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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

元旦に思う 

            
         福 聚

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新しき 年の初めの 初春の

     今日降る雪の いや重け吉事


” 正月は、冥途の旅の 一里塚 ” と言われ、歳老いると余り嬉しくない年の節目。

まぁ、お堅い事は云わないで、今年も一年が無事に過ごせるようにと、思うばかりですね。


『 賢しみと 物言ふよりは 酒のみて 

            酔ひ泣きするし まさるたるらし』


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       上野の ”お山”の、小さな神社

賢ぶって、正月を物言うよりは、おせち料理を頂き、お屠蘇を楽しみ、

タラフク飲んで愚痴でも吐くのが、人間らしくてイイね~!!と、大伴旅人さんは言っている。

又、こうも言っているよ。「 賢ぶって酒を飲まない人は、猿に見える 」 ともね。

今日はお目出度い ”お正月”。「今が楽しくあれば、あの世では虫にも成ろう、鳥にも成ろう 」 と。

人混みの中、初詣で叶いもしない願い事をするより、家で一杯引っかける方がイイに決まっている。

『 物見櫓の必要性 』

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何年か前、青森県の三内丸山遺跡を訪ねた事があった。

直径1mもあろうかと思う巨柱に支えられた、穀物倉庫(?)があった。

恒久的な高層建造物であって、他にも多くの立派な住居などが建っている。

一番高い構造物は、壁も無く吹き抜けの足場だけであることから、物見櫓と思われる。

遠くを見るための実利的な役目を果たすものであろうが、物見櫓を見て感じる事は・・・

足許ばかりみて、”今をどうを生きるか?” に思案はするが、現代人は・・・

遠くの将来を眺める事を忘れ気味に、今を齷齪迷い道を歩んでいるような気がしてならない。

心の中に物見櫓を建て、行くべき道を模索する必要性を感じた次第である。

世界中を眺めれば、巨大構造物は他国にも多くあるが、巨大墳墓は日本の古墳が最大であろう。

偉大な死者の霊を祀るという祭祀は、”死者は神になる” という思想でしかない。

死者の霊への信仰であり、これこそ 「神道」 発想の基本であろか。

理由は、全ての墳墓には鳥居が建てられ、神社としての役目を持たせているから。

『 神道が、日本仏教を産む 』

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      五條天神社

「 和を以て、貴しとなす 」 ・・・聖徳太子、十七条憲法の第一章で有名な言葉であるが、

第三条では、「天皇の詔に従う事 」を明確に記している。

また、「冠位十二階」 などで解かるように、儒教・仏教・道教・景教など研究し、政治に取り込んだ。

神道と仏教の融合を、五重塔の心柱に見ることが出来る。

推古天皇元年に、百済より招来の仏舎利が心柱の礎石の中に安置された。

ここに仏教受容の基礎が固まったようである。

神道では、心御柱といい重要な神聖は柱である。 

「日本書紀」 では、釈迦像を ”佛神” と呼び、佛神の祟りありとも記されている。

仏像その物が力を発揮すると考えており、佛の力と神の霊力が混合された。

神仏混合を迎える事となり、インド仏教は我が国独特な日本仏教を産む事となった。

『 中国が嫌う、靖国神社の意味 』

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     花園稲荷神社

靖国神社は 「神道 」の神社で御霊信仰であるのだが、中国はA級戦犯を祀る神社と解釈している。

中国には基本的に 「御霊信仰」 は存在しない。儒教にも、”死んで神になる” という思想は無い。

孔子の 『論語』 には、” 怪力乱神を語らず ” と言い、人知を超える神秘的・非合理的な力は語らない。

靖国のA級戦犯の罪は許さないという態度は、生前の罪は死んでも許さないという事で、

事実、中国には復讐行為は未だ健在していると言う事だ。

『華厳教』 が言う・・・

「事事無礙法界」 「重重無尽縁起の法」 の教えを、中国人は遥か彼方へと置き忘れて来たのであろう。

初春に思う事って、「こんなもんなの~?」


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category: 雑感

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コメント

そうですね・・・面積では、応神天皇陵が世界最大でしょうね。(p_-)
高さでは、ピラミッドでしょうか・・・。

神道も仏教も、キリスト教も・・・世界的な宗教は、みんなその根元に「愛の教え」を持ち、それぞれの地域や民族に合わせて、教え方の形が違うだけのように思うのですけど・・・(^_^;)

ともあれ、今年も皆さんにとって、幸せな年になるといいですよね。(*^。^*)

陽だまり #- | URL | 2015/01/01 10:55 - edit

何事にも逆らわない

”陽だまり”さん、今年もよろしく、ね。

日本人は宗教心が無いとは、しばしば耳にするのですが、本当に無宗教なのでしょうか?

神道あり、儒教あり、道教あり、そして仏教あり。
全ての物ごとを受容できる寛大な心の持ち主・・・それが日本人なのでしょうか?

中でも、神道の精神は気付かぬうちに日本人の心の古里として根付いているのでしょう。
古代人から聖徳太子に、そして弘法大師へと、延々として培われた日本人の精神構造には、深淵に神道精神が横たわっているのでしょう。

とは言え、何だかんだと言うよりは、御目出度いお正月。
一杯飲んで、ケセラセラの気持ちで今年しも頑張るとしましょうか、ね。”陽だまり”さん。

夢旅人 #- | URL | 2015/01/01 17:14 - edit

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# |  | 2015/01/01 19:46 - edit

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