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こんなもんなの~?

趣味の写真を添えて、日々の『戯言』を・・・

歌舞伎四演目 

『 麗なる歌舞伎の世界 』

「箱根霊験誓仇討」 ”白滝の場” の、実は幽霊であるという奇想天外な展開、

「七福神」 では、興が乗った神々が傾城とその恋人に始まり、面白い踊りが見せ場。

「菅原伝授手習鑑」 ”車引” での、十代目:幸四郎、”寺小屋” での、二代目:白鸚の名演技が楽しめる。

此の度は ”寺小屋” で ”涎くり与太郎” 演じる猿之助を注目して観た。

不自由な左手を忍ての笑いの名演技だった。

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「箱根霊験誓仇討」 滝口上野 演じる ”愛之助” 名場面



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「七福神・大黒天 」 演じる ”鴈次郎” が笑いを誘う



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「菅原伝授手習鑑」”車引” 七之助 幸四郎 勘九郎 見得を切る



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「菅原伝授手習鑑」”寺小屋” 松王丸演じる”白鸚” と、春藤玄蕃演じる”左團次”



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「菅原伝授手習鑑」”寺子屋” 若君菅秀才を演じるは ”高丸えみり” か?


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「菅原伝授手習鑑」”寺子屋” 涎くり太郎演じる ”猿之助” の名演技

『 何事も、”裏” があっての ”表” 』

歌舞伎の醍醐味は、大胆不敵な演出技術であろう。

「箱根霊験誓仇討」 で、花道をいざり車を引きながらの出の場面、

女房の初花(七之介)の ”ここらあたりは山家ゆえ、紅葉のあるのに雪が降る” という名台詞だが、

引かれた”いざり車”も、花道では必需品!! 舞台に上がれば不用品となる。

其れを客席から目障りにならないようにと黒子が引き払う。 話の筋に無関係な物は速やかに片付けるのだ。

舞台では、目立たせたくない役者は気配を隠す。 役者は背中を見せ、只ただひたすらにジッとする。

歌舞伎の場面では、役者は何もしないで唯々ジッとしている事が多い。

主役が目立つようにと余分な目障りになる物は、さっさと片付けるのである。

舞台の展開上、脇になる演者は気配を消す為には体も表情も静止。 

観客は最も目立たせたい役者に視線は釘付けとなる。 ”静” あってこそ ”動” が引き立つのである。

もっと大切な事は、役者は ”浄瑠璃” が無ければ舞台が成り立たないという事であろうか。

歌舞伎の裏方と言えば、大小道具や床山や照明、そして黒子や浄瑠璃が不可欠である。

演じる役者が主役である事は当然だが、其れを支える裏方も歌舞伎では脇役者であろう。

そんな事を思いながら歌舞伎を楽しむって、「こんなもんなの~?」


category: 雑感

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初春大歌舞伎 

『 牛に引かれて善光寺、 妻・娘に引かれて歌舞伎座へ 』

歌舞伎座百三十年 壽初春大歌舞伎公演を楽しみに行った。

松本幸四郎改め 二代目 ”松本白鸚”
市川染五郎改め 十代目 ”松本幸四郎”
松本金太郎改め 八代目 ”市川染五郎” 襲名披露 記念公演

昼の部 演目は、 「箱根霊験誓仇討」 「七福神」 「菅原伝授手習鑑・車引」 「菅原伝授手習鑑・寺小屋」

妻と娘が歌舞伎鑑賞が大好き(私は、そうでもナイのだが)なので、偶に誘われる。

初春というので、私も同伴させてもらった次第である。

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「歌舞伎座」 桃山様式の名建築


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高層ビルとなった 「歌舞伎座」 だが、旧様式が嬉しい


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    市川染五郎   松本幸四郎   松本白鸚 三方の面々襲名披露


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高麗屋三代襲名 祝幕  提供・三井不動産


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三階 「花籠」 の ”花幕の内” 弁当。 お吸い物の麩に ”隈取り” が


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野崎参りは”屋形船”、歌舞伎見物は ”和服” で

祝幕 のこちらは”現実世界”、幕の向こう側は ”虚構世界”、夢と幻の世界が演出される。

妖しくも厳粛だが、夢とも現ともつかぬ感覚が漂う世界である。

三味線、浄瑠璃に誘われ演じる、老境な役者の融通無碍なる演技に我を忘れ粛然とした気持ちになる。

出雲の阿国に端を発する歌舞伎であるが、何時も思う事は・・・梨園の必要性である。

「梁塵秘抄」 は言う、”遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん” 

