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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

地磁気逆転? 

『 ふれてみよう、房総の地質環境 』

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               房総の地質環境図

地質環境研究室では、身の回りの地質汚染(地下水や地層・土層といった大地の汚染)、

地震に因る液状化や強地震に因る地質災害、地下水枯渇・地盤沈下といった地質環境問題に取り組んでいる。

今回、地球の環境を身近に感じて欲しいと、題して ”房総の地質環境” が一般公開された。

東日本大震災で液状化した地層の剥ぎ取り標本を展示。絶滅したトウキョウホタテ等の化石も並ぶ。

別室では、地下水汚染の進行状況が判る実験も行われていた。

『 地磁気逆転現場、「チバニアン」 と命名なるか?』

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          千葉県市原市田淵の 「地磁気逆転地層」 現場写真

地磁気の最後の、逆転があった地質年代の境目を示す、国際標本の有力候補地で、

「チバニアン」 の名がつくか?注目を浴びている。 また世界中から地質学者も訪れる。

下のカット写真は、左・中程(黄色文字・白尾火山灰の所)を実際に削り取ったものである。

『 逆転現象は、どうして判るの?』

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地磁気、最後の逆転現場 「チバニアン」 の実物標本

中央下の横縞の部分が、Bykz-E 凝灰岩層で 「チバニアン」 の境目である。

第四紀更新世:ジュラシアン(前期)とチバニアン(中期)の境界。

地質年代としては、古生代カンブリア紀が最も古く、中生代・ジュラ紀を経て、新生代へと続く。

第四紀更新世は、約175万年前~1万年前を指す。

「砂鉄が教える、逆転の真実 」

地球上にある鉄は、地磁気を帯びて南北を指す磁石になる。

境界線の上と下では、含まれる砂鉄が反対の極を指す事から、逆転現象が起きた事が判るらしい。

逆転の境界線の下では砂鉄の北が下を指し、上では砂鉄の北が上を指す現象が観られる。

子供の頃、永久磁石を持って浜辺に行き、真っ黒な砂鉄を集めて遊んだ記憶があるが、

砂鉄で地磁気逆転現象が判るなんて、思ってもみなかったな~!!

しかも、地磁気の逆転現象は、ジュラ紀以降70回以上も起きていたなんて・・・

『 傷だらけの、日本列島 』

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          日本列島周辺のプレートとその運動図

阪神淡路大震災、東日本大震災及び巨大津波、熊本阿蘇大震災と、日本列島は震災続きである。

ユーラシアプレートの最東端の上にある日本列島は、太平洋プレートとフィリピンプレートが

沈み込む境界線上に在るため、巨大地震や巨大津波に過去から現在まで被害を被る事となる。

「大地は動く、海も動く」 「地質学的長い時間の中では、大陸と海洋は位置を変え、形を変える」 と、

ドイツの気象学者:アルフレド・ウェーゲナーが、大陸移動説を提唱した。

大陸プレートと海洋プレートの複雑な動きにより、プレートの境界は、そこで発生する相対運動、

発散境界、収束境界、平行移動境界と様々な地殻変動(大地震)を起こす。

日本は、世界でも稀にみる地震・津波発生の国である。

無数の活断層がある日本では、何時いかなる時・いかなる場所でも、地震を避ける事は出来ない。

また、富士山の宝永年間の大噴火の如き火山爆発がどこで起きても不思議ではない程の火山大国だ。

新幹線が活断層を跨ぎ、高速道路のトンネルも活断層を跨ぐ。

何と言っても恐ろしいのは、原子力発電所が活断層を跨いでいる事ではなかろうか。

『 急速に拡大した、日本海 』

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            1500万年前、日本列島の原型が完成

日本列島や朝鮮半島の古地磁気学的研究により、日本海は間違いなく大陸が裂開し、

海底が拡大して誕生した事が明らかになっている。

1500万年前、日本海は急速に拡大し、太平洋側に押し出された結果、現在の日本列島が出来上がった。

最近、熊本大地震が発生したが、九州の中軸部の地殻変動や火山活動は、

九州が南北に伸長現象を熾し、九州は長い時間をかけ分裂するのである。

「何時頃、南北極は逆転するのか?」

時代と共に変化する地磁気の強さ。地球磁場の強度は過去200年間の間、毎年0.05%ずつ弱くなっている。

この傾向が今後も続けば、2000年後には地球磁場は0になってしまう。

とは言え、電磁誘導的に地球磁場が発生していると考えられるが、詳しいメカニズムは未だ未解決という。

「法隆寺は、磁石を使って建立」

1400年前に建立された法隆寺の、五重塔と金堂を結ぶ伽藍の中軸線は、

現在の磁北より約20度西にずれている。また、周辺の道路は、中軸線の対し直交している。

寺院の建立した7世紀初頭の古地磁気を調べたところ、西偏20度余りだった。

此の事から、法隆寺が建立された時、磁石を使って北の方角を求め、建築の基準線とした証左である。

「東京湾は、海ではなかった」

「チバニアン」 は、第四紀の大発見と言われているが、第四紀の特徴は・・・

極域に大陸氷床あg発達し、約10万年ごとに氷河期が襲来し、

一万年程間氷期が続いたのち、再び氷河期がくる周期的変動が続いている。

氷期と間氷期では地球上の海面は100m程度の上昇・下降を繰り返している。

最終氷河期の最盛期には、海面が120~130mも低下し、東京湾全域が陸化していた。

「チバニアン」 が話題を呼んでいることから、地球変動を調べる事となったが、

改めて知る面白さって、「こんなもんなの~?」




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category: 雑感

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コメント

チバニアンってやっぱり千葉に由来してるんだ~。
決まるといいけど、
それよりやっぱり活断層のことが心配・・・。
原発はやばいよな~(>_<)

ちくわ #- | URL | 2016/06/12 11:56 - edit

怖~い話だね

”ちくわ” さん、こんばんは

「チバニアン」・・・なんて素敵な名称でしょうか、ね。
世界中の学者が関心を寄せているようですよ。
研究室に行きサンプルを見て、其れが本物と聞き驚きました。

日本列島が置かれている現状を考えれば・・・原発の再稼働なんて、無茶で無責任とも思える。
未確認活断層が、全国いたる所に走っているとの事です。
現に、東西7,8㎞にも及ぶ丹那トンネルですが、伊豆半島の真ん中を南北に走る丹那断層を横切っている。
時速250㎞で疾走する新幹線が、断層破壊により崩落すれば大事故になる。
現に、トンネル掘削中に中心部で30~50mの大破砕帯にぶつかり、出水や崩壊で工事が中断した事があった。

原発にしてもトンネルにしても、活断層による崩落事故が人的に避ける事は不可能であろう。
考えれば、恐ろしい事なんだが、知ってか?知らずか? 怖い事ですね~!!

夢旅人 #- | URL | 2016/06/12 20:15 - edit

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