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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

鐘は煩悩祓い? 

『 三 井 の 晩 鐘 』

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        歌川広重(画) 「近江百景」内 ”三井の晩鐘”

毎年、大晦日の夜、全国各地の寺院では ”除夜の鐘” が撞かれる。

「天下の三銘鐘」 、姿の宇治平等院の鐘。由緒ある神護寺の鐘。音色の美しい三井の鐘 である。

数ある梵鐘の中でも、三井の鐘が日本一の美しい音色で響くと言われ、TVなどでもしばしば報道される。

此の鐘には面白い伝説が残されている。

「竜宮の王女・龍女を娶った漁師があり、暫くして二人は子供をもうける事となったが、

 竜女であることを知られた妻は、琵琶湖底に呼び戻される事となり、

 子供にと玉を二つ残して、湖底へと沈んでいった。

 残された子供は、毎日毎晩泣き叫ぶが、玉を舐めると不思議と泣き止んだ。

 舐め尽くされた玉は小さくなり、残った玉も舐め尽くされた。

 実は、玉は竜女の目玉であったので、二つとも舐め尽くされ、竜女は盲目の身となる。

 三井寺の鐘を撞いて、漁師と子供が元気で達者にくらしている事を知らせて欲しいと頼んだ。

 鐘の美しい音が琵琶湖に響き、竜女は心から安らぎを感じていたと・・・」

『 美しい響きは、竜女の嘆きの溜息か? 』

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       日本の音100選・選出 ”三井の晩鐘”

”弁慶の引き摺りの鐘” は、奈良時代の作で、

田原藤太秀郷が、三上山のムカデ退治のお礼に、琵琶湖の竜神より頂いた鐘を三井寺に寄進した。

その後、天台宗比叡山の山門と寺門との抗争の折、弁慶が奪って比叡山に引き摺り上げたが、

撞いてみると、”イノ~・イノ~” と響いたので、弁慶は ”そんなに三井寺に帰りたいのか” と怒って、

鐘を谷底へ投げ捨てた。 鐘には、今でもその時の傷跡や破目がある。

『 何とも恐ろしい強力、弁慶 』

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      弁慶 ”引き摺りの鐘”

「 除夜の鐘と、借金取り 」

除夜の鐘は大晦日の夜、十二時に百八回撞く鐘で、百八つの煩悩を消す為に付くと言うが、

其の根本は、「貪り・怒り・愚かさ」 の三毒である。

江戸の昔は、除夜の鐘で借金取りも退散したと言う。

一夜明ければ元旦、春が来るので、そこまで負債者を追い詰めなかった。

サラ金業者にも、此の大らかさを見習って欲しいものだ。

「百八つの煩悩とは」

人間の煩悩には百八種もあると言うが、数え方には二説ある。

六根(目・耳・鼻・舌・身・意)が六塵あり、36.

此れに、三世(過去・現在・未来)を配して、36×3=108になると、『楞伽経』は説く。

『大智度論』によれば、三界の見惑88と、三界の修悪10、さらに無慚など10を加えて108と説く。

最も解かり易い話、

庶民の暮らしはいつも火の車。四苦36 八苦72 合計で108。 此れなら解かるよね~!!

107点は、旧年に。 1点は、新年に。 間違わないようにご用心・ご用心。

鐘を撞く意味って、「こんなもんなの~?」



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category: 雑感

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コメント

107点は旧年に、1点は新年に・・・。
そうなんですか~、知らなかったです(^_^;)
108撞けばいいってもんじゃないんですね。

さて今年も一年ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いしますね。
お互いにとって2015年がいい一年になるといいですね。
そのためにもまずは体調管理をしっかりと!
風邪とか十分ご注意を。
僕はまさに今風邪ひいてますがね(>_<)
ではではよいお年を~。

ちくわ #- | URL | 2014/12/31 17:32 - edit

来年は・・・

”ちくわ”さん、こんばんは

ブログのお蔭で、金沢あたりの事も情報が入り、いやぁ~ブログって本当に良いもんですね。
来年は北陸のどの辺りの情報が入るのでしょうか?
暖かくなればパドリングも出来るし、とは言え三か月も先の話でしょうが、ね。

正月休暇で体力も回復するし、腕がムズムズしているのでは?
房総の海は北陸と違い暖かいですが、カヤックは実家にも有るのですか?

風邪を引かれたようだが、年末の寒空の下、飲み過ぎたのではありませんか?
松葉ガニを熱燗で一杯なんて、風流な年末でしたか?
私は寒さに弱いので、家に引きこもり。おまけに下戸なので体を温める手段が無い!!寂し限りです。

あまり良いニュースが無かった今年でしたが、来年こそは明るく行きたいものですね。
良い新年が迎えられますように・・・お互いに、ね。

夢旅人 #- | URL | 2014/12/31 21:06 - edit

新年 明けまして、おめでとうございます。(^-^)
今年もよろしくお願いします。

竜女の目玉・・・なんか、ちょっとだけですけど、余呉湖の菊石姫の伝説にも似てますね・・・。

仏教も後世は理論に流れてしまって、本来の意味が分かりにくくなったようです・・・(*_*;

伝統とは、古いものにしても新しいものにしても、生活の中に溶け込んで、私たちの心をより豊かにしてくれるものであってほしいと思います。(*^。^*)

陽だまり #- | URL | 2015/01/01 10:41 - edit

伝説は心温まる

”陽だまり”さん、明けましてオメデトウ!!

昨年は多くのコメントを頂き、感謝・感謝です。
拙いブログですが、今年も何卒宜しくお付き合いの程願います。

余呉湖にも菊石姫伝説があるのですね。
伝説は、何処の伝説もそれなりの謂れがあり、暖かさを感じます。
日本人独特の伝説が、何時までも伝えられ、子供達に受け継がれていけばイイのですが、大人たちが伝説に興味を持たなくなった事が少々心配ですが・・・

琵琶湖にも色々な伝説があるのでしょうね。
何時か、そんな話が聞け、写真が見れればと思います。
”陽だまり”さんのブログで紹介して頂ければと思います。ヨロシク!!

夢旅人 #- | URL | 2015/01/01 17:04 - edit

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