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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

“たつこ姫”と“国鱒” 

2011-10-08 華1450

田沢湖の朝。

約2000万年前に誕生した、カルデラ湖 『田沢湖』

湖としては日本一の深さで、透明度も30mを誇る。

此の湖には、「たつこ姫」伝説と、最近話題になった「国鱒」の話がある。


『たつこ姫』伝説の粗筋は、

稀に見る美しい娘「辰子」は、その美しさを未来永遠に保ちたいと願い、密かに大蔵観音にお百度参りをした。

満願の夜、“北に湧く泉の水を飲め”とお告げがあった。

北方の苔生す岩間に清水湧く泉を探し当てる。

手に掬い取り飲むと喉が渇く。また湖の黒い魚を食べると喉が渇く。

魚を食べ、水を飲むと又喉が渇く。そしてとうとう湖の水が枯れるまで飲み続けると、

辰子は大きな龍になって、遂には湖底深く沈んで行った。

此の伝説を後世に残すべく湖畔の向こう岸に、「たつこ姫」の金色の像を建立した。

「たつこ姫」が食べた“黒い魚”とは、実は“国鱒”ではないか?と言われる。

田沢湖が「たつこ姫」と「国鱒」とで、結びついているとは一興だと思いませんか?

「たつこ姫」の像は湖の向こう岸のため、カット写真は無い。


2011-10-08 華1451

湖畔に建立されている「飲水思源」像がある。

陽光と空気と、水・・・この三つは人類生存の三大条件という事から、

中国との姉妹都市締結を記念して建立されたようだ。

此の大切な 『 水を忘れない事!!』 を、肝に銘じろとの教えだ。


2011-10-08 華1447

田沢湖を後にし、盛岡に向かう為タクシーを走らす。

途中、運転手が「ミズバショウの群生地があるので、案内しましょう」と・・・

田沢湖・刺巻湿原『ミズバショウ群生地』に立ち寄る。


2011-10-08 華1448

雪国に春を告げるミズバショウ、ザゼンソウの群生地だ。

ハンノキ林の中に、60000本のミズバショウ!!

大変珍しく、学術上でも貴重な群生地と云われる。


2011-10-08 華1449

木道が整備され観察もゆっくりと出来る。

ミズバショウと云えば、思い出すのは尾瀬沼だろう。

私も52年前に一度だが尾瀬沼にハイキングし、ミズバショウを楽しんだ。

群生しているのは尾瀬沼以上で、車で行けば歩く必要もない。大変便利な場所にある。


2011-10-08 華1454

車で10分程の田沢湖駅に着き、時間が有るのでのんびりしていると、三枚のポスターが目に入る。


2011-10-08 華1452

「国鱒」の発見者は“おさかな君”と思っていたが、是には訳があるという。

クニマス研究者・川村教授から、「ちょっと、これ見て」と、“おさかな君”に持ち込まれた話で、

最終的に“クニマス”と判断を下したのも教授だった。

“おさかな君”も、このプロジェクトに参加していたので、マスコミが“おさかな君”を取り上げた。

“おさかな君”も一役かった事には違いない。この絵も″おさかな君”に直筆になるものだ。


2011-10-08 華1453

誰もが知っている、“おさかな君”が画いたものだ。

西湖で発見され、報道で知った「国鱒」の絵が描いてある。

今まで、「国鱒」は“おさかな君”が発見したと思っていたが、少々違うようだ。

大正14年、カーネギー博物館報告書に此のニュースが掲載され、

学名は発見者である、京大の川村教授の名を冠して「オンリンカス・ネルカ・カワムラ」と命名された。

では、何故「国鱒」は絶滅したのか?

太平洋戦争を機に、水量確保の為、上流の水を引き入れた。

ところが其の水は、製錬所からのもので、大量の鉱毒を含んだ水であった。

此の汚水の為に「国鱒」は絶滅の悲劇に見舞われたのであった。

政府の暴挙の為に犠牲になった、 悲劇の魚、『国鱒』なのだ。


今日、原子力発電の再稼働をめぐり、国民の目は政府に向いている。

原発の再稼働。 田沢湖の「国鱒」の絶滅。 いずれも政府の暴挙と云えはしないか?

政府のやる事って、今も昔も、「こんなものなの~?」


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category: 雑感

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コメント

国鱒の話題は新鮮でした。
なかなか卵から移動した種が新たな地で繁殖するのは難しいように思います。
特に淡水魚は水のpHや水温のわずかな違いでも絶滅してしまいますから。
開発が進んでいない湖は静寂があり、いつまでも眺めていたい風景です。
特に私が夕刻の湖の風景が好きです。
今は悪戦苦闘の時期ですが、どうすることも出来ません。
相手のある話ですが、その相手方の対応が二転三転してきます。
それに対してこちらが出来ることは、ベストと思うサンプルを提出し、後は
相手の判断に任せることしかありません。
不正行為に巻き込まれそうになったり、その先に待っていた粛清の嵐に翻弄されたり。
そして最終的に採用を決定する立場の人が交替し、さて今はどうなっているのか。
ただ待っていろというだけでは焦るのも無理は無いのですが。
その間にも、他社は攻勢をかけています。
何か出来ることが無いかと模索しても、ヒントは見つからず。
蛇の生殺し状態です。

青竹 #- | URL | 2012/05/04 13:48 - edit

打つ手なし?

“青竹”さ、、こんばんは

「災難は、忘れた頃にやって来る」と云いますが、災難は次から次へとやって来るのですね。
相手は神経戦に持ち込んでいるのか?と思う節もあるのでしょうか?
全ては、相手あっての事だからとは言え、辛抱するにも限度がある。
相手の気持ちは全く考えない人間が確かに増えたとは言え、余りにも酷過ぎますね~。
あの世界でなくても、この世界でも。

寒い冬も過ぎ、梅も桜も盛りを過ぎたというのに、“青竹”さんには「未だ遠き春」のようですね。
「明けぬ夜は無い」なんて言葉も空しく響くだけです。
「忍あるのみ」とは他人事のように聞こえるが、待つより他に打つ手はないのでしょうか?・・・

てんくら #- | URL | 2012/05/04 21:27 - edit

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