歌舞者とは、仰々しい飾りを纏う者の事であるが、幽玄世界に迷い込むには必要な事であろう。

歌舞を演じるには、三・四歳からの修行が必要と言われる。 他の世界から入れない由縁の一つでもある。

制度化された歌舞伎の世界だからこそ、襲名が重要となっている。

今回は襲名披露を兼ね、壽初春大歌舞伎が開かれた。

牛であろうが、妻・娘であろうが、伝統芸能である歌舞伎に誘われ至福の一時を味わった。

心の奥で密かに”有り難う” って言葉が出るなんて「こんなもんなの~?」



category: 雑感

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子ども美術館 

『 将来、工芸家の誕生がみられるのか?』

”メルヘンの丘” を楽しみ ”子ども美術館” へと足を延ばすと、立派な建物が目に入る。

「クラフトゾーン」 には、”木のアトリエ” ”陶芸のアトリエ” ”織のアトリエ” ”染のアトリエ” ”食のアトリエ”が。

ベニヤ板・枝・流木など色々な木材を使い自由な作品作りに。

陶芸では柔らかな粘土に初挑戦、どんな風に焼き上がるのか?お楽しみ。

機織り体験ではコースターやランチョンマットまで、織の達人を目指してさぁ挑戦。

草木染や化学染料を使ったマープリング染めなどの技法を。皮・紙・布を染めてみましょう。

”食のアトリエ” ではお菓子作りやお料理に挑戦。身近な食材や旬の物でアトリエ内は美味しい匂で一杯。


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”子ども美術館クラフトゾーン” エントランス

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”陶芸のアトリエ” 体験教室風景


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子供用 ”染のアトリエ” 作業場風景


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”織のアトリエ” 作業場風景


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”染のアトリエ” 作品展示

子どもたちが自由な発想でつくる楽しさや喜び、初挑戦を体験する感動を・・・

子どもたち此れからの人生の中で、将来この中から工芸家が誕生するかも知れない。

企画展では、作家と子供たちが一緒に製作体験できるワークショップが催されると言う。

将来、木工職人や陶芸家、そして染色家に織士が誕生するかも?

デジタル技術が発展し、若者たちが伝統工芸に眼を向けなくなった今、

将来、”もの作り” に興味をもち精進する子供が誕生する日を楽しみにしている。

「子どもクラフトゾーン」 にそんな事を想像するって、「こんなもんなの~?」


category: 雑感

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”童話” の怖さ 

『 子どもの心を豊かに育む、アンデルセン童話 』

アンデルセン公園の建設など、童話作家アンデルセンの生涯と芸術を広めた功績により、

「第1回オーデセン市 国際アンデルセン賞」 を受賞し、

2000年4月2日 デンマーク国王 マーグレーテ女王陛下から船橋市に授与され、

このアンデルセン像は、その記念としてオーデセン市から贈られたものである。


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童話館・入口に立つ” アンデルセン像”


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歴史と生活風景が描かれている壁画

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アンデルセンが過ごしたリビングルームの再現


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二曲一双の木製屏風。 宗教画なのであろうか?


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童話館 中庭。 疲れた足を一休み

メルヘンの丘 ”童話館”

童話の王様アンデルセンの部屋を再現したギャラリーやシアター・絵本などがあり、

アンデルセンの世界を楽しむ事ができ、時の経つのも忘れる。

『 メルヘンだけに終わらない童話の世界 』

”メルヘン” 心地よい響きの言葉だが・・・そして大人にも人気を集める言葉だが・・・

その裏側には、不安な社会情勢が影を潜めているからだろう。

ファンタジーな世界やバラ色の夢が満ち溢れていれば、果たして”メルヘン” がこれまで持て囃さるだろうか。

童話・・・子供に夢と希望を与えると言うが、童話には 「生と死」 が付き物である事が多いようだ。

最期には主人公は幸せになれるとの結末でも、陰には残酷さや恐ろしさが潜んでいる。

童話は、論理的な超現実世界は合理的でもああるが、 ”生” と ”死” を扱った一種の哲学ではあるまいか?

残酷なものではあるが、深淵には自業自得・勧善懲悪の思想が潜んでいる。

近年、子どもたちが童話などを読まなくなったと言われる(ゲームやスマホの影響もあり)が、

亡きアンデルセンは墓場の陰で果たして何を思っていることだろうか?

童話のメルヘンと残酷性を再考するって、「こんなもんなの~?」


category: 雑感

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デンマークの農家 

『 メルヘンの丘 ”農家” 』

デンマークの農家を再現。屋根は茅葺で、

内部には1800年代当時のベッドや木製の長ベンチ、戸棚、農機具などが展示されている。


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農家の前には池があり、親子が楽しんでいた


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風見鶏ならぬ農家の表札


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中庭。 赤い扉が印象的


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木畳の床に剥き出しの小屋組み。 素朴さが懐かしい


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ワインボトルでしょうか? 

一年前からワインを楽しむようになった。

如何にも飲めそうに思えるかも知らないが、全くの下戸である。 飲んでもせいぜい50cc程、白甘口を。

ヨーロッパはフランス・イタリア・ドイツ・スペインと多くの国々が夫々特徴あるワインを造っているらしい。

納屋に置かれたボトルは少しばかり埃を被っていたが、はたして此れはワインボトルなのか?

飲めもしないのにボトルを見れば、ワインボトルかな~?と、思わず一枚と相成る。

気になる物を一枚って、「こんなもんなの~?」



category: 雑感

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