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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

穢れの文化 

『 三穢は本当に、” 穢れ ” なのか? 』

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                  函館山麓 ”護国神社”

神社を訪問して、何時も思う事がある。

‟汚穢” には三穢(三不浄)があり、血穢・産穢・死穢が主な ”穢” とされる、其々、赤不浄・白不浄・黒不浄という。

現在に残る ”穢” の代表的な一つに、「忌中」 と言う服喪習俗がある。

穢れの感情は、古事記 ”天地の始まり”、”イザナギの尊・イザナミノミコト” に其の始まりが伺える。

「黄泉国」 と、「禊祓」 、神道の考え方に ”穢” の原点があるように思えるからである。

『 北の大地に、若者の命は散ったのか? 』

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              学徒援農 ”天地への献身” 記念碑

”学徒援農”・・・全国から20万人の若者の大移動があった。 日本地図に何処から来たのかが記されていて、

石碑の右下には、若者が牛馬を引き荒れ地を耕す図が刻まれている。

説明文には、プラウを操ることは、飛行機の操縦桿に似たりと。

『 仏教の、”女性差別” 』

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     撫でれば叶う ”良縁と夢” 「なでふくろう」

仏教の教え(?)に、「血盆経和讃」 「石女地獄和讃」 「血の池地獄和讃」 など、色々あるが、

「女人往生和讃」 では、”女人の苦しみは 後生の山も高ければ 三従の海も深くして・・・

                月の障りとなる時は 苦しや七日の責ぞかし さすれば汚れの品々も・・・” と、

最後には、”女人罪人おろかなり 南無阿弥陀仏” と、延々として女性の ”穢れ” を高らかに。

恰も、神仏への ”穢れ” を誘発するが如くに。その罪業の結果、女性は血盆地獄に陥ると。

一般人より智慧があるとされた僧侶(仏教関係者)が、”穢れ” とされる人々への儀礼には驚くべきものがある。

神社でも、”月のもの” の時、産後の女性は神殿には上れないとか、女性差別は昔から忌避・排除・差別される。

『 ”友引” と、”清めの塩” 』

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      彫刻は、”ふくろう” を模したもの

”友引” (共引)の日には、葬儀は行わない、と言うのが今日の風習となっているが・・・

その昔には、”友引” (共引)の日にしか、葬儀は行わなかった時代がある。

”清めの塩” を何らの問題意識も持たずに、当たり前の事として受け入れているのは、

日常世界から、”死” を隔離する認識が歴史の中で培われてきた結果であろう。

赤不浄や黒不浄と共に、民俗文化における代表的 ”穢れ” と見做された事が原因であろう。

六燿における ”友引”(共引) の変質過程と同じく、”清めの塩” も其の変質は大である。

迷信は、”生に対する感受性” を矮小化させるだけなのに・・・

『 ” 穢 ” と、” 結界 ” 』

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                神社境内に、お墓が・・・?

神の憑代で、神事を執り行う際、臨時に神を招請する為に立てるものを、”神籬” と言う。

通常は常盤木を用い、現在みられる神道墓は神籬の変形したものであろうか?

”穢れの文化” 神道だから、死は穢れと捉え、一般的には境内には墓所を持たないが、

江戸時代までは、神官の家だけは神式の葬儀、神式の祭祀があるように、境内埋葬も存在した。

此処、護国神社には裏手に墓所がり、「戊辰 薩藩戦死者」 と彫られた墓があるが、

残りは殆どが個人墓で、神官墓は見当たらないが・・・

墓石の形状は四角柱で、上部は四角錐もしくは角トキンになっていて、多くは〇〇之奥津城と。

”穢” を嫌う神社境内に、一般信徒の墓が建立されている様だ。

”穢” を嫌い、結界された聖域に墓所は確かに似合わない。

聖域を結界し、墓所は域外にでもと言うには、余りにもすぐ側にあるのだが・・・

惑わされる民衆意識の馬鹿さ加減って、「こんなもんなの~?」


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category: 雑感

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コメント

こんにちは。(^-^)

この二元性の世界に戸惑いながら生きている私たちには、なかなか神や創造主のお気持ちは理解できないですよね。(^_^;)

神道にしろ、キリスト教にしろ、今ある宗教の教義は、すべて人間の頭でこねくり回して作り上げられているものですから、そこにいかほどの真実があるのでしょう?(・・?

私たちにできることは、たぶん、夢旅人さんの仰られているように、今を幸せに生きようとすることだけではないでしょうか。

ただ、経済至上主義と環境破壊などに血眼になっている現状では、なかなか厳しい未来が待っているようで心配です。(*_*;

ご心配なく。
北海道はとっても広くて、興味深い内容の投稿記事ばかりですから、飽きませんよ!
私は、御在所の山一つで、5回も投稿しましたよ。( `ー´)ノ

妖精ボージー #- | URL | 2015/07/30 17:07 - edit

宗教と哲学

”妖精ポージー”さん、こんにちは

宗教って、真理の追究ではなく、信じる事ですよね。 其れが理にかなうか?叶わないか?は別として。

哲学は、真理の追究でしょうか。
私は、一応(?)仏教徒ですが、お経は釈迦が説いた真理を、後の世の僧侶たちが書きあげたものですが、解釈次第では良き人生訓になります。
仏教は、宗教と捉えるのではなく、哲学と捉えております。

現在の仏教は、寺と僧侶があまりにも酷く、尊敬の念すら持てない時代と成った。
せめて僧侶なら、信徒さんと ”共に歓び、共に悲しむ” ぐらいの気持ちを持ち合わせて欲しいが・・・
今の寺と僧侶は、手抜き供養ばかりで、金儲けばかりに苦心しているようですが・・・如何に思われますか?

夢旅人 #- | URL | 2015/07/31 11:35 - edit

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