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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

”蜘蛛の糸” に思う・・・ 

『 見渡せば 満ち溢れる 色艶や 』

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散歩道を漫ろ歩けば、ドウダンツツジが秋の深さを知らせ、木々の梢では鳥たちが秋を囀る。

紅葉や小鳥の囀りは、心を華やかに彩ってくれる。

色は揉みだされ、囀りは清らかな艶があり、”色艶” が奥底から滲み出るこの季節。

人も、うわべだけの ”色艶” でなく、身心の底から醸す ”色艶” に染まりたいものである。

『 小さな秋に 幸せ探し・・・』

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小さい秋 小さい秋 小さい秋 見つけた

移ろう季節の中に、”小さい秋” を探し見つける事は、一つの喜びであり、生きている事への感謝でもある。

色付き始めたモミジの枝に、真っ赤に顔を染めた三枚の葉を見つけた。

詩は、「すましたお耳に かすかにしみた」 と続く。

今の環境の中にも、目を耳を澄ませば、小さい幸せが一杯ある事を感じる。

人間、不平不満を言えば限がない。身に余る願望を持ち過ぎても良くはナイ。

「小欲知足」 を知る事こそ、幸せへの第一歩なのである。

”小さい幸せ” を見つけることが出来れば、どんなに楽しく・清々しい人生なのだろうか。

豪華絢爛に咲き誇る紅葉より、はにかみ気味なモミジの表情に、幸せを感じるのは私だけなのであろうか。

兎追いし かの山、小鮒釣りし かの川

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公園の池の水も、深まり行く秋と共に抜かれ、今は只の水溜りと化している。

数人の子供達が、しきりに何かを探し、釣り糸を垂れていた。

ちいさなポリの桶には、水が張られメダカが二匹入っていた。

ザリガニも居るそうだが、岩影に隠れて糸を垂れても釣れないと・・・

小学低学年の頃の想い出が、記憶の彼方で浮かび上がってきた。

小さな小さな小川で、鮒やナマズやウナギを獲って遊んだ事が想い出される。

学校道具を家に放り出し、一目散に小川に行き、暮れゆく事にも目もくれず、

辺りがとっぷりと暗くなるまで遊んだものだった。

そんな遊びが出来ない都会の子が可哀そうでもあり、同情をもする。

『 色々な、子孫の残し方 』

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”さくらんぼ” から、子孫は残せるのか? ふと、こんな事を思った。

動物の繁殖はオスとメスによる有精繁殖が一般的だが、

植物は種子を残し、繁殖を繰り返すのが一般的だが、それでは、”サクラ” は?、とふと考えた。

自ら動く事の出来ない植物が手にした一つの方法に、「接ぎ木」 という特技を備えてる。

殆どの植物は種子を飛ばし・落し、動物に運んでもらう事で子孫を残す。

クローンという言葉があるが、語源を尋ねれば、小枝と言われる。

桜が接ぎ木で増えていくのは、小枝を接ぎ木すれさえば繁殖が可能なのだ。

人は死して子孫を残すが、決してクローンではない。ただDNAを受け継がすと言う事に他ならない。

桜の様に接ぎ木で残せば、全く同じ自分を残すことが出来るのだ。

人は死すが、クローンは永遠に存続すると言う事となる。

”植物は永遠に死なない” って事なのであろうか。

『 ”蜘蛛の糸” と、”赤い糸” 』

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蜘蛛の糸に、枯葉や病葉が引っ掛っているのを見て、ふと思い出した。

芥川龍之介の短編小説 「蜘蛛の糸」 の事を。

お釈迦様が蓮池から地獄を見て、哀れに思ったのか一筋の蜘蛛の糸を垂らした。

極悪人:カンダタが地獄に堕ちていたのだが、この男、一度だけ善行をした事があった。

蜘蛛を踏みそうになったが、死んではいけないと踏み止まった事があった。

其の善行にたいして、釈迦は助けの糸を垂れた遣ったが、

糸にしがみ付き登っていると、次から次へと上って来る者がいた。

「登るんじゃない!!はやく降りろ降りろ!!」 と叫んだその瞬間、蜘蛛の糸は切れた・・・との粗筋である。

”猿も、木から堕ちる” ”弘法も、筆の誤り” と偶には間違いを起こす喩えは色々あるが、

釈迦も此処で大きな間違いを興した。

浄玻璃鏡を見れば、罪の深さも善行も判るのだが、釈迦は此の浄玻璃鏡を見なかったお蔭で、

カンダタだけが善行をしたのではなく、

他の悪人と言われる者にも善行を行った者がいた事を見逃したのであろう。

そうであれば、カンダタだけを助ける事は理に叶わないのではないか?

蜘蛛の糸にひかかった枯葉を見ながらフト思った次第である。

「赤い糸」 と言われる ”糸” もあるそうだ。

此方の糸は恐ろしく、切っても切れない糸であり、”宿縁” とでも言えようか。

期せずして出逢ったのは、二人が ”赤い糸” で結ばれているから・・・とか。

あぁ~、夫婦の縁が ”赤い糸” で結ばれていても、”腐れ縁” で無ければ良いのだが・・・

”蜘蛛の糸” に思う事って、「こんなもんなの~?」



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category: 雑感

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コメント

今日は金沢の街を自転車漕いで、
妙立寺行って、21世紀美術館行ってきました。
たまには街の中を漕ぎ漕ぎするのもいいもんですね。
カメラ持参しましたが、
あんまり気に入ったものは撮れなかったな~。
次回に期待します(^_^)/

ちくわ #- | URL | 2014/11/27 20:43 - edit

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# |  | 2014/11/28 23:24 - edit

何処がイイかな~?

”ちくわ”さん、おはよう!!

自転車でノンビリと街歩き。 カヤックとはまた一味違いイイもんでしょう、ね。
お寺で心を鎮め、美術館で ”美” の鑑賞とは、清々しい時間を過ごされましたね。
海もいいけど、陸の散策も又いいものでしょう?

金沢の魚市場は、近江市場と言ったっけ?
冬の魚市場は活気があり、撮影意欲も湧くのでは?
それとも香林坊の雰囲気の方が、お好きですか?
金沢の侍町あたりも面白うそうですが・・・

夢旅人 #- | URL | 2014/11/29 09:40 - edit

寒くなってきましたね。

朝晩がだんだん寒くなってきましたね。
紅葉の写真が良いですね。

都内の紅葉も、今見ごろのところが多く
神宮前の銀杏の並木道もいい時期なのでしょうね。
公園に行くと、どこも色づいていて、あぁもうすぐ本格的な冬が来るなって感じです。

年末までバタバタしますが、インフルがはやり始めているようですので、手洗いうがいなどしっかりとですね。
風邪などもひかれないようにご自愛下さいませ。

キャノン6Dの中古を物色中です。
やはり40mmのF2.8を使ってみたいから。
ニコンのD810も良いですが、ニコンは40mm出してないですから。

一ノ瀬 #- | URL | 2014/11/30 08:08 - edit

拘りは大切

”一ノ瀬”さん、こんばんは

EOS5 を手放して二か月が過ぎた。
レンジファインダーの使い心地も、やっと思いだした処です。

ズームの便利性も確かに有るが、デメリットの方が大きかった。
35mm一本で、軽い所為もあって、気楽に撮影が楽しめる事は、EOSを売却した事が正解だったと言う事でしょうか。

40ミリに拘るのは?
まぁ、理由は如何であれ、拘りは大切な事ですね。
拘りとしつこさが良い作品を生む鍵でもあるから・・・

夢旅人 #- | URL | 2014/12/02 17:43 - edit

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