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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

鶴舞駅に想う 


『 ある晴れた日に・・・』

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小湊鉄道・いすみ鉄道と云えば、鉄道マニアには垂涎の路線でしょう。

線路は整備が行き渡らないのか気動車はガタゴト・ガタゴトと、のろのろ運転だが、それがまた楽しい。

この路線沿いにはさほど大きな町は無く、無人駅が残されている。

其の中でも、上総鶴舞駅は風情タップリで、映画やテレビの撮影にもよく使われるそうだ。

そうは言っても、此の駅舎は小湊鉄道の中でも立派な駅舎で、無人駅とは思えない程だ。

『 待てど、暮らせど・・・』

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ホームのベンチで長閑な日差しを楽しんでいると、つい先日の高倉 健の訃報を想い出す。

そう云えば、「鉄道員」 ”ぽっぽや” は、此の駅舎で撮影されたのか? と勘違いする程だ。

私も、17歳の女子高校生が現れはしないか?と待っていたが、待てど暮らせどそう美味い話は無いものだ。

『 死に目に遭えないのは、幸か? 不幸か?』

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映画 「鉄道員」 は、強く記憶に残っている。

生後2ヶ月の一人娘を亡くした日も、愛する妻を亡くした日も、息を引き取る場には会えず、

駅に立ち続けた鉄道マン。

定年退職を目の前の鉄道員 ”ぽっぽや” と、鉄道ファンの少女との、優しくも哀しい物語。

映画の記憶をベンチで振り返り、気が付けばもう直ぐ登りの気動車が入線する時間。

『 ホームに流れる”鎮魂歌” 』

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「 ”テネシー・ワルツ” が聴こえてくると、未だにドキッとする」 高高倉 健の言葉。

江利チエミが亡くなって以後、再婚もせずずっとお墓参りを欠かさない高倉 健。

人柄と亡き人への想いが伝わってくる。

映画では電車が入線するたびに、必ず聞えてくる ”テネシー・ワルツ”。

バック・ミュージックを決める時、健さんの口から思わず飛び出した此の言葉。

江利チエミさんへの鎮魂歌なのか? 追悼の心なのか?

『 ”男の生き方” を見る 』

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セーラー服の少女、実は17年前に冥途に旅立った娘であった。

死に目に遭えずにいた娘への後悔の念が、雪のように溶けるのを心の中に感じ取った ”ぽっぽや”。

翌日、冷たくなった亡骸が 「幌舞駅」 のホームで発見される。

「鶴舞駅」 と 「幌舞駅」 、駅名も何となく同じ響きを放つ。

”ぽっぽや” の生き方。 素朴で実直、儚くも哀しい一生。

男が草食系男子といわれて久しくなるが、

ニッポン男児の面影すら失われ、ふにゃふにゃ男子が目立つ昨今だ。

”ぽっぽや” に、生き方を再考する必要を教えられる思いがした。

無人駅で想いに耽るって、「こんなもんなの~?」

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category: 雑感

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コメント

「鉄道員」はいい映画でしたね。
そして高倉健は本当に素敵な俳優さんでした。
惜しいですね。
最近あらためて「男はつらいよ」を一作目から見ているんですが、
渥美清をはじめ素敵な俳優さんたちがいっぱい出てますね。
翻って今の日本映画界は・・・。
残念ながらあそこまで印象に残るような俳優さんはいないかな。

鶴舞の駅舎いいですね。
ロケに使われるのもよくわかります。

ちくわ #- | URL | 2015/01/29 11:01 - edit

こんにちは。(^-^)

鉄道を使うことはほとんどありませんが、電車の思い出といえば・・・、
東京のある工場で働いていた時、二十歳の誕生日を祝おうと、夜行で、冬の上高地に一人で行ったことがありました。
早朝のこと、長野のある停車場で、通学の女学生の、寒くて口を手袋で覆ったその隙間から漏れていた白い吐息が、とても印象的で、今でも記憶に残っています・・・(o|o)

私も、どちらかといえば、昔の草食系男子でして、やくざ者の映画は、ほとんど見たことがありませんでした。
ですから、高倉健さんや菅原文太さんには、まったく関心がなかったですね。(^_^;)

