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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

天皇の始祖は・・・ 

『 シャーマンこそ、天皇の始祖では~? 』

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          豪華絢爛、古代人の祭り   (国立歴史民俗博物館展示)

動物の中にも、上下関係があるように、縄文時代の人間関係にも、尊敬する人と、尊敬される人とが現れる。

日常生活の中で、明日は晴れる・曇る・雨が降る、などの天候を占う原始的占星能力を秘めた人が出現した。

太陽を神と崇め、天の声を聞き明日の占いをする、所謂シャーマンが現れた。

アニミズムが原始宗教の始まりであり、其れを担ったのが ”巫女” であった。

小さな集団も時代と共に徐々に肥大化し、統一を図る人が必要となり、シャーマンが其れを担った。

天皇であれ、所謂権力者の資質は、占い能力に長けた人 ”巫女” であった。

そう考えれば、天皇の始祖は ”巫女” であったと考えるのが自然と思う。

事実、天皇は暦を発するのが第一の義務であり、権力の象徴であった。

”巫女” の奪い合いこそ、天皇制を複雑化させたのではなかろうか?

『 果たして、”そう” なの~? 』

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        9月25日、朝日新聞記事より

サブタイトルに、「男系社会の行き詰まり打開」 とあるが・・・

記事によれば、7、8世紀は 「女帝の世紀」 と言われる。 この間、6人の女性天皇が登場した。

当時の天皇は政治を取り仕切る権力者。8世紀の「養老律令」にある継嗣令には女性天皇を 「女帝」 と記述。

6人の最初に登場した推古天皇は崇峻天皇が蘇我馬子に殺害されると言う異常事態の直後に即位。

その後の女帝たちの即位も、皇位継承に伴って起きる有力氏族の対立を和らげる為だったと・・・云々。

女帝は、男系社会での緩衝材で ”中継ぎ”、もしいなければ混乱は増していた、と言う学者もいる。

『 政治や祭祀に関する能力が必要 』

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女王卑弥呼の姿なのか  (大阪府立弥生文化博物館蔵)

3世紀には女王・卑弥呼がいた。 他にも多くの女性首長がいた事も近年判っている。

弥生中期までは首長として葬られた女性はいなかったが、弥生後期からは古墳時代にかけて、

その傾向は強まり、3~5割が、女性首長とみられるようになった、と清家教授は唱える。

男性優位の軍事への期待が低くなり、女性首長が受け入れやすい素地がったとも。

軍事能力も求められる天皇だが、卑弥呼の政治力や祭祀に関する能力の高さから女帝として君臨した。

古墳中期になると男性天皇だけになるが、一時的には女性の地位があがり女帝の再登場となった。

「魏志倭人伝」 によれば、耶馬台国では男性から卑弥呼を経て、再び男性天皇になったと言う記述が。

政治的背景や社会的背景と個人の能力が相備わって、女帝や女王が君臨した・・・との記事だった。

『 古墳時代を挟んで、前後の女帝 』

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        前方後円墳造り 共同作業が ”和” を生む (国立歴博展示模型)

三世紀前半、前方後円墳や前方後方墳が出現した。

奈良盆地の纏向を拠点とした広域の村が現れたのも、この時代である。

点在する村々のネットワークの統制を執ったのが、邪馬台国の卑弥呼であった。

魏志倭人伝によれば、卑弥呼の墓は径百歩と言われ、前方後円墳だったのか?

邪馬台国の所在地が決定的な確証が出ていない事が、謎が謎生み考古学をより面白くしているようだ。

古墳時代を挟んで前後に、女帝誕生を見るのだが、やはり中継ぎ的と考えるのが適当なのか?

推古天皇・皇極天王・斉明天皇・持統天皇・元明天王・元正天皇・孝謙天皇・称徳天皇の八人である。

女帝は神と人間とを取り持つ ”シャーマン” 的性格と能力を兼ね備えている事が必要であったが、

時代が下ると同時に、女帝の本質も変質するようになった。

弥生時代から古墳時代へと変化する間に、シャーマン的要素も徐々に薄くなっていく。

巫女から女帝が誕生するが、男系社会に成ると力の強弱が天皇制まで影響を及ぼすようになる。

古墳時代を挟んで女帝・天皇の性格も大きく変わったのであろう。

新聞を見ながら、ふとシャーマン女帝・卑弥呼の事を思うって、「こんなもんなの~?」




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category: 雑感

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コメント

こんにちは。

男性社会の行き詰まり・・・
今朝の朝日新聞の「仕事力」というコラムで、LINEの社長さんのお話を興味深く読んでいたところです。
「直観」「本音」で動く女性の感覚に注目しているそうです。
日本はまだまだ男性社会ですが、課題は日々膨れる一方でもう大変な世の中となってしまいました。
そろそろ有能な女性に任せる勇気も必要かもしれませんね。
力で解決するのではなく、理論的な男性とシャーマン的な女性がうまくいく世の中になるといいです。

葉月 #- | URL | 2016/10/09 14:11 - edit

女性の直感

”葉月” さん、こんにちは。 コメント有難う!!

女性の直感・・・まことに言い当てて妙ですね。
女性である ”巫女” が、シャーマンの始祖であり、天皇の始まりが女性であったという事は事実だったと思っている。
時代が下り、力任せに(?)に、男性が天皇の地位を奪ったのが事実でしょう。

”力の男性に、直感の女性” と言う事は現実を見ればよく判ります。
男性が浮気をしても、女性の直感により直ぐ見破られるのに比べ、男性は鈍感なので、女性の浮気を見破るのは苦手のようです。

東京都知事に小池百合子さんが選ばれた事は、都民にとって幸せな事です。
政治家にしても官僚にしても、男性はロクな事はしなのが常。最近はそうは言えない事も多々あるにせよ・・・
これからの日本を立て直し、将来へ向けて導いて行くには、女性の力に頼るのがベストと思っている。
日本国の危機管理でも、櫻井よしこ女史の意見に耳を貸し参考にするのが良い。
男性は「日本会議」と言う何だか訳の分からない秘密組織成る場で、よからぬ相談に血眼を上げている。

家庭内を見てみても、財産管理をはじめ子供の躾をはじめ家内安全は女性に任せる方が何である。
男性は野山で狩りをし、食料確保に精を出せばそれでいい。後は全て女性に任せていれば、万事上手くいく!!

夢旅人 #- | URL | 2016/10/10 14:42 - edit

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