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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

”死” の意味を考える 

『 事もなく 行き来しものを おいなみに かかる紅葉に心躍るとは 』

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先日の暖かな日差しに誘われ、松戸市の 「本土寺」 に、人並みに紅葉見物と洒落込んだ。

長い人生を事も無く過ごして来たけれど、今回ほど心に響く紅葉見物はなかった。

『 この門に 一茶もかけし みのと笠 』

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上の句は、一茶が旅の途中で 「本土寺」 に、疲れた足を休めたのか?

「花咲くや 爺が腰の みのと笠」・・・とばかりに洒落込んだのか?

『 ”死ぬために、生きる” 意味を考える 』

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「本土寺」 は、”あじさい寺” で有名な日蓮宗の古刹である。

晩秋とはなったが、多彩な色どりで目を楽しませてくれる紅葉の寺でもあった。

友禅にも似た紅葉の美が目を楽しませてくれる一方で、 枯れ果てた紫陽花に心奪われる。

恰も、”生” と ”死” の饗宴とばかりに。

空が澄み月が美しい季節には、銀色に輝くススキの穂に秋色を思う。

春から夏には新緑、秋には多彩な美しさで人目を奪う紅葉だが、秋の空気にはススキが似合う。

秋の野山の色の移ろいを・・・菊の襲、紅葉の襲、落栗色の襲などと平安貴族は衣装の色に取り入れた。

”あじさい寺” と言われるだけあって、「本土寺」 にはアジサイ庭園があるが、季節外れに枯れた姿ばかり。

庭の一角に、枯れたアジサイと今を盛りにとばかりに紅葉が・・・昔より、私は”枯れたアジサイ”が好きであった。

”生を謳歌する紅葉” より、”死の大切さを問いかけるアジサイ” に心惹かれるのである。

思えば、私たちは、「死ぬ為に生きている」 に他ならない。

災難と死は、何時やってくるか? 判らないが、災難も死もいつか必ずやってくる。

この事実を踏まえていれば、今を一所懸命に生きられる筈で、「歳月人を待たず」である。時間の浪費は許されぬ。

紅葉見物で思う事って、「こんなもんなの~?」



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category: 雑感

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コメント

ご無沙汰しております。

お元気そうで何よりです。
お久しぶりです。

秋になって、もうすぐ冬本番。
紅葉狩りにも行くこともなく、日々普通に過ごしております。
まあ、普通に過ごせる日常が一番平穏で幸せなのでしょうが。

今日の紅葉の写真、珍しく手前に枯れた紫陽花をぼかして持って来ていますね。
良い写真ですね。

また一緒に写真を撮りに行きたいですね。

一ノ瀬 #- | URL | 2016/12/07 20:14 - edit

こんにちは。
綺麗な紅葉ですね。とても鮮やか。
枯れた紫陽花というと、どうしてもドライフラワーになった萼片をイメージしてしまいますが、夢旅人様が注目されたのは枝の方なのですね。興味深いですね。

シィ #- | URL | 2016/12/08 01:01 - edit

マニュアルが正解

”一ノ瀬” さん、こんにちは。

今を盛りにと咲き誇る花より、枯れた草木に魅力を感じる。
”生を謳歌する紅葉” より、”死の受容を教える枯れ花” に、己の先行きを考えさせられる。
ピントが紅葉に合ったのは、オートフォーカスの問題だったが・・・
どちらにピントが合っても構わないので、つい此の様になっただけでした。
意図を反映するには、M-P での撮影が正解でした。
気軽に撮れば、イイカゲンなカットに終わってしまうって事でしょうね。
寒くなるが撮影に行きたいものですね~!!

夢旅人 #- | URL | 2016/12/08 10:43 - edit

せめて、真似事でも・・・

”シィ” さん、こんにちは。

枯れたアジサイの花にも興味があるが、枝も華って事でしょうか?ね。

パリは寒そうですね。
何時もブログを眺めていて思う事は、木造建築と石の建造物。
日本とヨーロッパの気候の違いを面白く見ています。
料理にしても、世界中の料理が楽しめる日本ですが、やはり本場の料理とは少し違うようですね。
残りの人生の内には、本場の味を楽しむ事は出来ないでしょうが、西洋料理とワインを楽しみたいと思っている、今日この頃なんですよ~!!

夢旅人 #- | URL | 2016/12/08 10:49 - edit

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