陽だまり #- | URL | 2015/01/29 17:10 - edit

駅舎

この駅、映画で見たことがあります。
当時はまだまだこの鉄道の存在も知らない時、
どこだろうと気にはなっていたのですが、それで終わってました。

あちこちブログを拝見するようになって、小湊・いすみ鉄道の存在を知り
なるほどここだったんだとわかった次第です。

あれから何年も経ち県内の駅を全部まわりましたが、こんな沿線のような木造駅舎はありませんわ。
残っていたのが次に行くと今風に変わっていたりして・゜・(ノД`)・゜・

そういう意味では貴重な駅舎風景かと思いますが、、、、新潟からではなんせ遠い、
本数も少ないだろうから車で周るが良いのでしょうが
そう考えると、、、、、なお遠く感じてきますわ^^

「ぽっぽや」原作を先に読んだせいか、
さしもの建さんでも、、、、映画はなんか違うなあと、、、
だいぶ後でTV放映で観て「こんなもんなの~?」 でありました。




犬山にゃん太郎 #Jlv6/qFE | URL | 2015/01/29 19:02 - edit

上総山田駅に・・・

”ちくわ”さん、こんばんは

「黄色いハンカチ」とか「鉄道員」 とか、任侠ものではないが、高倉健さんの味が出ていて良い映画でしたね。
歌は、「網走番外地」「唐獅子牡丹」 なんか好きでしたが・・・今でも。

「寅さん」 シリーズを初めから? それは大変ですね~。
その内に、高倉健さんの映画を全て観るのでは?
柴又には何度か行ったが、駅前の寅さんの銅像には驚いた。
寅さんあっての柴又なんですね。

小湊鉄道・いすみ鉄道は、何度訪ねても飽きない路線です。
近いうちに、”上総山田” 駅に立ち寄りたいと思っていますよ~。
何も無い所がまたイイ!! いろいろと感じさせてくれるから。
その節は、ブログにUPしますから、ヨロシク!!

夢旅人 #- | URL | 2015/01/29 20:19 - edit

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# |  | 2015/01/29 20:25 - edit

高倉健?

”陽だまり”さん、こんばんは

電車を待つ女学生、寒さのあまり吐く息も白く・・・なんとも風情タップリですね~。恋心を感じたのではアリマセンカ?
そんな光景を見れば、私だって記憶に残り過ぎとなる事でしょうよ。

ヤクザもの、トラック野郎シリーズ・・・私もあまり好きではないので見ていないが、健さんの押し黙った渋さが好きで、何本かは観ましたよ。

昔むかし、スナックでカウンター越しに見たボトルの名前に、高倉健と書いたウイスキー・ボトルが何本かあった事を思い出した。
当時から、健さんは人気があったのでしょね。
それにしても、ボトルに高倉健とは如何なものなのか???

夢旅人 #- | URL | 2015/01/29 20:30 - edit

一度は行きたい

”にゃん太郎”さん、こんばんは

全国行脚がお好きな ”にゃん太郎” さんの事だから・・・・ヤッパリご存じだったですね。
上総鶴舞という駅名に惹かれて訪ねたのですが、想像以上に気に入り又行って見ようと思っています。

今は駅員もいない古びた室内なんかを見ていると、映画の「鉄道員」が偲ばれてきました。
民間委託して観光駅として再開しては?と思うのだが、何と云っても近辺に住民がいないので難しいのでしょう。
駅舎はまだまだ使える程綺麗なのにね~。

無人駅で、17歳の女学生に出会えたら、こんな素敵な事はないのだが、残念でした。
自販機のブ~ンと微かに唸る音以外には、聞える音は無かった。

原作と映画とでは、違いがあり過ぎて、オヤァと感じるのでしょうね。
私は原作を読んだ事がないので、違和感は無かったが・・・
上総鶴舞駅 上総中野駅 は、人影こそ無いが大変興味が湧きますよ。
是非、車で行こう!!とご検討を・・・

夢旅人 #- | URL | 2015/01/29 20:45 - edit

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