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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

”結ぶ” と ”解く” 

『 思いを込めて紐を ”結ぶ” 』

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          お菓子の玉手箱 お茶席にどうぞ!!

祝儀袋には、祝いの言葉を込めて。 不祝儀袋には、哀惜の念を込めて・・・丁寧に水引で結び、熨斗まで付けて。

この度、お持たせとしてお菓子の包を頂いた。 箱は銀の紐で丁寧に結ばれていた。

”結ぶ” 行為と ”解く” 行為の意味をふと思った次第である。

菓子箱を紐で結ぶのは、丹精込めて作らせていただきましたと言う意味と、送り主の心情を添えて、

紐を解くのは、”ありがとう!!” の心で紐を解く事である。

贈る人の思いと、受け取る人の思いが重なる事で、”結ぶ”と”解く”が意味を同じくするのだ。

『 ”結ぶ” は、”解く” の始めなり 』

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        大粒の栗が丸ごと一個 ”栗まんじゅう”

紐は解くために結ぶ行為に他ならない。 和歌にも 「解かむと結びて」 と出てくる。

紐を結んだり、紐を結ったりするのは、紐を解く事が頭に描かれての事である。

紐は解かれるために結ばれるのである。

『 ”結ぶ” ”解く” は、男女の仲 』

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    五色のチョコレートで、”銀のすず”

万葉の世界では、”結ぶ” は夫婦・恋人の契りとか愛の誓いとして 「紐を ”結ぶ” 」 と愛情表現している。

”結ぶ”は、紐・下紐(腰巻の紐)、両方を指していたようだ。

「 二人して 結びし紐を、 一人して吾は解き見じ。 直に合ふまでは。」

下紐(腰紐)を結ぶのは、二人に共同行為であり、紐を解くのも二人して愛の証の歓びを高らかに歌ったもの。

「天の川 相向き立ちて 吾が恋ひし君来ますなり。 紐解き設けな。」

七夕は年に一度だけ、牽牛と織姫の逢瀬。 ひたすらの待ち続け願いが叶った日。

紐を解く事ができた恋の成就の歓びに、万葉人の ”結ぶ” と ”解く” 行為の深い意味を感じる。

”結ぶ”、”解く” 行為は、漁猟時代の古代人の自然な性愛の在り方を起源としているのであろうか?

原住民の風俗を見れば、全裸のものからつる草や木の葉で腰巻を作り、紐で結び纏った写真を見る。

下紐(腰紐)そのものである。

菓子箱に結ばれた紐と、万葉人が好んで謳い上げた下紐とは全く関連性は無いのだが・・・

結ばれた紐に、”結ぶ” ”解く” を思うって、「こんなもんなの~?」



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category: 雑感

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