「大智度論」 には、

人の一身は頭を最上と為し、足を最下と為す。頭を以て足を礼するは恭行の至りなり・・・と。

頭を下げる事の難しさは、土下座という行為でも判るように、大変卑屈にさせられる仕種である。

” え~い、黙れ黙れ、頭が高い ” とのセリフは時代物の映画でしばしば聞かれる。

御縄にかかり白洲に引きずられ、遠山の金さんの一言で見る影もない罪人の哀れな姿。

したく無い行為の中でも、頭を下げる事が一番辛い事なのであり、

人の道、物事の理を追求する哲学者の偉大さなのであろうか。

頭を下げてまで礼を尽くす、五体投地の意味って、「こんなもんなの~?」



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category: 雑感

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コメント

こんにちは。(^-^)

三祖・・・あまり聞かない名前が・・・哲学の元祖は、ソクラテスとアリストテレスかと思っていました・・・(~_~;)

五体投地・・・礼の心も、度を越せば、卑屈を感じる・・・そう思うのは、私の心がひねくれているからでしょうか・・・(^_^;)

コメント、ありがとうございます。

私の田舎は太平洋近くですが、今の家は、日本海の方に割と近いので、海を見たくなると、そちらの方へ足が向きます。
これからも、四季折々の日本海を投稿しようと思います。(*^^)v がんばるべ~




ダンボー1号 #- | URL | 2014/10/21 17:04 - edit

無心が一番

”ダンボー”さん、こんばんは

哲学なんて普段は気にも留めない事かも知れないが、
「哲学堂」に行ってみれば、人間であれば、誰でも哲学者なんだよね~、

だって、人間は 「考える葦」 と言うではないか。
良きにつけ、悪しきにつけ、誰でも何らかの事は考えるもんね~。

まぁ、精々、「下手な考え、休むに似たり」 と成らないように、気を付けるとしましょうか。

あの澄みきった越前海岸の空と海を眺めていれば、何も考える気も起こりそうにもナイ。
只々、ボーとしている事が一番の幸せな事なのでしょうか?ね。

夢旅人 #- | URL | 2014/10/22 18:29 - edit

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# |  | 2014/10/22 21:27 - edit

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