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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

和歌とお菓子・・・ 

『 きのふ花 翌をもみちや けふの月 』  与謝蕪村(句)

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               京都・六角 蕪村菴 (店舗写真は、パンフより)

「上下(両隣)むかふ(向かい)を見合わせ、町並みよき様」 と美観にこだわった事により、

江戸時代に完成された京町屋様式。 一文字瓦や出格子・虫籠窓など、細長い土間の奥には小さな坪庭。

居ながらにして四季折々の風情が感じられる、京の暮らしの智慧の結晶。

”蕪村菴” は、暮らしに豊かさを感じ取れる、真に美しい和菓子の名店。

『 なかなかに ひとりあれば 月を友 』  与謝蕪村(句)

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     ”蕪村春秋” 梅・雪・紅葉・満月・六角・の愛らしい一口サイズ

与謝蕪村は、京・六角堂にほど近い、洛中に居を構え ”三菓軒” と命名。

蕪村の句のように、味わい深い美味しさを感動という二文字にかえて届けたいという思いから、

蕪村が愛した京都・六角堂の真向かいに本店を構え、美しい俳諧の世界に心遊ばせて欲しいとの願いから・・・

『 栗一粒 秋三界を 蔵しけり 』  寺田寅彦(句)

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               銀座あけぼの本店 (店舗写真は、パンフより)

「銀座あけぼの」 は、まだ焼け跡の匂いが残る終戦直後、銀座四丁目に生まれ育った菓子屋。

冬は ”おしるこ”、夏は ”カキ氷” の店として誕生する。

戦後は甘い物が大変貴重であり、敗戦で疲れ果てた人々の心を和ませ、明日への活力の素となっていた。

「新しい日本の夜明け」 を願う気持ちが、「あけぼの」 という名前に込められている。

『 はらはらと 落つる木の葉に まじりきて 栗の実ひとり 土に声あり 』  蓮 月(句)

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”姫栗もなか” ・・・栗と小豆、白餡にこだわった銘菓

小粒で食べ易いのに、刻み栗の餡がぎっしり、とろりと瑞々しい ”姫栗もなか”。

北海道産小豆を、手選で粒を揃えた拘りの小倉餡。

北海道産大手亡豆の雑味を除く為に、皮を剥いだ豆のみ使用した風味豊か白餡。

『 花鳥風月に心遊ぶ・・・』

山川草木に象徴される日本の四季折々。 移り行く季節の繊細さを感じ取る心の豊かさ。

花鳥風月と、詩歌や絵画に、更には料理や和菓子に・・・季節を巧みに織り込んできた。

自然が織りなす四季の変化、「花鳥風月」 を五感で感じ、詩歌などに風雅を再現して来た。

和菓子を頂く時に何時も感じる事がある。 「和菓子は、花鳥風月に遊ぶ贈り物」 と。

和菓子には詩歌がよく似合うって、「こんなもんなの~?」


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category: 雑感

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