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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

角館寸描 

『 石をもて 追わるるごとくふるさとを 出でしかなしみ消ゆる時なし 』
                                                  

2011-10-08 華1403

『 かにかくに 渋民村は恋しかり おもひでの山 おもひでの川 』

新幹線の車窓から見る岩手山。  啄木も見ただろう故郷の、此の山。

雪が麓まで残っている光景は、何となく嫌な予感を感じさせる。桜は、未だかいな~、と。


2011-10-08 華1404

角館駅広場には、皐月の空に鯉のぼり。人力車に満開のサクラ!!

早過ぎるのか?と心では思うが、期待は早くも「枝垂れ桜に黒塀」へ・・・


2011-10-08 華1405

『 こつこつと 空地に石をきざむ音 耳につき来ぬ家に入るまで 』

何も言う事なし。

只々、角館の此の寂しい雰囲気を感じてもらえれば、何も言う事なし。


2011-10-08 華1406

黒漆喰の藏に人力車。

中は民具の展示場となっている。


2011-10-08 華1407

『 空の青に雪は融け 光る風のかけら舞い 私の足もとに小さな花ふるえ 』

肌に気持ちの良い暖かな日。爽やかな風が心地よいのだが、サクラは何処にも見えない。

2011-10-08 華1408

『 梅も咲かず この雪の里侘し 』

雪国の秋田、雪は融け梅は満開を迎えていたが、サクラは姿を見せない。

ただ赤い郵便ポストが、目に痛い。


2011-10-08 華1409

『 飴売りの チャルメラ聴けばうしなひし をさなき心ひろへるごとし 』

“比内地鶏”と“きりたんぽ”の店先で、手持ち無沙汰なご主人が・・・

啄木でなくとも、此の地の出身者には、“比内地鶏とキリタンポ”チャルメラに似て懐かしい響きだろう。


2011-10-08 華1410


“稲庭うどん”で有名な「古泉洞」の店先。 欅の看板板にも風格を感じる。


2011-10-08 華1411

『 思うことなし 山住みの炬燵かな 』

古民家の囲炉裏端。

囲炉裏に火鉢、そして炬燵・・・雪深い地方の農家では、此れが三種の神器なのか?


2011-10-08 華1412

『 あゝいゝな せいせいするな風が吹くし 農具はぴかぴか光ってゐるし・・・』

大きな木樽が店先に置いてある。

農具はピカピカ光っているし・・・樽のタガが錆だらけ。

この赤さびが何とも言えない風情を感じさせる。


今日は、石川啄木と宮沢賢治の詩を借用した。

満開のサクラの花見は、期待を裏切られたけれど、角館の街を歩いて思う事は、

古い町並みの心地よさと、暖かい人情に触れられた事だ。

旅の楽しみ方って、「こんなものなの~?」

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category: 雑感

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コメント

良いですね…!

こんにちは。
タイミング良く昨日(4/29)にNHKプレミアムで角館を取り上げて居ました。
画面を見ながら、てんくら さんはこの桜に魅了されて旅立ったのだな…なんて思いながら見て居ました。
町並みなども大変良い景色で生きたなる様な雰囲気が有りますね。

これからのブログが楽しみです。

musselwhite #HfMzn2gY | URL | 2012/04/30 09:04 - edit

初夏の北海道

“白熊”さん、こんにちは

角館・・・古い町で武家屋敷も残っており、枝垂れ桜と大変美しいコントラストを見せる筈だったのですが、残念でした。

残念なのは妻の方でしょう。私は桜を楽しみにと云うよりは、古い町並みや地元の人との会話がしたかったのですが・・・
昨日も、妻は連休明けにもう一度角館に行こうか?と漏らしていました。

どうせ行くなら、北海道・函館の桜と思ったのですが、
日帰りが難しいようなので諦めました。
でも、今年の初夏には北海道に・・・富良野や美瑛なんかイイな~と思っている次第ですが、叶うか?叶わないか?

てんくら #- | URL | 2012/04/30 13:41 - edit

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